GEヘルスケアが北原病院グループと連携し、プレシジョン・ヘルスの実現を後押し
[20/03/30]
提供元:PRTIMES
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〜プレシジョン・モニタリングの導入を通じて地域の健康増進、社会保障の低減に貢献〜
日本の課題解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長兼CEO:多田荘一郎、以下GEヘルスケア)と、北原病院グループ(医療法人社団KNI 所在:東京都八王子市、理事長:北原茂実、以下 KNI)と株式会社Kitahara Medical Strategies International(所在:東京都八王子市、代表取締役:檀香、以下 KMSI)は、日本の医療が必要とするプレシジョン・ヘルスを推進するプレシジョン・モニタリングの導入に向けて合同プロジェクトを開始しましたのでご連絡いたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/51346/14/resize/d51346-14-659494-3.jpg ]
世界に先駆けて超高齢化社会に突入し、かつ2025年以降は労働人口の大幅な減少が始まる日本において、医療財政の縮小は避けられず、質やアクセスの向上と効率化が求められます。同時に、高齢化に伴い、がん、認知症、心疾患など複数の疾患を抱える患者さんが増え、検査・診断・治療・予後において複雑化する中で、患者さん一人ひとりにあった質の高い医療を効率よく提供する「プレシジョン・ヘルス」への期待は高まるばかりです。
これを受け、GEヘルスケアでは、「プレシジョン・ヘルスの実現」を目指し、患者さんにとってよりよい結果(アウトカム)を医療現場が効率的に提供できるよう支援しています。GEヘルスケアが打ち出すプレシジョン・ヘルスは、診断を対象とするプレシジョン・ダイアグノスティクス、治療を対象とするプレシジョン・セラピー、予防・予後を対象とするプレシジョン・モニタリングで構成されますが、今回は、プレシジョン・モニタリングにおける社会の課題を解決するべく、北原病院グループと連携する運びとなりました。
北原病院グループは、血管内治療などの先端治療を行うと同時に、治療後の患者ケアにおいても、先進的な取り組みを積極的に進めています。KNIで24時間365日、脳と心臓の救急患者を受け入れるとともに、KMSIでは北原トータルライフサポート倶楽部*1と呼ばれるケアサポートなども提供しています。今回導入するプレシジョン・モニタリングは、北原トータルライフサポート倶楽部に登録している顧客の高まるニーズに応えるべく、会員向け新サービスメニューとして導入および提供する予定です。
北原病院グループの理事長である北原茂実は次のように述べています。「これまでの医療では、セラピー(治療)ばかりが注目され、予防や再発防止には十分な注意が払われませんでした。しかし、これからの日本の医療が必要とするのは、未病の段階からモニタリングを開始し、診断・治療を経て、予後に至るまで個々の状況に応じたケアです。発病しないにこしたことはありませんが、発病した場合にも適切な治療による、病状や後遺症の重篤化や再発の防止、いわゆる二次予防がより求められます。近年、予防管理を必要とする患者さんが増加していることからも、二次予防の重要性は高まっており、今回新たに提供するサービスはそのような社会の要望に応えるものだと確信しています。」
想定するプレシジョン・モニタリングの仕組みとしては、会員がお持ちのデバイス(スマートフォン)にGEヘルスケアが提供するアプリをダウンロードしていただくと、検診情報、血圧・心拍数、身長・体重、処方薬など日々の活動がモニタリングされ、データとして蓄積されます。蓄積されたデータは、集計・分析され、可視化できるようにシステム内で整備されます。北原トータルライフサポート倶楽部では、会員の情報をAIデジタル管制塔*2(以下、コマンドセンター)が管理し、情報を元にシステムによる再受診提案の自動通知から、「駆け付け」のサポートがなされるなど、会員の状況に応じたケアが提供されることを想定しております。
GEヘルスケアの代表取締役社長兼CEOの多田荘一郎は次のように述べています。「プレシジョン・モニタリングの導入により、特定検健診や健康指導の促進が自動化され、健康や予防への行動変容が促されることから、地域の健康増進に寄与できると考えています。同時に、重症化から守る新たなセフティーネットとして予防の役割も果たし、社会保障の低減も期待できます。このように、インプット・ベースからアウトプット・ベースの医療が実現することで、全領域を通じて個別最適化された医療を効率よく提供する、「プレシジョン・ヘルス」を実現していくことができます。この度、北原病院グループとの連携を通じて、日本の医療の課題を解決に貢献できること、心よりうれしく思っております。」
*1北原トータルライフサポート倶楽部:会員制のサービスで、登録された会員の意志情報・医療情報・生活情報等をもとにワンストップで包括的な生活サポートを提供します。会員は加入時に自身の健康状態から想定される医療行為や突然の事故、病気の際の緊急処置など様々な状況に応じて、自分にとって最も望ましい対応(検査や治療の承諾、延命治療の有無など)を予め登録しておくことによって、実際に病気になったときなどに協力医療機関での速やかな対応を受ける事が可能になります。これにより病気の早期回復と、家族や関係者の様々な負担の軽減が期待できます。医療行為は協力医療機関である医療法人社団KNIが提供します。本サービスでは基本健診パックなどの医療・介護サービスはもとより、会員のみが利用できるオプションサービスとして、「医療相談(コンシェルジュ)サービス」、「自費リハビリテーションサービス」、「生活支援(ライフサポート)サービス」、「終活サポートサービス」などの提供を行い、病気になる前の会員、病院を退院した後の会員の生活全般を支えていくための包括的サービスとなっています。また本サービスにかかる費用や協力医療機関での医療費の支払いは「トータルライフサポート信託(三井住友信託銀行株式会社提供)」にてキャッシュレスで可能です。
*2 コマンドセンター:人工知能(AI)と高度な分析を活用して、医療システム全体で患者さんのケアとリソースを調整し、ケアの提供を合理化し、健康結果を改善します。予測需要、施設間の移動、ケアの進行、退院計画など、患者さんのケアの主要な側面に関するリアルタイムデータをストリーミングすることにより、スタッフはリソースを必要性の高い領域に振り向け、高度なケアに必要なとなる重要な情報を医療提供者に提供することで患者リスクを検出し、複雑なケアを調整するために、人工知能と人間の知能が集結する中央集中管制塔システムです。GEヘルスケアが提供するコマンドセンターは、実用的な情報、ターゲットを絞ったプロセスの改善、文化の変化を通じて、一流の病院と医療システムが次のレベルのパフォーマンスを達成および維持するのを支援します。
医療法人社団KNI について
1995 年に東京都八王子市に設立。八王子市に4施設を開設し、脳と心臓に関わる疾患に対して予防、救急・手術からリハビリテーション・在宅まで一貫した最先端の医療を提供している。急性期病院である北原国際病院は脳血管疾患の取り扱い数において東京都で高い実績を誇る。
Webサイト:https://kitaharahosp.com/
株式会社Kitahara Medical Strategies Internationalについて
国内外にて医療、健康生活に関わる事業の開発・運営や、海外への医療輸出事業を行う。市民の「命・生活・意思」を守るための包括的サービス「北原トータルライフサポート倶楽部」を運営。
Webサイト:https://kitaharamsi.com/
GEヘルスケア・ジャパンについて
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、GEヘルスケアの中核拠点の1つとして1982年に創設されました。予防から診断、治療、経過観察・予後管理までをカバーする「プレシジョン・ヘルス」の実現を目指し、インテリジェント機器やデータ分析、ソフトウェア、サービス等を提供しています。国内に研究・開発、製造から販売、サービス部門までを持ち、日本のお客様のニーズにお応えしつつ、日本が直面する医療課題の解決に取り組んでいます。日本における社員数は約2,000名、本社および60カ所の事業拠点があります。
ホームページアドレスはwww.gehealthcare.co.jp
日本の課題解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長兼CEO:多田荘一郎、以下GEヘルスケア)と、北原病院グループ(医療法人社団KNI 所在:東京都八王子市、理事長:北原茂実、以下 KNI)と株式会社Kitahara Medical Strategies International(所在:東京都八王子市、代表取締役:檀香、以下 KMSI)は、日本の医療が必要とするプレシジョン・ヘルスを推進するプレシジョン・モニタリングの導入に向けて合同プロジェクトを開始しましたのでご連絡いたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/51346/14/resize/d51346-14-659494-3.jpg ]
世界に先駆けて超高齢化社会に突入し、かつ2025年以降は労働人口の大幅な減少が始まる日本において、医療財政の縮小は避けられず、質やアクセスの向上と効率化が求められます。同時に、高齢化に伴い、がん、認知症、心疾患など複数の疾患を抱える患者さんが増え、検査・診断・治療・予後において複雑化する中で、患者さん一人ひとりにあった質の高い医療を効率よく提供する「プレシジョン・ヘルス」への期待は高まるばかりです。
これを受け、GEヘルスケアでは、「プレシジョン・ヘルスの実現」を目指し、患者さんにとってよりよい結果(アウトカム)を医療現場が効率的に提供できるよう支援しています。GEヘルスケアが打ち出すプレシジョン・ヘルスは、診断を対象とするプレシジョン・ダイアグノスティクス、治療を対象とするプレシジョン・セラピー、予防・予後を対象とするプレシジョン・モニタリングで構成されますが、今回は、プレシジョン・モニタリングにおける社会の課題を解決するべく、北原病院グループと連携する運びとなりました。
北原病院グループは、血管内治療などの先端治療を行うと同時に、治療後の患者ケアにおいても、先進的な取り組みを積極的に進めています。KNIで24時間365日、脳と心臓の救急患者を受け入れるとともに、KMSIでは北原トータルライフサポート倶楽部*1と呼ばれるケアサポートなども提供しています。今回導入するプレシジョン・モニタリングは、北原トータルライフサポート倶楽部に登録している顧客の高まるニーズに応えるべく、会員向け新サービスメニューとして導入および提供する予定です。
北原病院グループの理事長である北原茂実は次のように述べています。「これまでの医療では、セラピー(治療)ばかりが注目され、予防や再発防止には十分な注意が払われませんでした。しかし、これからの日本の医療が必要とするのは、未病の段階からモニタリングを開始し、診断・治療を経て、予後に至るまで個々の状況に応じたケアです。発病しないにこしたことはありませんが、発病した場合にも適切な治療による、病状や後遺症の重篤化や再発の防止、いわゆる二次予防がより求められます。近年、予防管理を必要とする患者さんが増加していることからも、二次予防の重要性は高まっており、今回新たに提供するサービスはそのような社会の要望に応えるものだと確信しています。」
想定するプレシジョン・モニタリングの仕組みとしては、会員がお持ちのデバイス(スマートフォン)にGEヘルスケアが提供するアプリをダウンロードしていただくと、検診情報、血圧・心拍数、身長・体重、処方薬など日々の活動がモニタリングされ、データとして蓄積されます。蓄積されたデータは、集計・分析され、可視化できるようにシステム内で整備されます。北原トータルライフサポート倶楽部では、会員の情報をAIデジタル管制塔*2(以下、コマンドセンター)が管理し、情報を元にシステムによる再受診提案の自動通知から、「駆け付け」のサポートがなされるなど、会員の状況に応じたケアが提供されることを想定しております。
GEヘルスケアの代表取締役社長兼CEOの多田荘一郎は次のように述べています。「プレシジョン・モニタリングの導入により、特定検健診や健康指導の促進が自動化され、健康や予防への行動変容が促されることから、地域の健康増進に寄与できると考えています。同時に、重症化から守る新たなセフティーネットとして予防の役割も果たし、社会保障の低減も期待できます。このように、インプット・ベースからアウトプット・ベースの医療が実現することで、全領域を通じて個別最適化された医療を効率よく提供する、「プレシジョン・ヘルス」を実現していくことができます。この度、北原病院グループとの連携を通じて、日本の医療の課題を解決に貢献できること、心よりうれしく思っております。」
*1北原トータルライフサポート倶楽部:会員制のサービスで、登録された会員の意志情報・医療情報・生活情報等をもとにワンストップで包括的な生活サポートを提供します。会員は加入時に自身の健康状態から想定される医療行為や突然の事故、病気の際の緊急処置など様々な状況に応じて、自分にとって最も望ましい対応(検査や治療の承諾、延命治療の有無など)を予め登録しておくことによって、実際に病気になったときなどに協力医療機関での速やかな対応を受ける事が可能になります。これにより病気の早期回復と、家族や関係者の様々な負担の軽減が期待できます。医療行為は協力医療機関である医療法人社団KNIが提供します。本サービスでは基本健診パックなどの医療・介護サービスはもとより、会員のみが利用できるオプションサービスとして、「医療相談(コンシェルジュ)サービス」、「自費リハビリテーションサービス」、「生活支援(ライフサポート)サービス」、「終活サポートサービス」などの提供を行い、病気になる前の会員、病院を退院した後の会員の生活全般を支えていくための包括的サービスとなっています。また本サービスにかかる費用や協力医療機関での医療費の支払いは「トータルライフサポート信託(三井住友信託銀行株式会社提供)」にてキャッシュレスで可能です。
*2 コマンドセンター:人工知能(AI)と高度な分析を活用して、医療システム全体で患者さんのケアとリソースを調整し、ケアの提供を合理化し、健康結果を改善します。予測需要、施設間の移動、ケアの進行、退院計画など、患者さんのケアの主要な側面に関するリアルタイムデータをストリーミングすることにより、スタッフはリソースを必要性の高い領域に振り向け、高度なケアに必要なとなる重要な情報を医療提供者に提供することで患者リスクを検出し、複雑なケアを調整するために、人工知能と人間の知能が集結する中央集中管制塔システムです。GEヘルスケアが提供するコマンドセンターは、実用的な情報、ターゲットを絞ったプロセスの改善、文化の変化を通じて、一流の病院と医療システムが次のレベルのパフォーマンスを達成および維持するのを支援します。
医療法人社団KNI について
1995 年に東京都八王子市に設立。八王子市に4施設を開設し、脳と心臓に関わる疾患に対して予防、救急・手術からリハビリテーション・在宅まで一貫した最先端の医療を提供している。急性期病院である北原国際病院は脳血管疾患の取り扱い数において東京都で高い実績を誇る。
Webサイト:https://kitaharahosp.com/
株式会社Kitahara Medical Strategies Internationalについて
国内外にて医療、健康生活に関わる事業の開発・運営や、海外への医療輸出事業を行う。市民の「命・生活・意思」を守るための包括的サービス「北原トータルライフサポート倶楽部」を運営。
Webサイト:https://kitaharamsi.com/
GEヘルスケア・ジャパンについて
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、GEヘルスケアの中核拠点の1つとして1982年に創設されました。予防から診断、治療、経過観察・予後管理までをカバーする「プレシジョン・ヘルス」の実現を目指し、インテリジェント機器やデータ分析、ソフトウェア、サービス等を提供しています。国内に研究・開発、製造から販売、サービス部門までを持ち、日本のお客様のニーズにお応えしつつ、日本が直面する医療課題の解決に取り組んでいます。日本における社員数は約2,000名、本社および60カ所の事業拠点があります。
ホームページアドレスはwww.gehealthcare.co.jp