実験・製造データ解析のAI・機械学習クラウド「Datachemical LAB」、富士フイルム和光純薬株式会社の試薬データベースと連携
[24/04/18]
提供元:PRTIMES
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データケミカル株式会社(代表取締役:吉丸 昌吾、本社:東京都渋谷区)は、展開する実験・製造データ解析のAI・機械学習クラウドサービス「Datachemical LAB(データケミカルラボ)」に、富士フイルム和光純薬株式会社(代表取締役社長:吉田 光一、本社:大阪府大阪市 以下、富士フイルム和光純薬)の試薬データベースを2024年4月18日より実装いたします。
今回の実装により、分子・材料開発の技術者は手持ちの実験データをもとに、AI・機械学習を活用して技術テーマに合った試薬を富士フイルム和光純薬の豊富なラインナップの中から効率的に探索し、スムーズに購入検討できるようになり、開発プロセスの一層の効率化に貢献します。(関連特許出願済み)
[画像1: https://prtimes.jp/i/99918/16/resize/d99918-16-cf9455570ca65aa6654d-0.png ]
○分子・材料開発プロセスでの試薬検討のハードル
化学・工学分野での研究室では、従来技術者が長年の経験をもとに多大な労力を掛けて新規の分子・材料開発を担っております。特に検討すべき原料である試薬の種類や配合の組み合わせは膨大にあり、試薬カタログの中からこれまでの知見により新たな候補品を選定・調達し、数多くの実験を繰り返す中で最適な組み合わせを見出していく必要があります。
一方、当社が提供する「Datachemical LAB」では、手持ちの実験・研究データをもとに予測モデルを構築し、目標とする特性を得るための最適な原料の分子構造や配合をクラウド上で検討できるため、分子・材料開発プロセスを効率化することができます。ただし従来は機械的に生成した分子構造の中から予測を行うため、最適なものを見出しても実際に合成もしくは入手可能かは別途精査する必要があり、手間が掛かりました。
○AIにより富士フイルム和光純薬の豊富なラインナップの中から技術テーマに合った試薬選定が可能
富士フイルム和光純薬は、国内最大手の総合試薬メーカーとして、様々なアカデミア、企業及び医療関係の方々の最先端の研究ニーズに長年応えられてきました。そして研究開発現場でのDX化が加速する中、当社は富士フイルム和光純薬より、Datachemical LABへのデータベース連携に協力いただきました。
今回実装した試薬データベースでは、Datachemical LABのユーザーは富士フイルム和光純薬の49万種以上の化合物データベースの中から、化学構造(SMILES記法)や化学物質名(IUPAC名)の部分検索をもとに検討候補となる試薬のデータを抽出できます。そのデータを用いて、ユーザーは実験・研究テーマに合わせて、入手可能な試薬の分子構造のみに絞り予測検討を行い、最適な試薬を選定できます。また開発プロセスの効率化だけでなく、AI・機械学習による既存試薬の新たな価値の発見も期待できます。
○最適な試薬の製品検索サイトに直接アクセスしスムーズに購入検討
さらにデータベースより抽出した試薬データには全てCAS登録番号(化学物質固有の識別番号)とともに富士フイルム和光純薬の製品検索ウェブサイトURLと紐づいており、直接遷移できます。ユーザーは最適な試薬において、製造元・規格・希望納入価格などの詳しい情報を比較し、目的に合った製品をスムーズに購入検討できます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/99918/16/resize/d99918-16-76124e78038c9fb58adc-1.png ]
図1 検討候補となる富士フイルム和光純薬の試薬データを抽出
[画像3: https://prtimes.jp/i/99918/16/resize/d99918-16-546cbc70c7a77654d528-2.png ]
図2 実験・研究データをもとに、1.候補となる試薬を用いたときの特性を予測、2.URLリンクより製品検索サイトに直接遷移
[画像4: https://prtimes.jp/i/99918/16/resize/d99918-16-cf49484ada530aa0c7ff-3.png ]
図3 製品検索サイトにてスムーズに購入検討
【Datachemical LABについて】
弊社CTO金子弘昌(明治大学准教授)が運営するデータ化学工学研究室の知見をもとに開発された、あらゆる開発・製造現場で有用なデータ解析・機械学習プログラムを容易な操作で扱うことが出来るクラウドサービスです。
<サービスの特長>
・活用領域が幅広く、ラボでの実験から量産化までトータルの効率化が図れます。
・少量の実験データでも手順を踏むことで高い予測精度を実現し、短期間で開発目標到達に導けます。
・シンプルな操作画面でプログラミングなしに実行でき、初学者が犯しがちな解析ミスを防げます。
Datachemical LABサービスサイト:https://www.datachemicallab.com/
【 富士フイルム和光純薬株式会社について】
会社名 :富士フイルム和光純薬株式会社
代表者 :代表取締役社長 吉田 光一
設立 :1922年(大正11年)6月
事業内容:試薬、化成品ならびに臨床検査薬の製造・販売
URL :https://www.fujifilm.com/ffwk/ja
【会社概要】
会社名:データケミカル株式会社
所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目23-4 桑野ビル2階
設立 :2021年10月
[画像5: https://prtimes.jp/i/99918/16/resize/d99918-16-a9bf7aef18b535ba901e-4.png ]
代表取締役:吉丸 昌吾
2010年宮崎大学大学院修了(化学工学専攻)後、綜研化学(株)にて高分子材料開発に従事。一時留学し、2017年カリフォルニア大学サンディエゴ校にてMBA取得。帰国後綜研化学(株)にて海外事業開発・国内営業に従事。2019年社内DX推進時に金子と出会い、2021年当社設立、代表取締役就任。
[画像6: https://prtimes.jp/i/99918/16/resize/d99918-16-e2e35b36c6e72d06913e-5.png ]
取締役CTO:金子 弘昌
2011年東京大学大学院博士課程修了(化学システム工学専攻)後、東京大学大学院工学系研究科助教を経て、2017年明治大学理工学部応用化学科専任講師としてデータ化学工学研究室(金子研究室)を運営。2020年より准教授。2021年当社設立、取締役CTO就任。
広島大学大学院先進理工系科学研究科客員准教授、大阪大学大学院基礎工学研究科招聘准教授、理化学研究所客員主幹研究員を兼任。
会社サイト:https://www.datachemical.com/
Datachemical LABサービスサイト:https://www.datachemicallab.com/
事業内容:化学・工学分野を専門としたAIクラウドサービスの提供
上記に付随したコンサルティングサービス
本リリース、サービスに関するお問合せ先:
E-Mail:info@datachemical.com TEL:03-6778-2045
今回の実装により、分子・材料開発の技術者は手持ちの実験データをもとに、AI・機械学習を活用して技術テーマに合った試薬を富士フイルム和光純薬の豊富なラインナップの中から効率的に探索し、スムーズに購入検討できるようになり、開発プロセスの一層の効率化に貢献します。(関連特許出願済み)
[画像1: https://prtimes.jp/i/99918/16/resize/d99918-16-cf9455570ca65aa6654d-0.png ]
○分子・材料開発プロセスでの試薬検討のハードル
化学・工学分野での研究室では、従来技術者が長年の経験をもとに多大な労力を掛けて新規の分子・材料開発を担っております。特に検討すべき原料である試薬の種類や配合の組み合わせは膨大にあり、試薬カタログの中からこれまでの知見により新たな候補品を選定・調達し、数多くの実験を繰り返す中で最適な組み合わせを見出していく必要があります。
一方、当社が提供する「Datachemical LAB」では、手持ちの実験・研究データをもとに予測モデルを構築し、目標とする特性を得るための最適な原料の分子構造や配合をクラウド上で検討できるため、分子・材料開発プロセスを効率化することができます。ただし従来は機械的に生成した分子構造の中から予測を行うため、最適なものを見出しても実際に合成もしくは入手可能かは別途精査する必要があり、手間が掛かりました。
○AIにより富士フイルム和光純薬の豊富なラインナップの中から技術テーマに合った試薬選定が可能
富士フイルム和光純薬は、国内最大手の総合試薬メーカーとして、様々なアカデミア、企業及び医療関係の方々の最先端の研究ニーズに長年応えられてきました。そして研究開発現場でのDX化が加速する中、当社は富士フイルム和光純薬より、Datachemical LABへのデータベース連携に協力いただきました。
今回実装した試薬データベースでは、Datachemical LABのユーザーは富士フイルム和光純薬の49万種以上の化合物データベースの中から、化学構造(SMILES記法)や化学物質名(IUPAC名)の部分検索をもとに検討候補となる試薬のデータを抽出できます。そのデータを用いて、ユーザーは実験・研究テーマに合わせて、入手可能な試薬の分子構造のみに絞り予測検討を行い、最適な試薬を選定できます。また開発プロセスの効率化だけでなく、AI・機械学習による既存試薬の新たな価値の発見も期待できます。
○最適な試薬の製品検索サイトに直接アクセスしスムーズに購入検討
さらにデータベースより抽出した試薬データには全てCAS登録番号(化学物質固有の識別番号)とともに富士フイルム和光純薬の製品検索ウェブサイトURLと紐づいており、直接遷移できます。ユーザーは最適な試薬において、製造元・規格・希望納入価格などの詳しい情報を比較し、目的に合った製品をスムーズに購入検討できます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/99918/16/resize/d99918-16-76124e78038c9fb58adc-1.png ]
図1 検討候補となる富士フイルム和光純薬の試薬データを抽出
[画像3: https://prtimes.jp/i/99918/16/resize/d99918-16-546cbc70c7a77654d528-2.png ]
図2 実験・研究データをもとに、1.候補となる試薬を用いたときの特性を予測、2.URLリンクより製品検索サイトに直接遷移
[画像4: https://prtimes.jp/i/99918/16/resize/d99918-16-cf49484ada530aa0c7ff-3.png ]
図3 製品検索サイトにてスムーズに購入検討
【Datachemical LABについて】
弊社CTO金子弘昌(明治大学准教授)が運営するデータ化学工学研究室の知見をもとに開発された、あらゆる開発・製造現場で有用なデータ解析・機械学習プログラムを容易な操作で扱うことが出来るクラウドサービスです。
<サービスの特長>
・活用領域が幅広く、ラボでの実験から量産化までトータルの効率化が図れます。
・少量の実験データでも手順を踏むことで高い予測精度を実現し、短期間で開発目標到達に導けます。
・シンプルな操作画面でプログラミングなしに実行でき、初学者が犯しがちな解析ミスを防げます。
Datachemical LABサービスサイト:https://www.datachemicallab.com/
【 富士フイルム和光純薬株式会社について】
会社名 :富士フイルム和光純薬株式会社
代表者 :代表取締役社長 吉田 光一
設立 :1922年(大正11年)6月
事業内容:試薬、化成品ならびに臨床検査薬の製造・販売
URL :https://www.fujifilm.com/ffwk/ja
【会社概要】
会社名:データケミカル株式会社
所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目23-4 桑野ビル2階
設立 :2021年10月
[画像5: https://prtimes.jp/i/99918/16/resize/d99918-16-a9bf7aef18b535ba901e-4.png ]
代表取締役:吉丸 昌吾
2010年宮崎大学大学院修了(化学工学専攻)後、綜研化学(株)にて高分子材料開発に従事。一時留学し、2017年カリフォルニア大学サンディエゴ校にてMBA取得。帰国後綜研化学(株)にて海外事業開発・国内営業に従事。2019年社内DX推進時に金子と出会い、2021年当社設立、代表取締役就任。
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取締役CTO:金子 弘昌
2011年東京大学大学院博士課程修了(化学システム工学専攻)後、東京大学大学院工学系研究科助教を経て、2017年明治大学理工学部応用化学科専任講師としてデータ化学工学研究室(金子研究室)を運営。2020年より准教授。2021年当社設立、取締役CTO就任。
広島大学大学院先進理工系科学研究科客員准教授、大阪大学大学院基礎工学研究科招聘准教授、理化学研究所客員主幹研究員を兼任。
会社サイト:https://www.datachemical.com/
Datachemical LABサービスサイト:https://www.datachemicallab.com/
事業内容:化学・工学分野を専門としたAIクラウドサービスの提供
上記に付随したコンサルティングサービス
本リリース、サービスに関するお問合せ先:
E-Mail:info@datachemical.com TEL:03-6778-2045