2020年へ向け 未来の街をつくる技術・製品・システムが集合 日本最大級の総合展「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」3月5日(火)より開催! 初日来場者は3万4千人
[19/03/07]
提供元:PRTIMES
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8日(金)まで東京国際展示場 「東京ビッグサイト」 全館で実施中
日本経済新聞社による日本最大級の総合展示会「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」(6展示会と特別テーマ展示)が東京ビッグサイトにて昨日3月5日に開幕しました!
人口減少と少子高齢化が進む日本で、これからの流通・小売・サービス・通販業は、「リアルとネットの融合」「人手不足をカバーするロボット技術やICTの利活用」「働き方改革」「商業施設を中心とした地域活性化」「訪日客の誘致」「高齢者に配慮した店づくり」「健康で安全・安心な地域づくり」など、様々な課題を克服する必要があります。本展は、これからの日本の街づくり・店づくりを支える多くの製品・サービス・ソリューションを一堂に集め紹介する総合展示会です。
開催規模は1,308社・団体 4,028小間(1小間=9平方メートル の展示スペース)となっており、東京ビッグサイトの東西ホール全館(総面積は東京ドームおよそ2個分)を使用。
初日の5日(火)には34,484人が来場されました!
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<初日(3月5日)の様子>
働き方改革や人手不足対策、オリンピックやその先を見据えた街づくり・店づくりに関する各展示会に注目が集まり、初日から企業の方はもちろん一般の方も含め多くの方に来場いただきました。展示やプレゼンテーションに趣向を凝らす出展社も多く、各所で商談が進んでいます。
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<初日 各展示会レポート>
◆JAPAN SHOP
内 容:店舗・施設の空間デザイン・ディスプレーに関連する最新の製品・素材、情報等を紹介。他と差別化を図り、人を引きつける空間創出のためのソリューションが見つかる日本最大級の店舗総合見本市。2020年を目前に控え、4000万人とも見込まれる訪日外国人旅行者が快適に過ごせる環境と、リピーター増加に不可欠な満足度の高い体験創出に役立つソリューションが集結。
U R L :http://www.japan-shop.jp/
【秀光】
家具の製造販売を営む秀光が、デザイナーLuigi Mascheroni(ルイージ・マスケローニ)氏と共に新ブランド『GIGI(ジジ)』を立ち上げました。家具が持つべき機能性と洗練されたデザインが美しく融合した収納家具を提案しています。今回がミラノにも先駆け、世界初展示です。
ガラス張りのショーケースには照明が組み込まれており、光と透明性を鍵として空間を広く、そして美しく魅せるための工夫が細部まで凝らされています。服の1着1着を大切にし、ディスプレイに自分だけのストーリーを表現するイタリア人の考え方を感じることができます。パーツは全てカスタマイズができ、ライフスタイルに適合したシーンを演出することが可能です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/19970/16/resize/d19970-16-439923-3.jpg ]
【盛光SCM】
照明器具の製造企業である盛光SCMが展示するのは『PLATREE(プレートリー)』という、植物の緑とLEDの光が調和した新しい形の照明です。「自然を空間に取り入れる」をコンセプトに、ふんわりとした照明と植物を組み合わせることで、室内空間で木漏れ日を演出します。花結い師 TAKAYA氏とのコラボレーションにより、緑とLEDの光が見事に融合したブース。水紋を表現する丸みのあるプレートは「ヘラ絞り」と呼ばれる同社が得意とする技術によるものです。自由に組み合わせることによって様々な空間デザインが可能となります。会場ではTAKAYA氏のデモンストレーションも行われ、多くの観衆で賑わっていました。
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◆建築・建材展
内 容:住宅・店舗・ビル用の各種建材をはじめ、設備機器やソフトウエア、工法、関連サービスなどを幅広く紹介する国内有数の建築総合展。最新の建材・関連製品に加え、建築現場の省力化・作業効率化を推進する点検・調査用のロボットやドローン活用提案。インバウンド需要にも対応した進化する建材なども紹介。今回は、「グッドデザイン賞」を受賞した建築・建材関連商品などを紹介する特別企画「GOOD DESIGN Biz ZONE」も開催中。
U R L :http://www.ac-materials.jp/
【TOTO】
独自の光触媒技術「ハイドロテクト」は、光触媒である酸化チタンの特性を引き出し、空気浄化やセルフクリーニングなど、環境に役立つ効果を生み出す技術です。展示では、ハイドロテクトを応用した、パブリックトイレ向けの汚垂(おだ)れ陶板「ハイドロセラ・フロア」を紹介しています。
インバウンドの広がりで注目されるパブリックトイレは、使用頻度が多く、どうしても尿汚れが発生しやすいものです。しかし、ハイドロテクトの抗菌効果は、臭いの原因であるアンモニアの発生を抑制します。また小便器下専用の「ハイドロセラ・フロアPU(薄型)」は厚さわずか約6mmしかなく、病院や高齢者向けの施設などで、段差を解消します。「ハイドロセラ・フロアPC」は腰掛便器下専用の床材で男性が立ち姿勢で使用した際に腰掛便器下に広がる臭いや尿シミ対策に効果を発揮します。
[画像6: https://prtimes.jp/i/19970/16/resize/d19970-16-255220-5.jpg ]
【エム・ティー・スリー】
枠、鍵、ハンドルの無い未来型の「アウトセット玄関ドア」はマンションの共用部と住戸用玄関ドアがそのまま入ったモデルルーム仕様の展示ブースで紹介しています。玄関ドアセットには高い堅牢性を誇る非接触のカードキーを使用し、防犯セキュリティー対策をサポートします。玄関ドアは取り外しが簡易で様々なデザインをセットできるため、住宅・ホテルなどの模様替えなどデザイン性の高い注文にも対応できます。
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◆リテールテックJAPAN
内 容:流通・小売・飲食業界向けにキャッシュレスなどの決済システム、無人店舗システム、マーケティング関連、物流システムなど経営やビジネスを支える最新のIT機器・システムを紹介する国内最大級の流通情報システム総合展。流通業界の人手不足が大きな課題となる中、ロボットやAI・IoTを活用した未来の店舗が体験できる展示ブースが集まる。
U R L :http://www.retailtech.jp/
【NECグループ】
顔認証をさまざまなシーンで活用したソリューションを多数展示しているのがNECグループです。FastTravelコーナーでは、空港での入国プロセスが、顔認証や事前のスマホによる個人情報登録によりスムーズになるデモが体験できます。また来場者に人気だったのが無人店舗のデジタルストアコーナーです。映像分析ソリューションを活用した店舗内での行動導線のトレースにより、手に取ったアイテム、棚に戻したアイテムを識別します。顔認証レジで決済が完了し、すべてのショッピングがスムーズです。無人店舗への併設をイメージした無人宅配ボックスもあります。スマホを使って、自分宛の荷物がどれかを確認でき、該当アイテムを持っている場合のみ退出できる仕組みです。
[画像8: https://prtimes.jp/i/19970/16/resize/d19970-16-641248-7.jpg ]
【都築電気/慶應義塾大学SFC研究所 ファブ地球社会コンソーシアム】
「顔識別技術を利用した個体識別管理」の実証実験を展示しています。都築電気の顔・音声認証を活用した個体識別システムと、慶應義塾大学の物品管理システムを組み合わせたものです。今回はICカードの貸出・返却をデモで体験できるようになっています。引き出しの中身は全てコンピュータが把握しているため、どこに入れても取り出したいものだけを取り出せるとのことです。引き出しの中を漁る手間や、取り間違いなどを無くせるとあって、様々な活用を考えているそうです。
[画像9: https://prtimes.jp/i/19970/16/resize/d19970-16-985646-8.jpg ]
◆SECURITY SHOW
内 容:防犯カメラやホームセキュリティからテロ対策、オフィスの管理まで社会の「安心・安全」を守る最新のセキュリティー製品やサービスが展示される国内最大級のセキュリティー・安全管理総合展。日本最大級のIoT・情報セキュリティーや災害対策をテーマとしたゾーン、AIによる画像・映像認識技術を特集するエリアも展開中。
U R L :http://www.securityshow.jp/
【第一実業】
世界初となる、非接触で、かつマルチの生体認証ができるシステムを複数展示しています。「BACS Quattro」は、指紋・顔・虹彩・静脈の4つの認証を、1つのデバイスでできるシステム。1つの認証にかかる時間は、1.0秒以下、また、「BACS Duo」は、顔と静脈の2方式の認証ができ、顔の場合、約2m手前から認証します。一方「BACS Tube」は、虹彩と顔を認証するタイプです。設備などのトレーサビリティ用のもので、権限のない人が入室したり、機械などにアクセスしたりすることを防ぎます。従来のIDカードの代わりとなるシステムで、ドア部分はもちろん、機械に装備することもできます。
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【株式会社ティエムエムトレーディング】
槍型スタンガンの「プラズマ‐X スピア」は、2016年に相模原の障がい者施設で起きた殺傷事件を受けて開発されたもの。1630mmと1830mmの2種類の長さがあり、犯人に接近することなく、無力化することができます。また照射距離300mのLEDランプによるタクティカル・フラッシュライトで犯人の戦意を喪失させることも可能。盾型のスタンガンもあります。
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◆ライティング・フェア
内 容:照明メーカー・関連企業と、建築・設計関連、デザイナー、小売業など照明ユーザー層が会する国内最大級のあかりの総合展。今回のテーマは「コレカライト あかりがつながる あしたが変わる」として従来の照明関連ゾーンに加えて、照明としての光源という枠を超え、「光」と「音響」「画像・映像」などを組み合わせた空間演出に関する製品・サービス・ソリューション・デジタル技術を中心とした「光で『つながる』空間演出ゾーン」を新設。企業展示に加え、開催記念セミナーでは日本照明工業会より、照明業界の新たな成長戦略を示す「Lighting Vision 2030」を初公開。日本照明工業会のブースでも紹介。
U R L :http://www.lightingfair.jp/
【パナソニック】
総合電機メーカーのパナソニックは、オフィスや店舗、住宅向けまで多彩な照明器具を展示します。メインとなる展示内容は、オフィスの集中作業スペースと、オープンコミュニケーションスペースのモデルルームです。「五感に響く次世代の空間設計」をコンセプトに、照明コントロールによって人間の創造力を底上げする部屋を提案しました。オフィスの集中作業スペースは、落ち着いた配色の部屋に集中力を高める色・明るさの光が施されています。一方、オープンコミュニケーションスペースは、四季をイメージした照明色や映像を壁に照射することでリラックス効果を高められる空間です。その他、色を巧みにコントロールして空間や風景をダイナミックに演出するカラーLED投光器など、パナソニックの技術を活かした多彩な商品が展示されています。
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【コイズミ照明】
照明器具メーカーのコイズミ照明は、光をデザインするオフィスの提案によって独自の「働き方改革」を示す展示を行っています。ブースのエントランスを飾るのは、マグネットで容易に着脱できるデザイン性の高いスリムなライトです。先端までムラなく発光する「Solid Seamless Line System」は、シンプルな直線状のデザインで、どんな空間にもマッチします。また、照明の色温度を自然光と連動してコントロールするソリューションの提案も行っています。業務に集中したい時間帯はフラットな色、リラックスタイムは温かい色など、理想のオフィス環境を作り出します。コイズミ照明の事業所に導入したところ、残業時間が17%、CO2排出量が一般オフィスと比べて55%の削減効果を発揮しました。コイズミ照明は、光によって働き方を変えられることを提示します。
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◆【日経メッセ特別テーマ展示】「Future Office Tech & Facility」
内 容:未来のオフィスを支える情報技術とファシリティを提案する新規企画。流通業を中心に、昨今テクノロジーの変化が著しいオフィス分野に特化した特別テーマ展示。「実践!業務効率化・自動化」「進化する企業の人づくり」「未来の快適職場づくり」の3つのテーマで話題のRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)や、HRテクノロジーなどオフィス変革・働き方改革に関する製品・ソリューションを集中的に紹介。
U R L :https://messe.nikkei.co.jp/fu/
【オフィスおかん】
「1品100円のぷち社食」を引っさげて、日経メッセに初出展したのが、オフィスおかんです。社内に冷蔵庫・専用ボックスを設置しておけば、お惣菜やご飯などの食事を定期的に届けてくれる仕組みになっています。
スペースと電子レンジさえあれば、初期費用0円で社食サービスを始めることが可能です。時間を選ばずいつでも健康的な食事を摂ることができ、ランチ難民問題も解決します。加えて、オフィス内で食事をする社員が増えることで、社内のコミュニケーションも活発にします。すでに1,500社以上の企業が導入しています。規模の大きなオフィスにも対応する自動販売機タイプも展示されており、食でサポートするオフィス作りが考えられる展示です。
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【同志社大学知的システムデザイン研究室】
テクノロジーがどこまでオフィスを進化させるのかについて、一つの答えを見せてくれるのが、同志社大学知的システムデザイン研究室のブースです。「擬似窓システム」は、野外のライブ映像や場面に合わせた静止画・動画を、高輝度ディスプレイを用いた擬似窓に表示します。オフィスの快適性が期待されるシステムになっています。
ブース内では多様な知的照明制御システムも体感できます。各席ごとに好みの色・明るさに調整できたり、照明によって体感温度を制御したりなど、新丸の内ビルディングや六本木ヒルズ森タワーで導入されている最先端のシステムを見ることができます。その他、音声対話型会議予約システム、配席・在離席管理システム、人流計測システムなど、オフィスの可能性を広げる技術の数々が展示されています。
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<フランチャイズ・ショーは本日6日より開催!注目の見どころ>
◆フランチャイズ・ショー
内 容:フードサービス・小売・サービス業のフランチャイズチェーン(FC)本部による加盟店募集や、自社製品・サービスの販売店・代理店、特約店、業務提携先などのビジネスパートナー募集、FC本部向け支援ビジネスのコンサルティング・出版など関連事業が出展する日本最大規模のフランチャイズ展示会。
U R L :http://www.fcshow.jp/
【うめもり寿司学校】
奈良市内に会社を構える寿司製造メーカー梅守本店が出展するのは、5年で30万人のインバウンド旅行客の集客を誇る「うめもり寿司学校」です。香港、台湾、中国を中心とする訪日客が総来店者の95%を占めます。日本文化の代表でもある「寿司」を食べるだけでなく、作ることまで体験できることが人気になっているようです。現在、奈良・京都・大阪・東京の4校を直営し、この事業をフランチャイズ展開するため、出展に至りました。ハラール認証のノウハウもあり、食でインバウンドビジネスを考える起業家は注目です。
【アクアバンク】
水素を使った様々なサービスを展開するアクアバンクは、珍しいポータブル水素ガス吸引具「KENCOS」と、ミネラル水素水ウォーターサーバー「アクアバンク」の事業をフランチャイズ展開するためのパートナー契約を提案。水素ガス吸引具「KENCOS」は、安定した水素ガス発生機能が搭載され、いつでもどこでも摂取可能な吸引具です。コンパクトに、 かつ軽量になった新機種「KENCOS3」を紹介します。実際に水素吸引を体験することも可能です。一方、社名にもなっている「アクアバンク」は、水道水がミネラルたっぷりの水素水に早変わりするウォーターサーバーで、定額制のレンタル事業をフランチャイズチェーン展開しています。
【「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」 開催概要】
名称: 日経メッセ 街づくり・店づくり総合展
構成展示会: <東ホール>JAPAN SHOP 、建築・建材展 、リテールテックJAPAN 、SECURITY SHOW 、
[日経メッセ特別テーマ展示] Future Office Tech & Facility
<西ホール>ライティング・フェア 、フランチャイズ・ショー
主催: 日本経済新聞社 ※「ライティング・フェア」は日本照明工業会と共催
会期: 2019年3月5日(火)〜8日(金) 10:00〜17:00(最終日のみ16:30まで)
※フランチャイズ・ショーのみ3月6日(水)〜8日(金)の開催
会場: 東京ビッグサイト東・西ホール全館(東京都江東区有明)
開催規模: 1,308社・団体 4,028小間(1小間=9平方メートル 、6展示会と特別テーマ展示の合計)
入場料: 3,000 円(同時開催の展示会共通、税込み)
※フランチャイズ・ショーは入場無料
※ウェブサイト(http://messe.nikkei.co.jp/)の来場事前登録で入場無料(3月8日まで受付)
来場者数: 200,000人以上(見込み)
お問い合わせ: ハローダイヤル 03-5777-8600(3月末まで)
【「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」とは】
コミュニティーのにぎわいの中心となる「店舗・商業施設」や、ビジネスの拠点である「オフィス」、豊かに暮らすための「住宅」「公共施設・スペース」など、にぎわいあふれる快適で安全な街づくり・店づくりのための最新ソリューション・ビジネスモデルが展示・提案される、この分野において日本最大級の総合展示会です。相互に関連性のある展示会「JAPAN SHOP」「建築・建材展」「リテールテックJAPAN」「SECURITY SHOW」「ライティング・フェア」「フランチャイズ・ショー」と、特別企画やセミナー・シンポジウムなどを同時開催します。 毎回、多数の来場者が会場内で活発な商談・情報交換を実施しています。
「日経メッセ」は1972年の初開催から2019年3月まで48年開催を続けており、2013年に総称を「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」へ改称し、日本の街づくりと店づくりに貢献する総合展示会として歴史を刻んでいます。
日本経済新聞社による日本最大級の総合展示会「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」(6展示会と特別テーマ展示)が東京ビッグサイトにて昨日3月5日に開幕しました!
人口減少と少子高齢化が進む日本で、これからの流通・小売・サービス・通販業は、「リアルとネットの融合」「人手不足をカバーするロボット技術やICTの利活用」「働き方改革」「商業施設を中心とした地域活性化」「訪日客の誘致」「高齢者に配慮した店づくり」「健康で安全・安心な地域づくり」など、様々な課題を克服する必要があります。本展は、これからの日本の街づくり・店づくりを支える多くの製品・サービス・ソリューションを一堂に集め紹介する総合展示会です。
開催規模は1,308社・団体 4,028小間(1小間=9平方メートル の展示スペース)となっており、東京ビッグサイトの東西ホール全館(総面積は東京ドームおよそ2個分)を使用。
初日の5日(火)には34,484人が来場されました!
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<初日(3月5日)の様子>
働き方改革や人手不足対策、オリンピックやその先を見据えた街づくり・店づくりに関する各展示会に注目が集まり、初日から企業の方はもちろん一般の方も含め多くの方に来場いただきました。展示やプレゼンテーションに趣向を凝らす出展社も多く、各所で商談が進んでいます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/19970/16/resize/d19970-16-359527-1.jpg ]
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<初日 各展示会レポート>
◆JAPAN SHOP
内 容:店舗・施設の空間デザイン・ディスプレーに関連する最新の製品・素材、情報等を紹介。他と差別化を図り、人を引きつける空間創出のためのソリューションが見つかる日本最大級の店舗総合見本市。2020年を目前に控え、4000万人とも見込まれる訪日外国人旅行者が快適に過ごせる環境と、リピーター増加に不可欠な満足度の高い体験創出に役立つソリューションが集結。
U R L :http://www.japan-shop.jp/
【秀光】
家具の製造販売を営む秀光が、デザイナーLuigi Mascheroni(ルイージ・マスケローニ)氏と共に新ブランド『GIGI(ジジ)』を立ち上げました。家具が持つべき機能性と洗練されたデザインが美しく融合した収納家具を提案しています。今回がミラノにも先駆け、世界初展示です。
ガラス張りのショーケースには照明が組み込まれており、光と透明性を鍵として空間を広く、そして美しく魅せるための工夫が細部まで凝らされています。服の1着1着を大切にし、ディスプレイに自分だけのストーリーを表現するイタリア人の考え方を感じることができます。パーツは全てカスタマイズができ、ライフスタイルに適合したシーンを演出することが可能です。
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【盛光SCM】
照明器具の製造企業である盛光SCMが展示するのは『PLATREE(プレートリー)』という、植物の緑とLEDの光が調和した新しい形の照明です。「自然を空間に取り入れる」をコンセプトに、ふんわりとした照明と植物を組み合わせることで、室内空間で木漏れ日を演出します。花結い師 TAKAYA氏とのコラボレーションにより、緑とLEDの光が見事に融合したブース。水紋を表現する丸みのあるプレートは「ヘラ絞り」と呼ばれる同社が得意とする技術によるものです。自由に組み合わせることによって様々な空間デザインが可能となります。会場ではTAKAYA氏のデモンストレーションも行われ、多くの観衆で賑わっていました。
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◆建築・建材展
内 容:住宅・店舗・ビル用の各種建材をはじめ、設備機器やソフトウエア、工法、関連サービスなどを幅広く紹介する国内有数の建築総合展。最新の建材・関連製品に加え、建築現場の省力化・作業効率化を推進する点検・調査用のロボットやドローン活用提案。インバウンド需要にも対応した進化する建材なども紹介。今回は、「グッドデザイン賞」を受賞した建築・建材関連商品などを紹介する特別企画「GOOD DESIGN Biz ZONE」も開催中。
U R L :http://www.ac-materials.jp/
【TOTO】
独自の光触媒技術「ハイドロテクト」は、光触媒である酸化チタンの特性を引き出し、空気浄化やセルフクリーニングなど、環境に役立つ効果を生み出す技術です。展示では、ハイドロテクトを応用した、パブリックトイレ向けの汚垂(おだ)れ陶板「ハイドロセラ・フロア」を紹介しています。
インバウンドの広がりで注目されるパブリックトイレは、使用頻度が多く、どうしても尿汚れが発生しやすいものです。しかし、ハイドロテクトの抗菌効果は、臭いの原因であるアンモニアの発生を抑制します。また小便器下専用の「ハイドロセラ・フロアPU(薄型)」は厚さわずか約6mmしかなく、病院や高齢者向けの施設などで、段差を解消します。「ハイドロセラ・フロアPC」は腰掛便器下専用の床材で男性が立ち姿勢で使用した際に腰掛便器下に広がる臭いや尿シミ対策に効果を発揮します。
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【エム・ティー・スリー】
枠、鍵、ハンドルの無い未来型の「アウトセット玄関ドア」はマンションの共用部と住戸用玄関ドアがそのまま入ったモデルルーム仕様の展示ブースで紹介しています。玄関ドアセットには高い堅牢性を誇る非接触のカードキーを使用し、防犯セキュリティー対策をサポートします。玄関ドアは取り外しが簡易で様々なデザインをセットできるため、住宅・ホテルなどの模様替えなどデザイン性の高い注文にも対応できます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/19970/16/resize/d19970-16-321452-15.jpg ]
◆リテールテックJAPAN
内 容:流通・小売・飲食業界向けにキャッシュレスなどの決済システム、無人店舗システム、マーケティング関連、物流システムなど経営やビジネスを支える最新のIT機器・システムを紹介する国内最大級の流通情報システム総合展。流通業界の人手不足が大きな課題となる中、ロボットやAI・IoTを活用した未来の店舗が体験できる展示ブースが集まる。
U R L :http://www.retailtech.jp/
【NECグループ】
顔認証をさまざまなシーンで活用したソリューションを多数展示しているのがNECグループです。FastTravelコーナーでは、空港での入国プロセスが、顔認証や事前のスマホによる個人情報登録によりスムーズになるデモが体験できます。また来場者に人気だったのが無人店舗のデジタルストアコーナーです。映像分析ソリューションを活用した店舗内での行動導線のトレースにより、手に取ったアイテム、棚に戻したアイテムを識別します。顔認証レジで決済が完了し、すべてのショッピングがスムーズです。無人店舗への併設をイメージした無人宅配ボックスもあります。スマホを使って、自分宛の荷物がどれかを確認でき、該当アイテムを持っている場合のみ退出できる仕組みです。
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【都築電気/慶應義塾大学SFC研究所 ファブ地球社会コンソーシアム】
「顔識別技術を利用した個体識別管理」の実証実験を展示しています。都築電気の顔・音声認証を活用した個体識別システムと、慶應義塾大学の物品管理システムを組み合わせたものです。今回はICカードの貸出・返却をデモで体験できるようになっています。引き出しの中身は全てコンピュータが把握しているため、どこに入れても取り出したいものだけを取り出せるとのことです。引き出しの中を漁る手間や、取り間違いなどを無くせるとあって、様々な活用を考えているそうです。
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◆SECURITY SHOW
内 容:防犯カメラやホームセキュリティからテロ対策、オフィスの管理まで社会の「安心・安全」を守る最新のセキュリティー製品やサービスが展示される国内最大級のセキュリティー・安全管理総合展。日本最大級のIoT・情報セキュリティーや災害対策をテーマとしたゾーン、AIによる画像・映像認識技術を特集するエリアも展開中。
U R L :http://www.securityshow.jp/
【第一実業】
世界初となる、非接触で、かつマルチの生体認証ができるシステムを複数展示しています。「BACS Quattro」は、指紋・顔・虹彩・静脈の4つの認証を、1つのデバイスでできるシステム。1つの認証にかかる時間は、1.0秒以下、また、「BACS Duo」は、顔と静脈の2方式の認証ができ、顔の場合、約2m手前から認証します。一方「BACS Tube」は、虹彩と顔を認証するタイプです。設備などのトレーサビリティ用のもので、権限のない人が入室したり、機械などにアクセスしたりすることを防ぎます。従来のIDカードの代わりとなるシステムで、ドア部分はもちろん、機械に装備することもできます。
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【株式会社ティエムエムトレーディング】
槍型スタンガンの「プラズマ‐X スピア」は、2016年に相模原の障がい者施設で起きた殺傷事件を受けて開発されたもの。1630mmと1830mmの2種類の長さがあり、犯人に接近することなく、無力化することができます。また照射距離300mのLEDランプによるタクティカル・フラッシュライトで犯人の戦意を喪失させることも可能。盾型のスタンガンもあります。
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◆ライティング・フェア
内 容:照明メーカー・関連企業と、建築・設計関連、デザイナー、小売業など照明ユーザー層が会する国内最大級のあかりの総合展。今回のテーマは「コレカライト あかりがつながる あしたが変わる」として従来の照明関連ゾーンに加えて、照明としての光源という枠を超え、「光」と「音響」「画像・映像」などを組み合わせた空間演出に関する製品・サービス・ソリューション・デジタル技術を中心とした「光で『つながる』空間演出ゾーン」を新設。企業展示に加え、開催記念セミナーでは日本照明工業会より、照明業界の新たな成長戦略を示す「Lighting Vision 2030」を初公開。日本照明工業会のブースでも紹介。
U R L :http://www.lightingfair.jp/
【パナソニック】
総合電機メーカーのパナソニックは、オフィスや店舗、住宅向けまで多彩な照明器具を展示します。メインとなる展示内容は、オフィスの集中作業スペースと、オープンコミュニケーションスペースのモデルルームです。「五感に響く次世代の空間設計」をコンセプトに、照明コントロールによって人間の創造力を底上げする部屋を提案しました。オフィスの集中作業スペースは、落ち着いた配色の部屋に集中力を高める色・明るさの光が施されています。一方、オープンコミュニケーションスペースは、四季をイメージした照明色や映像を壁に照射することでリラックス効果を高められる空間です。その他、色を巧みにコントロールして空間や風景をダイナミックに演出するカラーLED投光器など、パナソニックの技術を活かした多彩な商品が展示されています。
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【コイズミ照明】
照明器具メーカーのコイズミ照明は、光をデザインするオフィスの提案によって独自の「働き方改革」を示す展示を行っています。ブースのエントランスを飾るのは、マグネットで容易に着脱できるデザイン性の高いスリムなライトです。先端までムラなく発光する「Solid Seamless Line System」は、シンプルな直線状のデザインで、どんな空間にもマッチします。また、照明の色温度を自然光と連動してコントロールするソリューションの提案も行っています。業務に集中したい時間帯はフラットな色、リラックスタイムは温かい色など、理想のオフィス環境を作り出します。コイズミ照明の事業所に導入したところ、残業時間が17%、CO2排出量が一般オフィスと比べて55%の削減効果を発揮しました。コイズミ照明は、光によって働き方を変えられることを提示します。
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◆【日経メッセ特別テーマ展示】「Future Office Tech & Facility」
内 容:未来のオフィスを支える情報技術とファシリティを提案する新規企画。流通業を中心に、昨今テクノロジーの変化が著しいオフィス分野に特化した特別テーマ展示。「実践!業務効率化・自動化」「進化する企業の人づくり」「未来の快適職場づくり」の3つのテーマで話題のRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)や、HRテクノロジーなどオフィス変革・働き方改革に関する製品・ソリューションを集中的に紹介。
U R L :https://messe.nikkei.co.jp/fu/
【オフィスおかん】
「1品100円のぷち社食」を引っさげて、日経メッセに初出展したのが、オフィスおかんです。社内に冷蔵庫・専用ボックスを設置しておけば、お惣菜やご飯などの食事を定期的に届けてくれる仕組みになっています。
スペースと電子レンジさえあれば、初期費用0円で社食サービスを始めることが可能です。時間を選ばずいつでも健康的な食事を摂ることができ、ランチ難民問題も解決します。加えて、オフィス内で食事をする社員が増えることで、社内のコミュニケーションも活発にします。すでに1,500社以上の企業が導入しています。規模の大きなオフィスにも対応する自動販売機タイプも展示されており、食でサポートするオフィス作りが考えられる展示です。
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【同志社大学知的システムデザイン研究室】
テクノロジーがどこまでオフィスを進化させるのかについて、一つの答えを見せてくれるのが、同志社大学知的システムデザイン研究室のブースです。「擬似窓システム」は、野外のライブ映像や場面に合わせた静止画・動画を、高輝度ディスプレイを用いた擬似窓に表示します。オフィスの快適性が期待されるシステムになっています。
ブース内では多様な知的照明制御システムも体感できます。各席ごとに好みの色・明るさに調整できたり、照明によって体感温度を制御したりなど、新丸の内ビルディングや六本木ヒルズ森タワーで導入されている最先端のシステムを見ることができます。その他、音声対話型会議予約システム、配席・在離席管理システム、人流計測システムなど、オフィスの可能性を広げる技術の数々が展示されています。
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<フランチャイズ・ショーは本日6日より開催!注目の見どころ>
◆フランチャイズ・ショー
内 容:フードサービス・小売・サービス業のフランチャイズチェーン(FC)本部による加盟店募集や、自社製品・サービスの販売店・代理店、特約店、業務提携先などのビジネスパートナー募集、FC本部向け支援ビジネスのコンサルティング・出版など関連事業が出展する日本最大規模のフランチャイズ展示会。
U R L :http://www.fcshow.jp/
【うめもり寿司学校】
奈良市内に会社を構える寿司製造メーカー梅守本店が出展するのは、5年で30万人のインバウンド旅行客の集客を誇る「うめもり寿司学校」です。香港、台湾、中国を中心とする訪日客が総来店者の95%を占めます。日本文化の代表でもある「寿司」を食べるだけでなく、作ることまで体験できることが人気になっているようです。現在、奈良・京都・大阪・東京の4校を直営し、この事業をフランチャイズ展開するため、出展に至りました。ハラール認証のノウハウもあり、食でインバウンドビジネスを考える起業家は注目です。
【アクアバンク】
水素を使った様々なサービスを展開するアクアバンクは、珍しいポータブル水素ガス吸引具「KENCOS」と、ミネラル水素水ウォーターサーバー「アクアバンク」の事業をフランチャイズ展開するためのパートナー契約を提案。水素ガス吸引具「KENCOS」は、安定した水素ガス発生機能が搭載され、いつでもどこでも摂取可能な吸引具です。コンパクトに、 かつ軽量になった新機種「KENCOS3」を紹介します。実際に水素吸引を体験することも可能です。一方、社名にもなっている「アクアバンク」は、水道水がミネラルたっぷりの水素水に早変わりするウォーターサーバーで、定額制のレンタル事業をフランチャイズチェーン展開しています。
【「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」 開催概要】
名称: 日経メッセ 街づくり・店づくり総合展
構成展示会: <東ホール>JAPAN SHOP 、建築・建材展 、リテールテックJAPAN 、SECURITY SHOW 、
[日経メッセ特別テーマ展示] Future Office Tech & Facility
<西ホール>ライティング・フェア 、フランチャイズ・ショー
主催: 日本経済新聞社 ※「ライティング・フェア」は日本照明工業会と共催
会期: 2019年3月5日(火)〜8日(金) 10:00〜17:00(最終日のみ16:30まで)
※フランチャイズ・ショーのみ3月6日(水)〜8日(金)の開催
会場: 東京ビッグサイト東・西ホール全館(東京都江東区有明)
開催規模: 1,308社・団体 4,028小間(1小間=9平方メートル 、6展示会と特別テーマ展示の合計)
入場料: 3,000 円(同時開催の展示会共通、税込み)
※フランチャイズ・ショーは入場無料
※ウェブサイト(http://messe.nikkei.co.jp/)の来場事前登録で入場無料(3月8日まで受付)
来場者数: 200,000人以上(見込み)
お問い合わせ: ハローダイヤル 03-5777-8600(3月末まで)
【「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」とは】
コミュニティーのにぎわいの中心となる「店舗・商業施設」や、ビジネスの拠点である「オフィス」、豊かに暮らすための「住宅」「公共施設・スペース」など、にぎわいあふれる快適で安全な街づくり・店づくりのための最新ソリューション・ビジネスモデルが展示・提案される、この分野において日本最大級の総合展示会です。相互に関連性のある展示会「JAPAN SHOP」「建築・建材展」「リテールテックJAPAN」「SECURITY SHOW」「ライティング・フェア」「フランチャイズ・ショー」と、特別企画やセミナー・シンポジウムなどを同時開催します。 毎回、多数の来場者が会場内で活発な商談・情報交換を実施しています。
「日経メッセ」は1972年の初開催から2019年3月まで48年開催を続けており、2013年に総称を「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」へ改称し、日本の街づくりと店づくりに貢献する総合展示会として歴史を刻んでいます。