美容師から品質管理のエキスパートへ。商品リペアのプロ清水が挑むリペア技術の極限と世界への挑戦
[24/08/30]
提供元:PRTIMES
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株式会社ペンギントレード 2024年9月から始動する『JRBオークション』に向けた意気込み 〜新シリーズ:社員インタビュー vol3〜
2024年9月に新オフィス(住所:東京都渋谷区宇田川町3-5 Spark SHIBUYA 5階・6階)への移転を発表した、株式会社ペンギントレード(以下、ペンギントレード)。新天地の渋谷オフィスでは、2つ目の自社オークションとなる『JRBオークション』(開催日時:2024年9月26日10:00〜)についても開催予定です。
新境地を迎えたペンギントレードの社員たちは、
「今をどのような思いで働き、そして、これからのビジョンをどのように描いているのか」
本記事を通して、ペンギントレードの”今とこれから”を知るきっかけになっていただけますと幸いです。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106551/14/106551-14-ca4e8a2512c8bb5d6bb5af0da4b1883d-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
品質管理部門マネージャー:清水隆蔵
ペンギントレードの品質管理部門は、ヴィンテージブランド品の価値を最大限に引き出すため、リペアやクリーニングなどの業務を担当しています。
今回は、美容師からキャリアチェンジを果たし、現在は品質管理部門のマネージャーを務める清水隆蔵さんにインタビューしました。品質管理部門が果たす役割や、日々の業務の中で感じるやりがい、そして清水さんが目指す未来についてお話を伺いました。
自己紹介
――それでは、自己紹介をお願いします。
清水:清水隆蔵と申します。2018年ペンギントレードの創業前から代表の佐藤とは一緒に仕事をさせていただいており、現在は品質管理部門でマネージャーを務めています。私たちの部門は、バイヤー部署が仕入れた商品のリペアやクリーニングを担当しており、商品の販売価値や潜在価値を最大限に引き出すことをミッションとしています。
入社のきっかけ
――入社のきっかけは何でしたか?
清水:もともとは美容師として働いていたのですが、その際に代表の佐藤と同じ会社に勤めていた経緯があり、お声がけいただきました。
品質管理部門のミッション
――品質管理部門の主なミッションは何ですか?
清水:品質管理部門の主なミッションは、商品の販売価値や潜在価値を最大限に引き出すことにあると思っています。単にリペアを施すだけでなく、商品本来の美しさや機能性を最大限に蘇らせることを目指しています。
日常業務の内容
――具体的にはどのような業務を担当していますか?
清水:バイヤー部門が仕入れをされた商品の中で様々なダメージを受けてしまっているバッグやアパレル貴金属が存在します。 出来る最大限を駆使していかに自然な仕上がりで修復するかを考えクリーニングから色補修まで行っています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106551/14/106551-14-525f8094ff9a4d61f6d9da77c179e019-751x415.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
成功体験
――最近のプロジェクトで、特に成功したと感じる品質管理の取り組みを教えてください。
清水:最近は、シャネルの黒バッグを誰が見ても自然な仕上がりだと思っていただけるレベルの補色技術を開発できました。
――その成功要因は何だったと思いますか?
清水:修復技術にゴールはありませんので勿論毎日研究を行っておりますが、成功の要因は、薬剤の成分をしっかりと理解し、それぞれのバッグにどの様に反応するかを見極める知識を養った事だと思います。
簡単に説明しますと、洗濯洗剤や食器用洗剤は同じ洗剤でも役割が違います。
油分が多い汚れなのか、タンパク質などが多い汚れなのかで発揮される効果が違うのです。この様に、使われている成分がどの様な役割を果たしどの様な反応が出るのかを頭にいれ経験を積まないと達成は不可能だと思っています。
リペア技術の重要性
――リペア技術がどのように品質管理に貢献しているか教えてください。
清水:やはり本来の色味や状態に最大限修復する事によりバッグやアパレルなどの価値が大きくプラスされます。それによって販売の価値も上がる事になりますので品質管理に貢献という枠を飛び越え、会社全体への貢献が出来ていると思っています。
――特に難しいリペアや、高度な技術が必要だった事例があれば教えてください。
清水:全て高度な技術が必要と言っても過言ではないですが唯一取り上げるのであれば、エルメス製品全般です。エルメス製品はその他のブランドよりも単価の高いものが多いので修復の技術以外に責任感が数倍のしかかってきます(笑)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106551/14/106551-14-ce15d3c8ad702f611e0656bf8fed50fe-454x454.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
エルメス - バーキン
リペア技術の向上
――リペア技術を向上させるために行っている取り組みはありますか?
清水:修復技術に必要なのは色を見極める力と1つ1つのダメージを理解しベストな選択をする事です。その二つを習得するにはやはり毎日考えながら修復作業をやりまくる事です。あと部門全体として、毎週、各メンバーがスキル習得の目標数を設定し、それに向かって練習し我々上司が仕上がりをチェックするという活動をしています。こういった取り組みの中で、より高度なリペア技術を身につけることを目指しています。
品質管理のプロセスとやりがい
――品質管理のプロセスで、特に重要視しているポイントは何ですか?
清水:繰り返しにはなってしまいますが、とにかく”商品の状態をいかに自然に修復するか”です。最終的にはお客様の満足度に直結することになりますので、最高の状態で商品をお届けできるように努力することが、私たちが最も重要視しているポイントですね。
――業務の中でやりがいを感じる瞬間はどのような時ですか?
清水:自分が予想していた以上の仕上がりに修復できて、且つ、それが社会でも高く評価された時には、大きなやりがいとこの仕事の楽しさを感じます。
チームワークとコミュニケーション
――品質管理部門のチーム内でのコミュニケーションや連携はどのように行っていますか?
清水:週に一度の定例ミーティングで、作業の進捗や技術的な課題を共有していますが、それ以外には特に特別な連携はしておらず個々の強みを活かせる様にマネジメントを行う事によって効率の良い状態を保っています。作業に必ずついてくるストレスを感じない様にワークフローを考え軽減する事によって自然とコミュニケーションや連携が生まれています。
――チームワークを強化するために心掛けていることは何ですか?
清水:共有は大事だと思います。出来るできない関係なく今ある技術や知識を共有する事により、自分は同じ仲間で同じゴールを目指していると認識しチームワークが生まれます。
キャリア成長の機会
――品質管理部門でのキャリア成長の機会について教えてください。
清水:リペアは技術職なので多少のセンスは必要かもしれませんがやる気次第でハイレベルな職人になれます。自分自身もそうだった様に全く畑違いの業種から転職し今では1番のやりがいを感じています。また、修復だけではなく社会で必要な知識なども同時に得ることもできるので色々な方向性のキャリアの成長に繋がると思います。
最も挑戦的だった経験
――この部門で働く中で、最も挑戦的だった経験は何ですか?
清水:恐れをなくし何事にもチャレンジを行うことです。「できないかもしれない。」ではなく、「やってみないとわからない」。と思う人間の思考に変換させる事が最も挑戦ではありました。自分は元々ネガティブな思考の人間でしたがポジティブに変えないと良い修復はできません。ただ、頭では理解していても思考を変えるのは容易ではないんです(笑)相当な経験と覚悟が必要になると思います。
未来の目標と展望
――今後、品質管理部門として達成したい目標や展望はありますか?
清水:ペンギントレードの商材が世界に流通し最高な評価を得る事が最大の目標です。会社の商品が良い評価を受けるという事は品質管理部門が評価されたと言っても過言ではないと思っています。
――その目標に向けて、どのような戦略を考えていますか?
戦略というよりかは個人のスキルをいかに早く最高レベルに引き上げるかが課題となります。それを達成するには経験と知識しかありません。今ある技術に満足せず、どうすればもっと良い状態にできるのかを常に考え挑戦し、チーム一丸となって世界にも負けない技術を手にしたいと思っています。
新オフィスと「JRBオークション」について
――9月には新オフィスに移動となり、新たな試みとして手競りでのオークション『JRBオークション』が9月26日に開催されますね。これから意気込みについてお聞かせください。
清水:品質管理としては市場や大会またはBtoCの販売など様々ありますが、何一つ変わる事はありません。常にお品物の状態を最大限修復し、お客様に購入いただき、それによって、会社に貢献し、会社も上がった利益により社会に貢献ができる。世界全体を巻き込んで影響を与えていきたいと思います。
JRBオークション開催情報
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/106551/table/14_1_86fa86164055bb5d3e74f6a258da915d.jpg ]
――株式会社ペンギントレードは、一緒に働く仲間を募集しています。――
会社概要
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/106551/table/14_2_9ba1e564fa9a56cb2e85450404b9a0d4.jpg ]
お問い合わせ先
- 会社名: 株式会社ペンギントレード
- 電話番号: 03-5878-1340
- メールアドレス:info@penguintrade.co.jp
2024年9月に新オフィス(住所:東京都渋谷区宇田川町3-5 Spark SHIBUYA 5階・6階)への移転を発表した、株式会社ペンギントレード(以下、ペンギントレード)。新天地の渋谷オフィスでは、2つ目の自社オークションとなる『JRBオークション』(開催日時:2024年9月26日10:00〜)についても開催予定です。
新境地を迎えたペンギントレードの社員たちは、
「今をどのような思いで働き、そして、これからのビジョンをどのように描いているのか」
本記事を通して、ペンギントレードの”今とこれから”を知るきっかけになっていただけますと幸いです。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106551/14/106551-14-ca4e8a2512c8bb5d6bb5af0da4b1883d-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
品質管理部門マネージャー:清水隆蔵
ペンギントレードの品質管理部門は、ヴィンテージブランド品の価値を最大限に引き出すため、リペアやクリーニングなどの業務を担当しています。
今回は、美容師からキャリアチェンジを果たし、現在は品質管理部門のマネージャーを務める清水隆蔵さんにインタビューしました。品質管理部門が果たす役割や、日々の業務の中で感じるやりがい、そして清水さんが目指す未来についてお話を伺いました。
自己紹介
――それでは、自己紹介をお願いします。
清水:清水隆蔵と申します。2018年ペンギントレードの創業前から代表の佐藤とは一緒に仕事をさせていただいており、現在は品質管理部門でマネージャーを務めています。私たちの部門は、バイヤー部署が仕入れた商品のリペアやクリーニングを担当しており、商品の販売価値や潜在価値を最大限に引き出すことをミッションとしています。
入社のきっかけ
――入社のきっかけは何でしたか?
清水:もともとは美容師として働いていたのですが、その際に代表の佐藤と同じ会社に勤めていた経緯があり、お声がけいただきました。
品質管理部門のミッション
――品質管理部門の主なミッションは何ですか?
清水:品質管理部門の主なミッションは、商品の販売価値や潜在価値を最大限に引き出すことにあると思っています。単にリペアを施すだけでなく、商品本来の美しさや機能性を最大限に蘇らせることを目指しています。
日常業務の内容
――具体的にはどのような業務を担当していますか?
清水:バイヤー部門が仕入れをされた商品の中で様々なダメージを受けてしまっているバッグやアパレル貴金属が存在します。 出来る最大限を駆使していかに自然な仕上がりで修復するかを考えクリーニングから色補修まで行っています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106551/14/106551-14-525f8094ff9a4d61f6d9da77c179e019-751x415.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
成功体験
――最近のプロジェクトで、特に成功したと感じる品質管理の取り組みを教えてください。
清水:最近は、シャネルの黒バッグを誰が見ても自然な仕上がりだと思っていただけるレベルの補色技術を開発できました。
――その成功要因は何だったと思いますか?
清水:修復技術にゴールはありませんので勿論毎日研究を行っておりますが、成功の要因は、薬剤の成分をしっかりと理解し、それぞれのバッグにどの様に反応するかを見極める知識を養った事だと思います。
簡単に説明しますと、洗濯洗剤や食器用洗剤は同じ洗剤でも役割が違います。
油分が多い汚れなのか、タンパク質などが多い汚れなのかで発揮される効果が違うのです。この様に、使われている成分がどの様な役割を果たしどの様な反応が出るのかを頭にいれ経験を積まないと達成は不可能だと思っています。
リペア技術の重要性
――リペア技術がどのように品質管理に貢献しているか教えてください。
清水:やはり本来の色味や状態に最大限修復する事によりバッグやアパレルなどの価値が大きくプラスされます。それによって販売の価値も上がる事になりますので品質管理に貢献という枠を飛び越え、会社全体への貢献が出来ていると思っています。
――特に難しいリペアや、高度な技術が必要だった事例があれば教えてください。
清水:全て高度な技術が必要と言っても過言ではないですが唯一取り上げるのであれば、エルメス製品全般です。エルメス製品はその他のブランドよりも単価の高いものが多いので修復の技術以外に責任感が数倍のしかかってきます(笑)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/106551/14/106551-14-ce15d3c8ad702f611e0656bf8fed50fe-454x454.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
エルメス - バーキン
リペア技術の向上
――リペア技術を向上させるために行っている取り組みはありますか?
清水:修復技術に必要なのは色を見極める力と1つ1つのダメージを理解しベストな選択をする事です。その二つを習得するにはやはり毎日考えながら修復作業をやりまくる事です。あと部門全体として、毎週、各メンバーがスキル習得の目標数を設定し、それに向かって練習し我々上司が仕上がりをチェックするという活動をしています。こういった取り組みの中で、より高度なリペア技術を身につけることを目指しています。
品質管理のプロセスとやりがい
――品質管理のプロセスで、特に重要視しているポイントは何ですか?
清水:繰り返しにはなってしまいますが、とにかく”商品の状態をいかに自然に修復するか”です。最終的にはお客様の満足度に直結することになりますので、最高の状態で商品をお届けできるように努力することが、私たちが最も重要視しているポイントですね。
――業務の中でやりがいを感じる瞬間はどのような時ですか?
清水:自分が予想していた以上の仕上がりに修復できて、且つ、それが社会でも高く評価された時には、大きなやりがいとこの仕事の楽しさを感じます。
チームワークとコミュニケーション
――品質管理部門のチーム内でのコミュニケーションや連携はどのように行っていますか?
清水:週に一度の定例ミーティングで、作業の進捗や技術的な課題を共有していますが、それ以外には特に特別な連携はしておらず個々の強みを活かせる様にマネジメントを行う事によって効率の良い状態を保っています。作業に必ずついてくるストレスを感じない様にワークフローを考え軽減する事によって自然とコミュニケーションや連携が生まれています。
――チームワークを強化するために心掛けていることは何ですか?
清水:共有は大事だと思います。出来るできない関係なく今ある技術や知識を共有する事により、自分は同じ仲間で同じゴールを目指していると認識しチームワークが生まれます。
キャリア成長の機会
――品質管理部門でのキャリア成長の機会について教えてください。
清水:リペアは技術職なので多少のセンスは必要かもしれませんがやる気次第でハイレベルな職人になれます。自分自身もそうだった様に全く畑違いの業種から転職し今では1番のやりがいを感じています。また、修復だけではなく社会で必要な知識なども同時に得ることもできるので色々な方向性のキャリアの成長に繋がると思います。
最も挑戦的だった経験
――この部門で働く中で、最も挑戦的だった経験は何ですか?
清水:恐れをなくし何事にもチャレンジを行うことです。「できないかもしれない。」ではなく、「やってみないとわからない」。と思う人間の思考に変換させる事が最も挑戦ではありました。自分は元々ネガティブな思考の人間でしたがポジティブに変えないと良い修復はできません。ただ、頭では理解していても思考を変えるのは容易ではないんです(笑)相当な経験と覚悟が必要になると思います。
未来の目標と展望
――今後、品質管理部門として達成したい目標や展望はありますか?
清水:ペンギントレードの商材が世界に流通し最高な評価を得る事が最大の目標です。会社の商品が良い評価を受けるという事は品質管理部門が評価されたと言っても過言ではないと思っています。
――その目標に向けて、どのような戦略を考えていますか?
戦略というよりかは個人のスキルをいかに早く最高レベルに引き上げるかが課題となります。それを達成するには経験と知識しかありません。今ある技術に満足せず、どうすればもっと良い状態にできるのかを常に考え挑戦し、チーム一丸となって世界にも負けない技術を手にしたいと思っています。
新オフィスと「JRBオークション」について
――9月には新オフィスに移動となり、新たな試みとして手競りでのオークション『JRBオークション』が9月26日に開催されますね。これから意気込みについてお聞かせください。
清水:品質管理としては市場や大会またはBtoCの販売など様々ありますが、何一つ変わる事はありません。常にお品物の状態を最大限修復し、お客様に購入いただき、それによって、会社に貢献し、会社も上がった利益により社会に貢献ができる。世界全体を巻き込んで影響を与えていきたいと思います。
JRBオークション開催情報
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/106551/table/14_1_86fa86164055bb5d3e74f6a258da915d.jpg ]
――株式会社ペンギントレードは、一緒に働く仲間を募集しています。――
会社概要
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/106551/table/14_2_9ba1e564fa9a56cb2e85450404b9a0d4.jpg ]
お問い合わせ先
- 会社名: 株式会社ペンギントレード
- 電話番号: 03-5878-1340
- メールアドレス:info@penguintrade.co.jp