日本初の術中診断ツール「ORA System」4月15日発売 白内障治療の眼内レンズ挿入術において、より精度の高い手術をサポート
[16/04/15]
提供元:PRTIMES
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〜最適なレンズ度数と固定位置をリアルタイムで提案し、患者満足度をさらに高める〜
日本アルコン株式会社 (本社: 東京都港区、代表取締役社長: ジム・マーフィー、以下「アルコン」) は、白内障手術で使用されるORA術中波面収差解析装置(ORA System、以下「ORAシステム」)を 4月15日(金)より販売いたします。この製品は、屈折情報を術中リアルタイムに提供できる日本初の装置で、医師のより精度の高い手術をサポートします。
[画像1: http://prtimes.jp/i/8931/14/resize/d8931-14-331074-1.jpg ]
ORAシステムは、白内障治療における眼内レンズ(以下「IOL」)の挿入術時に使用される術中診断ツールで、現
在、世界540の施設に設置され、40万以上の症例実績を有しています。医師は、術中リアルタイムで患者さんの屈折情報が把握できるため、より最適なIOL度数および固定位置が選択でき、見え方に対する患者満足度をさらに高めることが期待できます。
IOL挿入術では、術前診断してレンズ度数や固定位置を事前に設定しますが、切開や水晶体除去などをすることで目の状態が変化するため、設定した度数や固定位置に誤差が生じることがあります。特に多焦点および乱視用のIOL移植においては、僅かな差が結果に影響を及ぼす可能性があるため、より正確なデータを使用することが望まれています。
ORAシステム の特長
IOL挿入術における主要な測定値を術中リアルタイムで表示
- 手術の精度が向上し、患者さんのより良好な症状改善が得られる
より最適な度数・固定位置を提案 - 術中に眼球全体の屈折度数を評価し、IOL固定位置を1度単位で検証
手術によって生じる変数を最適化してフィードバック - 世界中の手術結果をもとに、手術によって生じる変数を定期的に最適化・アップデート - 症例を重ねるごとに医師の手技にあったIOL定数・惹起乱視を検証し、医師ごとにカスタマイズされた
手術を案
[画像2: http://prtimes.jp/i/8931/14/resize/d8931-14-470690-2.jpg ]
これまでにアルコンは、眼表面の特徴をとらえて手術をガイドする「VERIONTMイメージガイドシステム」、前嚢切開、角膜切開、水晶体核分割をフェムトセカンドレーザーで行う「LenSx(R)眼科用レーザー手術装置」、白内障手術をより安全に効率よくできる「CENTURION(R) VISION SYSTEM」など、白内障手術を多角的に支援する数々の製品を提供してきました。白内障は注力疾患の1つであり、患者さんの負担を軽減できるよう、常に新しい方法を提供することがアイケアのグローバルリーダーであるアルコンの役割であると考えています。今回、新たにORAを発売することで、高度な手術を行う医師をサポートし、患者さんの術後の見え方に対する高いニーズにさらに応えることができると期待しております。
【製品概要】
販売名:ORA術中波面収差解析装置
医療機器届出番号:13B1X00211000043
価格:1,500万円(税別)
白内障について
白内障は、目の水晶体が濁り、眼球壁の最内層にある網膜に光が届きづらくなることで視力が低下する病気です。現在、世界全体で2000万人もの人々が白内障によって失明しており、失明原因の51%を占めていると報告されています1。日本では眼科医療の発達により、白内障による失明は3.8%、失明原因の第6位にとどまっています2。日本の年間の白内障手術件数はおよそ130万件3 と、すべての外科手術件数の中でも最も多いといわれています。白内障は、80 歳代で100%罹患する4 とされており、高齢化社会が進む日本では、今後も患者数の増加が見込まれます。
日本アルコンでは、白内障や眼内レンズに関する情報サイト「白内障情報室」http://www.cataract-iol.jp/を運営しています。
参考資料
1. 世界保健機関(WHO)
2. 2007年厚生労働省研究班調査報告書
3. 日本眼科医療機器協会2014年Annual Report
4. 「科学的根拠(evidence)に基づく白内障診療ガイドラインの策定に関する研究」 日本における初期混濁も含めた水晶体混濁有所見率https://minds.jcqhc.or.jp/n/public_user_main.php#
About Alcon: 日本アルコン株式会社は、ノバルティスグループのアイケア事業部門を担うアルコンの日本法人です。アイケアにおけるリーディングカンパニーとして、サージカル製品から医薬品、ビジョンケア製品に至るまで、アイケア領域における幅広い製品を提供しています。世界に25,000人のスタッフを有するアルコンは、米国テキサス州フォートワースに本拠を置き、世界75カ国で事業を展開、180カ国の市場へ製品を提供しています。アイケアにおけるグローバルリーダーとして、よりよい視界の提供を通じて、人々の生活の改善に寄与することを使命としています。2015年度、アルコンの世界における売上高はおよそ98億米ドルでした。詳細はwww.alcon.co.jp をご覧ください。
日本アルコン株式会社 (本社: 東京都港区、代表取締役社長: ジム・マーフィー、以下「アルコン」) は、白内障手術で使用されるORA術中波面収差解析装置(ORA System、以下「ORAシステム」)を 4月15日(金)より販売いたします。この製品は、屈折情報を術中リアルタイムに提供できる日本初の装置で、医師のより精度の高い手術をサポートします。
[画像1: http://prtimes.jp/i/8931/14/resize/d8931-14-331074-1.jpg ]
ORAシステムは、白内障治療における眼内レンズ(以下「IOL」)の挿入術時に使用される術中診断ツールで、現
在、世界540の施設に設置され、40万以上の症例実績を有しています。医師は、術中リアルタイムで患者さんの屈折情報が把握できるため、より最適なIOL度数および固定位置が選択でき、見え方に対する患者満足度をさらに高めることが期待できます。
IOL挿入術では、術前診断してレンズ度数や固定位置を事前に設定しますが、切開や水晶体除去などをすることで目の状態が変化するため、設定した度数や固定位置に誤差が生じることがあります。特に多焦点および乱視用のIOL移植においては、僅かな差が結果に影響を及ぼす可能性があるため、より正確なデータを使用することが望まれています。
ORAシステム の特長
IOL挿入術における主要な測定値を術中リアルタイムで表示
- 手術の精度が向上し、患者さんのより良好な症状改善が得られる
より最適な度数・固定位置を提案 - 術中に眼球全体の屈折度数を評価し、IOL固定位置を1度単位で検証
手術によって生じる変数を最適化してフィードバック - 世界中の手術結果をもとに、手術によって生じる変数を定期的に最適化・アップデート - 症例を重ねるごとに医師の手技にあったIOL定数・惹起乱視を検証し、医師ごとにカスタマイズされた
手術を案
[画像2: http://prtimes.jp/i/8931/14/resize/d8931-14-470690-2.jpg ]
これまでにアルコンは、眼表面の特徴をとらえて手術をガイドする「VERIONTMイメージガイドシステム」、前嚢切開、角膜切開、水晶体核分割をフェムトセカンドレーザーで行う「LenSx(R)眼科用レーザー手術装置」、白内障手術をより安全に効率よくできる「CENTURION(R) VISION SYSTEM」など、白内障手術を多角的に支援する数々の製品を提供してきました。白内障は注力疾患の1つであり、患者さんの負担を軽減できるよう、常に新しい方法を提供することがアイケアのグローバルリーダーであるアルコンの役割であると考えています。今回、新たにORAを発売することで、高度な手術を行う医師をサポートし、患者さんの術後の見え方に対する高いニーズにさらに応えることができると期待しております。
【製品概要】
販売名:ORA術中波面収差解析装置
医療機器届出番号:13B1X00211000043
価格:1,500万円(税別)
白内障について
白内障は、目の水晶体が濁り、眼球壁の最内層にある網膜に光が届きづらくなることで視力が低下する病気です。現在、世界全体で2000万人もの人々が白内障によって失明しており、失明原因の51%を占めていると報告されています1。日本では眼科医療の発達により、白内障による失明は3.8%、失明原因の第6位にとどまっています2。日本の年間の白内障手術件数はおよそ130万件3 と、すべての外科手術件数の中でも最も多いといわれています。白内障は、80 歳代で100%罹患する4 とされており、高齢化社会が進む日本では、今後も患者数の増加が見込まれます。
日本アルコンでは、白内障や眼内レンズに関する情報サイト「白内障情報室」http://www.cataract-iol.jp/を運営しています。
参考資料
1. 世界保健機関(WHO)
2. 2007年厚生労働省研究班調査報告書
3. 日本眼科医療機器協会2014年Annual Report
4. 「科学的根拠(evidence)に基づく白内障診療ガイドラインの策定に関する研究」 日本における初期混濁も含めた水晶体混濁有所見率https://minds.jcqhc.or.jp/n/public_user_main.php#
About Alcon: 日本アルコン株式会社は、ノバルティスグループのアイケア事業部門を担うアルコンの日本法人です。アイケアにおけるリーディングカンパニーとして、サージカル製品から医薬品、ビジョンケア製品に至るまで、アイケア領域における幅広い製品を提供しています。世界に25,000人のスタッフを有するアルコンは、米国テキサス州フォートワースに本拠を置き、世界75カ国で事業を展開、180カ国の市場へ製品を提供しています。アイケアにおけるグローバルリーダーとして、よりよい視界の提供を通じて、人々の生活の改善に寄与することを使命としています。2015年度、アルコンの世界における売上高はおよそ98億米ドルでした。詳細はwww.alcon.co.jp をご覧ください。