ハイケム、清華大学発のバイオベンチャー企業と提携
[24/07/25]
提供元:PRTIMES
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海洋分解性プラPHAの販売代理権を獲得
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/79959/17/79959-17-7bc5a31e8af3645d173aef528b00a348-2880x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左:ハイケム株式会社 専務取締役 貿易本部長 林勁松 右:PHA Builder社 徐絢明董事長
ハイケム株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:高潮(たか うしお)、以下ハイケム)と北京微構工場生物技術有限公司(本社:中国 北京市 董事長:徐絢明、以下PhaBuilder)は、PhaBuilderが製造する海洋でも分解するバイオ由来の生分解性プラスチックPHA(Polyhydroxyalkanate ポリヒドロキシアルカノエート)関連製品の、日本市場における販売代理店契約をこのたび締結しました。
PHAとは、微生物由来のバイオマスプラスチックで、微生物の働きにより最終的に水とCO2に分解する生分解性プラスチックです。土壌、コンポスト状況下で生分解するのはもちろんのこと、海中においても生分解性を有することから、海のプラスチックゴミ問題の解決策として注目を集めています。
清華大学が30年以上のPHA研究のノウハウを結集して設立された「PhaBuilder社」
今般ハイケムが提携したPhaBuilderは、清華大学の陳国強教授により2021年に設立されました。同社は、過去30年以上にわたり清華大学が蓄積してきた「次世代バイオテクノロジー」システムを使用して、安価で様々な種類のPHA製品を生産しています。現在、自社ブランドとして「PHALife(TM)?」や「PHAmily(R)」などのラインナップを展開しており、各種PHAを組み合わせることで新規用途の開発に注力しています。直近では、PHA100%でのラミネートグレードの製品を開発し、紙などの材料と組み合わせることで、完全海洋分解性を有する様々なタイプの製品の試作が実現しています。PhaBuilder社は更に自社の開発力を活かし、繊維、医療用途、子供用玩具、使い捨て容器など幅広い応用分野において海洋で分解する製品の開発に注力しています。
PhaBuilderの製造体制についても今後さらなる拡張を予定しており、北京の工業園区及び湖北省宜昌市に年産1万トンのプラントを建設予定で、5年以内に3〜5の大規模プラントを建設予定となります。
サステナブルプラスチック分野におけるハイケムの先進的な取り組み
ハイケムは2019年よりポリ乳酸(PLA)の世界最大のメーカー豊原集団と事業戦略パートナーシップ契約を締結し、PLAを始めとする生分解性材料やバイオ材料の日本市場の開拓を行っています。また、2021年にはトウモロコシ由来の新しいPLA繊維として自社ブランド「HIGHLACT(R)(ハイラクト(R))」を発表しました。直近では、欧米での営業活動を活発化させており、ポリエステルの代替としてのPLA繊維のグローバルな普及に努めています。
更に、カーボンリサイクルにつながる、CO2由来の繊維の開発にも取り組んでいます。2020年にはNEDOのプロジェクトとして、CO2を原料とするパラキシレン製造に関する開発に着手しており、ハイケムは当研究の触媒開発を担っています。またポリエステルのもう一つの原料となるエチレングリコールについては、ハイケムが保有するSEG(R)技術をベースに、CO2由来のグリーンSEG(R)の商業化に取り組んでいます。
今般の提携により、PhaBuilderが開発する革新的なPHA材料について、ハイケムがこれまで培ってきたグリーンプラスチック分野における先進的な取り組みのシナジー効果を発揮させることで、グリーンなプラスチックや繊維の世界的な応用と発展を推進してまいります。
ハイケム株式会社について(https://highchem.co.jp/)
ハイケムはサステナブルな素材開発などの革新的な技術力を有する日本の化学メーカーです。CO2を活用し化学品を製造する脱炭素技術の開発を始め、バイオ化学技術、次世代のバッテリー技術の開発などにも注力しています。また、繊維産業に革新的な未来を提供するPLA繊維においては、糸や生地の開発に留まらず上流の素材開発から着手するなど、技術力をテコにした事業展開を図っています。
会社名:ハイケム株式会社
所在地:東京都港区虎ノ門1丁目3番1号 東京虎ノ門グローバルスクエア11階
代表取締役:高潮(たか うしお)
事業概要:化学品の輸出入販売・受委託製造/技術ライセンス関連業務/触媒製造販売/生分解性材料販売等
PhaBuilder社について(https://eng.phabuilder.com/)
会社名:北京微構工場生物技術有限公司(英名:PhaBuilder)
所在地:北京市順義区趙全営鎮兆豊産業基地園盈路7号
董事長:徐絢明
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左:ハイケム株式会社 専務取締役 貿易本部長 林勁松 右:PHA Builder社 徐絢明董事長
ハイケム株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:高潮(たか うしお)、以下ハイケム)と北京微構工場生物技術有限公司(本社:中国 北京市 董事長:徐絢明、以下PhaBuilder)は、PhaBuilderが製造する海洋でも分解するバイオ由来の生分解性プラスチックPHA(Polyhydroxyalkanate ポリヒドロキシアルカノエート)関連製品の、日本市場における販売代理店契約をこのたび締結しました。
PHAとは、微生物由来のバイオマスプラスチックで、微生物の働きにより最終的に水とCO2に分解する生分解性プラスチックです。土壌、コンポスト状況下で生分解するのはもちろんのこと、海中においても生分解性を有することから、海のプラスチックゴミ問題の解決策として注目を集めています。
清華大学が30年以上のPHA研究のノウハウを結集して設立された「PhaBuilder社」
今般ハイケムが提携したPhaBuilderは、清華大学の陳国強教授により2021年に設立されました。同社は、過去30年以上にわたり清華大学が蓄積してきた「次世代バイオテクノロジー」システムを使用して、安価で様々な種類のPHA製品を生産しています。現在、自社ブランドとして「PHALife(TM)?」や「PHAmily(R)」などのラインナップを展開しており、各種PHAを組み合わせることで新規用途の開発に注力しています。直近では、PHA100%でのラミネートグレードの製品を開発し、紙などの材料と組み合わせることで、完全海洋分解性を有する様々なタイプの製品の試作が実現しています。PhaBuilder社は更に自社の開発力を活かし、繊維、医療用途、子供用玩具、使い捨て容器など幅広い応用分野において海洋で分解する製品の開発に注力しています。
PhaBuilderの製造体制についても今後さらなる拡張を予定しており、北京の工業園区及び湖北省宜昌市に年産1万トンのプラントを建設予定で、5年以内に3〜5の大規模プラントを建設予定となります。
サステナブルプラスチック分野におけるハイケムの先進的な取り組み
ハイケムは2019年よりポリ乳酸(PLA)の世界最大のメーカー豊原集団と事業戦略パートナーシップ契約を締結し、PLAを始めとする生分解性材料やバイオ材料の日本市場の開拓を行っています。また、2021年にはトウモロコシ由来の新しいPLA繊維として自社ブランド「HIGHLACT(R)(ハイラクト(R))」を発表しました。直近では、欧米での営業活動を活発化させており、ポリエステルの代替としてのPLA繊維のグローバルな普及に努めています。
更に、カーボンリサイクルにつながる、CO2由来の繊維の開発にも取り組んでいます。2020年にはNEDOのプロジェクトとして、CO2を原料とするパラキシレン製造に関する開発に着手しており、ハイケムは当研究の触媒開発を担っています。またポリエステルのもう一つの原料となるエチレングリコールについては、ハイケムが保有するSEG(R)技術をベースに、CO2由来のグリーンSEG(R)の商業化に取り組んでいます。
今般の提携により、PhaBuilderが開発する革新的なPHA材料について、ハイケムがこれまで培ってきたグリーンプラスチック分野における先進的な取り組みのシナジー効果を発揮させることで、グリーンなプラスチックや繊維の世界的な応用と発展を推進してまいります。
ハイケム株式会社について(https://highchem.co.jp/)
ハイケムはサステナブルな素材開発などの革新的な技術力を有する日本の化学メーカーです。CO2を活用し化学品を製造する脱炭素技術の開発を始め、バイオ化学技術、次世代のバッテリー技術の開発などにも注力しています。また、繊維産業に革新的な未来を提供するPLA繊維においては、糸や生地の開発に留まらず上流の素材開発から着手するなど、技術力をテコにした事業展開を図っています。
会社名:ハイケム株式会社
所在地:東京都港区虎ノ門1丁目3番1号 東京虎ノ門グローバルスクエア11階
代表取締役:高潮(たか うしお)
事業概要:化学品の輸出入販売・受委託製造/技術ライセンス関連業務/触媒製造販売/生分解性材料販売等
PhaBuilder社について(https://eng.phabuilder.com/)
会社名:北京微構工場生物技術有限公司(英名:PhaBuilder)
所在地:北京市順義区趙全営鎮兆豊産業基地園盈路7号
董事長:徐絢明