シーメンスとNVIDIA、産業用メタバースの実現へ
[22/07/20]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
- 設計から運用までのライフサイクルを通じた没入型体験により、製造業界を変革するパートナーシップ
- NVIDIA OmniverseとSiemens Xceleratorプラットフォームを接続することにより、現実世界を完全に再現したデジタルツインを実現し、エッジからクラウドに至るまで、ソフトウェア・ディファインドAIシステムを接続することができます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/88631/20/resize/d88631-20-9b526ebb4d2872fb97cf-0.jpg ]
産業オートメーションとソフトウェア、インフラ、ビルディング技術、および輸送分野のリーダー企業であるシーメンスと、アクセラレーテッドグラフィックスと人工知能(AI)のパイオニアであるNVIDIAは、本日、提携関係を拡大した上で、産業用メタバースを実現し、AI駆動型デジタルツイン技術の利用を拡大させ、これによって産業用オートメーションを新たなレベルに発展させてゆくと発表しました。
この協業の第一歩として両社は今後、オープンなデジタルビジネスプラットフォームであるSiemens Xceleratorと、3Dデザインおよびコラボレーション用プラットフォームであるNVIDIA Omniverse™を接続させる予定です。これにより、シーメンスが提供する物理ベースのデジタルモデルと、NVIDIAが提供するリアルタイムAIによる産業用メタバースが実現し、より速く、より確信を持って意思決定を行えるようになります。
Siemens XceleratorのオープンなパートナーエコシステムにOmniverseが加わることで、デジタルツインの利用が加速され、生産と製品ライフサイクルの全体にわたって生産性とプロセス改善が実現できることになります。あらゆる規模の企業が、リアルタイムのパフォーマンスデータを伴うデジタルツインを採用し、革新的な産業用IoTソリューションを構築し、エッジまたはクラウドで行われた分析結果から実用的なインサイトを活用し、視覚的に豊かで没入感あるシミュレーションをより身近なものにすることによって将来のエンジニアリング課題に取り組めるようになります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/88631/20/resize/d88631-20-da3f6a34e8834239b0a2-2.jpg ]
シーメンスAGのローランド・ブッシュ代表取締役社長兼CEOは、「写真のように現実感のある物理ベースのデジタルツインを産業用メタバースに組み込むことによって、現実世界の問題を解決するために人々が交流し協力できる仮想世界が実現し、我々の経済や産業を変革する大きな可能性が生まれます。このパートナーシップにより、あらゆる規模の企業にとって産業用メタバースを現実のものとすることができるのです。10年以上にわたり、当社のデジタル・ツイン技術は、あらゆる業界のお客様の生産性向上に貢献してきました。そして今日、業界で最も包括的なデジタルツインを提供できるようになりました。Siemens XceleratorがOmniverseに接続されると、シーメンスのソフトウェアやソリューションから得られる豊富なデータにより、エッジからクラウドまで、ハードウェアとソフトウェアをつなぐ、リアルタイムで没入感のあるメタバースが実現します。」と述べています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/88631/20/resize/d88631-20-a48ee40db12c1b9d0ce0-1.jpg ]
NVIDIAのジェンスン・ファン創業者兼CEOは、「シーメンスとNVIDIAは、産業用メタバースがデジタルトランスフォーメーションを推進するというビジョンを共有しています。両社はこれから、それぞれの顧客と世界の全製造業のためにこのビジョンを実現すべく、共同で取り組んでいきます。その意味で今回の提携はその第一歩に過ぎません。Siemens Xceleratorと接続されることにより、NVIDIA OmniverseとAIエコシステムにとって全く新しい世界、すなわちシーメンスの機械、電気、ソフトウェア、IoT、そしてのエッジの各ソリューションを使用して構築される産業オートメーションの世界が開けることになるのです」と述べています。
このパートナーシップによって、補完的技術とエコシステムを結集し、産業用メタバースを実現します。シーメンスは、現実世界とデジタル世界、そして情報技術とオペレーション技術の交差点に位置する唯一の企業です。Siemens Xceleratorのプラットフォームは、製品および生産プロセスの全体にわたって機械、電気、およびソフトウェアの各領域をつなげ、ITとOTの融合を実現します。
NVIDIA Omniverse は、AI を活用して物理的シミュレーションを行い、産業向けの規模にも対応する仮想世界エンジンで、完全な忠実度のライブ デジタルツインの構築を初めて可能にしました。NVIDIA AI は、全世界の 2 万 5,000 を越える企業に使用されている、世界で最も普及している AI プラットフォームであるとともに、クラウドおよびエッジの自律システムにおける Omniverse のインテリジェント エンジンとしても機能しています。NVIDIA Omniverse および AI は、Siemens Xcelerator で作られる本格的なデジタルツインを視覚化するのに最適なコンピュテーション エンジンです。
【参考資料】 本資料はシーメンス AG(ドイツ・ミュンヘン)が2022年6月29日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語・英語であり、その内容および解釈については両言語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)。 https://sie.ag/3bv6EwE
【NVIDIAについて】
1999 年における NVIDIA (NASDAQ表示: NVDA) による GPU の発明は、PC ゲーミング市場の成長に爆発的な拍車をかけ、現代のコンピューター グラフィックス、ハイパフォーマンス コンピューティング、そして人工知能 (AI) を再定義しました。NVIDIA のアクセラレーテッド コンピューティングと AI における先駆的な取り組みは、輸送、ヘルスケア、製造業などの数兆ドル規模の産業を再構築し、その他のさまざまな産業の拡大も加速させています。
詳しくは、 https://nvidianews.nvidia.com/ をご覧ください。
【シーメンスAGについて】
シーメンス AG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、インダストリー、インフラストラクチャー、交通、ヘルスケアを中核事業とするテクノロジーカンパニーです。資源効率の高い工場、弾力的な供給網、スマートなビルや送電網から、清潔で快適な交通、先進医療に至るまで、目的をもったテクノロジーを開発することで、お客様のために実質的な付加価値を提供します。シーメンスは、デジタルと現実世界を結びつけることで、顧客企業が産業や市場を変革するための力になり、数十億という人々の日常を変えていく上での支えとなります。またシーメンスは、世界的な大手医療技術プロバイダーとしてヘルスケアの未来を創造する上場企業Siemens Healthineersの過半数の株式を保有しています。さらにシーメンスは、送電および発電分野における世界のリーダー企業シーメンスエナジーの過半数未満の株式を保有しています。2021年9月30日に終了した2021年度において、シーメンスグループの売上高は623億ユーロ、純利益は67億ユーロでした。2021年9月30日時点の全世界の社員数は30万3000人です。詳しい情報は、http://www.siemens.comにてご覧いただけます。
【日本におけるシーメンスグループ】
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、130年以上にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして尽力してまいりました。海外のシーメンス同様、都市化、人口動態、気候変動、グローバル化、そしてデジタル化といったメガトレンドに対して最適なソリューションをご提案しています。シーメンスは先進的な製品やサービス、ソリューションにより、お客様に競争優位性をご提供しつづけるとともに、昨今の環境問題に対応してまいります。2021年9月末に終了した2021年度において、日本のシーメンスの売上高は約1625億円、社員数はおよそ2,500人です。詳しい情報はhttp://www.siemens.com/jp にてご覧いただけます。
- NVIDIA OmniverseとSiemens Xceleratorプラットフォームを接続することにより、現実世界を完全に再現したデジタルツインを実現し、エッジからクラウドに至るまで、ソフトウェア・ディファインドAIシステムを接続することができます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/88631/20/resize/d88631-20-9b526ebb4d2872fb97cf-0.jpg ]
産業オートメーションとソフトウェア、インフラ、ビルディング技術、および輸送分野のリーダー企業であるシーメンスと、アクセラレーテッドグラフィックスと人工知能(AI)のパイオニアであるNVIDIAは、本日、提携関係を拡大した上で、産業用メタバースを実現し、AI駆動型デジタルツイン技術の利用を拡大させ、これによって産業用オートメーションを新たなレベルに発展させてゆくと発表しました。
この協業の第一歩として両社は今後、オープンなデジタルビジネスプラットフォームであるSiemens Xceleratorと、3Dデザインおよびコラボレーション用プラットフォームであるNVIDIA Omniverse™を接続させる予定です。これにより、シーメンスが提供する物理ベースのデジタルモデルと、NVIDIAが提供するリアルタイムAIによる産業用メタバースが実現し、より速く、より確信を持って意思決定を行えるようになります。
Siemens XceleratorのオープンなパートナーエコシステムにOmniverseが加わることで、デジタルツインの利用が加速され、生産と製品ライフサイクルの全体にわたって生産性とプロセス改善が実現できることになります。あらゆる規模の企業が、リアルタイムのパフォーマンスデータを伴うデジタルツインを採用し、革新的な産業用IoTソリューションを構築し、エッジまたはクラウドで行われた分析結果から実用的なインサイトを活用し、視覚的に豊かで没入感あるシミュレーションをより身近なものにすることによって将来のエンジニアリング課題に取り組めるようになります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/88631/20/resize/d88631-20-da3f6a34e8834239b0a2-2.jpg ]
シーメンスAGのローランド・ブッシュ代表取締役社長兼CEOは、「写真のように現実感のある物理ベースのデジタルツインを産業用メタバースに組み込むことによって、現実世界の問題を解決するために人々が交流し協力できる仮想世界が実現し、我々の経済や産業を変革する大きな可能性が生まれます。このパートナーシップにより、あらゆる規模の企業にとって産業用メタバースを現実のものとすることができるのです。10年以上にわたり、当社のデジタル・ツイン技術は、あらゆる業界のお客様の生産性向上に貢献してきました。そして今日、業界で最も包括的なデジタルツインを提供できるようになりました。Siemens XceleratorがOmniverseに接続されると、シーメンスのソフトウェアやソリューションから得られる豊富なデータにより、エッジからクラウドまで、ハードウェアとソフトウェアをつなぐ、リアルタイムで没入感のあるメタバースが実現します。」と述べています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/88631/20/resize/d88631-20-a48ee40db12c1b9d0ce0-1.jpg ]
NVIDIAのジェンスン・ファン創業者兼CEOは、「シーメンスとNVIDIAは、産業用メタバースがデジタルトランスフォーメーションを推進するというビジョンを共有しています。両社はこれから、それぞれの顧客と世界の全製造業のためにこのビジョンを実現すべく、共同で取り組んでいきます。その意味で今回の提携はその第一歩に過ぎません。Siemens Xceleratorと接続されることにより、NVIDIA OmniverseとAIエコシステムにとって全く新しい世界、すなわちシーメンスの機械、電気、ソフトウェア、IoT、そしてのエッジの各ソリューションを使用して構築される産業オートメーションの世界が開けることになるのです」と述べています。
このパートナーシップによって、補完的技術とエコシステムを結集し、産業用メタバースを実現します。シーメンスは、現実世界とデジタル世界、そして情報技術とオペレーション技術の交差点に位置する唯一の企業です。Siemens Xceleratorのプラットフォームは、製品および生産プロセスの全体にわたって機械、電気、およびソフトウェアの各領域をつなげ、ITとOTの融合を実現します。
NVIDIA Omniverse は、AI を活用して物理的シミュレーションを行い、産業向けの規模にも対応する仮想世界エンジンで、完全な忠実度のライブ デジタルツインの構築を初めて可能にしました。NVIDIA AI は、全世界の 2 万 5,000 を越える企業に使用されている、世界で最も普及している AI プラットフォームであるとともに、クラウドおよびエッジの自律システムにおける Omniverse のインテリジェント エンジンとしても機能しています。NVIDIA Omniverse および AI は、Siemens Xcelerator で作られる本格的なデジタルツインを視覚化するのに最適なコンピュテーション エンジンです。
【参考資料】 本資料はシーメンス AG(ドイツ・ミュンヘン)が2022年6月29日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語・英語であり、その内容および解釈については両言語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)。 https://sie.ag/3bv6EwE
【NVIDIAについて】
1999 年における NVIDIA (NASDAQ表示: NVDA) による GPU の発明は、PC ゲーミング市場の成長に爆発的な拍車をかけ、現代のコンピューター グラフィックス、ハイパフォーマンス コンピューティング、そして人工知能 (AI) を再定義しました。NVIDIA のアクセラレーテッド コンピューティングと AI における先駆的な取り組みは、輸送、ヘルスケア、製造業などの数兆ドル規模の産業を再構築し、その他のさまざまな産業の拡大も加速させています。
詳しくは、 https://nvidianews.nvidia.com/ をご覧ください。
【シーメンスAGについて】
シーメンス AG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、インダストリー、インフラストラクチャー、交通、ヘルスケアを中核事業とするテクノロジーカンパニーです。資源効率の高い工場、弾力的な供給網、スマートなビルや送電網から、清潔で快適な交通、先進医療に至るまで、目的をもったテクノロジーを開発することで、お客様のために実質的な付加価値を提供します。シーメンスは、デジタルと現実世界を結びつけることで、顧客企業が産業や市場を変革するための力になり、数十億という人々の日常を変えていく上での支えとなります。またシーメンスは、世界的な大手医療技術プロバイダーとしてヘルスケアの未来を創造する上場企業Siemens Healthineersの過半数の株式を保有しています。さらにシーメンスは、送電および発電分野における世界のリーダー企業シーメンスエナジーの過半数未満の株式を保有しています。2021年9月30日に終了した2021年度において、シーメンスグループの売上高は623億ユーロ、純利益は67億ユーロでした。2021年9月30日時点の全世界の社員数は30万3000人です。詳しい情報は、http://www.siemens.comにてご覧いただけます。
【日本におけるシーメンスグループ】
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、130年以上にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして尽力してまいりました。海外のシーメンス同様、都市化、人口動態、気候変動、グローバル化、そしてデジタル化といったメガトレンドに対して最適なソリューションをご提案しています。シーメンスは先進的な製品やサービス、ソリューションにより、お客様に競争優位性をご提供しつづけるとともに、昨今の環境問題に対応してまいります。2021年9月末に終了した2021年度において、日本のシーメンスの売上高は約1625億円、社員数はおよそ2,500人です。詳しい情報はhttp://www.siemens.com/jp にてご覧いただけます。