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プラスチックリサイクルのesa、シリーズBエクステンションラウンド総額1.2億円、累計総額9.3億円の資金調達。“withプラ”戦略を加速させ、各地域でのリサイクルを可能にするビジネスモデルを展開

大日本印刷、ホッカンホールディングスと資本業務提携。静岡キャピタルも参画。複合プラスチックのマテリアルリサイクル技術を全国へ




[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/102225/19/102225-19-458fa6ec2c15a216c5f8b4b5db859b68-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


プラスチックのリサイクルを中心とした環境事業を展開する「株式会社esa(読み:イーサ、意味:Environmental Solutions Architect の頭文字)」(本社:東京都港区、代表取締役:黒川 周子、以下「当社」)は、シリーズBエクステンションラウンドにおいて総額1.2億円の資金調達を完了したことをお知らせいたします。今回の調達では、大日本印刷株式会社(DNP)、ホッカンホールディングス株式会社と資本業務提携を締結、静岡キャピタル株式会社が参画をいたしました。累計調達額は9.3億円に到達しております。当社は地域経済と連携し、サーキュラーエコノミーの実現に向けた全国展開を加速させていきます。
資金調達の背景
国全体で“サーキュラーエコノミー・ファースト”の動きが活発化。これまで焼却や埋め立てに頼っていた複合プラスチックを再生資源へと変換していく時代へ。
日本国内では、廃棄プラスチック問題が深刻化する中で、企業や自治体からリサイクルへの要望が増加しています。政府は、製造業の再生プラスチック使用量に目標設定、使用実績の報告義務化・罰則も検討しています。また、廃棄物をリサイクルして資源として、再利用するなどの循環型経済を推進するため「循環型社会形成推進基本計画」における取組等の関連する取組を、政府全体として戦略的・統合的に行うため、循環経済に関する関係閣僚会議を開催することを発表するなど、国全体が“サーキュラーエコノミー・ファースト”の動きが活発化しています。

当社は、独自技術「esa method」を活用し、これまで焼却や埋め立てに頼っていた複合プラスチックを再生資源へと変換することで、持続可能な社会を目指しています。今回の資金調達では、総合印刷会社として多岐にわたる事業分野におけるリーディングカンパニーのDNP、リサイクル技術を活用した製品開発に強みを持つホッカンホールディングス、さらに、地域経済を支えるしずおかフィナンシャルグループが親会社となる静岡キャピタルと協力することで、全国展開を視野に入れたビジネスモデルの拡大を目的としています。

今回の資金調達および資本業務提携によって、新たなパートナーシップや協力関係を築くための基盤を確立し、より多くの地域や業界にリサイクル技術を広めていきます。これにより、各地域での産業振興を促進し、複合プラスチックのマテリアルリサイクルのネットワークを広げていくことが期待されます。
資金調達・資本業務提携の目的
全国各地の回収拠点や排出事業者に対し、当社のリサイクル技術とノウハウを提供。各地域でのリサイクルを可能にするビジネスモデルを展開
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/102225/19/102225-19-669369d412a4bf9fcdd1f0f6ce3f8fcf-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


esaは、2022年3月の設立以来、独自技術「esa method」を用いて、リサイクルが困難だった複合プラスチック素材を再利用可能なペレットに変換し、環境保護に積極的に貢献してきました。プラスチックリサイクルに関する研究や商品開発、事業を通じて、グリーンサステナブルケミストリー(環境に優しい化学)とサーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現を目指しています。

現在、当社は茨城県結城市の工場において、PETおよびPEの2ラインで複合材のマテリアルリサイクルを行っており、月間700トンの再生ペレットを製造しています。原料は、企業から排出されるオフグレード品や工場端材が中心であり、これらを使用して高品質の再生ペレットを樹脂加工メーカーやコンパウンドメーカーに販売しています。再生材の需要が高まり、バージン材との配合により高い品質を実現する当社の技術は、多くの引き合いをいただいている状況です。

今回の調達した資金の活用として、全国各地の回収拠点や排出事業者に対し、当社のリサイクル技術とノウハウを提供し、各地域でのリサイクルを可能にするビジネスモデルを展開していく予定です。この取り組みにより、回収コストやCO2排出量の削減、さらにはリサイクル効率の向上が期待され、地域経済にも大きなメリットをもたらします。地域経済や様々な業界との連携を強化し、プラスチック廃棄物のマテリアルリサイクルの拡大を目指します。引き続き、サーキュラーエコノミー実現に向けたリーディングカンパニーとして、社会課題の解決に取り組んでまいります。

資金調達・資本業務提携先企業
大日本印刷株式会社
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/102225/19/102225-19-8779cfdf02a12caedae65cb7ccd2b490-2364x1034.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


代表者 :代表取締役社長 北島 義斉
設立 :1876年10月
所在地 :東京都新宿区
事業 :総合印刷業
Webサイト:https://www.dnp.co.jp/
提携の詳細:
サプライチェーンにおけるCO2 排出量の削減:
DNPの廃棄プラスチックを活用した資源の効率的な利用、マテリアルリサイクルの推進に取り組み、サプライチェーン全体でCO2排出量の削減を促進します。

複合プラスチック廃材由来のリサイクル材を活用した製品の開発:
DNPのコンバーティング(材料加工)技術と当社の独自の混練(こんれん)技術やマテリアルリサイクルする仕組み「esa method」の強みを掛け合わせて各種製品の付加価値向上や新製品開発などを推進します。

ホッカンホールディングス株式会社
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/102225/19/102225-19-66b34fdd42f209680590639206f0b5f3-616x906.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


代表者 :代表取締役社長 池田 孝資
設立 :1921年10月
所在地 :東京都中央区
事業 :容器事業、充填事業、海外事業等
Webサイト:https://hokkanholdings.co.jp/
提携の詳細:
リサイクル技術と容器成形技術を融合した製品の開発:
ホッカンホールディングスグループの容器成形技術と「esa method」を活用し、リサイクル材を使った新製品を開発、提供してまいります。

マテリアルリサイクルにおける循環モデル及びサプライチェーンの構築:
リサイクル材が組み込まれた製品サプライチェーンを構築し、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきます。

静岡キャピタル株式会社
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/102225/19/102225-19-4131bc4407fb915e2aab57d9eb481b15-662x629.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


代表者 :代表取締役社長 久野 託司
設立 :1984年8月
所在地 :静岡県静岡市
事業 :静岡銀行及びそのグループ企業(静銀経営コンサルティング、静銀ティーエム証券など)の他、財団法人静岡経済研究所、財団法人しずおか産業創造機構などと連携し、投資先企業に対する包括的な支援を展開
Webサイト:https://scc.shizuoka-fg.co.jp/
提携の詳細:
地域経済の活性化とリサイクルネットワークの構築:
地方銀行の支援で地域ごとのリサイクルネットワークを構築し、持続可能な産業を育成します。

地域におけるCO2排出量の削減:
各地域でのリサイクル拠点の展開により、回収コスト削減とともにCO2削減を目指します。

各社のコメント
大日本印刷株式会社 常務執行役員 千葉 亮太のコメント
「DNPは、サプライチェーンにおけるCO2排出量の削減やリサイクル材を活用した製品の開発を進めています。この度の株式会社esaとの提携は、複合プラスチックというこれまでリサイクルが難しいとされてきた素材に対する画期的なソリューションを提供するものです。『esa method』は、その高い技術力と効率性により、従来のリサイクル技術では達成できなかったレベルの資源循環が可能になると期待しています。この提携を通じて、環境配慮製品・サービスの開発をさらに加速させ、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの実現に貢献していきます。」
ホッカンホールディングス株式会社 取締役常務執行役員 砂廣 俊明のコメント
「ホッカンホールディングスグループは、創業以来、常に開拓者精神をもって新しいものづくりに飽くなき挑戦を続けてまいりました。今般の株式会社esa様との提携は、私たちにとって、これまでに無い環境に優しい製品を世に送り出すための重要な機会と考えております。『esa method』という複合プラスチックリサイクルにおける先端技術と、私たちが長年培ったボトル成形技術とを融合させることで、持続可能で環境への負荷が少ない製品の開発が可能となります。また、包装容器業界におけるリサイクル技術の向上も促進し、製品のライフサイクル全体を通じて地球環境課題の解決に大きく寄与すると考えております。ホッカンホールディングスグループは、今後も革新的な技術を積極的に取り入れ、持続可能な未来に向けて歩み続けてまいります。」
静岡キャピタル株式会社 代表取締役社長 久野 託司のコメント
「静岡キャピタル株式会社は、地域課題の解決と社会価値創造事業への取組みを目指すことを、重要な使命として掲げております。今回の株式会社esaへの出資を通じて、新たな社会価値創造への可能性を感じています。特に、全国に拠点を広げるリサイクルネットワークは、地域経済の発展に貢献し、さらには地域ごとのCO2削減とリサイクル技術の普及を実現するものと期待しています。弊社はしずおかフィナンシャルグループの一員として、地域経済の発展だけでなく、環境保護にも積極的に取り組んでまいりました。今後も、地域のリサイクル事業を支援し、サーキュラーエコノミー社会の実現に寄与していきたいと考えています。」
株式会社esa 代表取締役 黒川 周子のコメント
「今回、大日本印刷株式会社、ホッカンホールディングス株式会社、静岡キャピタル株式会社の皆様からのご支援をいただけることを、大変光栄に思います。私たちesaは、設立から今日まで、複合プラスチックのマテリアルリサイクルを実現するというビジョンのもとで事業を進めてまいりました。今回の資金調達により、私たちの技術をさらに全国に広げ、サーキュラーエコノミーの実現に向けたさらなるステップを踏み出すことができます。これからもリサイクル技術の進化と共に、環境負荷を軽減し、持続可能な未来を目指していきたいと考えています。また、各社との協力を通じて、新たな市場の創出にも取り組み、リサイクル事業の可能性を最大限に引き出していきます。引き続き、皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。」

株式会社esa 会社概要
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/102225/19/102225-19-bcf28b6e32e6efcb7dc30c16c58c514c-2294x766.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


会社名   :株式会社esa
設立年月  :2022年3月1日
住所    :東京都港区高輪3-19-26 SOC高輪ビル8F
代表取締役 :黒川 周子
事業内容  :一般・産業廃棄物のリサイクルコンサルティング、プラスチック廃棄物のリサイクル、プラスチックペレットの加工、販売プラスチック製品の開発、販売
URL    :https://esa-gl.com/
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