「腸内細菌叢バンク」クラウドファンディング、目標達成!2023年内にバンク稼働開始予定
[23/06/26]
提供元:PRTIMES
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腸内細菌ドナー志願者を含む支援者数150名以上、支援金額400万円以上
腸内細菌研究に基づいた医療・創薬を推進するメタジェンセラピューティクス株式会社(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO:中原拓)は、「腸内細菌叢(そう)バンク」の構築支援を募るクラウドファンディングを完了し、目標金額である350万円を達成いたしました。計151名の方からご支援をいただき、支援金額は目標金額を大きく上回る429万5千円に達しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/75935/16/resize/d75935-16-84fbf8634c15d9dcdf7f-0.png ]
◆クラウドファンディング概要
「ドナー候補募集!腸内細菌を必要な患者さんに届ける仕組みを作りたい!」
・特設ページURL
https://www.metagentx.com/microbiome-bank/
・実施期間
2023年4月20日(木)11時30分〜6月17日(土)23時00分
・結果
[表: https://prtimes.jp/data/corp/75935/table/16_1_5b22ac896d9c32bfa7ab5ba716c98a19.jpg ]
◆クラウドファンディング実施の背景
「腸内細菌叢バンク」とは、便を提供いただける「腸内細菌ドナー」を募集、スクリーニングした後、「腸内細菌叢移植(FMT)」を行う際に患者さんに移植する腸内細菌叢溶液を便から調製し、医療機関に届ける仕組みです。また、腸内細菌叢バンクは、腸内細菌を用いた医薬品の研究開発の基盤ともなります。
今後、腸内細菌による医療や医薬品開発をさらに推進していくためには、多くの「腸内細菌ドナー」を集めることのできる「腸内細菌叢バンク」を構築する必要があります。
◆支援金の使途および今後のスケジュール
メタジェンセラピューティクスは、今回集まった支援金を用いて「腸内細菌ドナー」の申し込みおよび問診のためのWebサイト構築を進めるとともに、支援者とともに、腸内細菌叢バンクの持続可能な運用方法について検討を進めてまいります。
また、支援者のうち、ウェブ問診と腸内細菌叢検査を通過された方については、「腸内細菌叢バンク」完成後に、「腸内細菌ドナー候補者」としての登録のご案内をいたします。「腸内細菌ドナー候補者」としてご登録の後、地理的条件などの審査を通過された方には、医療機関での第2次適格性検査をご案内します。医療機関での適格性検査を通過された方には、「腸内細菌ドナー」として「献便」していただき、腸内細菌を用いた医療や医薬品の臨床研究にご協力いただく可能性があります。医療機関での適格性検査を通過し、「腸内細菌ドナー」になっていただける方は、ウェブ問診を受けた方のうち10%と推定*1しています。
なお、「腸内細菌叢バンク」は2023年内に稼働開始を予定しています。
■代表取締役社長CEO 中原拓 より
[画像2: https://prtimes.jp/i/75935/16/resize/d75935-16-add9dcd0214f003cd405-1.jpg ]
今回のクラウドファンディングの目標達成により、「腸内細菌叢バンク」の実現に大きく近づくことができました。腸内細菌叢バンクは、骨髄バンクや臍帯血バンクのように、疾患の治療を支える基盤となる可能性を秘めている新たな仕組みです。しかし、ご自身の便を提供下さる「腸内細菌ドナー」の皆さんのご協力なくしては、この仕組みを完成することはできません。今回のクラウドファンディングを通じて、多くの方が腸内細菌ドナーとして志願してくださったこと、そして支援をくださったことに、大変感銘を受けています。
メタジェンセラピューティクスは、支援者の皆さんとともに、持続可能な「腸内細菌叢バンク」の仕組みを完成させ、1日も早く、腸内細菌による治療を必要とする患者さんにお届けできるよう、より一層尽力してまいります。
腸内細菌叢移植(FMT)とは
腸内細菌叢移植(FMT)は、健康な人の便に含まれている腸内細菌叢を、疾患を持つ患者さんの腸に大腸内視鏡を用いて移植し、腸内マイクロバイオームの異常(ディスバイオーシス)を改善する医療技術です。順天堂大学では2014年の臨床研究開始以来、200名以上*の潰瘍性大腸炎の患者さんに対するFMTの実績を積み重ね、研究成果を複数の海外トップジャーナルに発表しています。
*順天堂大学医学部付属順天堂医院 消化器内科「潰瘍性大腸炎に対する腸内細菌叢移植」
https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/shokaki/about/treatment/intestinal_microbiota1.html
メタジェンセラピューティクス株式会社について
メタジェンセラピューティクス株式会社は「マイクロバイオームサイエンスで患者さんの願いを叶え続ける」ことをミッションとして、腸内細菌研究に基づいた医療と創薬でソーシャルインパクトを生み出す大学発ベンチャーです。順天堂大学の医師と慶應義塾大学、東京工業大学の研究者が共同創業し、「腸内細菌叢移植療法(FMT)」の社会実装と、「FMT起点のリバーストランスレーショナル創薬」を推進しています。現在メタジェンセラピューティクスでは人材採用を積極的に進めております。募集中のポジションはhttps://www.metagentx.com/carrers/をご覧ください。募集中のポジションに当てはまるものがなくとも、マイクロバイオームサイエンスでイノベーションを起こす仲間に入っていただける方は hr@metagentx.com までご連絡ください。
<会社概要>
会社名:メタジェンセラピューティクス株式会社(略称 MGTx)
本社所在地:山形県鶴岡市覚岸寺字水上246-2
東京事務所:東京都港区虎ノ門1丁目17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階
代表者:代表取締役社長CEO 中原拓
設立日:2020年1月17日
事業内容:マイクロバイオームサイエンスを活用した創薬・医療事業
URL:https://www.metagentx.com
出典:
1. Benard, M. V. et al. Challenges and costs of donor screening for fecal microbiota transplantations. PLoS One 17, e0276323 (2022)
腸内細菌研究に基づいた医療・創薬を推進するメタジェンセラピューティクス株式会社(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO:中原拓)は、「腸内細菌叢(そう)バンク」の構築支援を募るクラウドファンディングを完了し、目標金額である350万円を達成いたしました。計151名の方からご支援をいただき、支援金額は目標金額を大きく上回る429万5千円に達しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/75935/16/resize/d75935-16-84fbf8634c15d9dcdf7f-0.png ]
◆クラウドファンディング概要
「ドナー候補募集!腸内細菌を必要な患者さんに届ける仕組みを作りたい!」
・特設ページURL
https://www.metagentx.com/microbiome-bank/
・実施期間
2023年4月20日(木)11時30分〜6月17日(土)23時00分
・結果
[表: https://prtimes.jp/data/corp/75935/table/16_1_5b22ac896d9c32bfa7ab5ba716c98a19.jpg ]
◆クラウドファンディング実施の背景
「腸内細菌叢バンク」とは、便を提供いただける「腸内細菌ドナー」を募集、スクリーニングした後、「腸内細菌叢移植(FMT)」を行う際に患者さんに移植する腸内細菌叢溶液を便から調製し、医療機関に届ける仕組みです。また、腸内細菌叢バンクは、腸内細菌を用いた医薬品の研究開発の基盤ともなります。
今後、腸内細菌による医療や医薬品開発をさらに推進していくためには、多くの「腸内細菌ドナー」を集めることのできる「腸内細菌叢バンク」を構築する必要があります。
◆支援金の使途および今後のスケジュール
メタジェンセラピューティクスは、今回集まった支援金を用いて「腸内細菌ドナー」の申し込みおよび問診のためのWebサイト構築を進めるとともに、支援者とともに、腸内細菌叢バンクの持続可能な運用方法について検討を進めてまいります。
また、支援者のうち、ウェブ問診と腸内細菌叢検査を通過された方については、「腸内細菌叢バンク」完成後に、「腸内細菌ドナー候補者」としての登録のご案内をいたします。「腸内細菌ドナー候補者」としてご登録の後、地理的条件などの審査を通過された方には、医療機関での第2次適格性検査をご案内します。医療機関での適格性検査を通過された方には、「腸内細菌ドナー」として「献便」していただき、腸内細菌を用いた医療や医薬品の臨床研究にご協力いただく可能性があります。医療機関での適格性検査を通過し、「腸内細菌ドナー」になっていただける方は、ウェブ問診を受けた方のうち10%と推定*1しています。
なお、「腸内細菌叢バンク」は2023年内に稼働開始を予定しています。
■代表取締役社長CEO 中原拓 より
[画像2: https://prtimes.jp/i/75935/16/resize/d75935-16-add9dcd0214f003cd405-1.jpg ]
今回のクラウドファンディングの目標達成により、「腸内細菌叢バンク」の実現に大きく近づくことができました。腸内細菌叢バンクは、骨髄バンクや臍帯血バンクのように、疾患の治療を支える基盤となる可能性を秘めている新たな仕組みです。しかし、ご自身の便を提供下さる「腸内細菌ドナー」の皆さんのご協力なくしては、この仕組みを完成することはできません。今回のクラウドファンディングを通じて、多くの方が腸内細菌ドナーとして志願してくださったこと、そして支援をくださったことに、大変感銘を受けています。
メタジェンセラピューティクスは、支援者の皆さんとともに、持続可能な「腸内細菌叢バンク」の仕組みを完成させ、1日も早く、腸内細菌による治療を必要とする患者さんにお届けできるよう、より一層尽力してまいります。
腸内細菌叢移植(FMT)とは
腸内細菌叢移植(FMT)は、健康な人の便に含まれている腸内細菌叢を、疾患を持つ患者さんの腸に大腸内視鏡を用いて移植し、腸内マイクロバイオームの異常(ディスバイオーシス)を改善する医療技術です。順天堂大学では2014年の臨床研究開始以来、200名以上*の潰瘍性大腸炎の患者さんに対するFMTの実績を積み重ね、研究成果を複数の海外トップジャーナルに発表しています。
*順天堂大学医学部付属順天堂医院 消化器内科「潰瘍性大腸炎に対する腸内細菌叢移植」
https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/shokaki/about/treatment/intestinal_microbiota1.html
メタジェンセラピューティクス株式会社について
メタジェンセラピューティクス株式会社は「マイクロバイオームサイエンスで患者さんの願いを叶え続ける」ことをミッションとして、腸内細菌研究に基づいた医療と創薬でソーシャルインパクトを生み出す大学発ベンチャーです。順天堂大学の医師と慶應義塾大学、東京工業大学の研究者が共同創業し、「腸内細菌叢移植療法(FMT)」の社会実装と、「FMT起点のリバーストランスレーショナル創薬」を推進しています。現在メタジェンセラピューティクスでは人材採用を積極的に進めております。募集中のポジションはhttps://www.metagentx.com/carrers/をご覧ください。募集中のポジションに当てはまるものがなくとも、マイクロバイオームサイエンスでイノベーションを起こす仲間に入っていただける方は hr@metagentx.com までご連絡ください。
<会社概要>
会社名:メタジェンセラピューティクス株式会社(略称 MGTx)
本社所在地:山形県鶴岡市覚岸寺字水上246-2
東京事務所:東京都港区虎ノ門1丁目17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階
代表者:代表取締役社長CEO 中原拓
設立日:2020年1月17日
事業内容:マイクロバイオームサイエンスを活用した創薬・医療事業
URL:https://www.metagentx.com
出典:
1. Benard, M. V. et al. Challenges and costs of donor screening for fecal microbiota transplantations. PLoS One 17, e0276323 (2022)