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コースタルリンク株式会社を中心に四者が連携し、離着岸の新技術に挑戦

　コースタルリンク株式会社（代表取締役　瀧本朋樹、福岡市）は、住友商事株式会社（代表取締役　上野 真吾、千代田区）、国立大学法人 広島大学（学長　越智光夫、東広島市）、独立行政法人国立高等専門学校機構 広島商船高等専門学校（校長　逸見真、広島県大崎上島町）と、船舶の係留施設への衝突リスク低減に資する安全かつ効率的な離着岸の実現に向けた新技術開発・実証に向けた包括連携協定を締結しました。

協定締結の背景
　本協定は、国土交通省中小企業イノベーション創出推進事業を通じて各社・研究機関の専門分野やリソースを活用し、「船舶用海上デジタル通信技術」「離着岸情報支援技術」「自律航行船技術」を連携したシステムの開発と実証実験を行うことを目的としています。
※VDESはVHF Data Exchange Systemの略称で国際海事機関など国際機関において定められ、今後世界的に導入が進んでいくことが決まっている、次世代海上デジタル無線通信規格です。

今後の展望
　本事業では、2027年までに実証実験を行い、開発したプロダクトを社会実装することで、従来のアナログで非効率的で問題が発生しやすかった音声無線通信から、デジタルデータ通信化を進め、海洋域における各ステイクホルダや接続する海上用ICTデバイスが効率よく運用可能な海洋環境の実現に貢献する事を目指します。
　今後とも、皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。