キアゲン、超高速ゲノム解析『LightSpeedテクノロジー』を開発、1ドルのクラウドコンピューティングコストで提供へ
[23/01/30]
提供元:PRTIMES
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医療や環境などライフサイエンスのゲームチェンジャー!新規ソフトウェアアクセレレーターを発売!!
株式会社キアゲン(本社:東京都中央区、代表取締役社長ユストゥス・クラウゼ・ハーダー、以下キアゲン)は、全ゲノム解析や全エクソーム解析を大幅にスピードアップし、がん治療をはじめとするライフサイエンス研究に革新をもたらす『LightSpeedテクノロジー』の発売を発表しました。これは『QIAGEN CLC Genomics Workbench Premium』の機能の一部として提供します。 全ゲノム解析での解析時間は23分で、使用料は1ゲノム あたり約1ドル(クラウドの場合。ローカル解析のオプションあり)。ゲノム解析の課題であった時間とコストを劇的に改善することで、ライフサイエンスの研究促進やゲノム解析応用の普及・拡大に貢献します。
ゲノム解析は、従来よりも低コストで手軽な次世代シークエンス(NGS) データ解析という手法の登場で、医療や生命環境といった分野での応用が進んでいます。2019年には個別化治療に向けて遺伝子変異を一度に調べる「がん遺伝子パネル検査」が健康保険の適用対象となっているほか、新型コロナにおける変異株の調査・研究や水質の大規模モニタリングなどにも用いられています。一方で、更なる研究促進や用途拡大に向けては、依然として長い解析時間やそれに伴う人手、設備導入費や解析費といったコストが課題となっています。
『QIAGEN CLC Genomics Workbench Premium』は、キアゲンのバイオインフォマティクス事業『QIAGEN Digital Insights』が提供するNGSデータ解析ソフトウェアで、全ゲノム解析(WGS)や全エクソーム解析 (WES)、大型ターゲットパネルの解析に用います。ローカルハードウェア(パソコンやサーバー)用のソフトウェア販売のほか、クラウド環境でのサービスも提供しています。
この度、ソフトウェアアクセラレーター*1であるLightSpeedテクノロジーを搭載したことで、これまでFPGAやGPUのような高価なハードウェアが必要であったWGS解析がわずか23分(35xの場合)、WES解析においても90秒(50xの場合)での実行が可能になります。
また、コストも大幅に低下しており、クラウド環境利用の場合、1ゲノム当たり数万円から数十万円に上っていたWGS解析が『QIAGEN CLC Genomics Workbench Premium』を使用するとクラウドコンピューティングコストが約1ドルに、WES解析では1全エクソームあたり数セント未満で可能になります。ローカルハードフェアを使用する場合でも、『QIAGEN CLC Genomics Workbench Premium』以外のハードウェアやソフトウェアライセンスが不要で高額な設備導入が掛かりません(既に製品を導入されている場合は追加費用なしでアップデート)。
*1 : コンピューターの処理速度を高めるためのソフトウェア
本製品は、がん研究をはじめ、遺伝性疾患の新生児スクリーニングや 、スピードとコストが優先される大規模な集団ゲノミクス研究(新型コロナウィルスなど)といったNGS分野における研究促進が期待されています。さらに、長時間のパソコン起動が不要になるため、省電力化により地球環境にも貢献します。
<参考資料>
■脚注
*1 : 主要な解析手法の1つであるコピー数多型解析では、リアルタイムPCRは2倍以下の差は検出できなかったが、デジタルPCRでは1.1倍の差を識別することができる。
*2 : パーティショニング、PCR、イメージングの工程を2時間、全自動で処理するオールインワン設計のデジタルPCRシステム
■詳細情報: QIAGEN CLC Genomics Workbench Premiumについて
詳細はこちら → https://digitalinsights.qiagen.com/ja/qiagen-clc-genomics-workbench/
製品のお問い合わせ先 : 株式会社キアゲン マーケティング・コミュニケーション
Email: info-jp@qiagen.com
■QIAGEN Digital Insights
QIAGENのバイオインフォマティクス事業であるQIAGEN Digital Insightsは、科学者や臨床医向けのゲノムや臨床知識、解析・解釈ツール、受託サービスの大手プロバイダーです。業界で25年以上の歴史があり、世界中で90,000人のユーザー、科学論文で100,000を超える引用、300万人以上の患者データの解析実績、400億を超える科学的データポイントがあります。専門的にキュレーションされたゲノムおよび臨床知識ソリューションのポートフォリオと、効率的なデータ管理、共有、実用的な洞察のためのバイオインフォマティクスソフトウェアとサービスをご覧ください。
詳細はこちら → https://digitalinsights.qiagen.com/ja/
株式会社キアゲンについて
QIAGENグループの日本法人である株式会社キアゲンは、QIAGEN本社の企業戦略および経営方針との連携を通して、日本国内の幅広いライフサイエンス研究、分子診断分野においてSample to Insight ソリューションを提供しています。1997年設立で、120名の社員が所属しています。(2022年6月30日時点)
詳細はこちら http://www.qiagen.com/jp/
QIAGENについて
[画像: https://prtimes.jp/i/94351/13/resize/d94351-13-bc1aee08f5910188e5d2-0.png ]
QIAGEN N.V(本社:オランダ)は、Sample to Insight ソリューションを提供するリーディング・グローバル・プロバイダーとして、研究者の
みなさまが生体試料サンプル(Sample)から価値ある生物学的知見
(Insight)を得ることに貢献しています。
QIAGENのサンプル調製テクノロジーは、血液、組織その他の物質から
DNA、RNAやタンパク質を単離処理し、バイオ分子を可視化、分析可能な状態で検出します。そのサンプルを、バイオインフォマティクスソフトウェアやその知識ベースを用いて分析することで、関連したデータを実用可能な価値ある知見として解釈することができます。また、QIAGENの持つ自動化ソリューションにより、一貫したワークフローとして効率的かつ効果的な研究プロセスを実現します。
QIAGENは分子診断(ヒューマン・ヘルスケア)やライフサイエンス(アカデミア、創薬研究開発、産業アプリケーション、法医学など)に従事されている世界中500,000名以上の顧客のみなさまにこれらのソリューションを提供しています。
売上高は約18億7千万ドルでフランクフルト証券取引所およびニューヨーク証券取引所に上場。35ヵ国、6,200名以上の社員が所属しています。(2022年6月30日の時点)
詳細はこちら http://www.qiagen.com
株式会社キアゲン(本社:東京都中央区、代表取締役社長ユストゥス・クラウゼ・ハーダー、以下キアゲン)は、全ゲノム解析や全エクソーム解析を大幅にスピードアップし、がん治療をはじめとするライフサイエンス研究に革新をもたらす『LightSpeedテクノロジー』の発売を発表しました。これは『QIAGEN CLC Genomics Workbench Premium』の機能の一部として提供します。 全ゲノム解析での解析時間は23分で、使用料は1ゲノム あたり約1ドル(クラウドの場合。ローカル解析のオプションあり)。ゲノム解析の課題であった時間とコストを劇的に改善することで、ライフサイエンスの研究促進やゲノム解析応用の普及・拡大に貢献します。
ゲノム解析は、従来よりも低コストで手軽な次世代シークエンス(NGS) データ解析という手法の登場で、医療や生命環境といった分野での応用が進んでいます。2019年には個別化治療に向けて遺伝子変異を一度に調べる「がん遺伝子パネル検査」が健康保険の適用対象となっているほか、新型コロナにおける変異株の調査・研究や水質の大規模モニタリングなどにも用いられています。一方で、更なる研究促進や用途拡大に向けては、依然として長い解析時間やそれに伴う人手、設備導入費や解析費といったコストが課題となっています。
『QIAGEN CLC Genomics Workbench Premium』は、キアゲンのバイオインフォマティクス事業『QIAGEN Digital Insights』が提供するNGSデータ解析ソフトウェアで、全ゲノム解析(WGS)や全エクソーム解析 (WES)、大型ターゲットパネルの解析に用います。ローカルハードウェア(パソコンやサーバー)用のソフトウェア販売のほか、クラウド環境でのサービスも提供しています。
この度、ソフトウェアアクセラレーター*1であるLightSpeedテクノロジーを搭載したことで、これまでFPGAやGPUのような高価なハードウェアが必要であったWGS解析がわずか23分(35xの場合)、WES解析においても90秒(50xの場合)での実行が可能になります。
また、コストも大幅に低下しており、クラウド環境利用の場合、1ゲノム当たり数万円から数十万円に上っていたWGS解析が『QIAGEN CLC Genomics Workbench Premium』を使用するとクラウドコンピューティングコストが約1ドルに、WES解析では1全エクソームあたり数セント未満で可能になります。ローカルハードフェアを使用する場合でも、『QIAGEN CLC Genomics Workbench Premium』以外のハードウェアやソフトウェアライセンスが不要で高額な設備導入が掛かりません(既に製品を導入されている場合は追加費用なしでアップデート)。
*1 : コンピューターの処理速度を高めるためのソフトウェア
本製品は、がん研究をはじめ、遺伝性疾患の新生児スクリーニングや 、スピードとコストが優先される大規模な集団ゲノミクス研究(新型コロナウィルスなど)といったNGS分野における研究促進が期待されています。さらに、長時間のパソコン起動が不要になるため、省電力化により地球環境にも貢献します。
<参考資料>
■脚注
*1 : 主要な解析手法の1つであるコピー数多型解析では、リアルタイムPCRは2倍以下の差は検出できなかったが、デジタルPCRでは1.1倍の差を識別することができる。
*2 : パーティショニング、PCR、イメージングの工程を2時間、全自動で処理するオールインワン設計のデジタルPCRシステム
■詳細情報: QIAGEN CLC Genomics Workbench Premiumについて
詳細はこちら → https://digitalinsights.qiagen.com/ja/qiagen-clc-genomics-workbench/
製品のお問い合わせ先 : 株式会社キアゲン マーケティング・コミュニケーション
Email: info-jp@qiagen.com
■QIAGEN Digital Insights
QIAGENのバイオインフォマティクス事業であるQIAGEN Digital Insightsは、科学者や臨床医向けのゲノムや臨床知識、解析・解釈ツール、受託サービスの大手プロバイダーです。業界で25年以上の歴史があり、世界中で90,000人のユーザー、科学論文で100,000を超える引用、300万人以上の患者データの解析実績、400億を超える科学的データポイントがあります。専門的にキュレーションされたゲノムおよび臨床知識ソリューションのポートフォリオと、効率的なデータ管理、共有、実用的な洞察のためのバイオインフォマティクスソフトウェアとサービスをご覧ください。
詳細はこちら → https://digitalinsights.qiagen.com/ja/
株式会社キアゲンについて
QIAGENグループの日本法人である株式会社キアゲンは、QIAGEN本社の企業戦略および経営方針との連携を通して、日本国内の幅広いライフサイエンス研究、分子診断分野においてSample to Insight ソリューションを提供しています。1997年設立で、120名の社員が所属しています。(2022年6月30日時点)
詳細はこちら http://www.qiagen.com/jp/
QIAGENについて
[画像: https://prtimes.jp/i/94351/13/resize/d94351-13-bc1aee08f5910188e5d2-0.png ]
QIAGEN N.V(本社:オランダ)は、Sample to Insight ソリューションを提供するリーディング・グローバル・プロバイダーとして、研究者の
みなさまが生体試料サンプル(Sample)から価値ある生物学的知見
(Insight)を得ることに貢献しています。
QIAGENのサンプル調製テクノロジーは、血液、組織その他の物質から
DNA、RNAやタンパク質を単離処理し、バイオ分子を可視化、分析可能な状態で検出します。そのサンプルを、バイオインフォマティクスソフトウェアやその知識ベースを用いて分析することで、関連したデータを実用可能な価値ある知見として解釈することができます。また、QIAGENの持つ自動化ソリューションにより、一貫したワークフローとして効率的かつ効果的な研究プロセスを実現します。
QIAGENは分子診断(ヒューマン・ヘルスケア)やライフサイエンス(アカデミア、創薬研究開発、産業アプリケーション、法医学など)に従事されている世界中500,000名以上の顧客のみなさまにこれらのソリューションを提供しています。
売上高は約18億7千万ドルでフランクフルト証券取引所およびニューヨーク証券取引所に上場。35ヵ国、6,200名以上の社員が所属しています。(2022年6月30日の時点)
詳細はこちら http://www.qiagen.com