【Amobee調査】『CESで注目されたトピックスやブランドは?日本企業も上位に。CESに関する米国ネットユーザーの関心』
[20/01/30]
提供元:PRTIMES
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中心テーマは5G。ブランド関心ではソニーがトップ5に。
Amobee Japan(所在地:東京都品川区、代表者:城西將恒、以下「Amobee」)は、Amobee Brand Intelligence(以下、ブランド・インテリジェンス)を使用し、CESに対する海外トレンドの分析を実施いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35887/15/resize/d35887-15-597651-0.jpg ]
【分析結果のポイント】
5Gがトピックの中心に。Privacyへの関心高まりも
強いサムスン。日本企業ではソニーがトップ5のブランドに。
自動車関連は45才以上に高い関心を持たれる
米国消費者視点でのCESに対する関心
Amobeeは、自社ソリューションでありデジタル上の消費者動向を把握できるブランド・インテリジェンスを使用して、米国テクノロジー見本市CESに対する海外消費者の興味関心について分析を行いました。今回は開催国である米国のネットユーザーの視点を分析しています。
5Gが中心トピックに。Privacyへの関心高まりも
最も関心を集めたテーマは5Gとなり、続いてHealth、Security、8K、Privacyという結果であった。5Gが最も高かった要因として、モバイルやPC、ストリーミング、自動運転など幅広いトピックにおいて多くの5G対応製品・サービスが紹介されたことが考えられる。
昨年度との比較で見ると特徴的なテーマはPrivacyとHealthであり、それぞれ昨年より2位上昇している。GDPR以降で頻繁に議論されているデータの取扱いに関する点や、話題を集めたAppleの登壇でPrivacyに触れられた影響も強いと考えられる。8Kへの関心の上昇も著しく、いよいよ普及の兆しが見えてきたとも言える。
2020年は特にPrivacy観点に配慮あるコミュニケーションが重要になると予想される。
関心を集めた上位5テーマ
[画像2: https://prtimes.jp/i/35887/15/resize/d35887-15-601324-1.png ]
関心を集めた上位5テーマ(対前年)
[画像3: https://prtimes.jp/i/35887/15/resize/d35887-15-565426-2.png ]
※2019年対象期間:2018年12月1日〜2019年1月24日
※関心度:最も高い関心項目を100とした指数表示
強いサムスン。日本企業ではソニーがトップ5のブランドに
注目されたブランド企業を見ると、サムスンが最も高い結果となった。続いてGoogle、Apple、ソニー、LGという順となった。サムスンが非常に注目された理由として、Artificial Human、薄いベゼルの8KテレビやSeroなど注目を集めたトピックを多く発表したことが挙げられる。2位との関心度の差も大きく、2020年のCESでは特に強いプレゼンスを持っていたことが伺える。
日本企業の中ではソニーが非常に注目を集めており、『異業種への挑戦』と言えるコンセプトカーが大きく貢献した。興味深い点では、開催前の関心度は5位のLGと同程度であったが、開催後の期間で見るとLGを大きく離し3位のAppleに迫る勢いとなっている点だ。そのため今回の発表は大きなサプライズと取られ、またブランディングにも大きく影響したと推測される。
ソニーの他には、トヨタとパナソニックが日本企業として注目を集めた。特にトヨタのSmart City参入は単独のトピックとして最も関心を集めた項目の一つであった。パナソニック関連ではHDR対応のVRゴーグルへの関心が高いことが分析結果から伺えた。
他日本企業では日産、ホンダ、NEC、積水ハウスなどへの関心も確認されたが上位3社と比較すると限定的であった。日本企業の出展内容も興味深いものが多いため、CESをプロモーションの場として捉えた場合には”見せ方”に工夫の余地があると見える。
関心を集めたブランド上位5社(対前年)
[画像4: https://prtimes.jp/i/35887/15/resize/d35887-15-628860-7.png ]
※関心度:最も高い関心を100とした指数表示
関心を集めたブランド上位5社(開催前と開催後の比較)
[画像5: https://prtimes.jp/i/35887/15/resize/d35887-15-631942-4.png ]
※開催前:2019年12月1日〜2020年1月6日、開催後:2020年1月6日〜2020年1月24日
※関心度:最も高い関心を100とした指数表示
関心層の約半数が45才以上
翻ってCES関心層のデモグラフィックを分析した結果では、男性が6割強と過半数を占めた。年齢別では45才以上が約5割という結果となり、比較的年齢の高い層がメインであることがわかる。年収別で見ると、約1,000万円以上(10万ドル以上)の層が3割以上という点も特徴的と言える。
[画像6: https://prtimes.jp/i/35887/15/resize/d35887-15-662822-5.png ]
自動車関連は45才以上に高い関心を持たれる
興味関心について年代別に分析したところ各層の特徴が確認された。若い24才以下の消費者層ではGaming関連の話題が注目されたことが分かった。Playstation 5は当然のことながら、ゲーミングPCのAlienwareやCPUブランドのAMD、Nvidiaへの高い関心が伺える。8KやOLEDなど画質に関する興味も特徴的だ。
次に、25才から44才までの層を見ると特定のジャンルに限らない幅広い関心が伺える。その中ではPC、モバイルなどのIT機器への高い関心が特徴的であり、PCは前述の若年層とは違い、Lenovoの折り畳画面パソコンであった。その他の関心では、サムスンのAIロボットBallieやスマートウォッチのWithingsへの関心が確認され、またサムスンへの関心が最も高い層もこの年代であった。
45才以上の消費者層は特にテレビと自動車への関心が強いことが特徴的であった。自動車への関心例としては、Hyundai、ソニーのコンセプトカー、BMWなどへの関心が伺える。
自動運関連のプロモーション活動などは、45才以上の消費者像を意識することで高い反応が期待できると思われる。
[画像7: https://prtimes.jp/i/35887/15/resize/d35887-15-847626-6.png ]
【分析要項】
・ソリューション:ブランド・インテリジェンス
・分析対象国:アメリカ
・分析対象期間::2019年12月1日ー2020年1月24日(特に明記ない場合)
・分析内容:『CES』に関するトピックの分析
・分析実施機関:Amobee Japan(アモビージャパン)
【Amobee Brand Intelligence (ブランド・インテリジェンス)】
ブランド・インテリジェンスは、デジタル上のコンテンツに対する消費者のエンゲージメントを測定するソリューションです。様々なデータソースを独自技術によって解析することで、特定のトピックやブランド、イベントに関するイメージや消費者、時系列トレンドなどを把握することができます。
【Amobee(アモビー)について】
Amobeeは広告主や広告会社、放送局へ広告ソリューションを提供する世界最大規模の独立系マーケティングプラットフォームです。Amobeeの包括的なマーケティングテクノロジープラットフォームが提供するインサイトにより、マーケティング担当者はコンシューマージャーニーの全体で企業のマーケティングメッセージを管理できるようになります。
独自データやAI、高度な分析によって、広告主はマルティデバイスをまたいだコンシューマージャーニーを理解でき、従来型メディアでは多くみられた重複する投資を削減することができます。
Amobeeは世界最大級のテレコム企業であり数億人のモバイル加入契約者を抱えるシンガポール・テレコム(Singtel)の完全子会社です。北米、ヨーロッパ、中東、アジア、オーストラリアにわたって事業を展開しています詳細はhttps://amobee.jpをご覧いただくか、@amobeeをフォローしてください。
【問い合わせ先】
Amobee Japan 合同会社
担当者:齊藤飛鳥
メールアドレス:asuka.saito@amobee.com
Amobee Japan(所在地:東京都品川区、代表者:城西將恒、以下「Amobee」)は、Amobee Brand Intelligence(以下、ブランド・インテリジェンス)を使用し、CESに対する海外トレンドの分析を実施いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35887/15/resize/d35887-15-597651-0.jpg ]
【分析結果のポイント】
5Gがトピックの中心に。Privacyへの関心高まりも
強いサムスン。日本企業ではソニーがトップ5のブランドに。
自動車関連は45才以上に高い関心を持たれる
米国消費者視点でのCESに対する関心
Amobeeは、自社ソリューションでありデジタル上の消費者動向を把握できるブランド・インテリジェンスを使用して、米国テクノロジー見本市CESに対する海外消費者の興味関心について分析を行いました。今回は開催国である米国のネットユーザーの視点を分析しています。
5Gが中心トピックに。Privacyへの関心高まりも
最も関心を集めたテーマは5Gとなり、続いてHealth、Security、8K、Privacyという結果であった。5Gが最も高かった要因として、モバイルやPC、ストリーミング、自動運転など幅広いトピックにおいて多くの5G対応製品・サービスが紹介されたことが考えられる。
昨年度との比較で見ると特徴的なテーマはPrivacyとHealthであり、それぞれ昨年より2位上昇している。GDPR以降で頻繁に議論されているデータの取扱いに関する点や、話題を集めたAppleの登壇でPrivacyに触れられた影響も強いと考えられる。8Kへの関心の上昇も著しく、いよいよ普及の兆しが見えてきたとも言える。
2020年は特にPrivacy観点に配慮あるコミュニケーションが重要になると予想される。
関心を集めた上位5テーマ
[画像2: https://prtimes.jp/i/35887/15/resize/d35887-15-601324-1.png ]
関心を集めた上位5テーマ(対前年)
[画像3: https://prtimes.jp/i/35887/15/resize/d35887-15-565426-2.png ]
※2019年対象期間:2018年12月1日〜2019年1月24日
※関心度:最も高い関心項目を100とした指数表示
強いサムスン。日本企業ではソニーがトップ5のブランドに
注目されたブランド企業を見ると、サムスンが最も高い結果となった。続いてGoogle、Apple、ソニー、LGという順となった。サムスンが非常に注目された理由として、Artificial Human、薄いベゼルの8KテレビやSeroなど注目を集めたトピックを多く発表したことが挙げられる。2位との関心度の差も大きく、2020年のCESでは特に強いプレゼンスを持っていたことが伺える。
日本企業の中ではソニーが非常に注目を集めており、『異業種への挑戦』と言えるコンセプトカーが大きく貢献した。興味深い点では、開催前の関心度は5位のLGと同程度であったが、開催後の期間で見るとLGを大きく離し3位のAppleに迫る勢いとなっている点だ。そのため今回の発表は大きなサプライズと取られ、またブランディングにも大きく影響したと推測される。
ソニーの他には、トヨタとパナソニックが日本企業として注目を集めた。特にトヨタのSmart City参入は単独のトピックとして最も関心を集めた項目の一つであった。パナソニック関連ではHDR対応のVRゴーグルへの関心が高いことが分析結果から伺えた。
他日本企業では日産、ホンダ、NEC、積水ハウスなどへの関心も確認されたが上位3社と比較すると限定的であった。日本企業の出展内容も興味深いものが多いため、CESをプロモーションの場として捉えた場合には”見せ方”に工夫の余地があると見える。
関心を集めたブランド上位5社(対前年)
[画像4: https://prtimes.jp/i/35887/15/resize/d35887-15-628860-7.png ]
※関心度:最も高い関心を100とした指数表示
関心を集めたブランド上位5社(開催前と開催後の比較)
[画像5: https://prtimes.jp/i/35887/15/resize/d35887-15-631942-4.png ]
※開催前:2019年12月1日〜2020年1月6日、開催後:2020年1月6日〜2020年1月24日
※関心度:最も高い関心を100とした指数表示
関心層の約半数が45才以上
翻ってCES関心層のデモグラフィックを分析した結果では、男性が6割強と過半数を占めた。年齢別では45才以上が約5割という結果となり、比較的年齢の高い層がメインであることがわかる。年収別で見ると、約1,000万円以上(10万ドル以上)の層が3割以上という点も特徴的と言える。
[画像6: https://prtimes.jp/i/35887/15/resize/d35887-15-662822-5.png ]
自動車関連は45才以上に高い関心を持たれる
興味関心について年代別に分析したところ各層の特徴が確認された。若い24才以下の消費者層ではGaming関連の話題が注目されたことが分かった。Playstation 5は当然のことながら、ゲーミングPCのAlienwareやCPUブランドのAMD、Nvidiaへの高い関心が伺える。8KやOLEDなど画質に関する興味も特徴的だ。
次に、25才から44才までの層を見ると特定のジャンルに限らない幅広い関心が伺える。その中ではPC、モバイルなどのIT機器への高い関心が特徴的であり、PCは前述の若年層とは違い、Lenovoの折り畳画面パソコンであった。その他の関心では、サムスンのAIロボットBallieやスマートウォッチのWithingsへの関心が確認され、またサムスンへの関心が最も高い層もこの年代であった。
45才以上の消費者層は特にテレビと自動車への関心が強いことが特徴的であった。自動車への関心例としては、Hyundai、ソニーのコンセプトカー、BMWなどへの関心が伺える。
自動運関連のプロモーション活動などは、45才以上の消費者像を意識することで高い反応が期待できると思われる。
[画像7: https://prtimes.jp/i/35887/15/resize/d35887-15-847626-6.png ]
【分析要項】
・ソリューション:ブランド・インテリジェンス
・分析対象国:アメリカ
・分析対象期間::2019年12月1日ー2020年1月24日(特に明記ない場合)
・分析内容:『CES』に関するトピックの分析
・分析実施機関:Amobee Japan(アモビージャパン)
【Amobee Brand Intelligence (ブランド・インテリジェンス)】
ブランド・インテリジェンスは、デジタル上のコンテンツに対する消費者のエンゲージメントを測定するソリューションです。様々なデータソースを独自技術によって解析することで、特定のトピックやブランド、イベントに関するイメージや消費者、時系列トレンドなどを把握することができます。
【Amobee(アモビー)について】
Amobeeは広告主や広告会社、放送局へ広告ソリューションを提供する世界最大規模の独立系マーケティングプラットフォームです。Amobeeの包括的なマーケティングテクノロジープラットフォームが提供するインサイトにより、マーケティング担当者はコンシューマージャーニーの全体で企業のマーケティングメッセージを管理できるようになります。
独自データやAI、高度な分析によって、広告主はマルティデバイスをまたいだコンシューマージャーニーを理解でき、従来型メディアでは多くみられた重複する投資を削減することができます。
Amobeeは世界最大級のテレコム企業であり数億人のモバイル加入契約者を抱えるシンガポール・テレコム(Singtel)の完全子会社です。北米、ヨーロッパ、中東、アジア、オーストラリアにわたって事業を展開しています詳細はhttps://amobee.jpをご覧いただくか、@amobeeをフォローしてください。
【問い合わせ先】
Amobee Japan 合同会社
担当者:齊藤飛鳥
メールアドレス:asuka.saito@amobee.com