DJI 、2016年度開発者コンテスト「2016 DJI Developer Challenge」開催と新たなMobile SDK 3.0を発表
[16/01/05]
提供元:PRTIMES
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今年のコンテストは災害救済活動におけるドローンの有効活用が課題
米国・ラスベガス発 - 空撮技術における世界的なリーダーであるDJIは、2016年度の開発者コンテスト「DJI Developer Challenge」の開催と、ドローン向けにより堅固なエコシステム・アプリケーション開発を可能にする新たなバージョンのソフトウェア開発キットを1月4日に発表しました。
今年で3年目を迎えるDJI Developer Challengeは、スタートアップ企業や開発者コミュニティーが心待ちにしている年始のイベントです。新しいMobile SDK 3.0は、これまでで最もオープンで柔軟性があり、また使いやすいソフトウェア・プラットフォームです。コンテストの参加者は、新しく再設計されたMobile SDK 3.0、Onboard SDK、そして、Guidance SDKなど、DJIのSDKパッケージをベースにアプリケーションを構築することが可能になります。
[画像: http://prtimes.jp/i/15765/12/resize/d15765-12-625391-1.jpg ]
「様々な業界で無人航空機(UAV)がいかに有能でパワフルであるか認識し始めています。UAVの使用が多くなると、必然的にアプリケーションの需要も高くなります。開発者コンテストと新たなSDKで、DJIはアプリケーションの開発を促進する環境づくりを最大限に行っていきます」とDJI R&D部門の副社長であるロバート・シュラブは述べています。
2016 DJI Developer Challenge
DJIは、フォード・モーター社(NYSE Symbol F) と国連開発計画(UNPD)と共同で、今年の開発者コンテストを開催します。最近の空撮技術の発展は、災害救助活動により大きな恩恵をもたらしており、緊急事態に対応する部隊、NGO、また政府部門などのドローンを使用する頻度は世界中で高まっています。フォード・モーター社が本社を置くミシガン州のディアボーンは、高性能なコネクテッドカー開発における最先端を走っています。
今年、DJIが開発者に課したチャレンジは、理論的な捜索と救助のミッションにフォーカスしたものです。参加者は、移動中の車両から自律的にドローンを離陸させ、生存者のいる場所のデータを収集し、災害地から車両まで情報を配信します。また、離陸した場所に再び自動的に着陸することができるアプリケーションの構築が求められています。
第2ラウンドに進めるのは15チームです。これらのチームには、DJIのフラッグシップSDK空撮プラットフォームのMatrice100とMatriceに装着するZenmuse X3カメラが提供されます。各チームは、最終まで進捗レポートを報告します。決勝に進めるのは10チームで、最終審査では、参加者は独自のアプリケーションを使い、移動中のフォードのF-150ピックアップトラックからドローンを離陸させ、データの収集、配信、そして着陸までの捜索・救助プロセスをシミュレーションします。
優勝者への賞金はUS$100,000で、世界中の学生と開発者に出場権があります。
昨年の優勝者は、ダラスのテキサス大学のUT-Droneflyとペンシルベニア州立大学でした。彼らのアプリケーションは、安全かつ効率的な送電調査を実行できるように設計されたものでした。2014年に開催された第1回目の開発者コンテストの優勝者は、華南理工大学のTeam BetterWで、彼らが開発した科学捜査アプリケーションは、高速道路での事故に特化したものでした。
2016年度の DJI Developer Challengeの詳細については、以下のURLをご覧ください。
http://developer.dji.com/challenge2016
DJI SDK 3.0 Suite
2016年度のDJI Developer Challengeの開催に伴い、DJIは、iOSおよびアンドロイド向けの新たなソフトウェア開発キットを発表しました。SDKのユーザー、そしてパートナーの方々のフィードバックを受け、DJIのエンジニアは、SDKの設計をゼロから再構築し、簡略化を行いました。Mobile SDK 3.0 は、強力な新機能を備えており、開発者が効率的かつスピーディーに開発が進められる使いやすいインターフェースを実装しています。Mobile SDK 3.0 は、Phantom 3 シリーズ、Inspire 1 Pro、Matrice 100、Zenmuse X3, X5 カメラ、そしてOsmoなどDJIの最新空撮プラットフォームをサポートしています。
新たなMobile SDKは、カメラ、ジンバル、飛行状況システム、インテリジェント・フライト・ミッション、およびフライト・コントロール・データなどの搭載システムをさらに強固にコントロールします。これにより開発者には、柔軟性と可能性が与えられます。以下はその他の新機能です。
- 開発者レベルの除去:全ての開発者が一連のSDKにアクセスして、インストールの割り当てに制限がない一括アプリケーション・プロセス
- ミッション・マネージャーとカスタム・ミッション: 開発者が複数のミッションを組み合わせて、より少ないコーディングでカスタム・ミッションの作成が可能(例:標準ウェイポイント、フォローミー機能、そしてReturn-to-waypoint(ウェイポイントに戻る)を迅速に統合)
- iOSへのブリッジ・アプリケーションとリモート・ロガー機能:ラボやフィールドでアプリケーションのデバッグ作業、プロファイリング、ロギングが可能となるアプリケーション開発ツール
「スタートアップ企業、開発者コミュニティーに対するDJIのサポートは、新たなUAVアプリケーションの開発にとどまらず、地盤調査、3Dマッピング、在庫追跡など、異なる分野における新たなビジネスチャンスへのサポートも行っています」とシュラブは述べています。「新しいMobile SDKを使えば、開発者はより迅速に課題を認識し、顧客に向けてより優れたアプリケーションの開発が可能になります」。
Mobile SDK 3.0 は、2016年1月9日にリリース予定です。詳細は、以下のURLをご覧ください。
https://developer.dji.com/
DJIについて
DJIは、プロ、アマチュアユーザーのために、革新的なカメラ技術を開発、製造しているグローバルリーダーです。リモートで操縦できるヘリコプターに情熱を傾けるスタッフにより創業、運営されており、飛行制御技術と手ぶれ補正の分野におけるエキスパートです。世界中のクリエイター、イノベーターが空撮を行う際に、使いやすく、安全な商品を作ることをミッションとしています。営業拠点は北アメリカ、ヨーロッパ、アジアまで拡大しており、 世界100ヵ国のユーザーが、映画、広告、建設、消防、農業、その他多くの産業分野においてDJI の商品を愛用しています。
DJIホームページ:http://www.dji.com/ja
Facebook: https://www.facebook.com/dji.jp
Twitter: https://twitter.com/djijapan
YouTube: https://www.youtube.com/c/DJIJapan
Instagram: https://instagram.com/dji_japan/
米国・ラスベガス発 - 空撮技術における世界的なリーダーであるDJIは、2016年度の開発者コンテスト「DJI Developer Challenge」の開催と、ドローン向けにより堅固なエコシステム・アプリケーション開発を可能にする新たなバージョンのソフトウェア開発キットを1月4日に発表しました。
今年で3年目を迎えるDJI Developer Challengeは、スタートアップ企業や開発者コミュニティーが心待ちにしている年始のイベントです。新しいMobile SDK 3.0は、これまでで最もオープンで柔軟性があり、また使いやすいソフトウェア・プラットフォームです。コンテストの参加者は、新しく再設計されたMobile SDK 3.0、Onboard SDK、そして、Guidance SDKなど、DJIのSDKパッケージをベースにアプリケーションを構築することが可能になります。
[画像: http://prtimes.jp/i/15765/12/resize/d15765-12-625391-1.jpg ]
「様々な業界で無人航空機(UAV)がいかに有能でパワフルであるか認識し始めています。UAVの使用が多くなると、必然的にアプリケーションの需要も高くなります。開発者コンテストと新たなSDKで、DJIはアプリケーションの開発を促進する環境づくりを最大限に行っていきます」とDJI R&D部門の副社長であるロバート・シュラブは述べています。
2016 DJI Developer Challenge
DJIは、フォード・モーター社(NYSE Symbol F) と国連開発計画(UNPD)と共同で、今年の開発者コンテストを開催します。最近の空撮技術の発展は、災害救助活動により大きな恩恵をもたらしており、緊急事態に対応する部隊、NGO、また政府部門などのドローンを使用する頻度は世界中で高まっています。フォード・モーター社が本社を置くミシガン州のディアボーンは、高性能なコネクテッドカー開発における最先端を走っています。
今年、DJIが開発者に課したチャレンジは、理論的な捜索と救助のミッションにフォーカスしたものです。参加者は、移動中の車両から自律的にドローンを離陸させ、生存者のいる場所のデータを収集し、災害地から車両まで情報を配信します。また、離陸した場所に再び自動的に着陸することができるアプリケーションの構築が求められています。
第2ラウンドに進めるのは15チームです。これらのチームには、DJIのフラッグシップSDK空撮プラットフォームのMatrice100とMatriceに装着するZenmuse X3カメラが提供されます。各チームは、最終まで進捗レポートを報告します。決勝に進めるのは10チームで、最終審査では、参加者は独自のアプリケーションを使い、移動中のフォードのF-150ピックアップトラックからドローンを離陸させ、データの収集、配信、そして着陸までの捜索・救助プロセスをシミュレーションします。
優勝者への賞金はUS$100,000で、世界中の学生と開発者に出場権があります。
昨年の優勝者は、ダラスのテキサス大学のUT-Droneflyとペンシルベニア州立大学でした。彼らのアプリケーションは、安全かつ効率的な送電調査を実行できるように設計されたものでした。2014年に開催された第1回目の開発者コンテストの優勝者は、華南理工大学のTeam BetterWで、彼らが開発した科学捜査アプリケーションは、高速道路での事故に特化したものでした。
2016年度の DJI Developer Challengeの詳細については、以下のURLをご覧ください。
http://developer.dji.com/challenge2016
DJI SDK 3.0 Suite
2016年度のDJI Developer Challengeの開催に伴い、DJIは、iOSおよびアンドロイド向けの新たなソフトウェア開発キットを発表しました。SDKのユーザー、そしてパートナーの方々のフィードバックを受け、DJIのエンジニアは、SDKの設計をゼロから再構築し、簡略化を行いました。Mobile SDK 3.0 は、強力な新機能を備えており、開発者が効率的かつスピーディーに開発が進められる使いやすいインターフェースを実装しています。Mobile SDK 3.0 は、Phantom 3 シリーズ、Inspire 1 Pro、Matrice 100、Zenmuse X3, X5 カメラ、そしてOsmoなどDJIの最新空撮プラットフォームをサポートしています。
新たなMobile SDKは、カメラ、ジンバル、飛行状況システム、インテリジェント・フライト・ミッション、およびフライト・コントロール・データなどの搭載システムをさらに強固にコントロールします。これにより開発者には、柔軟性と可能性が与えられます。以下はその他の新機能です。
- 開発者レベルの除去:全ての開発者が一連のSDKにアクセスして、インストールの割り当てに制限がない一括アプリケーション・プロセス
- ミッション・マネージャーとカスタム・ミッション: 開発者が複数のミッションを組み合わせて、より少ないコーディングでカスタム・ミッションの作成が可能(例:標準ウェイポイント、フォローミー機能、そしてReturn-to-waypoint(ウェイポイントに戻る)を迅速に統合)
- iOSへのブリッジ・アプリケーションとリモート・ロガー機能:ラボやフィールドでアプリケーションのデバッグ作業、プロファイリング、ロギングが可能となるアプリケーション開発ツール
「スタートアップ企業、開発者コミュニティーに対するDJIのサポートは、新たなUAVアプリケーションの開発にとどまらず、地盤調査、3Dマッピング、在庫追跡など、異なる分野における新たなビジネスチャンスへのサポートも行っています」とシュラブは述べています。「新しいMobile SDKを使えば、開発者はより迅速に課題を認識し、顧客に向けてより優れたアプリケーションの開発が可能になります」。
Mobile SDK 3.0 は、2016年1月9日にリリース予定です。詳細は、以下のURLをご覧ください。
https://developer.dji.com/
DJIについて
DJIは、プロ、アマチュアユーザーのために、革新的なカメラ技術を開発、製造しているグローバルリーダーです。リモートで操縦できるヘリコプターに情熱を傾けるスタッフにより創業、運営されており、飛行制御技術と手ぶれ補正の分野におけるエキスパートです。世界中のクリエイター、イノベーターが空撮を行う際に、使いやすく、安全な商品を作ることをミッションとしています。営業拠点は北アメリカ、ヨーロッパ、アジアまで拡大しており、 世界100ヵ国のユーザーが、映画、広告、建設、消防、農業、その他多くの産業分野においてDJI の商品を愛用しています。
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