社会変革推進財団、社会起業家支援プログラム「日本財団ソーシャル・チェンジ・メーカーズ」第一期生、3社に総額7千万円超の資金支援決定
[20/06/24]
提供元:PRTIMES
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一般財団法人社会変革推進財団(理事長:大野修一、所在地:東京都港区、 以下SIIF)は、日本財団と一般社団法人ImpacTech Japanが推進する社会起業家支援プログラム「日本財団ソーシャル・チェンジ・メーカーズ」(以下SCM)の第一期生から選定された3社に総額7千万円超の資金支援を行うことを決定しました。
今回SIIFが出資、助成などの資金支援を実施するのは、組積構造建物の外壁強化による耐震補強で世界の地震被害による犠牲者を減らす「株式会社Aster」、オンライン上で5人1組のコミュニティを形成し、生活習慣病の治療継続などの行動変容をサポートする「エーテンラボ株式会社」、知的障がいのあるアーティストをプロデュースするエージェンシー「株式会社ヘラルボニー」の計3社です。SIIFはJ-KISSによる出資などシード期の社会的企業の特性を踏まえた資金支援の他、これまで経験・知見を蓄積してきた社会的インパクトの最大化を図る伴走支援も行う予定です。
<SIIF 専務理事 青柳 光昌からのコメント>
この度、SCMが輩出した第一期生のうち3社に資金支援を行うことになりました。日本では社会的課題の解決を目的とするスタートアップ企業に特定した支援策は、いまだ十分とは言えません。今回の支援が契機となり、支援先の社会起業家が持続的な事業を展開し、社会的課題を解決することで、他にも支援をしたいといった方々が続いて現れるような良い循環が、世の中に生み出されることを願っています。
<日本財団 ソーシャル・イノベーション推進チーム 花岡 隼人からのコメント>
SCM第一期の卒業生たちが、無事に資金調達に至ることができたという朗報を聞き、非常に嬉しく思っています。SCMは現在に第二期を終え、第三期・四期と続いていきます。今回の資金支援決定のニュースは、後に続く社会起業家たちにとって大いに励みになると思います。日本財団としても、引き続き優れた社会起業家の発掘・育成に努めてまいります。
▼支援者からのコメント(五十音順)
株式会社Aster代表取締役CEO 鈴木正臣
当社は建物を強化し地震犠牲者ゼロを目指しています。世界中を視野に、アプローチすべきセグメントは民間、公共、国際援助と多岐に渡ります。日本財団とSIIFは連携して多様で経験豊富な人材が事業的、社会的な両側面から助言し、支援してくれました。
エーテンラボ株式会社代表取締役CEO 長坂剛
「みんチャレ」のテクノロジーを活用したピアサポートで糖尿病などの生活習慣病の方の「みんながみんなを支える社会」の実現をご支援いただき感謝します。さらなる認知拡大と機能開発を行い、「テクノロジーでみんなを幸せにする」ミッションのもと、社会的インパクトを起こします。
株式会社ヘラルボニー代表取締役社長|CEO 松田崇弥
ヘラルボニーが目指すのは、業界内でのアート活動ではなく、アーティストの表現自体を適切な市場や業界とマッチングさせることで、フェアに評価されるサステナブルな仕組みの構築です。皆さまとの出逢いは、さらに、異彩を、放つことを目指す私たちにとって、大きな人生の分岐点です。
▼支援先の事業概要
株式会社Aster https://www.dis-aster.com/
世界中の「組積造」建造物を強化する素材の開発・製造販売。世界人口の約6割が居住する脆弱な組積造(石やレンガの積み上げ)構造の住居の外壁・内壁に安価で高機能な樹脂素材による補強を施すことにより、地震や台風などの自然災害がもたらす住宅倒壊による犠牲者を大幅に減らすことを目指す。
エーテンラボ株式会社 https://a10lab.com/
5人1組のチームを組み、励ましあいながら生活習慣改善に取り組むことができるデジタルピアサポートアプリ「みんチャレ」。日常生活での食事・運動習慣の改善や治療継続を楽しめるものに変えることにより、ユーザの人生・生活の質(QOL)の向上・疾病/疾病重症化の予防と、社会全体の医療費の削減・医療提供者のリソース不足の解消を実現する。GooglePlayベストアプリを3回受賞。
株式会社ヘラルボニー https://www.heralbony.com/
知的障がいのある作家のためのアーティストエージェンシー。駅舎やオフィス壁面、食品などへのアート作品のライセンス提供・プロデュースとアパレルや雑貨などの自社ブランド製品の企画・製造販売を通じ、知的障がいのあるアーティスト個人に光を当て、社会に根付く障がいのある方への偏見が払拭されることを目指す。
▼「日本財団ソーシャル・チェンジ・メーカーズ」とは
日本財団と一般社団法人ImpacTech Japanが共同で推進する、社会企業家を支援するプログラムです。本プログラムでは、約4ヶ月に渡り、各領域の専門家が講師及びメンターとしてスタートアップを多角的に支援します。また、ImpacTechのグローバル・ネットワークに所属する海外のメンターや専門家、卒業生らのコミュニティによるサポートも得ることができます。プログラム最終日に開催されるデモデイでは、スタートアップに対し、投資家や大手企業、そして日本財団やSIIFからの資金調達等の機会が与えられます。
▼ 社会変革推進財団(SIIF)とは www.siif.or.jp
SIIFでは社会課題の解決と多様な価値創造が自律的・持続的に起こる社会を目指し、自助・公助・共助の枠組みを超えた社会的・経済的資源循環のエコシステムの実現を目指します。ソーシャル・インパクト・ボンドをはじめとするインパクト投資のモデル開発や実践、普及のための環境整備、調査研究・政策提言に取り組んでいます。
今回SIIFが出資、助成などの資金支援を実施するのは、組積構造建物の外壁強化による耐震補強で世界の地震被害による犠牲者を減らす「株式会社Aster」、オンライン上で5人1組のコミュニティを形成し、生活習慣病の治療継続などの行動変容をサポートする「エーテンラボ株式会社」、知的障がいのあるアーティストをプロデュースするエージェンシー「株式会社ヘラルボニー」の計3社です。SIIFはJ-KISSによる出資などシード期の社会的企業の特性を踏まえた資金支援の他、これまで経験・知見を蓄積してきた社会的インパクトの最大化を図る伴走支援も行う予定です。
<SIIF 専務理事 青柳 光昌からのコメント>
この度、SCMが輩出した第一期生のうち3社に資金支援を行うことになりました。日本では社会的課題の解決を目的とするスタートアップ企業に特定した支援策は、いまだ十分とは言えません。今回の支援が契機となり、支援先の社会起業家が持続的な事業を展開し、社会的課題を解決することで、他にも支援をしたいといった方々が続いて現れるような良い循環が、世の中に生み出されることを願っています。
<日本財団 ソーシャル・イノベーション推進チーム 花岡 隼人からのコメント>
SCM第一期の卒業生たちが、無事に資金調達に至ることができたという朗報を聞き、非常に嬉しく思っています。SCMは現在に第二期を終え、第三期・四期と続いていきます。今回の資金支援決定のニュースは、後に続く社会起業家たちにとって大いに励みになると思います。日本財団としても、引き続き優れた社会起業家の発掘・育成に努めてまいります。
▼支援者からのコメント(五十音順)
株式会社Aster代表取締役CEO 鈴木正臣
当社は建物を強化し地震犠牲者ゼロを目指しています。世界中を視野に、アプローチすべきセグメントは民間、公共、国際援助と多岐に渡ります。日本財団とSIIFは連携して多様で経験豊富な人材が事業的、社会的な両側面から助言し、支援してくれました。
エーテンラボ株式会社代表取締役CEO 長坂剛
「みんチャレ」のテクノロジーを活用したピアサポートで糖尿病などの生活習慣病の方の「みんながみんなを支える社会」の実現をご支援いただき感謝します。さらなる認知拡大と機能開発を行い、「テクノロジーでみんなを幸せにする」ミッションのもと、社会的インパクトを起こします。
株式会社ヘラルボニー代表取締役社長|CEO 松田崇弥
ヘラルボニーが目指すのは、業界内でのアート活動ではなく、アーティストの表現自体を適切な市場や業界とマッチングさせることで、フェアに評価されるサステナブルな仕組みの構築です。皆さまとの出逢いは、さらに、異彩を、放つことを目指す私たちにとって、大きな人生の分岐点です。
▼支援先の事業概要
株式会社Aster https://www.dis-aster.com/
世界中の「組積造」建造物を強化する素材の開発・製造販売。世界人口の約6割が居住する脆弱な組積造(石やレンガの積み上げ)構造の住居の外壁・内壁に安価で高機能な樹脂素材による補強を施すことにより、地震や台風などの自然災害がもたらす住宅倒壊による犠牲者を大幅に減らすことを目指す。
エーテンラボ株式会社 https://a10lab.com/
5人1組のチームを組み、励ましあいながら生活習慣改善に取り組むことができるデジタルピアサポートアプリ「みんチャレ」。日常生活での食事・運動習慣の改善や治療継続を楽しめるものに変えることにより、ユーザの人生・生活の質(QOL)の向上・疾病/疾病重症化の予防と、社会全体の医療費の削減・医療提供者のリソース不足の解消を実現する。GooglePlayベストアプリを3回受賞。
株式会社ヘラルボニー https://www.heralbony.com/
知的障がいのある作家のためのアーティストエージェンシー。駅舎やオフィス壁面、食品などへのアート作品のライセンス提供・プロデュースとアパレルや雑貨などの自社ブランド製品の企画・製造販売を通じ、知的障がいのあるアーティスト個人に光を当て、社会に根付く障がいのある方への偏見が払拭されることを目指す。
▼「日本財団ソーシャル・チェンジ・メーカーズ」とは
日本財団と一般社団法人ImpacTech Japanが共同で推進する、社会企業家を支援するプログラムです。本プログラムでは、約4ヶ月に渡り、各領域の専門家が講師及びメンターとしてスタートアップを多角的に支援します。また、ImpacTechのグローバル・ネットワークに所属する海外のメンターや専門家、卒業生らのコミュニティによるサポートも得ることができます。プログラム最終日に開催されるデモデイでは、スタートアップに対し、投資家や大手企業、そして日本財団やSIIFからの資金調達等の機会が与えられます。
▼ 社会変革推進財団(SIIF)とは www.siif.or.jp
SIIFでは社会課題の解決と多様な価値創造が自律的・持続的に起こる社会を目指し、自助・公助・共助の枠組みを超えた社会的・経済的資源循環のエコシステムの実現を目指します。ソーシャル・インパクト・ボンドをはじめとするインパクト投資のモデル開発や実践、普及のための環境整備、調査研究・政策提言に取り組んでいます。