東大発ベンチャーLPixel、総額7億円の資金調達を実施
[16/10/24]
提供元:PRTIMES
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ライフサイエンス・医療分野における人工知能・画像解析事業を加速
ライフサイエンス領域の人工知能・画像解析ソリューションを提供するエルピクセル株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:島原佑基)は、株式会社ジャフコ(取締役社長:豊貴 伸一)が運営管理する投資事業組合、Mistletoe株式会社(代表取締役社長兼CEO:孫 泰蔵)、東レエンジニアリング株式会社(代表取締役社長:太田 進)、個人投資家を引受先とした第三者割当増資により、総額7億円の資金調達を実施しました。
エルピクセルは主に、国内研究機関や医療機関向けの画像解析ソリューションの受託開発を行ってきましたが、今回の資金調達により、ライフサイエンス研究の高度化・高速化を支援する「IMACEL」(1)などの自社製品や、癌などの疾患を高精度で検知する画像診断ソリューションの研究開発強化、ならびに海外を含めた積極的な事業展開を進めてまいります。
<資金調達の背景について>
ライフサイエンス領域における画像データは増加の一途をたどる一方、それらを扱う研究者や医師の体制や教育機会は十分ではないのが現状です。特に日本は、100万人あたりのCTやMRIの台数、医療画像が世界で最も多いにもかかわらず(2)、画像診断医は減少傾向にあると言われており、業務負担や継続性が課題となっています。エルピクセルは前身である東京大学の研究室時代から国立がん研究センターや全国の医療機関と共同研究を実施し、現場に即した画像解析ソリューションを提供し続けてきました。今回調達した資金は、これまでの経験をさらに洗練させたより高度なソリューションをより早く、より多くの国内外の機関に提供するための研究開発ならびに展開体制強化に活用いたします。
<東レエンジニアリング社との事業提携について>
東レエンジニアリング社とは、今回の資金調達と併せて、人工知能を活用した画像解析技術の研究開発に関する包括提携契約を締結しました。細胞などの生物の工業製品化を見据え、双方の強みを活かしながらライフサイエンス画像解析技術の開発や実用化に取り組んでまいります。
<これまでの実績について>
研究者としての知見と先進技術を併せ持ったエルピクセルのソリューションは全国の研究機関や医療機関を中心に多数の採用実績があり、日本と米国では特許(3)を取得しています。また、本年度は政府の研究プロジェクトに3件採択されており、本領域における研究開発で世界をリードしております(4)(5)(6)。
今後もライフサイエンス領域の研究で培ったノウハウを十分に活用し、先端技術をいち早く取り入れ医療・科学の発展に寄与してまいります。
※参考
1) IMACELティザーサイト:http://imacel.net/
2) 日本の画像診断2.〜CT, MRI台数, 撮影回数のOECD諸国との比較〜:https://lp-tech.net/articles/8fix9
3) 多様な生物医学画像を自動分類するソフトウエア「カルタ」の開発に成功 –画像診断の高速化や省力化などに貢献–:http://www.jst.go.jp/pr/announce/20120829-2/index.html?utm_medium=twitter
4) 内閣府「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」の 「セレンディピティの計画的創出による新価値創造」にてエルピクセルが研究開発機関として選定。:https://lpixel.net/2016/06/16/2872/
5) 経済産業省「平成28年度戦略的基盤技術高度化支援事業」にて生体組織の立体構造情報と人工知能を活用する病理診断支援システム開発プロジェクトが採択。:https://lpixel.net/2016/08/25/3193/6) 科学技術振興機構「CREST」にて、栽培植物倍数体のマルチオミクス技術開発プロジェクトが採択。:https://lpixel.net/2016/09/28/3558/
<エルピクセル株式会社について>
エルピクセル株式会社(本社: 東京都文京区、代表取締役: 島原佑基)は、東京大学の画像解析に精通した生命科学の研究者が中心となって、2014年3月に設立した技術ベンチャー企業です。
ホームページ:http://lpixel.net
[画像: http://prtimes.jp/i/10005/16/resize/d10005-16-104489-0.jpg ]
ライフサイエンス領域の人工知能・画像解析ソリューションを提供するエルピクセル株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:島原佑基)は、株式会社ジャフコ(取締役社長:豊貴 伸一)が運営管理する投資事業組合、Mistletoe株式会社(代表取締役社長兼CEO:孫 泰蔵)、東レエンジニアリング株式会社(代表取締役社長:太田 進)、個人投資家を引受先とした第三者割当増資により、総額7億円の資金調達を実施しました。
エルピクセルは主に、国内研究機関や医療機関向けの画像解析ソリューションの受託開発を行ってきましたが、今回の資金調達により、ライフサイエンス研究の高度化・高速化を支援する「IMACEL」(1)などの自社製品や、癌などの疾患を高精度で検知する画像診断ソリューションの研究開発強化、ならびに海外を含めた積極的な事業展開を進めてまいります。
<資金調達の背景について>
ライフサイエンス領域における画像データは増加の一途をたどる一方、それらを扱う研究者や医師の体制や教育機会は十分ではないのが現状です。特に日本は、100万人あたりのCTやMRIの台数、医療画像が世界で最も多いにもかかわらず(2)、画像診断医は減少傾向にあると言われており、業務負担や継続性が課題となっています。エルピクセルは前身である東京大学の研究室時代から国立がん研究センターや全国の医療機関と共同研究を実施し、現場に即した画像解析ソリューションを提供し続けてきました。今回調達した資金は、これまでの経験をさらに洗練させたより高度なソリューションをより早く、より多くの国内外の機関に提供するための研究開発ならびに展開体制強化に活用いたします。
<東レエンジニアリング社との事業提携について>
東レエンジニアリング社とは、今回の資金調達と併せて、人工知能を活用した画像解析技術の研究開発に関する包括提携契約を締結しました。細胞などの生物の工業製品化を見据え、双方の強みを活かしながらライフサイエンス画像解析技術の開発や実用化に取り組んでまいります。
<これまでの実績について>
研究者としての知見と先進技術を併せ持ったエルピクセルのソリューションは全国の研究機関や医療機関を中心に多数の採用実績があり、日本と米国では特許(3)を取得しています。また、本年度は政府の研究プロジェクトに3件採択されており、本領域における研究開発で世界をリードしております(4)(5)(6)。
今後もライフサイエンス領域の研究で培ったノウハウを十分に活用し、先端技術をいち早く取り入れ医療・科学の発展に寄与してまいります。
※参考
1) IMACELティザーサイト:http://imacel.net/
2) 日本の画像診断2.〜CT, MRI台数, 撮影回数のOECD諸国との比較〜:https://lp-tech.net/articles/8fix9
3) 多様な生物医学画像を自動分類するソフトウエア「カルタ」の開発に成功 –画像診断の高速化や省力化などに貢献–:http://www.jst.go.jp/pr/announce/20120829-2/index.html?utm_medium=twitter
4) 内閣府「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」の 「セレンディピティの計画的創出による新価値創造」にてエルピクセルが研究開発機関として選定。:https://lpixel.net/2016/06/16/2872/
5) 経済産業省「平成28年度戦略的基盤技術高度化支援事業」にて生体組織の立体構造情報と人工知能を活用する病理診断支援システム開発プロジェクトが採択。:https://lpixel.net/2016/08/25/3193/6) 科学技術振興機構「CREST」にて、栽培植物倍数体のマルチオミクス技術開発プロジェクトが採択。:https://lpixel.net/2016/09/28/3558/
<エルピクセル株式会社について>
エルピクセル株式会社(本社: 東京都文京区、代表取締役: 島原佑基)は、東京大学の画像解析に精通した生命科学の研究者が中心となって、2014年3月に設立した技術ベンチャー企業です。
ホームページ:http://lpixel.net
[画像: http://prtimes.jp/i/10005/16/resize/d10005-16-104489-0.jpg ]