【特許取得のお知らせ】「ClipLine(クリップライン)」の基本概念を成す映像音声クリップを利用した自律的学習システムが特許を取得
[17/06/01]
提供元:PRTIMES
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「ClipLine」を活用することで、サービス業の現場にある暗黙知を動画の形で資産に変え、同時に、労働生産性を改善し、CS向上、売上・利益向上に貢献致します。
株式会社ジェネックスソリューションズ(所在地:東京都港区、代表取締役:高橋 勇人、以下「当社」)は、多店舗展開企業向けクラウドOJT(※1)システム(※2)「ClipLine(クリップライン)」の基本概念を成す「映像音声クリップを利用した自律的学習システム」が特許を取得したことをご報告いたします。このシステムは、ナレッジマネジメントの基礎理論として知られる「SECI(セキ)モデル」(※3)を原案に考案されました。
(※1)OJTとは、On-the-Job Trainingの略称のことです。職場で従業員に実務を課して行う教育手法の一種です。
(※2)クラウドOJTシステムとは、従来対面で行なっていたOJTを、iPadやiPhoneを活用して非対面で行うことができる当社の開発した新しいOJTシステムのことです。
(※3)「SECIモデル」とは野中郁次郎氏が提案した知識創造モデルのことです。「暗黙知(=個人の経験や勘に基づく知識、言語化が難しいノウハウ)」と「形式知(=言語化や理論化された知識、組織で共有されやすいノウハウ)」のスパイラルを創り出す、知識移転のプロセスを表したものです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/11390/14/resize/d11390-14-867853-0.jpg ]
■特許の概要
[画像2: https://prtimes.jp/i/11390/14/resize/d11390-14-276989-1.jpg ]
[表: https://prtimes.jp/data/corp/11390/table/14_1.jpg ]
【特許出願にあたっての課題と解決方法】
ある学習者からアウトプットされる学習成果コンテンツは、当人の学習成果として完結するわけではなく、他の学習者の教材と化し、自律的に教材の発展・改良が行われるオンライン学習システムを構築致します。具体的には、下記のようにカリキュラムを進行します。
数十秒の長さの短尺動画を学習教材として用意します。
習者は見本通りに自分で履行し、その様子を音声動画クリップとしてiPadなどで撮影、システムにアップロードします。
この動画は指導者と呼ばれる担当者にレビューされ、チェックを受けますが、当人の学習達成度をはかる材料として利用するのみならず、それ自体が他の学習者の教材コンテンツとして再利用あるいは拡散できる仕組みになっています。
■「SECIモデル」を応用したClipLineが生み出す知識創造のスパイラル
企業において、個人が習得した知識や技術を整理・体系化し、それを組織的に共有し、共有された知識をさらに個人が活用・応用することで、自律的な学習システムを生み出すことができます。それをClipLineのClip(=動画)を用いることで、簡単に導入運用することが可能になりました。ClipLine上では、以下4段階のプロセスを継続的に循環させることで、「SECIモデル」の応用を可能にしました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/11390/14/resize/d11390-14-940884-5.png ]
※野中郁次郎・竹内弘高(1996)「知識創造企業」掲載の図3-2
「4つの知識変換モード」(P.93)を元に弊社作成
■当社顧問 藤川佳則氏の見解
[画像4: https://prtimes.jp/i/11390/14/resize/d11390-14-526361-3.jpg ]
藤川佳則氏プロフィール:京都府生まれ。1982年一橋大学経済学部卒業、同大学院商学研究科修士。2000年ハーバード・ビジネススクールMBA(経営学修士)、2003年2003年ペンシルバニア州立大学Ph.D.(経営学博士)。
ハーバード・ビジネススクール研究助手、ペンシルバニア州立大学講師などを経て、現在は一橋大学大学院国際企業戦略研究科准教授。専門はサービス・マネジメント、マーケティング、消費者行動論。『マーケティング革新の時代ハーバード・ビジネス・レビュー』(ダイヤモンド社有斐閣)、『一橋ビジネスレビュー』(東洋経済新報社)、『マーケティング・ジャーナル』(日本マーケティング協会)などに執筆。訳書に『心脳マーケティング』(ダイヤモンド社)ほか。
「映像音声クリップを利用した自律的学習システム」の特長は、経営学の最前線、特に、知識経営論やサービス・マネジメントの視点からとらえても非常に興味深い。
第一に、学習内容を動画化し、利用する仕組みは、個人が体得している言語化の難しい「暗黙知」をあぶりだす点です。これは、組織メンバー間の共有や、学習状況の履行を促し、「形式知」化を促進するものと考えられます。
第二に、学習の方向が一対多ではなく多対多となる点です。つまり、学習の伝播が、中央管理を介さずに行われ、学習内容の発展や改良が自律分散的に行われます。「クラウド」時代の知識創造のひとつのあり方を示しているといえるでしょう。
第三に、従来は経験や文脈の共有度合いの大きい「高コンテクスト文化」で培われてきたがゆえに、その言語化や理論化が難しいとされてきた日本のサービス現場の様々な知見に焦点をあてている点です。「映像音声クリップ」という非言語の比重の高いコンテンツを介して知識共有を図ることで、サービス産業の生産性向上や、日本型サービスのグローバル展開などの今日的課題に対して、ひとつの方策を示すものと考えられます。
■映像音声クリップを利用した自律的学習システムを用いて開発した「ClipLine」サービス概要
「ClipLine」は本社と店舗を双方向の動画(クリップ)でつなぐクラウドOJTです。
多店舗展開をしている事業者様の多くが悩む、「指示が正確に伝わらず実行されない」、「店舗間のサービス品質にバラつきが生まれる」という2つの課題を、クラウドと動画を活用することにより現場にいなくてもまるで目の前にいるかのように双方向のやりとりで教育することが可能になります。
▼「ClipLine」の詳細はこちらをご覧下さい
サービス紹介サイト: https://clipline.jp/
サービス紹介動画: https://vimeo.com/107560372
▼「ClipLine」の機能
・iPadでの動画撮影、投稿
・iPhoneやiPadでの動画閲覧
・ToDo(宿題)作成、管理、進捗管理レポート
・iPadやPCでのレビュー
・店舗内、複数店舗間での動画共有、コメント機能
・ユーザーレベル別の動画、ToDo出し分け
・学習者、指導者両方からの双方向動画投稿機能
・ユーザー管理
・端末アクセス管理
・データバックアップ
[画像5: https://prtimes.jp/i/11390/14/resize/d11390-14-493013-4.jpg ]
■株式会社ジェネックスソリューションズについて
会社名 :株式会社ジェネックスソリューションズ
設立 :2013年7月11日
所在地 :〒108-0073 東京都港区三田3-12-17 プレクスビルディング3F
代表者 :代表取締役 高橋勇人
資本金 :3億2,200万円 (2017年3月末時点。資本準備金含む)
主要株主:経営陣、インキュベイトファンド、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、DBJキャピタル株式会社、みずほキャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、株式会社ジェネックスパートナーズ
企業URL:http://genexsolutions.co.jp
事業内容:「ClipLine(クリップライン)」の開発・運営、及び経営コンサルティング
■本サービスに関する報道関係者お問い合わせ
Email: pr@clipline.jp
TEL: 03-6809-3305
広報担当
株式会社ジェネックスソリューションズ(所在地:東京都港区、代表取締役:高橋 勇人、以下「当社」)は、多店舗展開企業向けクラウドOJT(※1)システム(※2)「ClipLine(クリップライン)」の基本概念を成す「映像音声クリップを利用した自律的学習システム」が特許を取得したことをご報告いたします。このシステムは、ナレッジマネジメントの基礎理論として知られる「SECI(セキ)モデル」(※3)を原案に考案されました。
(※1)OJTとは、On-the-Job Trainingの略称のことです。職場で従業員に実務を課して行う教育手法の一種です。
(※2)クラウドOJTシステムとは、従来対面で行なっていたOJTを、iPadやiPhoneを活用して非対面で行うことができる当社の開発した新しいOJTシステムのことです。
(※3)「SECIモデル」とは野中郁次郎氏が提案した知識創造モデルのことです。「暗黙知(=個人の経験や勘に基づく知識、言語化が難しいノウハウ)」と「形式知(=言語化や理論化された知識、組織で共有されやすいノウハウ)」のスパイラルを創り出す、知識移転のプロセスを表したものです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/11390/14/resize/d11390-14-867853-0.jpg ]
■特許の概要
[画像2: https://prtimes.jp/i/11390/14/resize/d11390-14-276989-1.jpg ]
[表: https://prtimes.jp/data/corp/11390/table/14_1.jpg ]
【特許出願にあたっての課題と解決方法】
ある学習者からアウトプットされる学習成果コンテンツは、当人の学習成果として完結するわけではなく、他の学習者の教材と化し、自律的に教材の発展・改良が行われるオンライン学習システムを構築致します。具体的には、下記のようにカリキュラムを進行します。
数十秒の長さの短尺動画を学習教材として用意します。
習者は見本通りに自分で履行し、その様子を音声動画クリップとしてiPadなどで撮影、システムにアップロードします。
この動画は指導者と呼ばれる担当者にレビューされ、チェックを受けますが、当人の学習達成度をはかる材料として利用するのみならず、それ自体が他の学習者の教材コンテンツとして再利用あるいは拡散できる仕組みになっています。
■「SECIモデル」を応用したClipLineが生み出す知識創造のスパイラル
企業において、個人が習得した知識や技術を整理・体系化し、それを組織的に共有し、共有された知識をさらに個人が活用・応用することで、自律的な学習システムを生み出すことができます。それをClipLineのClip(=動画)を用いることで、簡単に導入運用することが可能になりました。ClipLine上では、以下4段階のプロセスを継続的に循環させることで、「SECIモデル」の応用を可能にしました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/11390/14/resize/d11390-14-940884-5.png ]
※野中郁次郎・竹内弘高(1996)「知識創造企業」掲載の図3-2
「4つの知識変換モード」(P.93)を元に弊社作成
■当社顧問 藤川佳則氏の見解
[画像4: https://prtimes.jp/i/11390/14/resize/d11390-14-526361-3.jpg ]
藤川佳則氏プロフィール:京都府生まれ。1982年一橋大学経済学部卒業、同大学院商学研究科修士。2000年ハーバード・ビジネススクールMBA(経営学修士)、2003年2003年ペンシルバニア州立大学Ph.D.(経営学博士)。
ハーバード・ビジネススクール研究助手、ペンシルバニア州立大学講師などを経て、現在は一橋大学大学院国際企業戦略研究科准教授。専門はサービス・マネジメント、マーケティング、消費者行動論。『マーケティング革新の時代ハーバード・ビジネス・レビュー』(ダイヤモンド社有斐閣)、『一橋ビジネスレビュー』(東洋経済新報社)、『マーケティング・ジャーナル』(日本マーケティング協会)などに執筆。訳書に『心脳マーケティング』(ダイヤモンド社)ほか。
「映像音声クリップを利用した自律的学習システム」の特長は、経営学の最前線、特に、知識経営論やサービス・マネジメントの視点からとらえても非常に興味深い。
第一に、学習内容を動画化し、利用する仕組みは、個人が体得している言語化の難しい「暗黙知」をあぶりだす点です。これは、組織メンバー間の共有や、学習状況の履行を促し、「形式知」化を促進するものと考えられます。
第二に、学習の方向が一対多ではなく多対多となる点です。つまり、学習の伝播が、中央管理を介さずに行われ、学習内容の発展や改良が自律分散的に行われます。「クラウド」時代の知識創造のひとつのあり方を示しているといえるでしょう。
第三に、従来は経験や文脈の共有度合いの大きい「高コンテクスト文化」で培われてきたがゆえに、その言語化や理論化が難しいとされてきた日本のサービス現場の様々な知見に焦点をあてている点です。「映像音声クリップ」という非言語の比重の高いコンテンツを介して知識共有を図ることで、サービス産業の生産性向上や、日本型サービスのグローバル展開などの今日的課題に対して、ひとつの方策を示すものと考えられます。
■映像音声クリップを利用した自律的学習システムを用いて開発した「ClipLine」サービス概要
「ClipLine」は本社と店舗を双方向の動画(クリップ)でつなぐクラウドOJTです。
多店舗展開をしている事業者様の多くが悩む、「指示が正確に伝わらず実行されない」、「店舗間のサービス品質にバラつきが生まれる」という2つの課題を、クラウドと動画を活用することにより現場にいなくてもまるで目の前にいるかのように双方向のやりとりで教育することが可能になります。
▼「ClipLine」の詳細はこちらをご覧下さい
サービス紹介サイト: https://clipline.jp/
サービス紹介動画: https://vimeo.com/107560372
▼「ClipLine」の機能
・iPadでの動画撮影、投稿
・iPhoneやiPadでの動画閲覧
・ToDo(宿題)作成、管理、進捗管理レポート
・iPadやPCでのレビュー
・店舗内、複数店舗間での動画共有、コメント機能
・ユーザーレベル別の動画、ToDo出し分け
・学習者、指導者両方からの双方向動画投稿機能
・ユーザー管理
・端末アクセス管理
・データバックアップ
[画像5: https://prtimes.jp/i/11390/14/resize/d11390-14-493013-4.jpg ]
■株式会社ジェネックスソリューションズについて
会社名 :株式会社ジェネックスソリューションズ
設立 :2013年7月11日
所在地 :〒108-0073 東京都港区三田3-12-17 プレクスビルディング3F
代表者 :代表取締役 高橋勇人
資本金 :3億2,200万円 (2017年3月末時点。資本準備金含む)
主要株主:経営陣、インキュベイトファンド、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、DBJキャピタル株式会社、みずほキャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、株式会社ジェネックスパートナーズ
企業URL:http://genexsolutions.co.jp
事業内容:「ClipLine(クリップライン)」の開発・運営、及び経営コンサルティング
■本サービスに関する報道関係者お問い合わせ
Email: pr@clipline.jp
TEL: 03-6809-3305
広報担当