JFEエンジニアリングが橋梁現場計画検討にアラヤのBIM/CIM連携クレーンシミュレーターを導入
[23/08/22]
提供元:PRTIMES
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株式会社アラヤ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:金井 良太、以下「アラヤ」)の提供するBIM/CIM連携クレーンシミュレーター(以下、本シミュレーター)が、JFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大下 元、以下「JFEエンジニアリング」)の橋梁現場の計画検討シミュレーターとして導入されたことをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/49573/18/resize/d49573-18-cc6d8ff80e892eb6e904-4.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/49573/18/resize/d49573-18-ebdacf5ad47f003985d7-0.png ]
■背景
働き方改革関連法の施行などにより建設事業でも生産性向上に関する取り組みが加速しています。JFEエンジニアリングは、業界内でもいち早くICTや先端技術等を利用したDXにより現場変革を推し進めています。その中で、今回、アラヤが提供するBIM/CIM(*1)連携可能なクレーンシミュレーターが、同社の橋梁現場における計画検討に導入されました。
■アラヤが提供する本シミュレーターについて
アラヤはAI・IoTを活用した建設現場のデジタルツイン(*2)を目指しています。その一環として、本シミュレーターは、BIM/CIMデータ等をインプットにして、Unityシミュレーター上でクレーンの3D動的シミュレーションを可能にします。これにより、計画段階における検討作業の効率化及び関係者間での認識合わせ等が容易になり、生産性の向上が期待できます。
【機能・特徴】
・クレーン3Dモデルの動的化
※クレーンメーカーによらず、BIMデータまたは3D CADモデルから動的モデルを作成可能
・BIM/CIMデータ及び現場点群データの反映
・吊荷アタッチ
・吊荷経路設定
・吊荷経路表示
・衝突判定
[画像3: https://prtimes.jp/i/49573/18/resize/d49573-18-7b12910213872ec2bebc-3.png ]
■JFEエンジニアリングにおける本シミュレーターの導入について
本シミュレーターは、設計情報を用いたクレーン配置検討として、吊荷の経路確認や干渉チェック等が容易に実施できるだけなく、現場にて別途取得した点群データを本シミュレーターへ反映できることから、日々変化する現場状況に対応した確認・検討にも貢献することができました。
JFEエンジニアリング様コメント:
「旋回体・ブーム・フックなど、任意の3Dモデルに対してクレーンのパーツ情報を割り当てることが可能であり、3D動的モデルとして使用できるクレーンの種類が大幅に増えました。また、橋桁の地切りから架設までのクレーンの動きをパラメトリックに管理が可能なので、都度変化するクレーンの動きに対して編集対応が容易になりました。」
【本シミュレーターを活用した吊荷搬送の動画1.(俯瞰視点)】
[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=EsplzLwzLAE ]
【本シミュレーターを活用した吊荷搬送の動画2.(上面視点)】
[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=wGrKqkyrLaU ]
■今後について
アラヤは、建設業界等の大型構造物を扱うユーザーへ、本シミュレーターを広く提供し、業界の課題解決へ貢献します。また、アラヤのAI・アルゴリズムを本シミュレーターへ融合させることで、さらなる作業の効率化及び生産性向上を目指します。
*1: BIM/CIM
Building/Construction Information Modeling
建築及び土木領域において、コンピュータ上に作成した主に三次元の形状情報に加え、名称・面積、材料・部材の仕様・性能、仕上などの属性情報を併せ持つ情報モデルを構築するもの
*2: デジタルツイン
現実世界の状況・情報をもとに、仮想世界(シミュレーター)を構築し、可視化やシミュレーション等を行う技術
■JFEエンジニアリングについて
JFEエンジニアリングは鉄鋼業・造船業を源流として、その技術を融合・進化させながら、エネルギー・環境分野や社会インフラ分野などにおいて、人々の生活と産業を支えるエンジニアリング事業を展開しています。
■アラヤについて
アラヤは、人工知能(AI)やアルゴリズムをコア技術として、様々な業界で事業を展開しています。建設業界に対しては、BIM/CIMを活用した計画シミュレーション、自己位置把握(SLAM)等の点群データ活用、自律AIを活用した重機自動運転等の開発支援・ソリューションを提供しています。
本案件をはじめとして、アラヤではAIや脳研究のナレッジを活用したソリューション開発を承っています。お気軽にご相談ください。
[画像1: https://prtimes.jp/i/49573/18/resize/d49573-18-cc6d8ff80e892eb6e904-4.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/49573/18/resize/d49573-18-ebdacf5ad47f003985d7-0.png ]
■背景
働き方改革関連法の施行などにより建設事業でも生産性向上に関する取り組みが加速しています。JFEエンジニアリングは、業界内でもいち早くICTや先端技術等を利用したDXにより現場変革を推し進めています。その中で、今回、アラヤが提供するBIM/CIM(*1)連携可能なクレーンシミュレーターが、同社の橋梁現場における計画検討に導入されました。
■アラヤが提供する本シミュレーターについて
アラヤはAI・IoTを活用した建設現場のデジタルツイン(*2)を目指しています。その一環として、本シミュレーターは、BIM/CIMデータ等をインプットにして、Unityシミュレーター上でクレーンの3D動的シミュレーションを可能にします。これにより、計画段階における検討作業の効率化及び関係者間での認識合わせ等が容易になり、生産性の向上が期待できます。
【機能・特徴】
・クレーン3Dモデルの動的化
※クレーンメーカーによらず、BIMデータまたは3D CADモデルから動的モデルを作成可能
・BIM/CIMデータ及び現場点群データの反映
・吊荷アタッチ
・吊荷経路設定
・吊荷経路表示
・衝突判定
[画像3: https://prtimes.jp/i/49573/18/resize/d49573-18-7b12910213872ec2bebc-3.png ]
■JFEエンジニアリングにおける本シミュレーターの導入について
本シミュレーターは、設計情報を用いたクレーン配置検討として、吊荷の経路確認や干渉チェック等が容易に実施できるだけなく、現場にて別途取得した点群データを本シミュレーターへ反映できることから、日々変化する現場状況に対応した確認・検討にも貢献することができました。
JFEエンジニアリング様コメント:
「旋回体・ブーム・フックなど、任意の3Dモデルに対してクレーンのパーツ情報を割り当てることが可能であり、3D動的モデルとして使用できるクレーンの種類が大幅に増えました。また、橋桁の地切りから架設までのクレーンの動きをパラメトリックに管理が可能なので、都度変化するクレーンの動きに対して編集対応が容易になりました。」
【本シミュレーターを活用した吊荷搬送の動画1.(俯瞰視点)】
[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=EsplzLwzLAE ]
【本シミュレーターを活用した吊荷搬送の動画2.(上面視点)】
[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=wGrKqkyrLaU ]
■今後について
アラヤは、建設業界等の大型構造物を扱うユーザーへ、本シミュレーターを広く提供し、業界の課題解決へ貢献します。また、アラヤのAI・アルゴリズムを本シミュレーターへ融合させることで、さらなる作業の効率化及び生産性向上を目指します。
*1: BIM/CIM
Building/Construction Information Modeling
建築及び土木領域において、コンピュータ上に作成した主に三次元の形状情報に加え、名称・面積、材料・部材の仕様・性能、仕上などの属性情報を併せ持つ情報モデルを構築するもの
*2: デジタルツイン
現実世界の状況・情報をもとに、仮想世界(シミュレーター)を構築し、可視化やシミュレーション等を行う技術
■JFEエンジニアリングについて
JFEエンジニアリングは鉄鋼業・造船業を源流として、その技術を融合・進化させながら、エネルギー・環境分野や社会インフラ分野などにおいて、人々の生活と産業を支えるエンジニアリング事業を展開しています。
■アラヤについて
アラヤは、人工知能(AI)やアルゴリズムをコア技術として、様々な業界で事業を展開しています。建設業界に対しては、BIM/CIMを活用した計画シミュレーション、自己位置把握(SLAM)等の点群データ活用、自律AIを活用した重機自動運転等の開発支援・ソリューションを提供しています。
本案件をはじめとして、アラヤではAIや脳研究のナレッジを活用したソリューション開発を承っています。お気軽にご相談ください。