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日々の暮らしにゆとりがあるほど朝食は欠かさない傾向

〜「若い世代の食事習慣に関する調査結果」の公表〜

農林水産省では、若い世代の食生活の現状を分析するため、令和元年11月に、18歳〜39歳の男女2,000人を対象にウェブによるアンケート調査を実施し、調査結果を本日公表いたしました。
起床から外出までの時間が1時間未満の人の約3割が朝食を「ほとんど食べない」と回答していたほか、朝食の摂取状況と経済状況の間に関連があることが示唆されました。




[画像: https://prtimes.jp/i/52804/19/resize/d52804-19-539026-0.png ]




1.調査の概要

「第3次食育推進基本計画」では、「若い世代を中心とした食育の推進」を重点課題の1つに掲げていますが、若い世代(20歳代及び30歳代)は、朝食欠食者が多い等、他の世代より課題が多い現状があります。
そこで、農林水産省では、若い世代の食事習慣を含む生活の実態や意識、経験等を把握するとともに、その背景を探ることを目的に、ウェブによるアンケート調査を実施しました。

対象:18歳〜39歳の男女 2,000人
※国勢調査結果に準じて、性別、年代、居住地域で割付
※学生、栄養や料理に関する専門教育を受けたことのある方を除く

実施期間:令和元年11月11日(月)〜18日(月)

2.結果のポイント

朝食を「ほとんど毎日食べる」と回答した人が過半数を占めましたが、「ほとんど食べない」と回答した人が2割を超えていました。特に、起床から外出までの時間が1時間未満の人の約3割が朝食を「ほとんど食べない」と回答していました。
また、朝食や主食・主菜・副菜を組み合わせた食事について、自分の健康に良い等のプラスのイメージを持っている人が多かった一方、作る(準備する)のが面倒というマイナスのイメージを持っている人もいました。

経済状況との関連をみると、「生活が苦しく、非常に心配」と回答した人の約4割が朝食を「ほとんど食べない」、約半数が主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日に2回以上食べる頻度が「ほとんどない」と回答しました。

日頃から健全な食生活を実践することを心掛けている人と心掛けていない人は、ほぼ半々でした。小学生の頃の食生活との関連をみると、「常に心掛けている」「心掛けている」人ほど、「1日3食決まった時間に食事をしていた」、「家族揃って食事をしていた」等、健全な食生活を実践していた人や、「学校で、食に関する指導を受けていた」人が多くいました。

調査結果の詳細については、以下のURLで御覧になれます。
URL: https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/websurvey/websurvey.html

◆本調査結果等を踏まえ、農林水産省では、若い世代向けの啓発資材を作成しました。是非御活用ください。
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/wakaisedai/balance.html

◆6月は食育月間です。農林水産省では、国民の皆さんに、「WISEな食育」をSNSで発信・提案していただく取組を推進しています。是非ご投稿下さい。
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/hyoji/200602.html

◆現在、「第4次食育推進基本計画」の作成に向けた御意見・情報の募集を行っています。本調査結果の内容も御参照いただき、広く御意見・情報をお寄せいただきますようお願い申し上げます。
【パブコメ掲載先URL】https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550003123&Mode=0
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