鉄スクラップAI解析システムを開発する東大発スタートアップEVERSTEEL、シードラウンドで2億円の資金調達を実施
[23/09/28]
提供元:PRTIMES
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鉄鋼業界の脱炭素を実現する
鉄スクラップAI解析システム(鉄ナビ検収AI)を開発する株式会社EVERSTEEL(本社:東京都文京区、代表取締役:田島圭二郎、以下EVERSTEEL)は、米シリコンバレーに拠点を置き、世界的有力ベンチャーキャピタルとして知られるDCMベンチャーズより2億円の資金調達を実施しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/103001/11/resize/d103001-11-f3ae2bd08139a2c5d853-4.jpg ]
株式会社EVERSTEELについて
鉄は世界で最も多く使用されている金属でグローバルマーケットは350兆円の巨大産業です。同時に全産業の中で最大の二酸化炭素排出産業でもあります。
そのような状況の中鉄鋼業界では、石炭を燃やして鉄鉱石から鉄を作る「高炉法」から鉄スクラップを電気で溶かしてリサイクルにより鉄を作る「電炉法」への未だかつてない大きな転換期を迎えています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/103001/11/resize/d103001-11-8fa41d15d72d389739a2-1.jpg ]
しかし、鉄のリサイクル原料である鉄スクラップには鉄以外の不純物や爆発物等が混入するケースがあり、各鉄鋼メーカーではベテランの作業員が目視で品質チェックをしなければならず、人による判定のバラツキや見逃しが品質面・安全面から深刻な課題となっていました。
EVERSTEELは、代表の田島が東京大学での鉄鋼材リサイクルの研究とスイス工科大学での画像解析技術の研究をもとに創業し、鉄リサイクルに特化した画像解析技術の研究開発に注力してきました。これまでに電炉最大手の東京製鐵を始め、複数の業界大手鉄鋼メーカーとの実証実験を経て、国内10社以上で実際の操業現場への導入検討が進んでいます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/103001/11/resize/d103001-11-48f3d058de5b4e2559e3-2.jpg ]
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資金調達の使途
この度調達した資金は、多くのお客様のニーズに答えられるようにプロダクト開発及びその実現に向けた組織拡大への投資を予定しています。
プロダクトにおいては、鉄スクラップの品質を判定するAI、危険物や非鉄金属を検出するAI、厚み・サイズ・鋼材の種類などパーツレベルで判定できるAIの開発、お客様の様々な工場環境に適応するためのハードウェアの開発、工場の基幹システムとの連携機能の開発、現場での使い勝手を追求したアプリケーション開発に取り組む計画です。
組織拡大においては、事業開発、AIエンジニア、ソフトウェアエンジニア、プロダクトマネージャー、等幅広い職種の採用を行い、鉄鋼業界での環境課題解決に向けて、より一層事業を推進してまいります。
今後の展望
現在は鉄リサイクルのフローの中でも「検収」に特化した開発をしていますが、今後は「調達」「配合」「製造」までサポートし、技術の力で新しい製鉄の形を作ってまいります。
[画像5: https://prtimes.jp/i/103001/11/resize/d103001-11-d889f47ddc9bec4a0af8-0.jpg ]
投資家からのコメント
[画像6: https://prtimes.jp/i/103001/11/resize/d103001-11-46a0df7595fb8c7fb578-5.jpg ]
DCMベンチャーズ パートナー 原 健一郎氏
EVERSTEELのすごさは、その”Why now”の大きさにあります。成功するスタートアップには必ずと言っていいほど「あの時だからこそ成功した」といえる技術トレンドなどの事業の大きな追い風がありますが、地球規模での環境問題のための高炉から電炉への急速なシフトと、AIによる技術の後押しがまさにEVERSTEELの”Why now”です。
EVERSTEELのお客様の工場で実際にお話を聞くとその課題の大きさとEVERSTEELの技術への期待を更に大きく感じました。
若くしてこの課題に取り組み、すでに多くのお客様から期待を集める創業者の二人、チームの皆さまが、「鉄は国家なり」と言われる国の根幹事業であり超巨大産業である鉄鋼業界の脱炭素化とデジタル化を進めて行くことを期待しています。
弊社代表コメント
[画像7: https://prtimes.jp/i/103001/11/resize/d103001-11-a8a1a207260b09a29234-6.jpg ]
株式会社EVERSTEEL代表取締役社長 田島 圭二郎
EVERSTEELを創業して2年が経ちました。
この巨大なスケールの鉄鋼業で、スタートアップに一体何ができるのか。何度思い悩んだかわかりません。しかし想いを止めずに継続できたのは、この業界のおかげです。日本中の工場へ訪問し、時には工場に住み込む中で、いつも現場から胸の熱くなる声をいただいてきました。
「この業界を変えてほしい。EVERSTEELなら変えられる。」
深い情熱とロマンのあるこの業界に恩返しをするために、今こそ成長スピードを上げる。そのために今回の資金調達を決断しました。この資金調達を契機に、EVERSTEELはさらなる成長と業界への貢献を目指してまいります。
採用情報
鉄鋼業界という巨大産業の環境課題に挑戦する仲間を募集しています。現在募集中の職種は下記になります。
・事業開発(クライアントプロジェクトの立ち上げ・デリバリー・新規事業開発)
・CVエンジニア(鉄スクラップの画像解析モデルの開発)
・AIインフラエンジニア(データ基盤構築、AI開発基盤構築)
・ソフトウェアエンジニア(鉄スクラップAI解析アプリの開発)
・プロダクトマネージャー(鉄スクラップAI解析アプリのプロダクトマネジメント)
詳細は下記採用情報ページをご覧ください。
▽採用情報ページ
https://www.notion.so/EVERSTEEL-7ddb9d6ad31d4e0a82486115dd6009d0
会社概要
会社名:株式会社EVERSTEEL
所在地:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ202
代表者:代表取締役 田島 圭二郎
設立:2021年3月
会社HP:https://eversteel.co.jp/
<受賞・採択歴>
東京大学IPC 1st Round 採択(2021)
NEDO Entrepreneurs Program(NEP)採択(2021)
Forbes JAPAN 30 UNDER 30に代表田島選出(2023)
鉄スクラップAI解析システム(鉄ナビ検収AI)を開発する株式会社EVERSTEEL(本社:東京都文京区、代表取締役:田島圭二郎、以下EVERSTEEL)は、米シリコンバレーに拠点を置き、世界的有力ベンチャーキャピタルとして知られるDCMベンチャーズより2億円の資金調達を実施しました。
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株式会社EVERSTEELについて
鉄は世界で最も多く使用されている金属でグローバルマーケットは350兆円の巨大産業です。同時に全産業の中で最大の二酸化炭素排出産業でもあります。
そのような状況の中鉄鋼業界では、石炭を燃やして鉄鉱石から鉄を作る「高炉法」から鉄スクラップを電気で溶かしてリサイクルにより鉄を作る「電炉法」への未だかつてない大きな転換期を迎えています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/103001/11/resize/d103001-11-8fa41d15d72d389739a2-1.jpg ]
しかし、鉄のリサイクル原料である鉄スクラップには鉄以外の不純物や爆発物等が混入するケースがあり、各鉄鋼メーカーではベテランの作業員が目視で品質チェックをしなければならず、人による判定のバラツキや見逃しが品質面・安全面から深刻な課題となっていました。
EVERSTEELは、代表の田島が東京大学での鉄鋼材リサイクルの研究とスイス工科大学での画像解析技術の研究をもとに創業し、鉄リサイクルに特化した画像解析技術の研究開発に注力してきました。これまでに電炉最大手の東京製鐵を始め、複数の業界大手鉄鋼メーカーとの実証実験を経て、国内10社以上で実際の操業現場への導入検討が進んでいます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/103001/11/resize/d103001-11-48f3d058de5b4e2559e3-2.jpg ]
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資金調達の使途
この度調達した資金は、多くのお客様のニーズに答えられるようにプロダクト開発及びその実現に向けた組織拡大への投資を予定しています。
プロダクトにおいては、鉄スクラップの品質を判定するAI、危険物や非鉄金属を検出するAI、厚み・サイズ・鋼材の種類などパーツレベルで判定できるAIの開発、お客様の様々な工場環境に適応するためのハードウェアの開発、工場の基幹システムとの連携機能の開発、現場での使い勝手を追求したアプリケーション開発に取り組む計画です。
組織拡大においては、事業開発、AIエンジニア、ソフトウェアエンジニア、プロダクトマネージャー、等幅広い職種の採用を行い、鉄鋼業界での環境課題解決に向けて、より一層事業を推進してまいります。
今後の展望
現在は鉄リサイクルのフローの中でも「検収」に特化した開発をしていますが、今後は「調達」「配合」「製造」までサポートし、技術の力で新しい製鉄の形を作ってまいります。
[画像5: https://prtimes.jp/i/103001/11/resize/d103001-11-d889f47ddc9bec4a0af8-0.jpg ]
投資家からのコメント
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DCMベンチャーズ パートナー 原 健一郎氏
EVERSTEELのすごさは、その”Why now”の大きさにあります。成功するスタートアップには必ずと言っていいほど「あの時だからこそ成功した」といえる技術トレンドなどの事業の大きな追い風がありますが、地球規模での環境問題のための高炉から電炉への急速なシフトと、AIによる技術の後押しがまさにEVERSTEELの”Why now”です。
EVERSTEELのお客様の工場で実際にお話を聞くとその課題の大きさとEVERSTEELの技術への期待を更に大きく感じました。
若くしてこの課題に取り組み、すでに多くのお客様から期待を集める創業者の二人、チームの皆さまが、「鉄は国家なり」と言われる国の根幹事業であり超巨大産業である鉄鋼業界の脱炭素化とデジタル化を進めて行くことを期待しています。
弊社代表コメント
[画像7: https://prtimes.jp/i/103001/11/resize/d103001-11-a8a1a207260b09a29234-6.jpg ]
株式会社EVERSTEEL代表取締役社長 田島 圭二郎
EVERSTEELを創業して2年が経ちました。
この巨大なスケールの鉄鋼業で、スタートアップに一体何ができるのか。何度思い悩んだかわかりません。しかし想いを止めずに継続できたのは、この業界のおかげです。日本中の工場へ訪問し、時には工場に住み込む中で、いつも現場から胸の熱くなる声をいただいてきました。
「この業界を変えてほしい。EVERSTEELなら変えられる。」
深い情熱とロマンのあるこの業界に恩返しをするために、今こそ成長スピードを上げる。そのために今回の資金調達を決断しました。この資金調達を契機に、EVERSTEELはさらなる成長と業界への貢献を目指してまいります。
採用情報
鉄鋼業界という巨大産業の環境課題に挑戦する仲間を募集しています。現在募集中の職種は下記になります。
・事業開発(クライアントプロジェクトの立ち上げ・デリバリー・新規事業開発)
・CVエンジニア(鉄スクラップの画像解析モデルの開発)
・AIインフラエンジニア(データ基盤構築、AI開発基盤構築)
・ソフトウェアエンジニア(鉄スクラップAI解析アプリの開発)
・プロダクトマネージャー(鉄スクラップAI解析アプリのプロダクトマネジメント)
詳細は下記採用情報ページをご覧ください。
▽採用情報ページ
https://www.notion.so/EVERSTEEL-7ddb9d6ad31d4e0a82486115dd6009d0
会社概要
会社名:株式会社EVERSTEEL
所在地:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ202
代表者:代表取締役 田島 圭二郎
設立:2021年3月
会社HP:https://eversteel.co.jp/
<受賞・採択歴>
東京大学IPC 1st Round 採択(2021)
NEDO Entrepreneurs Program(NEP)採択(2021)
Forbes JAPAN 30 UNDER 30に代表田島選出(2023)