IARシステムズがIEC 61508およびISO 26262機能安全認証済ツールをRISC-V向けに提供
[20/10/22]
提供元:PRTIMES
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TUV SUDによって認証された「機能安全版IAR Embedded Workbench for RISC-V」が認証済みツール検証作業の簡素化および保証されたサポートを製品ライフサイクルを通じて提供
2020年10月20日 - 組込み開発向けのソフトウェアツールおよびサービスにおいて将来性の高いサプライヤであるIARシステムズ株式会社(本社:スウェーデン・ウプサラ市、日本法人:東京都千代田区、代表取締役 上村清史)は、機能安全認証済みバージョンの開発ツールを発表することによって、RISC-V向けの強力な開発ツールを更に強化しました。機能安全版IAR Embedded Workbench(R) for RISC-Vは、機能安全の国際的な包括規格IEC 61508の要求と、その傘下の規格であるオートモーティブ安全関連システム向けのISO 26262と合わせてTÜV SÜDによって認証されます。更に、この認証にはメディカルソフトウェアおよびメディカルデバイスに実装されたソフトウェアのライフサイクル要求によって定義された国際規格であるIEC 62304と、ヨーロッパの鉄道向け安全規格であるEN 50128およびEN 50657が含まれます。
IARシステムズ CEOのStefan Skarinは次のように述べています。「我々は、RISC-Vがブロードな設計だけでなくオートモーティブアプリケーションにおいても重要なアーキテクチャになりつつある状況を目撃しています。ISO 26262認証された我々の開発ツールを提供することで、RISC-Vコミュニティが更なる拡大を実現し、市場に機能安全に対応した設計を急速にもたらすことを可能にします。我々は商用ツールベンダとして、製品を強固でメンテナンスされ認定されたものとして維持できるよう投資することに加えて、グローバル規模のテクニカルサポートを提供することができます。我々の認証済みツールは、顧客がオートモーティブおよび他の市場においてRISC-Vをセーフティクリティカルなアプリケーションで使用するための近道を提供します。」
Andes TechnologyのPresidentであるFrankwell Linは次のように述べています。「我々はセーフティ対応したRISC-Vへの強い要求を目の当たりにしており、認証済みIAR Embedded Workbench for RISC-Vはこの要求に完全にマッチしています。IARシステムズと協業することにより機能安全要求のあるアプリケーションでRISC-Vの利用が加速されることに興奮しています。2社の協業によって、我々の顧客がプロジェクトで要求される仕様に合致することを可能にする強力なソリューションを提供することができるようになると考えています。」
SiFiveのシニアダイレクタ、プロダクトマネジメントのAniket Sahaは次のように述べています。「IARシステムズのツールの安全認証は、SiFiveにおける機能安全対応および世界中の商用RISC-Vソフトウェア開発者にとって大きな前進になるでしょう。SiFiveコアIPはイノベータ達が処理量にフォーカスした開発を素早く行えることを可能にします。また、IARシステムズの認証取得済みツールと組み合わせることによって、安全認証が要求されるアプリケーションにおいてもRISC-Vの採用が加速されることになるでしょう。」
NSITEXE, Inc. CTOの杉本英樹は次の通り述べています。「NSITEXEはRISC-Vベースのアクセラレータ向けプロセッサIPを開発し、車載を始めとする安全性が重視されるシステムへの提供を考えており、お客様の機能安全対応ニーズへのソリューションは不可欠となっています。開発ツールとして車載市場でも十分に実績のあるIARシステムズが、RISC-V向けに機能安全対応コンパイラをリリースすることは、我々の顧客にとっても非常に重要なソリューションとなり、大変喜ばしく思います。」
機能安全版IAR Embedded Workbenchには、機能安全証明書、TÜV SÜDによるセーフティレポートおよびセーフティマニュアルが含まれます。認証済みツールによってIARシステムズは機能安全への対応および長期供給が約束されたバージョン固定による保守契約を提供します。優先テクニカルサポートの他に、検証済みサービスパックおよび既知の仕様逸脱や問題に関する定期的レポートをのアクセスが提供されます。詳しくはウェブサイトをご覧下さい。 https://www.iar.com/jp/safety
RISC-V向け機能安全認証は次期バージョンのIAR Embedded Workbench for RISC-V version 1.40.に適用され、認証作業自体は2021年初旬に完了する予定です。
[画像: https://prtimes.jp/i/32892/18/resize/d32892-18-410853-0.jpg ]
### Ends
Editor's Note: IAR Systems, IAR Embedded Workbench, Embedded Trust, C-Trust, IAR Connect, C-SPY, C-RUN, C-STAT, IAR Visual State, IAR KickStart Kit, I-jet, I-jet Trace, I-scope, IAR Academy, IAR, and the logotype of IAR Systems are trademarks or registered trademarks owned by IAR Systems AB. All other product names are trademarks of their respective owners.
IARシステムズについて
IAR システムズは、組込み開発者および世界中の企業が今日必要な製品を開発し明日のイノベーションを創出するための、実証されたソフトウェアツールとサービスを提供します。1983年の創業以来、IARシステムズのソリューションは100万例を超える組込みアプリケーション開発において、その品質、信頼性および効率性が実証されてきました。スウェーデンのウプサラに本社を置き、営業とサポートオフィスを世界中に展開しています。IAR Systems Group ABはNASDAQ OMXストックホルムMid Cap.に上場しています。詳細情報につきましては https://www.iar.com/jp をご覧ください。
2020年10月20日 - 組込み開発向けのソフトウェアツールおよびサービスにおいて将来性の高いサプライヤであるIARシステムズ株式会社(本社:スウェーデン・ウプサラ市、日本法人:東京都千代田区、代表取締役 上村清史)は、機能安全認証済みバージョンの開発ツールを発表することによって、RISC-V向けの強力な開発ツールを更に強化しました。機能安全版IAR Embedded Workbench(R) for RISC-Vは、機能安全の国際的な包括規格IEC 61508の要求と、その傘下の規格であるオートモーティブ安全関連システム向けのISO 26262と合わせてTÜV SÜDによって認証されます。更に、この認証にはメディカルソフトウェアおよびメディカルデバイスに実装されたソフトウェアのライフサイクル要求によって定義された国際規格であるIEC 62304と、ヨーロッパの鉄道向け安全規格であるEN 50128およびEN 50657が含まれます。
IARシステムズ CEOのStefan Skarinは次のように述べています。「我々は、RISC-Vがブロードな設計だけでなくオートモーティブアプリケーションにおいても重要なアーキテクチャになりつつある状況を目撃しています。ISO 26262認証された我々の開発ツールを提供することで、RISC-Vコミュニティが更なる拡大を実現し、市場に機能安全に対応した設計を急速にもたらすことを可能にします。我々は商用ツールベンダとして、製品を強固でメンテナンスされ認定されたものとして維持できるよう投資することに加えて、グローバル規模のテクニカルサポートを提供することができます。我々の認証済みツールは、顧客がオートモーティブおよび他の市場においてRISC-Vをセーフティクリティカルなアプリケーションで使用するための近道を提供します。」
Andes TechnologyのPresidentであるFrankwell Linは次のように述べています。「我々はセーフティ対応したRISC-Vへの強い要求を目の当たりにしており、認証済みIAR Embedded Workbench for RISC-Vはこの要求に完全にマッチしています。IARシステムズと協業することにより機能安全要求のあるアプリケーションでRISC-Vの利用が加速されることに興奮しています。2社の協業によって、我々の顧客がプロジェクトで要求される仕様に合致することを可能にする強力なソリューションを提供することができるようになると考えています。」
SiFiveのシニアダイレクタ、プロダクトマネジメントのAniket Sahaは次のように述べています。「IARシステムズのツールの安全認証は、SiFiveにおける機能安全対応および世界中の商用RISC-Vソフトウェア開発者にとって大きな前進になるでしょう。SiFiveコアIPはイノベータ達が処理量にフォーカスした開発を素早く行えることを可能にします。また、IARシステムズの認証取得済みツールと組み合わせることによって、安全認証が要求されるアプリケーションにおいてもRISC-Vの採用が加速されることになるでしょう。」
NSITEXE, Inc. CTOの杉本英樹は次の通り述べています。「NSITEXEはRISC-Vベースのアクセラレータ向けプロセッサIPを開発し、車載を始めとする安全性が重視されるシステムへの提供を考えており、お客様の機能安全対応ニーズへのソリューションは不可欠となっています。開発ツールとして車載市場でも十分に実績のあるIARシステムズが、RISC-V向けに機能安全対応コンパイラをリリースすることは、我々の顧客にとっても非常に重要なソリューションとなり、大変喜ばしく思います。」
機能安全版IAR Embedded Workbenchには、機能安全証明書、TÜV SÜDによるセーフティレポートおよびセーフティマニュアルが含まれます。認証済みツールによってIARシステムズは機能安全への対応および長期供給が約束されたバージョン固定による保守契約を提供します。優先テクニカルサポートの他に、検証済みサービスパックおよび既知の仕様逸脱や問題に関する定期的レポートをのアクセスが提供されます。詳しくはウェブサイトをご覧下さい。 https://www.iar.com/jp/safety
RISC-V向け機能安全認証は次期バージョンのIAR Embedded Workbench for RISC-V version 1.40.に適用され、認証作業自体は2021年初旬に完了する予定です。
[画像: https://prtimes.jp/i/32892/18/resize/d32892-18-410853-0.jpg ]
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IARシステムズについて
IAR システムズは、組込み開発者および世界中の企業が今日必要な製品を開発し明日のイノベーションを創出するための、実証されたソフトウェアツールとサービスを提供します。1983年の創業以来、IARシステムズのソリューションは100万例を超える組込みアプリケーション開発において、その品質、信頼性および効率性が実証されてきました。スウェーデンのウプサラに本社を置き、営業とサポートオフィスを世界中に展開しています。IAR Systems Group ABはNASDAQ OMXストックホルムMid Cap.に上場しています。詳細情報につきましては https://www.iar.com/jp をご覧ください。