世代間対決の一戦 渡辺JT杯覇者 対 三浦九段
[19/10/24]
提供元:PRTIMES
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10月26日(土)丸善インテックアリーナ大阪
本年度の「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」準決勝第二局は、渡辺明JT杯覇者と三浦弘行九段による対局。
今シリーズは世代間の対決が目立つトーナメントの進行となっている。本局もまさにそうした対決となっており、お互いに
負けられない一戦となるだろう。
<大会情報等の詳細は公式ホームページをご覧ください>
https://www.jti.co.jp/knowledge/shogi/professional/index.html
[画像1: https://prtimes.jp/i/44150/19/resize/d44150-19-698949-0.jpg ]
渡辺明JT杯覇者
1984年4月生まれ。東京都葛飾区出身。
1994年小4で小学生名人。同年奨励会入会。同期には阿久津主税八段、橋本崇載八段らがいる。2000年四段。加藤一二三九段、谷川浩司九段、羽生善治九段に次いで史上4人目の中学生棋士。タイトル獲得は竜王11期など通算23期。他に優勝10回。
「JTプロ公式戦」は10年連続14回目の出場。優勝2回、準優勝1回。今回は二回戦で
羽生善治九段を下しての準決勝進出。
[画像2: https://prtimes.jp/i/44150/19/resize/d44150-19-727340-1.jpg ]
三浦弘行九段
1974年2月生まれ。群馬県群馬町(現在は高崎市)出身。
1987年奨励会入会。同期には田村康介七段らがいる。1992年四段、2013年九段。1996年五段のとき、当時の羽生善治七冠から棋聖を奪取、「七冠を終わらせた男」と評される。タイトル獲得1期。他に優勝3回。
「JTプロ公式戦」は2年ぶり15回目の出場。優勝1回。今回は一回戦で藤井聡太七段、二回戦で豊島将之名人を破っての準決勝進出。
■「JTプロ公式戦」大阪大会の見どころ
渡辺JT杯覇者は居飛車党。研究の裏付けを元に、合理的な指し方を追求するタイプ。局面の的確な判断や細かい手をつないでいく巧さには定評がある。以前は自玉を固める将棋が多かったが、最近の好成績の理由は昨今の玉の薄い戦法にも対応しつつあること。
一方、三浦九段は今回の参加棋士12名中、羽生善治九段、深浦康市九段に次ぐベテラン。順位戦A級18期の実績を誇る。若い世代が台頭し、世代交代が進行しつつある将棋界だが、ベテラン勢の健闘ぶりも見逃せない。居飛車党で、角換わり腰掛け銀や横歩取りなどを得意とする。序盤の研究でも人後に落ちない。
両者の対戦成績は、過去23戦して渡辺の15勝8敗。ただし最近10戦では両者5勝5敗とまったくのイーブンとなっている。「JTプロ公式戦」では2015年第36回準決勝で対戦があり、三浦九段が勝利している。
両者基本的には居飛車党ゆえに、最近10戦の戦型を見ると角換わり腰掛け銀が4局、横歩取りが3局、角換わりその他が2局、渡辺JT杯覇者の中飛車が1局となっている。
本命は角換わり腰掛け銀。抑えとして横歩取りとしておく。いずれにしてもお互い玉の薄い中での激しい戦いが予想されるが、どちらが先に戦機をつかんで主導権を握るか、まずはそこに注目したい。
■シリーズ大詰め、広瀬竜王が初の決勝進出
「世代交代」といわれる棋界だが、一回戦では「こども大会」経験者の若手棋士が全員敗退しベテラン棋士の健在ぶりが目立つ展開となった。二回戦では、タイトルホルダー3名(渡辺JT杯覇者、広瀬竜王、豊島名人)と佐藤九段といったシード棋士が登場し、一回戦を勝ち上がった羽生九段、深浦九段、三浦九段、久保九段と対戦。二回戦第一局では広瀬竜王が地元札幌に凱旋し久保九段に勝利、二回戦第二局では深浦九段が佐藤九段の新手をかわして勝利、二回戦第三局では渡辺JT杯覇者が羽生九段の入玉を阻止して勝利、二回戦第四局では三浦九段が趣向を凝らしたひねり飛車で豊島名人に勝利した。準決勝第一局は攻め合いとなり広瀬竜王が深浦九段に勝利し初の決勝進出を決めている。
【開催趣旨】
「将棋日本シリーズ」は、今年で40回目を迎える歴史と伝統の“見て学ぶ”「JTプロ公式戦」と、19回目を数え国内最大規模に発展した“指して学ぶ”「テーブルマークこども大会」が、同日同会場で開催される大会です。日本の伝統文化である将棋を通じて、「地域社会の活性化および青少年の健全育成」に貢献したいとの想いから全国11地区にて実施いたします。
【実施概要】
タ イ ト ル: 「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」大阪大会
場 所: 丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)メインアリーナ
(住所:大阪府大阪市港区田中3-1-40)
日 程: 2019年10月26日(土)
時 間: 「テーブルマークこども大会」 10:00開会式(8:50受付開始)
「JTプロ公式戦」 15:55開演予定(14:00開場予定)
◆対局棋士◆ 渡辺 明 JT杯覇者 対 三浦 弘行 九段
解説:稲葉 陽 八段 聞き手:室田 伊緒 女流二段 読み上げ:長谷川 優貴 女流二段
主 催: 公益社団法人 日本将棋連盟
後 援: 文部科学省、大阪府、大阪府教育委員会、大阪市、大阪市教育委員会、
堺市、堺市教育委員会
協 力: Z会、AbemaTV
協 賛: JT、テーブルマーク
【トーナメント表】
[画像3: https://prtimes.jp/i/44150/19/resize/d44150-19-609448-2.png ]
※タイトル・段位は2019年10月24日現在のものです。(シリーズ途中に他棋戦の結果等により変更になる場合がありますのでご留意ください)※渡辺JT杯覇者は棋王・王将・棋聖のタイトル保持者です。
【お問い合わせ先】
「将棋日本シリーズ」総合事務局 担当 野中
〒104-6038 東京都中央区晴海1-8-10 晴海トリトンスクエアX棟 (株)I&S BBDO内
TEL 03-5166-0290 FAX 03-5166-0296 E-mail info@jt-shogi.jp
※「調査データ」や「棋士の写真」の提供等もいたします
本年度の「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」準決勝第二局は、渡辺明JT杯覇者と三浦弘行九段による対局。
今シリーズは世代間の対決が目立つトーナメントの進行となっている。本局もまさにそうした対決となっており、お互いに
負けられない一戦となるだろう。
<大会情報等の詳細は公式ホームページをご覧ください>
https://www.jti.co.jp/knowledge/shogi/professional/index.html
[画像1: https://prtimes.jp/i/44150/19/resize/d44150-19-698949-0.jpg ]
渡辺明JT杯覇者
1984年4月生まれ。東京都葛飾区出身。
1994年小4で小学生名人。同年奨励会入会。同期には阿久津主税八段、橋本崇載八段らがいる。2000年四段。加藤一二三九段、谷川浩司九段、羽生善治九段に次いで史上4人目の中学生棋士。タイトル獲得は竜王11期など通算23期。他に優勝10回。
「JTプロ公式戦」は10年連続14回目の出場。優勝2回、準優勝1回。今回は二回戦で
羽生善治九段を下しての準決勝進出。
[画像2: https://prtimes.jp/i/44150/19/resize/d44150-19-727340-1.jpg ]
三浦弘行九段
1974年2月生まれ。群馬県群馬町(現在は高崎市)出身。
1987年奨励会入会。同期には田村康介七段らがいる。1992年四段、2013年九段。1996年五段のとき、当時の羽生善治七冠から棋聖を奪取、「七冠を終わらせた男」と評される。タイトル獲得1期。他に優勝3回。
「JTプロ公式戦」は2年ぶり15回目の出場。優勝1回。今回は一回戦で藤井聡太七段、二回戦で豊島将之名人を破っての準決勝進出。
■「JTプロ公式戦」大阪大会の見どころ
渡辺JT杯覇者は居飛車党。研究の裏付けを元に、合理的な指し方を追求するタイプ。局面の的確な判断や細かい手をつないでいく巧さには定評がある。以前は自玉を固める将棋が多かったが、最近の好成績の理由は昨今の玉の薄い戦法にも対応しつつあること。
一方、三浦九段は今回の参加棋士12名中、羽生善治九段、深浦康市九段に次ぐベテラン。順位戦A級18期の実績を誇る。若い世代が台頭し、世代交代が進行しつつある将棋界だが、ベテラン勢の健闘ぶりも見逃せない。居飛車党で、角換わり腰掛け銀や横歩取りなどを得意とする。序盤の研究でも人後に落ちない。
両者の対戦成績は、過去23戦して渡辺の15勝8敗。ただし最近10戦では両者5勝5敗とまったくのイーブンとなっている。「JTプロ公式戦」では2015年第36回準決勝で対戦があり、三浦九段が勝利している。
両者基本的には居飛車党ゆえに、最近10戦の戦型を見ると角換わり腰掛け銀が4局、横歩取りが3局、角換わりその他が2局、渡辺JT杯覇者の中飛車が1局となっている。
本命は角換わり腰掛け銀。抑えとして横歩取りとしておく。いずれにしてもお互い玉の薄い中での激しい戦いが予想されるが、どちらが先に戦機をつかんで主導権を握るか、まずはそこに注目したい。
■シリーズ大詰め、広瀬竜王が初の決勝進出
「世代交代」といわれる棋界だが、一回戦では「こども大会」経験者の若手棋士が全員敗退しベテラン棋士の健在ぶりが目立つ展開となった。二回戦では、タイトルホルダー3名(渡辺JT杯覇者、広瀬竜王、豊島名人)と佐藤九段といったシード棋士が登場し、一回戦を勝ち上がった羽生九段、深浦九段、三浦九段、久保九段と対戦。二回戦第一局では広瀬竜王が地元札幌に凱旋し久保九段に勝利、二回戦第二局では深浦九段が佐藤九段の新手をかわして勝利、二回戦第三局では渡辺JT杯覇者が羽生九段の入玉を阻止して勝利、二回戦第四局では三浦九段が趣向を凝らしたひねり飛車で豊島名人に勝利した。準決勝第一局は攻め合いとなり広瀬竜王が深浦九段に勝利し初の決勝進出を決めている。
【開催趣旨】
「将棋日本シリーズ」は、今年で40回目を迎える歴史と伝統の“見て学ぶ”「JTプロ公式戦」と、19回目を数え国内最大規模に発展した“指して学ぶ”「テーブルマークこども大会」が、同日同会場で開催される大会です。日本の伝統文化である将棋を通じて、「地域社会の活性化および青少年の健全育成」に貢献したいとの想いから全国11地区にて実施いたします。
【実施概要】
タ イ ト ル: 「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」大阪大会
場 所: 丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)メインアリーナ
(住所:大阪府大阪市港区田中3-1-40)
日 程: 2019年10月26日(土)
時 間: 「テーブルマークこども大会」 10:00開会式(8:50受付開始)
「JTプロ公式戦」 15:55開演予定(14:00開場予定)
◆対局棋士◆ 渡辺 明 JT杯覇者 対 三浦 弘行 九段
解説:稲葉 陽 八段 聞き手:室田 伊緒 女流二段 読み上げ:長谷川 優貴 女流二段
主 催: 公益社団法人 日本将棋連盟
後 援: 文部科学省、大阪府、大阪府教育委員会、大阪市、大阪市教育委員会、
堺市、堺市教育委員会
協 力: Z会、AbemaTV
協 賛: JT、テーブルマーク
【トーナメント表】
[画像3: https://prtimes.jp/i/44150/19/resize/d44150-19-609448-2.png ]
※タイトル・段位は2019年10月24日現在のものです。(シリーズ途中に他棋戦の結果等により変更になる場合がありますのでご留意ください)※渡辺JT杯覇者は棋王・王将・棋聖のタイトル保持者です。
【お問い合わせ先】
「将棋日本シリーズ」総合事務局 担当 野中
〒104-6038 東京都中央区晴海1-8-10 晴海トリトンスクエアX棟 (株)I&S BBDO内
TEL 03-5166-0290 FAX 03-5166-0296 E-mail info@jt-shogi.jp
※「調査データ」や「棋士の写真」の提供等もいたします