大阪大学発ベンチャーの株式会社イムノセンスは 総額5億円の資金調達を実施しました
[23/02/02]
提供元:PRTIMES
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阪大発ベンチャー「株式会社イムノセンス」がシリーズB-2ラウンドで資金調達を実施
株式会社イムノセンス(本社:大阪府大阪市、代表取締役:杉原宏和、以下「イムノセンス」)は、シリーズB-2ラウンドにおいて、第三者割当増資と融資により総額5億円の資金調達を実施しました。
第三者割当増資の引受先、および融資元は以下の通りです(50音順)。
池田泉州キャピタル株式会社(関西イノベーションネットワーク投資事業有限責任組合)
紀陽キャピタルマネジメント株式会社(紀陽成長支援1号投資事業有限責任組合)
KIRIN HEALTH INNOVATION FUND(KIRIN・GB投資事業有限責任組合)
住友ファーマアニマルヘルス株式会社
凸版印刷株式会社
株式会社日本政策金融公庫(資本性ローン)
三菱マテリアル株式会社(MMCイノベーション投資事業有限責任組合)
りそなキャピタル株式会社(りそなキャピタル6号投資事業組合)
SMBCベンチャーキャピタル株式会社(SMBCベンチャーキャピタル産学連携3号投資事業有限責任組合)
他 社名非公開1社(第三者割当増資引受)
【資金調達の目的】
イムノセンスは、創業者でもある国立大学法人大阪大学産業科学研究所特任教授 民谷栄一氏(以下、民谷特任教授)が開発した「GLEIA法」という免疫反応と電気化学反応を組み合わせた独自の免疫測定技術を活用して、POCT(※)向け免疫センサデバイスの開発に取り組む大阪大学発のベンチャー企業です。
※POCT(Point of care testing)…診療所、在宅、遠隔地、災害現場など様々な医療現場で行われるリアルタイム検査の総称。
当社の開発する免疫センサは、心不全や塞栓症など様々な疾患を迅速診断するための免疫検査デバイスであり、既存の測定装置と比較して、小型・低価格・高感度という強みを有しています。血糖値計のように一滴の血液から疾病マーカーを測定し、数分で検査が完了することから診療所などでの迅速診断に活用することが可能です。
2021年に実施した前回の資金調達以来、着実に開発を推進し、2021年8月に体外診断用医薬品製造販売業許可を取得、2022年5月には使い捨てセンサ「GLEIAスティックCRP」および専用測定器「GLEIAベースCRP」の薬機届出を完了しました。また、各種ピッチコンテストでの受賞、J-Startup KANSAIへの選定など、当社に対する期待は着実に高まっています。
今回の資金調達により、心血管系を中心とした測定対象のバリエーションを拡充すると共に、既に進行中の大手企業との共同事業開発を加速し、新たな製品を連打し、確実な収益化につなげて参ります。加えて、マーケティング機能や薬事対応、品質保証体制を抜本的に見直し、事業体としての基礎体力の強化に努めます。
【独自の免疫測定技術「GLEIA」とは】
イムノセンスの独自免疫測定技術「GLEIA」はGold-Linked Electrochemical Immunoassay(金結合電気化学免疫測定法)の頭文字をとって名付けられました。民谷特任教授によって開発された全く新しい免疫測定法です。
従来の免疫測定は操作が煩雑で、医療機関から専門の臨床検査会社に測定を依頼することが主流でした。このため結果が判明するまでに数時間から数日のタイムラグが発生するという課題がありました。一方、新型コロナ感染症の抗原検査などで用いられている「イムノクロマト」は、非常に簡単な操作で「その場」で結果を得ることができます。しかしながら、感度や精度は臨床検査会社での測定に劣るため、用途が限定されていました。
「GLEIA」では、免疫反応と電気化学反応を組み合わせることで、この課題を解決しています。それぞれの病気に特有の物質(疾病マーカー)を2種類の抗体を用いて検出するいわゆる「サンドイッチ免疫測定」において、抗体標識に金ナノ粒子を用い、粒子中に含まれる金原子量を電気化学的に定量することで、簡便なシステム構成で高い検出感度を実現することができます。
「GLEIA」を応用した当社製品は、既存の製品と比較して、小型・低価格・高感度という強みを有しています。手のひらサイズの測定器と使い捨て小型センサを組み合わせ、大型の測定機器と同等の高感度を達成しており、価格は大型測定機器の100分の1以下。様々なシーンでの迅速検査に活用することが可能です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/77216/14/resize/d77216-14-df7360eb10889cc3f402-0.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/77216/14/resize/d77216-14-61485e0383241edbed4f-1.png ]
【イムノセンスの目指す世界】
現在我が国は世界に先駆けて超高齢社会に突入し、生活習慣病等の増加に伴う国民医療費増大の問題が深刻化しています。これを受け、厚生労働省や関連学会から「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21(第二次))」「循環器病対策基本法」「脳卒中と循環器病克服 第二次五か年計画」「「労働者の心の健康の保持増進のための指針(メンタルヘルス指針)」といった基本指針が発出されています。これらで一貫して強調されているのは「日常健康管理の強化と疾病の早期発見・早期治療」の重要性です。
イムノセンスは、独自技術「GLEIA」によって、小型・簡便・高精度な新しいPOCT製品を実現し、「いつでも・だれでも・どこでも医療グレードの迅速検査」を享受できる世界を目指しています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/77216/14/resize/d77216-14-965970fbd9644cf48b97-2.png ]
【イムノセンスの概要】
会社名: 株式会社イムノセンス
設立: 2018年1月25日
本社: 大阪府大阪市中央区備後町四丁目1番3号
事業所: 大阪府吹田市山田丘2‐1 大阪大学フォトニクスセンター319号
代表者: 代表取締役 杉原 宏和
資本金: 2億7千5百万円(2023年2月1日現在)
URL: https://immunosens.com/
【お問い合わせ先】
株式会社イムノセンス
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1 大阪大学フォトニクスセンター319号
E-mail:immunosens@immunosens.com
株式会社イムノセンス(本社:大阪府大阪市、代表取締役:杉原宏和、以下「イムノセンス」)は、シリーズB-2ラウンドにおいて、第三者割当増資と融資により総額5億円の資金調達を実施しました。
第三者割当増資の引受先、および融資元は以下の通りです(50音順)。
池田泉州キャピタル株式会社(関西イノベーションネットワーク投資事業有限責任組合)
紀陽キャピタルマネジメント株式会社(紀陽成長支援1号投資事業有限責任組合)
KIRIN HEALTH INNOVATION FUND(KIRIN・GB投資事業有限責任組合)
住友ファーマアニマルヘルス株式会社
凸版印刷株式会社
株式会社日本政策金融公庫(資本性ローン)
三菱マテリアル株式会社(MMCイノベーション投資事業有限責任組合)
りそなキャピタル株式会社(りそなキャピタル6号投資事業組合)
SMBCベンチャーキャピタル株式会社(SMBCベンチャーキャピタル産学連携3号投資事業有限責任組合)
他 社名非公開1社(第三者割当増資引受)
【資金調達の目的】
イムノセンスは、創業者でもある国立大学法人大阪大学産業科学研究所特任教授 民谷栄一氏(以下、民谷特任教授)が開発した「GLEIA法」という免疫反応と電気化学反応を組み合わせた独自の免疫測定技術を活用して、POCT(※)向け免疫センサデバイスの開発に取り組む大阪大学発のベンチャー企業です。
※POCT(Point of care testing)…診療所、在宅、遠隔地、災害現場など様々な医療現場で行われるリアルタイム検査の総称。
当社の開発する免疫センサは、心不全や塞栓症など様々な疾患を迅速診断するための免疫検査デバイスであり、既存の測定装置と比較して、小型・低価格・高感度という強みを有しています。血糖値計のように一滴の血液から疾病マーカーを測定し、数分で検査が完了することから診療所などでの迅速診断に活用することが可能です。
2021年に実施した前回の資金調達以来、着実に開発を推進し、2021年8月に体外診断用医薬品製造販売業許可を取得、2022年5月には使い捨てセンサ「GLEIAスティックCRP」および専用測定器「GLEIAベースCRP」の薬機届出を完了しました。また、各種ピッチコンテストでの受賞、J-Startup KANSAIへの選定など、当社に対する期待は着実に高まっています。
今回の資金調達により、心血管系を中心とした測定対象のバリエーションを拡充すると共に、既に進行中の大手企業との共同事業開発を加速し、新たな製品を連打し、確実な収益化につなげて参ります。加えて、マーケティング機能や薬事対応、品質保証体制を抜本的に見直し、事業体としての基礎体力の強化に努めます。
【独自の免疫測定技術「GLEIA」とは】
イムノセンスの独自免疫測定技術「GLEIA」はGold-Linked Electrochemical Immunoassay(金結合電気化学免疫測定法)の頭文字をとって名付けられました。民谷特任教授によって開発された全く新しい免疫測定法です。
従来の免疫測定は操作が煩雑で、医療機関から専門の臨床検査会社に測定を依頼することが主流でした。このため結果が判明するまでに数時間から数日のタイムラグが発生するという課題がありました。一方、新型コロナ感染症の抗原検査などで用いられている「イムノクロマト」は、非常に簡単な操作で「その場」で結果を得ることができます。しかしながら、感度や精度は臨床検査会社での測定に劣るため、用途が限定されていました。
「GLEIA」では、免疫反応と電気化学反応を組み合わせることで、この課題を解決しています。それぞれの病気に特有の物質(疾病マーカー)を2種類の抗体を用いて検出するいわゆる「サンドイッチ免疫測定」において、抗体標識に金ナノ粒子を用い、粒子中に含まれる金原子量を電気化学的に定量することで、簡便なシステム構成で高い検出感度を実現することができます。
「GLEIA」を応用した当社製品は、既存の製品と比較して、小型・低価格・高感度という強みを有しています。手のひらサイズの測定器と使い捨て小型センサを組み合わせ、大型の測定機器と同等の高感度を達成しており、価格は大型測定機器の100分の1以下。様々なシーンでの迅速検査に活用することが可能です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/77216/14/resize/d77216-14-df7360eb10889cc3f402-0.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/77216/14/resize/d77216-14-61485e0383241edbed4f-1.png ]
【イムノセンスの目指す世界】
現在我が国は世界に先駆けて超高齢社会に突入し、生活習慣病等の増加に伴う国民医療費増大の問題が深刻化しています。これを受け、厚生労働省や関連学会から「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21(第二次))」「循環器病対策基本法」「脳卒中と循環器病克服 第二次五か年計画」「「労働者の心の健康の保持増進のための指針(メンタルヘルス指針)」といった基本指針が発出されています。これらで一貫して強調されているのは「日常健康管理の強化と疾病の早期発見・早期治療」の重要性です。
イムノセンスは、独自技術「GLEIA」によって、小型・簡便・高精度な新しいPOCT製品を実現し、「いつでも・だれでも・どこでも医療グレードの迅速検査」を享受できる世界を目指しています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/77216/14/resize/d77216-14-965970fbd9644cf48b97-2.png ]
【イムノセンスの概要】
会社名: 株式会社イムノセンス
設立: 2018年1月25日
本社: 大阪府大阪市中央区備後町四丁目1番3号
事業所: 大阪府吹田市山田丘2‐1 大阪大学フォトニクスセンター319号
代表者: 代表取締役 杉原 宏和
資本金: 2億7千5百万円(2023年2月1日現在)
URL: https://immunosens.com/
【お問い合わせ先】
株式会社イムノセンス
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1 大阪大学フォトニクスセンター319号
E-mail:immunosens@immunosens.com