自由診療向けオールインワンSaaSを提供するメディカルフォース、シリーズAで6億円を調達
[22/08/24]
提供元:PRTIMES
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自由診療向けSaaSを提供する株式会社メディカルフォース(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:大嶋翼)は、ALL STAR SAAS FUND、ANRIを引受先としたシリーズAラウンドにおいて総額6億円を調達しました。
当社が開発する『medicalforce(メディカルフォース)』は、予約、問診、カルテ、会計などの日常現場業務、そして経営や集患の強化につながる経営管理ダッシュボードやCRM機能も搭載した自由診療向けオールインワンSaaSです。
現在『medicalforce』は、ますます需要が高まり急成長している美容医療業界を中心に展開を進めており、リリースから約1年で導入院数が110院を超えました。
美容医療における新たな“当たり前の存在“になりつつある『medicalforce』は、今後、美容医療のみならず自由診療を提供する医療の現場にサービスを提供し、自由診療の新たな経済圏の形成に挑みます。
サービスURL:https://service.medical-force.com/
[画像1: https://prtimes.jp/i/75856/14/resize/d75856-14-f59516a97af9ee501770-4.jpg ]
美容医療市場の背景
矢野経済研究所の『美容医療の展望と戦略2021』によると、国内の美容医療の市場規模は、2017年に2014年比114.8%の3,252億円、2019年には2017年比125.2%の4,070億円と、年々大きな成長を見せています。業界の成長スピードに比例して、当社の『medicalforce』もローンチから約1年で、導入院数が110院を超えました。
成長の背景には昨今の美容医療ブームがあります。
コロナウイルスの蔓延によりリモートワークやマスクの着用が当たり前になったことで、術後のダウンタイムを隠しやすくなり、これまで美容医療を体験したくてもできなかった人たちの来院が増えました。
また、SNS等で整形体験をカミングアウトするインフルエンサーも増えており、美容医療や美容整形へのイメージが変容したことで、一昔前に存在した「整形への偏見」がなくなり始めているのも大きな要因です。
最も、最近では美容医療と言っても整形にとどまらず、ほとんどダウンタイムがない、気軽にできる美容皮膚科の分野が人気なのも事実です。
※ダウンタイム‥治療後の赤みや腫れなど、皮膚の状態が落ち着いて普段の生活に戻れるまでの期間
[画像2: https://prtimes.jp/i/75856/14/resize/d75856-14-71b335bf8b88bd7421bc-3.png ]
美容医療市場の課題
急成長をする美容医療産業にも、高い成長率が故の課題があります。
「美容ブームで患者が殺到して現場が忙しすぎる」
「忙しすぎて患者さんの管理が煩雑になり、サービスの質を維持できない」
美容医療は、今やSNSの普及によってその良さが広く理解されるようになり、ますます体験する人が増えています。初めて美容施術をする患者さんは不安でいっぱいで、良い施術はもちろん質の高いサービスを期待しています。
当然クリニック側も本業である医療行為に集中すべきで、ペーパーワークや電話対応に時間を取られるのは本末転倒です。
美容医療は今後美容室のように当たり前になる、「これからの産業」の担い手です。
しかし、このままでは現場がその成長に追いつくことができず、肝心のユーザー(患者)体験が置いてきぼりになってしまいます。
メディカルフォースは、予約・カルテ・会計機能を連携させることによって日常的な診察業務の非合理を解消し、Web予約、問診票、LINE連携によって患者さんのユーザー体験における非合理を解消しています。また、経営管理ダッシュボードやCRMによってクリニックの経営層が抱える非合理を解消しようとしています。
自由診療の現場には他にもまだまだ「負」が存在し、本来の力が発揮されないまま放置されてしまっています。
私たちは、成長を阻害する要因をテクノロジーによって取り除き、本来の業務に集中できる環境を整えることで、「これからの産業の成長プロセスを合理化」します。
当社が自由診療に特化している理由
メディカルフォースが自由診療向けに特化しているのは、保険診療にない業務が自由診療の現場に存在するからです。
例えば、国が定めた固定の診療報酬がある保険診療に対し、自由診療では各院ごとに料金設定が可能です。また、脱?や?膚治療などに関連する「役務」という概念が存在し、どの患者さんが何回コースの何回目なのかを正確に把握し、消化回数に応じて売上を計上する必要があります。
自由診療独自の業務に耐えるためにも、私たちは、業界特化であった方がお客様の課題解決に直結すると考えています。
また機能面に加え、プロダクトコンセプトや市場トレンドという意味でも自由医療に特化している理由があります。
前述の通り美容医療は需要増によって急成長していますが、それに応じて供給側であるクリニックの新規開業件数も増加傾向にあり、新規患者を獲得する難易度が上がっています。(当社調べ)
さらに、大手をはじめとした一部のクリニックでは価格戦略によって施術料金が大幅に引き下げられており、仮に高い広告費を投入して集患を行っても利益が残らないため、ほとんどのクリニックでは経営や集患の難易度が上がっています。
つまり、純粋に医師の名前(オペの腕前)やサービスなどの患者体験でしか差別化できなくなっているのです。
しかし、技術力で差別化するのが比較的難しい美容皮膚科がブームである現在、患者体験の改善に目を向けるのは必須です。一度来院してもらった患者さんのエンゲージメントを高めることがリピート率の向上に繋がり、それを限られたリソースで行う必要があります。
多くのクリニックには顧客(患者)体験を創出するマーケターなどが在籍していないため、必然的に代わりとなるツールを導入する必要が生まれます。
そのツールでは業務フローに即していることはもちろん、顧客データを一元管理できることが必須になるため、それは「オールインワン」というコンセプトでなければ実現できません。
そこで当社は、「自由診療のすべてを実現する電子カルテ」として、美容クリニックを主とした自由診療に特化して『medicalforce』を提供しています。
各投資家からのコメント
・前田ヒロ 氏(ALL STAR SAAS FUND マネージングパートナー)、神前達哉 氏(ALL STAR SAAS FUND パートナー)
[画像3: https://prtimes.jp/i/75856/14/resize/d75856-14-cf435adebdac13f09e86-5.jpg ]
今回メディカルフォースにリード出資をさせていただき、これからの成長をともにできることを本当に嬉しく思っています。
投資検討のプロセスの中で最も感動したのは、medicalforceがすでにお客様にとって業務上不可欠なサービスとなり、サポートの手厚さや姿勢に対して非常に感謝をされていたことです。Vertical SaaSの成功には、さまざまなプロダクトを重畳していくことが大切ですが、その基盤となるのがお客様との信頼関係であり、会社のバリューとして非常に重きをおいて事業をされていることは大きな魅力の一つです。
[画像4: https://prtimes.jp/i/75856/14/resize/d75856-14-83e7e2df1988d15ad88a-7.jpg ]
美容医療をはじめとする自由診療を提供されている医療機関の予約管理、電子カルテ、会計などの業務を一つのソフトで管理できるオールインワンSaaS『medicalforce』は、すでに多くの医療機関の業務を支える存在となっています。そして今後は、データビジネスやFintechなど、さらなる大きな成長ポテンシャルを秘めています。自由診療のインフラとなり、業界を代表する企業を一緒に目指せることを光栄に思います。
・佐俣アンリ 氏(ANRI 代表パートナー)
[画像5: https://prtimes.jp/i/75856/14/resize/d75856-14-ba0e5e911dd369b0fbeb-6.jpg ]
メディカルフォースに3回目の出資をさせていただきました。創業から毎月ミーティングを重ねていますが彼らの強みはシンプルに「約束したことを実行する」事です。
多くのスタートアップと挑戦を続けていますが、宣言した事を実現するという繰り返しを1年2年と続けることができるチームは驚くほど少ないです。
その強みは確実に達成してくる予実にあらわれます。
高い目標を掲げて挑戦を続けるメディカルフォースを引き続き応援させて下さい。良い会社、良い経営陣、良いチームです!
チームメンバーの募集について
メディカルフォースでは、弊社ビジョン「これからの産業の成長プロセスを合理化する」を共に目指すメンバーを募集しております。
https://www.wantedly.com/companies/medicalforce/projects
これまでのリリースや会社の詳細はこちら
https://www.notion.so/medicalforce/medicalforce-Entrance-book-d47facf9d55c470aae6a184b85a5c326
株式会社メディカルフォースについて
設立:2020年11月
代表者:代表取締役 大嶋翼
本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-6-6
事業内容:自由診療クリニック向け電子カルテ・予約管理システムの開発・提供
URL:https://corp.medical-force.com/
当社が開発する『medicalforce(メディカルフォース)』は、予約、問診、カルテ、会計などの日常現場業務、そして経営や集患の強化につながる経営管理ダッシュボードやCRM機能も搭載した自由診療向けオールインワンSaaSです。
現在『medicalforce』は、ますます需要が高まり急成長している美容医療業界を中心に展開を進めており、リリースから約1年で導入院数が110院を超えました。
美容医療における新たな“当たり前の存在“になりつつある『medicalforce』は、今後、美容医療のみならず自由診療を提供する医療の現場にサービスを提供し、自由診療の新たな経済圏の形成に挑みます。
サービスURL:https://service.medical-force.com/
[画像1: https://prtimes.jp/i/75856/14/resize/d75856-14-f59516a97af9ee501770-4.jpg ]
美容医療市場の背景
矢野経済研究所の『美容医療の展望と戦略2021』によると、国内の美容医療の市場規模は、2017年に2014年比114.8%の3,252億円、2019年には2017年比125.2%の4,070億円と、年々大きな成長を見せています。業界の成長スピードに比例して、当社の『medicalforce』もローンチから約1年で、導入院数が110院を超えました。
成長の背景には昨今の美容医療ブームがあります。
コロナウイルスの蔓延によりリモートワークやマスクの着用が当たり前になったことで、術後のダウンタイムを隠しやすくなり、これまで美容医療を体験したくてもできなかった人たちの来院が増えました。
また、SNS等で整形体験をカミングアウトするインフルエンサーも増えており、美容医療や美容整形へのイメージが変容したことで、一昔前に存在した「整形への偏見」がなくなり始めているのも大きな要因です。
最も、最近では美容医療と言っても整形にとどまらず、ほとんどダウンタイムがない、気軽にできる美容皮膚科の分野が人気なのも事実です。
※ダウンタイム‥治療後の赤みや腫れなど、皮膚の状態が落ち着いて普段の生活に戻れるまでの期間
[画像2: https://prtimes.jp/i/75856/14/resize/d75856-14-71b335bf8b88bd7421bc-3.png ]
美容医療市場の課題
急成長をする美容医療産業にも、高い成長率が故の課題があります。
「美容ブームで患者が殺到して現場が忙しすぎる」
「忙しすぎて患者さんの管理が煩雑になり、サービスの質を維持できない」
美容医療は、今やSNSの普及によってその良さが広く理解されるようになり、ますます体験する人が増えています。初めて美容施術をする患者さんは不安でいっぱいで、良い施術はもちろん質の高いサービスを期待しています。
当然クリニック側も本業である医療行為に集中すべきで、ペーパーワークや電話対応に時間を取られるのは本末転倒です。
美容医療は今後美容室のように当たり前になる、「これからの産業」の担い手です。
しかし、このままでは現場がその成長に追いつくことができず、肝心のユーザー(患者)体験が置いてきぼりになってしまいます。
メディカルフォースは、予約・カルテ・会計機能を連携させることによって日常的な診察業務の非合理を解消し、Web予約、問診票、LINE連携によって患者さんのユーザー体験における非合理を解消しています。また、経営管理ダッシュボードやCRMによってクリニックの経営層が抱える非合理を解消しようとしています。
自由診療の現場には他にもまだまだ「負」が存在し、本来の力が発揮されないまま放置されてしまっています。
私たちは、成長を阻害する要因をテクノロジーによって取り除き、本来の業務に集中できる環境を整えることで、「これからの産業の成長プロセスを合理化」します。
当社が自由診療に特化している理由
メディカルフォースが自由診療向けに特化しているのは、保険診療にない業務が自由診療の現場に存在するからです。
例えば、国が定めた固定の診療報酬がある保険診療に対し、自由診療では各院ごとに料金設定が可能です。また、脱?や?膚治療などに関連する「役務」という概念が存在し、どの患者さんが何回コースの何回目なのかを正確に把握し、消化回数に応じて売上を計上する必要があります。
自由診療独自の業務に耐えるためにも、私たちは、業界特化であった方がお客様の課題解決に直結すると考えています。
また機能面に加え、プロダクトコンセプトや市場トレンドという意味でも自由医療に特化している理由があります。
前述の通り美容医療は需要増によって急成長していますが、それに応じて供給側であるクリニックの新規開業件数も増加傾向にあり、新規患者を獲得する難易度が上がっています。(当社調べ)
さらに、大手をはじめとした一部のクリニックでは価格戦略によって施術料金が大幅に引き下げられており、仮に高い広告費を投入して集患を行っても利益が残らないため、ほとんどのクリニックでは経営や集患の難易度が上がっています。
つまり、純粋に医師の名前(オペの腕前)やサービスなどの患者体験でしか差別化できなくなっているのです。
しかし、技術力で差別化するのが比較的難しい美容皮膚科がブームである現在、患者体験の改善に目を向けるのは必須です。一度来院してもらった患者さんのエンゲージメントを高めることがリピート率の向上に繋がり、それを限られたリソースで行う必要があります。
多くのクリニックには顧客(患者)体験を創出するマーケターなどが在籍していないため、必然的に代わりとなるツールを導入する必要が生まれます。
そのツールでは業務フローに即していることはもちろん、顧客データを一元管理できることが必須になるため、それは「オールインワン」というコンセプトでなければ実現できません。
そこで当社は、「自由診療のすべてを実現する電子カルテ」として、美容クリニックを主とした自由診療に特化して『medicalforce』を提供しています。
各投資家からのコメント
・前田ヒロ 氏(ALL STAR SAAS FUND マネージングパートナー)、神前達哉 氏(ALL STAR SAAS FUND パートナー)
[画像3: https://prtimes.jp/i/75856/14/resize/d75856-14-cf435adebdac13f09e86-5.jpg ]
今回メディカルフォースにリード出資をさせていただき、これからの成長をともにできることを本当に嬉しく思っています。
投資検討のプロセスの中で最も感動したのは、medicalforceがすでにお客様にとって業務上不可欠なサービスとなり、サポートの手厚さや姿勢に対して非常に感謝をされていたことです。Vertical SaaSの成功には、さまざまなプロダクトを重畳していくことが大切ですが、その基盤となるのがお客様との信頼関係であり、会社のバリューとして非常に重きをおいて事業をされていることは大きな魅力の一つです。
[画像4: https://prtimes.jp/i/75856/14/resize/d75856-14-83e7e2df1988d15ad88a-7.jpg ]
美容医療をはじめとする自由診療を提供されている医療機関の予約管理、電子カルテ、会計などの業務を一つのソフトで管理できるオールインワンSaaS『medicalforce』は、すでに多くの医療機関の業務を支える存在となっています。そして今後は、データビジネスやFintechなど、さらなる大きな成長ポテンシャルを秘めています。自由診療のインフラとなり、業界を代表する企業を一緒に目指せることを光栄に思います。
・佐俣アンリ 氏(ANRI 代表パートナー)
[画像5: https://prtimes.jp/i/75856/14/resize/d75856-14-ba0e5e911dd369b0fbeb-6.jpg ]
メディカルフォースに3回目の出資をさせていただきました。創業から毎月ミーティングを重ねていますが彼らの強みはシンプルに「約束したことを実行する」事です。
多くのスタートアップと挑戦を続けていますが、宣言した事を実現するという繰り返しを1年2年と続けることができるチームは驚くほど少ないです。
その強みは確実に達成してくる予実にあらわれます。
高い目標を掲げて挑戦を続けるメディカルフォースを引き続き応援させて下さい。良い会社、良い経営陣、良いチームです!
チームメンバーの募集について
メディカルフォースでは、弊社ビジョン「これからの産業の成長プロセスを合理化する」を共に目指すメンバーを募集しております。
https://www.wantedly.com/companies/medicalforce/projects
これまでのリリースや会社の詳細はこちら
https://www.notion.so/medicalforce/medicalforce-Entrance-book-d47facf9d55c470aae6a184b85a5c326
株式会社メディカルフォースについて
設立:2020年11月
代表者:代表取締役 大嶋翼
本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-6-6
事業内容:自由診療クリニック向け電子カルテ・予約管理システムの開発・提供
URL:https://corp.medical-force.com/