東洋新薬 『まるごと濃縮かきエキスTM』にお肌を潤し、コラーゲン合成を高める作用を確認
[15/05/08]
提供元:PRTIMES
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健康食品・化粧品の総合受託(ODM)メーカーの株式会社東洋新薬(本社:福岡県福岡市、本部:佐賀県鳥栖市、代表取締役:服部利光)は、『まるごと濃縮かきエキスTM 』にたんぱく質摂取不足により引き起こされた皮膚機能の老化現象を抑え、肌水分量およびコラーゲン合成を高める作用を有することを確認しました。
■広島県産かきエキス 『まるごと濃縮かきエキスTM 』とは
[画像1: http://prtimes.jp/i/12067/15/resize/d12067-15-420772-0.jpg ]
まるごと濃縮かきエキスTMは、広島県産のマガキ(Crassostrea gigas)をまるごと使用し、酵素処理後に濃縮した機能性食品素材です。
かきは「海のミルク」とも呼ばれ、たんぱく質、グリコーゲン、ビタミン、タウリンや亜鉛などのミネラルが豊富に含まれており滋養強壮作用が広く知られています。
健康食品として流通しているかきエキスには、かきの煮汁を濃縮したものやむき身を煮詰めたものなど様々ありますが、まるごと濃縮かきエキスTMは、かきのむき身を酵素分解し、かき本来の成分をぎゅっと濃縮させたエキスです。
滋養強壮成分を豊富に含むだけでなく、製法の違いにより亜鉛の含有量が高いのが特徴で、また亜鉛そのものの吸収を促進させる作用も確認しています。
■研究の背景
かきエキスは一般的に滋養強壮のイメージが強い健康食品で、美容に対する作用はほとんど知られていません。一方かきと同様、滋養強壮のイメージを持たれる「すっぽん」は、近年美容訴求の健康食品が続々登場するなど市場を賑わせています。そこで当社はかきエキスの美容作用を探るため、女性にとって関心の高いお肌の「潤い」「ハリ」「弾力」に及ぼす影響に着目しました。
たんぱく質は身体を構成するうえで重要な栄養素ですが、近年日本人のたんぱく質摂取量は低下し、高齢者に至っては健康維持に必要な量を摂取できていないことが指摘されています。たんぱく質摂取量が不足すると、疲れやすくなるだけでなく、角層中の水分量やコラーゲン合成が低下する等お肌にとっても悪影響を及ぼします。
そこで今回当社は、低たんぱく質老化モデルマウスを用いてまるごと濃縮かきエキスTMが皮膚に及ぼす影響について検証しました。
■発表骨子
ヘアレスマウス〔注1.〕に、通常飼料、低たんぱく質飼料〔注2.〕あるいは、 まるごと濃縮かきエキスTM を混合した低たんぱく質飼料を28日間摂取させ、試験期間中に角層水分量〔注3.〕を測定しました。また、摂取期間終了後に、皮膚中コラーゲン量〔注4.〕および表皮厚を測定しました。
その結果、まるごと濃縮かきエキス群では、低たんぱく質飼料の摂取による角層水分量の低下を抑制することが確認されました(図1参照)。
また、皮膚中コラーゲン量の低下や皮膚の菲薄化〔注5.〕も抑制することが確認されました(図2、図3 参照)。
以上のことから、 まるごと濃縮かきエキスTM はたんぱく質の摂取不足により引き起こされた皮膚機能の老化現象を抑制し、肌水分量およびコラーゲン合成を高める作用を有することが示唆されました。
〔注1.〕 ヘアレスマウス: 皮膚研究によく利用される、毛が生えていないマウス。
〔注2.〕 低たんぱく質飼料: たんぱく質量を通常飼料の10分の1に調製した飼料。今回、老化現象に近い皮膚機能が低下したマウスを作製するために餌として使用。
〔注3.〕 角層水分量: 皮膚の一番表層である角層に含まれる水分量を測定したもので、皮膚の「潤い」を示す指標の一つ。
〔注4.〕 皮膚中コラーゲン量: コラーゲンの特徴成分であるヒドロキシプロリンを皮膚中コラーゲン量として測定。
〔注5.〕 皮膚の菲薄化: 皮膚が薄くなること。
■『まるごと濃縮かきエキスTM』の実験結果
図1〜図3は下記画像参照。
[画像2: http://prtimes.jp/i/12067/15/resize/d12067-15-560534-1.jpg ]
■まるごと濃縮かきエキスTMに期待される作用
今回の実験により、『まるごと濃縮かきエキスTM』には、
1. 角層水分量の低下抑制
2. 皮膚中コラーゲン量の低下抑制
3. 皮膚の菲薄化抑制
の作用があることを確認しました。
以上より、お肌の老化現象を抑制し、肌水分量及びコラーゲン合成を高める作用を示唆。
東洋新薬は今後も『まるごと濃縮かきエキスTM』の機能性をさらに解明し、独自性の高い商品を開発し、 より一層の拡販に注力して参ります。
≪トピックス≫
東洋新薬では、トクホ許可取得数No.1のノウハウを生かし、『機能性表示食品制度に対応した商品』に関して、機能性素材の安全性・有効性調査、臨床試験によるエビデンス取得、cGMPに準拠した工場での製造、表示・表現のサポートまで、お客様のニーズに応じたご提案をします。
■株式会社東洋新薬
東洋新薬は、「これまでの常識や固定観念にとらわれない健康食品や化粧品、医薬品を創り、世界へ送り出す」という志を社名に込めて1997年に創業した健康食品・化粧品・医薬品のODMメーカーです。
健康食品・化粧品・医薬品の受託製造にとどまらず、事業全般に亘るコンサルティングや商品企画、マーケティング支援までの豊富なノウハウを活用したビジネスソリューションを提供しており、ビタミンCの600倍の抗酸化作用を持つ松樹皮抽出物『フラバンジェノール(R)』をはじめとする高機能性素材の研究開発にも注力しています。
また、特定保健用食品(トクホ)の許可取得数は258件と日本一(2015年4月時点)で、そのノウハウを活用した独自のCRO事業(トクホ開発と臨床試験受託)を展開しています。
製造工場は、NSF GMP(ダイエタリーサプリメントの製造、包装、表示及び保管において適切な管理を行うための米国標準規格)認証を国内ODMメーカーとして初めて取得しているほか、健康補助食品GMP適合認定、ISO9001:2008、ISO22000:2005認証も取得しており、国際レベルの水準をクリアした品質管理体制を構築しています。
■会社概要
社名 )株式会社東洋新薬 創業 ) 1997年9月18日 代表者 )代表取締役 服部 利光
本部・鳥栖工場)佐賀県鳥栖市弥生が丘7-28
本社 ・福岡支店) 福岡県福岡市博多区駅前2-19-27九勧博多駅前ビル
東京支店 )東京都千代田区内幸町1-1-7 NBF日比谷ビル 大阪支店 ) 大阪府大阪市中央区淡路町3-6-3 御堂筋MTRビル
事業内容 )健康食品・機能性食品・トクホ商品・医薬品・化粧品・医薬部外品の受託製造、販売及び研究、開発
ホームページ ) http://www.toyoshinyaku.co.jp
※ 『東洋新薬』のブランドロゴ、『フラバンジェノール』及びそれらのブランドロゴは、株式会社東洋新薬の登録商標です。
(※ TM)TMはTrademarkの略語であって、「商標」を意味するものです