業界初、縮小光学系スキャナ技術を採用したマシンビジョン分野向け「スキャナ方式ラインカメラ」を発売
[13/11/14]
提供元:PRTIMES
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〜 検査品質・スピードはそのままに、導入・保守費用を削減 〜
NECエンジニアリング(代表取締役 執行役員社長:上河 深、本社:神奈川県川崎市)は、マシンビジョン(注1)分野向けに業界で初めて(注2)、縮小光学系スキャナを用いた「スキャナ方式ラインカメラ」を本日から販売開始します。出荷開始時期は、2014年4月の予定です。
ラインカメラは、製造現場を始めとするマシンビジョン分野において、画像認識による位置決め、キズ、シミ、異物混入などの品質検査、識別コードの読み取りなどに使用されています。
通常は、産業用カメラやスマートカメラとレンズや光源などで構成されますが、本製品は業界で初めて、「縮小光学系スキャナ技術」を採用し、カメラ、レンズ、光源の一体化を実現しました。
一般的にスキャナは、密着センサ(CIS)方式のように紙やフィルム、シートなど厚みのないものを読み取りますが、当社では縮小光学系スキャナは被写体と密着していなくてもピントが合いやすいことに着目し、高さ50mm程度の立体物でも視認可能な本製品を開発しました。
従来のラインカメラでは、横幅の広い被写体を読み取る場合、複数台のカメラを連結することで読み取り幅を広げ、撮影された画像をつなぎ合わせて表示していました。さらに、複数の光源使用による明るさのバラつきを避けるため、カメラや各光源の調整に時間を要していました。
しかし本製品では、本体に光源を内蔵しているため別途光源の用意や明るさの調整を行う必要がなく、一台のスキャナで幅530mmまで読み取り可能なため、明度が安定した継ぎ目のない画像を実現しています。
NECエンジニアリングは、2014年度には本製品の「A3サイズ対応機」をラインアップに追加する予定であり、検査装置メーカや印刷関連機器メーカなどに拡販し、ソリューションも含め今後3年間で6億円の販売を目指します。
「スキャナ方式ラインカメラ」の主な特長は次のとおりです。
業界初、縮小光学系スキャナを採用
縮小光学系スキャナは被写界深度が深く、被写体と密着していなくてもピントが合いやすいことに着目し、業界で初めてラインカメラに縮小光学系スキャナを使用しました。
高さ約50mmまでの立体物を読み取ることができます。
導入・保守費用を削減
本体に読み取り部分と光源を内蔵しているため別途レンズや光源を用意する必要がなく、導入費用の低減が可能です。
また、従来時間を要したカメラや光源などの最適化が不要なため、定期メンテナンスの回数削減により保守費用を抑えることができます。
既存ラインカメラからの置き換えや省スペース化が容易
インタフェースに産業用カメラと画像入力ボードの接続規格であるカメラリンクを採用しているため、既存ラインカメラからの置き換えが容易です。
また、従来のラインカメラに比べて被写体までの距離を短くできることに加え、別途必要だった光源が不要なため、省スペース化することが可能です。
なお、NECエンジニアリングは本製品を、「Embedded Technology 2013」(2013年11月20日(水)〜22日(金)、パシフィコ横浜)にて動態展示します。
新製品の写真および基本仕様については、以下のURLをご参照ください。
http://www.nec-eng.co.jp/press/
以上
(注1)マシンビジョン
製造業などの産業において、人の目に代わりカメラなどで視覚的情報を取得し、
画像認識技術により位置決め、検査、計測、仕分けなどを行うシステム。
(注2)2013年10月 NECエンジニアリング調べ。
<新商品に関する情報>
http://jpn.nec.com/engsl/pro/scanner/
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
NECエンジニアリング 営業本部 プロダクト営業部
電話:(044)425-9419
NECエンジニアリング(代表取締役 執行役員社長:上河 深、本社:神奈川県川崎市)は、マシンビジョン(注1)分野向けに業界で初めて(注2)、縮小光学系スキャナを用いた「スキャナ方式ラインカメラ」を本日から販売開始します。出荷開始時期は、2014年4月の予定です。
ラインカメラは、製造現場を始めとするマシンビジョン分野において、画像認識による位置決め、キズ、シミ、異物混入などの品質検査、識別コードの読み取りなどに使用されています。
通常は、産業用カメラやスマートカメラとレンズや光源などで構成されますが、本製品は業界で初めて、「縮小光学系スキャナ技術」を採用し、カメラ、レンズ、光源の一体化を実現しました。
一般的にスキャナは、密着センサ(CIS)方式のように紙やフィルム、シートなど厚みのないものを読み取りますが、当社では縮小光学系スキャナは被写体と密着していなくてもピントが合いやすいことに着目し、高さ50mm程度の立体物でも視認可能な本製品を開発しました。
従来のラインカメラでは、横幅の広い被写体を読み取る場合、複数台のカメラを連結することで読み取り幅を広げ、撮影された画像をつなぎ合わせて表示していました。さらに、複数の光源使用による明るさのバラつきを避けるため、カメラや各光源の調整に時間を要していました。
しかし本製品では、本体に光源を内蔵しているため別途光源の用意や明るさの調整を行う必要がなく、一台のスキャナで幅530mmまで読み取り可能なため、明度が安定した継ぎ目のない画像を実現しています。
NECエンジニアリングは、2014年度には本製品の「A3サイズ対応機」をラインアップに追加する予定であり、検査装置メーカや印刷関連機器メーカなどに拡販し、ソリューションも含め今後3年間で6億円の販売を目指します。
「スキャナ方式ラインカメラ」の主な特長は次のとおりです。
業界初、縮小光学系スキャナを採用
縮小光学系スキャナは被写界深度が深く、被写体と密着していなくてもピントが合いやすいことに着目し、業界で初めてラインカメラに縮小光学系スキャナを使用しました。
高さ約50mmまでの立体物を読み取ることができます。
導入・保守費用を削減
本体に読み取り部分と光源を内蔵しているため別途レンズや光源を用意する必要がなく、導入費用の低減が可能です。
また、従来時間を要したカメラや光源などの最適化が不要なため、定期メンテナンスの回数削減により保守費用を抑えることができます。
既存ラインカメラからの置き換えや省スペース化が容易
インタフェースに産業用カメラと画像入力ボードの接続規格であるカメラリンクを採用しているため、既存ラインカメラからの置き換えが容易です。
また、従来のラインカメラに比べて被写体までの距離を短くできることに加え、別途必要だった光源が不要なため、省スペース化することが可能です。
なお、NECエンジニアリングは本製品を、「Embedded Technology 2013」(2013年11月20日(水)〜22日(金)、パシフィコ横浜)にて動態展示します。
新製品の写真および基本仕様については、以下のURLをご参照ください。
http://www.nec-eng.co.jp/press/
以上
(注1)マシンビジョン
製造業などの産業において、人の目に代わりカメラなどで視覚的情報を取得し、
画像認識技術により位置決め、検査、計測、仕分けなどを行うシステム。
(注2)2013年10月 NECエンジニアリング調べ。
<新商品に関する情報>
http://jpn.nec.com/engsl/pro/scanner/
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
NECエンジニアリング 営業本部 プロダクト営業部
電話:(044)425-9419