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【高校生の就職活動に関するアンケート調査】高校生が会社選びで知りたい情報は「社風・職場の雰囲気」、「一人一社制」企業の74%が変更希望




株式会社人と未来グループ(本社:東京都港区、代表取締役:佐々木 満秀)の事業会社で、高校生のための就職・採用支援を行う株式会社ジンジブでは、「就職を希望する高校3年生」、「高校で就職活動をした社会人」および「高卒採用を行う企業の経営者・採用担当者」に、それぞれ「高校生の就職活動に関するアンケート調査」を実施いたしました。

調査結果サマリー


 高校生が会社選びに欲しい情報の第1位は、「社風・職場の雰囲気」64%。
 高校生3年生が「先生以外に相談したい」と答えたのは、77%。卒業後への同質問は89%。
 9月の企業への応募時期に複数社応募したいと答えた高校生は34%。
 高校生の採用活動ルール、企業が最も変更したいルールは「一人一社制」で75%。



調査背景
高校新卒の採用市場は、過去6年で求人件数が約2倍の約47万件に急増している、注目が集まる採用マーケットです。高卒就職者は大卒就職者の半分、毎年約18万人が就職しており、内定率の高さ(2019年3月卒99.4%)では問題のないようですが、18歳人口の減少、新時代に対応した高等学校におけるキャリア教育等の教育改革、また就職後の1年目の早期離職が大卒と比較して高い(大卒の11.9%と比較し、18.2%)など課題は残されており、一人一社制などの長年続く就職活動のルール見直しの必要性が提言されています。
そこで今回当社では、より実態を把握すべく、就職を希望する高校生、高校で就職活動をした社会人、そして高卒採用を行う企業へのアンケートを実施いたしました。

調査概要

[表: https://prtimes.jp/data/corp/11900/table/15_1.jpg ]



<主な調査結果 高校生向け> 以下アンケート調査全文より一部抜粋しています。
【高校3年生】会社を選ぶ際に知りたいと思う情報は何ですか?(N=908、複数回答可)
[画像1: https://prtimes.jp/i/11900/15/resize/d11900-15-357828-7.png ]

2019年4月に高校3年生になった就職希望の生徒へ「会社を選ぶ際に知りたいと思う情報」を質問したところ、第1位が「社風・職場の雰囲気」(63.6%)、第2位が「休日などの待遇」(62.2%)、第3位が「実際の仕事内容」(59%)、第4位が「人間関係」(54.9%)でした。

【既卒社会人】入社前にどんな情報が会社選びに欲しかったですか?(N=284、複数回答可)

[画像2: https://prtimes.jp/i/11900/15/resize/d11900-15-186855-6.png ]

高校で就職活動をした社会人へ「入社前にどんな情報が会社選びに欲しかったか」質問をしたところ、第1位が「社風・職場の雰囲気」(57%)、第2位が「実際の仕事内容」(56.7%)、第3位が「人間関係」(42.6%)、第4位が「先輩の働き方」(28.2%)でした。

【高校3年生】どんな会社に入りたいと思いますか?(N=908、複数回答可)
[画像3: https://prtimes.jp/i/11900/15/resize/d11900-15-287058-1.png ]

高校3年生に「どんな会社に入りたいと思いますか?」を質問したところ、第1位は「人間関係が良い」(59.6%)、第2位は「会社の安定性」(51.7%)、第3位は「待遇がいい」(30.8%)、第4位は「家に近い」(28%)でした。


学校の先生以外に就職の相談に乗ってくれる人や会社がいれば相談したいですか?
【高校3年生】 (N=908) 
[画像4: https://prtimes.jp/i/11900/15/resize/d11900-15-108062-8.png ]



【既卒社会人】 (N=284)
[画像5: https://prtimes.jp/i/11900/15/resize/d11900-15-790884-9.png ]

高校3年生と、高校で就職活動をした社会人に「学校の先生以外に就職の相談に乗ってくれる人や会社がいれば相談したいですか?」と質問したところ、「誰かに勧められたら相談したい」を含め、高校3年生が76.5%、既卒社会人が89.1%「相談したい」と回答しました。

【高校3年生】9月からの面接時期には1社ずつしか応募できません。同時に複数社応募したいですか?(N=908)
[画像6: https://prtimes.jp/i/11900/15/resize/d11900-15-970470-3.png ]



就職希望の高校3年生へ「9月応募時期に同時に複数社応募したいですか?」と質問をしたところ、61.3%が「1社だけの応募で良い」と回答しましたが、34.1%は「複数社応募したい」と回答しました。


<主な調査結果 企業向け> 以下アンケート調査全文より一部抜粋しています。

【企業】現行のルールを変えた方が良いとお考えですか?(N=460)
[画像7: https://prtimes.jp/i/11900/15/resize/d11900-15-498298-4.png ]



高校生の採用活動のルールについて、「現行のルールを変えた方が良いか」質問したところ、30%が「変えた方が良い」48.9%が「一部変えた方が良い」、20.9%が「今のままが良い」と回答しました。

【企業】一人一社制について変更したいですか?(N=364)
[画像8: https://prtimes.jp/i/11900/15/resize/d11900-15-344126-2.png ]

採用活動の現行ルールを「変更した方が良い」と返答した364名に、「一人一社制を変えたいか」質問したところ、「複数社応募できるよう変更」が74.7%、「一人一社制のままが良い」が23.6%と回答をしました。

【企業】採用活動時期はどの時期を変更したら良いと思いますか?(N=364)
[画像9: https://prtimes.jp/i/11900/15/resize/d11900-15-186192-0.png ]

採用活動で変更した方が良い時期があるか質問(複数選択可)したところ、第1位が求人解禁時期(55.2%)、第2位が会社見学時期(46.4%)、第3位が面接解禁時期(42%)と回答がありました。

【企業】高校生が企業に直接応募する機会があった方が良いと思いますか?(N=364)
[画像10: https://prtimes.jp/i/11900/15/resize/d11900-15-287173-5.png ]

高校生が企業に直接応募する機会があった方が良いと思うか質問したところ、82.2%が「そう思う」、13.4%が「そう思わない」と回答しました。


<アンケート調査結果を受けて>
本アンケート調査結果を受けて、高校生が就職する会社を選ぶ際に欲しい情報は、「社風・職場の雰囲気」、「休日などの待遇」、「実際の仕事内容」、「人間関係」が上位で、既卒社会人の結果と比較しても、求人条件以外の情報を必要としていることが分かります。また、77%の高校3年生、89%の既卒社会人は学校以外に相談に乗ってくれる企業や人がいれば相談したいと回答し、9月応募時期の一人一社制に関しては、複数社応募したいと回答した高校生が34%いました。理由では「1社応募では不安」との声が多くありましたが、主体的に就職活動を行いたい高校生が一定数いることが読み取れます。
一方、高卒採用を行う企業の担当への現状の採用活動で改善した方が良いルールに関する質問で、最も意見が多かったのは「一人一社制」(74.7%)でした。次いで求人情報解禁時期だったことから、現行の仕組みだけでは、企業側は自社の情報が十分に高校生に届いていないと感じていることが分かります。
当社では、高校生・企業双方にとって満足できる情報発信を可能にするため、就職情報メディアやイベント運営などのサービスの向上をさせると共に、現行の就職活動ルールについて双方にとってメリットが生まれるよう、民間企業として規制改革の働きかけを行ってまいります。今後も、より良い就職活動環境を創るための、高校生の就職活動にまつわる意識調査や行動調査を行ってまいります。
※本アンケートの全文は参考資料からも確認が可能です。


<サービス立ち上げのきっかけ>
代表取締役の佐々木は高校生時代、進路指導教員から紹介される企業の選択肢が少なく、自分で求人情報誌を手にして、就職先を探す経験をしました。それから30年、高卒採用が未だに、長年の規制や慣習が変わらず多く存在していることを知ります。ジョブドラフトは新しい時代の中で、就職する高校生が学歴や「高卒」という偏見に捉われることなく、ファーストキャリアを選択し活躍できる社会を創ること、企業の採用・教育支援のため「18万人の高校生と企業の未来を輝かせる」をミッションに掲げ、2019年3月末現在、延べ1,600社の企業にご活用頂いております。

<ジョブドラフトの特徴>
掲載数No.1の高校新卒専門求人サイトの運営や、高校現場周りやイベント、SNSでの就職支援を行い、高校生が自主的な企業選びをする支援及び、企業の高校新卒の採用支援を行っています。

●掲載社数No.1サイト 高校生の就職を支援する「ジョブドラフト」  (https://job-draft.com/
これまで文字情報のみだった企業の「求人票」の情報を、高校生目線で取材・掲載します。会社の雰囲気・先輩インタビューなど写真や動画を用いて紹介しています。(2019年3月末まで述べ1,600社の採用支援実績)
[画像11: https://prtimes.jp/i/11900/15/resize/d11900-15-995053-10.png ]

求人情報と就職活動ノウハウを冊子にした「ジョブドラフトBOOK版」は2019年7月(20卒向)、エリア別に6版発行し、全国の就職実績のある高校へ配布します。
※取材は「サポートプラン」「高卒採用基本パッケージ」に含まれたサービスです。
「掲載エントリープラン」の場合は、掲載企業により原稿を入力頂きます。

●高校現場とSNSでの就職相談
関東・関西・福岡の高校現場で、授業での就職ガイダンスや校内合同企業説明会の開催、個別進路相談、インターンシップ企業の紹介などのネットワークが強みです。また、LINE@やTwitterなど、SNSから直接、高校生の進路相談や求人紹介の相談を受け付けしています。

●人事向け勉強交流会「ジンジブクラブ」
ジンジブクラブでは、月に1回オンライン上で、企業にとって不明確だった採用活動手法や情報の提供を行います。2019年5月には、交流会を兼ねた大型勉強会を実施しました。(東京・大阪で220名集客)

●定着支援「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」
「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」では、1年未満の早期離職(大卒の11.9%と比較し、18.2%※)を防止するため、入社後の定着率を高める1年間を通じた研修とメンテナンスサービスを行っています。(2019年は東京・大阪にて実施中。)
※新規学卒就職者の離職状況(平成27年3月卒業者の状況) 厚生労働省発表

◆株式会社ジンジブ (https://jinjib.co.jp/
所在地  :東京都港区芝大門2丁目3-1 常泉ビル4階
代表取締役:佐々木 満秀
事業内容 :事業ミッション「18万人の高校生と企業の未来を輝かせる」
企業の若手採用と、高校新卒が学歴や偏見に捉われることなく活躍できる社会を創るため、高校新卒専門の求人サイト「ジョブドラフト」および就職・採用支援、入社後の定着を目的としたROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)を運営しています。企業の「人事部」として採用・教育・メンテナンス・評価での支援事業を展開してまいります。
2016年「革新ビジネスアワード2016」(主催:イノベーションズアイ、フジサンケイビジネスアイ[日本工業新聞社])にて「よい仕事おこし賞」、2017年「第106回かわさき起業家オーディション ビジネス・アイデアシーズ市場」(主催:公益財団法人 川崎市産業振興財団)にて「かわさき起業家優秀賞」を受賞。

◆株式会社人と未来グループ (https://hitotomirai.co.jp/
代表取締役:佐々木 満秀
事業内容 :グループ各社の経営企画や経営管理、IT開発。企業理念に「挑戦・創造を繰り返し笑顔あふれる豊かな社会を創り出す」、ビジョンに「世界一人間力高きパイオニアカンパニー」を掲げています。
2017年「働きがいのある会社」ランキングにおいて従業員25-99人部門でベストカンパニーに選出。


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