量子コンピュータベンチャーのQunaSys、シリーズB総額12.4億円の資金調達を実施
[22/03/28]
提供元:PRTIMES
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HPCシステムズ、日本ゼオン、富士通と資本業務提携に向けて合意。日本発量子コンピュータソフトウェアベンチャーとして、海外市場での飛躍的成長を目指す
量子コンピュータ向けアルゴリズム・ソフトウェア開発に強みを持つ株式会社 QunaSys (本社:東京都文京区、代表:楊天任、以下「QunaSys」)は、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社(本社:東京都港区、代表:鑓水英樹)をリードインベスターとして、ANRI、HPCシステムズ株式会社、Global Brain、国立研究開発法人科学技術振興機構 出資型新事業創出支援プログラム、新生企業投資、日本ゼオン株式会社、合同会社富士通ベンチャーズファンド、三菱UFJキャピタルを引受先とする第三者割当増資により、シリーズBラウンドで計12.4億円の資金調達を実施しました。
また同時に、HPCシステムズ株式会社、日本ゼオン株式会社、富士通株式会社の各社と、本資金調達に伴い資本業務提携に向けて合意したことをお知らせいたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/41464/23/resize/d41464-23-9b6d27c5f0359bc26414-0.png ]
調達の背景と直近の事業概要
Googleが量子超越を発表し世間を賑わせた2019年以降、量子コンピュータ業界を取り巻く状況は大きく変わってきました。特にこの2年間で、世界的にユーザー企業の関心の高まり、投資拡大、産業化に向けた技術開発・事業開発が進展したことは、「量子産業」という観点で歴史的な変化であったと言われています。※1
QunaSysでは、2019年に実施した前回の資金調達以降、今後の圧倒的な事業成長の根拠となる実績づくりとして、研究開発・事業開発の両面で様々な活動を行ってまいりました。
2020年7月には、量子コンピュータの応用検討コンソーシアム「QPARC」を創設。以来累計50社以上もの企業様にご参加頂き、様々な企業様とユースケース探索などを行ってまいりました。
ユーザー企業様に多数参加いただきながらのユースケース探索の試みは、世界的にも評価をいただき、2021年夏より製薬系コンソーシアムPistoia Alliance やQuantum Flagship等、海外の有力団体との連携が開始しています。
また、同年10月より、世界最高性能・最多機能※2を誇る量子コンピュータ向け量子計算クラウドサービス「Qamuy™ 」の提供を開始。2022年3月時点で累計330万以上ものジョブ数がQamuy™ 内で実行されるに至りました。
上記のような事業開発の他にも、ENEOSホールディングス様やJSR株式会社様とPsiQuantum様など、多くの企業とも共同研究を実施し、産業応用に向けた技術成果の創出にも精力的に取り組んでまいりました。
※1ボストン コンサルティング グループ「量子コンピューターが15〜30年以内に最大8,500億ドルの価値を創出すると予測〜BCG調査」(2021年8月23日付プレスリリース)
※2当社調べ
調達の目的と今後の展開
本資金調達は、これまで取り組んできた日本での事業拡大のみならず、海外での事業展開をより一層加速させるため実施いたしました。これまで積み上げた実績を礎としつつ、調達資金を活用して圧倒的に便利でパワフルな、量子コンピュータ上での化学計算用ソフトウェアの開発・欧州拠点の開設等を進めてまいります。
そして、数年以内に到来するとされる量子コンピュータの実応用を見据えて、QunaSysの量子コンピュータ向け量子計算クラウドサービス「Qamuy™ 」の世界的なデファクト化を目指してまいります。
QunaSysでは通年で積極的に採用活動を行っております。採用情報についての詳細はこちら(https://qunasys.com/careers)
調達概要
〇引受先
・ANRI
・HPCシステムズ株式会社
・Global Brain
・JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社
・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 出資型新事業創出支援プログラム(SUCCESS)
・新生企業投資が運営に関与するファンド
・日本ゼオン株式会社
・合同会社富士通ベンチャーズファンド※3
・三菱UFJキャピタル株式会社
(五十音順)
※3合同会社富士通ベンチャーズファンドは、富士通株式会社のCVCである富士通ベンチャーズ株式会社が運営するファンド
各投資家からのコメント
【新規株主】
・JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社 プリンシパル 桑原優樹氏
世界中で量子コンピュータのハードウェアの開発が進められていますが、実際にユーザーによって広く量子コンピュータが活用するためには、課題に応じた適切なアルゴリズムと、量子コンピュータを使いこなすためのインターフェースとなるソフトウェアの存在が不可欠です。QunaSysにはこれらを開発するのに必要な優秀な人材が集結しており、将来の国内での量子コンピュータ活用の普及に向けて不可欠な存在になると考えご出資をさせて頂きました。QunaSysが今後さらに事業を加速させ、国内のみならず海外でもご活躍頂けるように全力でご支援いたします。
・三菱UFJキャピタル株式会社 投資第三部次長 篠原健氏
量子コンピュータは今後高い成長が期待できる領域と考えています。QunaSysは当該領域の中でも、最も実用化の早いとされる化学計算領域に早い段階から着手し、高性能ソフトウェアの開発を実現しています。又、国内トップクラスのエンジニア、研究者で構成されるチームに大きな魅力を感じ、今般出資させて頂きました。同社の更なる発展に向けて、今後もMUFGのグループ力を駆使し、全力で支援をさせて頂きます。
・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 起業支援室 原口智全氏
QunaSysの提供するサービスではJSTの戦略的創造研究推進事業 さきがけにおける研究開発成果が活用されています。世界的に爆発的な発展を遂げようとしているグローバル量子コンピュータ市場で今後大いに活躍いただくことを期待しています。
・日本ゼオン株式会社 総合開発センター デジタル研究開発推進室長 高橋和弘氏
QunaSysは量子コンピュータアルゴリズムのフロントランナーであり、更にその『社会実装』への貢献をミッションとしています。この点、企業のオペレーション解析から、データ科学や量子コンピュータのブレイクスルーを見据えたデータ構造化、システム実装までできる事も強みです。弊社は今般の出資と共にデータを提供、研究プロセス全体への関与をいただき、創造的な研究開発の在り方を実現していくパートナーになりたいと考えています。
・HPCシステムズ株式会社 代表取締役 小野鉄平氏
量子コンピュータは、未だ解明されていない化学反応等の化学現象を解き明かし、革新的な素材や材料を創出する可能性を秘めています。QunaSys様の量子コンピュータ向けアルゴリズム、ソフトウェア技術とサービス、量子コンピュータ技術の普及活動は、すでに国内化学メーカーはじめ多くの大手メーカーから高く評価されており、日本のみならず世界の量子コンピュータソフトウェア業界においても、今後高いプレゼンスを確立していくものと確信しております。
2020年7月より、QunaSys様と当社は量子コンピュータ向け量子化学計算領域の技術開発、ユースケース探索に取り組んできましたが、この度、両社のシナジーが具体化されてきたことを踏まえ、更なる発展に向けた資本業務提携という形で、ご一緒できることを心から喜ばしく思っております。
両社の強みを活かした継続的且つ発展的な技術開発、コラボレーションを通して、学術と産業界の革新的な素材の研究開発に量子化学と量子コンピューティングのソリューションで貢献してまいります。
・富士通株式会社 研究本部 量子コンピューティング研究センター長 佐藤信太郎氏
量子コンピューティングによる将来の社会課題解決のためには、ハードウェア領域だけではなく、ソフトウェア領域への取り組みが大変重要です。QunaSysは量子化学計算の領域において非常に優れた技術、ソフトウェアを有しています。今後量子コンピューティングの実用化に向け、協力して取り組んでいきたいと考えています。
【既存株主】
・グローバル・ブレイン General Partner 百合本安彦氏
大型資金調達の成功、大変おめでとうございます。日々地道に研究開発と事業開拓を積み上げ、実績を出して来られた成果だと思います。汎用型量子コンピュータのソフトウェア分野において、国内随一のスタートアップとしてのポジションが確立されて来ていると思います。
今回の資金調達を通じ、国内はもとより、海外での事業展開も加速され、グローバルでのポジションを築いて行かれるのを大変楽しみにしています。GBとして、御社の成長により一層の貢献ができるよう支援して参ります。
・新生企業投資株式会社 ディレクター 大目晃弘氏
QunaSysは、量子コンピューターのソフトウェア・アルゴリズムを提供することで既存のテクノロジーでは成しえなかった課題を解決しようとしています。この度、楊さんを始めとしたQunaSysの皆様のこの挑戦を応援させていただきたく、追加出資させていただきました。
日本にとどまらずグローバルでの展開を目指すQunaSysの成長を今後も全力でご支援していきたいと思っております。
・ANRI ジェネラルパートナー 鮫島昌弘氏
あの日、あの時、あの場所で僕ら出会わなければQunaSysは誕生しなかったかもしれない。QunaSysの会社立ち上げから応援させてもらっている自分としてはここまで来れて関係者の皆様に感謝感激です。「QunaSysがいたからこそ日本で量子産業が立ち上がった」、そんな伝説的な会社になると信じています。
2050年のQunaSysの皆さんへ、世界のてっぺん取ってますか?
QunaSys代表 楊のコメント
QunaSysは、多くの投資家さまのおかげで、シリーズBの調達を無事クローズすることができました。
QunaSysを設立してから4年、これまで優秀なメンバーと業界の第一線にいる企業様に助けていただきながら、一歩ずつ、量子コンピュータの実用化に向けて歩んできました。これまでの積み重ねは小さなものだったかもしれませんが、改めて振り返ると、日本の量子コンピュータ産業立ち上げに不可欠な基盤を構築することにつながったのではないかと思います。
今回の調達を起爆剤として、今まで以上に量子コンピュータ実用化に向けた根本的な課題解決に真摯に取り組み、真に量子コンピュータが活用できる社会の実現を目指したいと思います。そのためにも、技術開発だけではなく社会全体とのコラボレーションをはかり、日本のみならず、世界でも活躍する会社になれるよう、また一歩ずつ歩んでいきます。
本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社QunaSysおよび各社の商標または登録商標です。
====================
【株式会社QunaSysについて】
株式会社QunaSysは量子コンピュータのアルゴリズム・アプリケーションエンジンの開発を行っています。量子コンピュータの新しい使い方・アルゴリズムを提案し、それらのアルゴリズムを実際の材料開発に活用するためのソフトウェアの開発等を行っております。また、エコシステム形成に向けた取り組みにも力を入れています。2020年7月より、量子コンピュータの応用検討コミュニティQPARCを運営し、国内主要企業50社と共に、実用化に向けたユースケース探索に取り組んでいます。
【お問い合わせ】株式会社QunaSys (担当: 楊、松岡)
URL: https://qunasys.com/ E-Mail: pr@qunasys.com
量子コンピュータ向けアルゴリズム・ソフトウェア開発に強みを持つ株式会社 QunaSys (本社:東京都文京区、代表:楊天任、以下「QunaSys」)は、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社(本社:東京都港区、代表:鑓水英樹)をリードインベスターとして、ANRI、HPCシステムズ株式会社、Global Brain、国立研究開発法人科学技術振興機構 出資型新事業創出支援プログラム、新生企業投資、日本ゼオン株式会社、合同会社富士通ベンチャーズファンド、三菱UFJキャピタルを引受先とする第三者割当増資により、シリーズBラウンドで計12.4億円の資金調達を実施しました。
また同時に、HPCシステムズ株式会社、日本ゼオン株式会社、富士通株式会社の各社と、本資金調達に伴い資本業務提携に向けて合意したことをお知らせいたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/41464/23/resize/d41464-23-9b6d27c5f0359bc26414-0.png ]
調達の背景と直近の事業概要
Googleが量子超越を発表し世間を賑わせた2019年以降、量子コンピュータ業界を取り巻く状況は大きく変わってきました。特にこの2年間で、世界的にユーザー企業の関心の高まり、投資拡大、産業化に向けた技術開発・事業開発が進展したことは、「量子産業」という観点で歴史的な変化であったと言われています。※1
QunaSysでは、2019年に実施した前回の資金調達以降、今後の圧倒的な事業成長の根拠となる実績づくりとして、研究開発・事業開発の両面で様々な活動を行ってまいりました。
2020年7月には、量子コンピュータの応用検討コンソーシアム「QPARC」を創設。以来累計50社以上もの企業様にご参加頂き、様々な企業様とユースケース探索などを行ってまいりました。
ユーザー企業様に多数参加いただきながらのユースケース探索の試みは、世界的にも評価をいただき、2021年夏より製薬系コンソーシアムPistoia Alliance やQuantum Flagship等、海外の有力団体との連携が開始しています。
また、同年10月より、世界最高性能・最多機能※2を誇る量子コンピュータ向け量子計算クラウドサービス「Qamuy™ 」の提供を開始。2022年3月時点で累計330万以上ものジョブ数がQamuy™ 内で実行されるに至りました。
上記のような事業開発の他にも、ENEOSホールディングス様やJSR株式会社様とPsiQuantum様など、多くの企業とも共同研究を実施し、産業応用に向けた技術成果の創出にも精力的に取り組んでまいりました。
※1ボストン コンサルティング グループ「量子コンピューターが15〜30年以内に最大8,500億ドルの価値を創出すると予測〜BCG調査」(2021年8月23日付プレスリリース)
※2当社調べ
調達の目的と今後の展開
本資金調達は、これまで取り組んできた日本での事業拡大のみならず、海外での事業展開をより一層加速させるため実施いたしました。これまで積み上げた実績を礎としつつ、調達資金を活用して圧倒的に便利でパワフルな、量子コンピュータ上での化学計算用ソフトウェアの開発・欧州拠点の開設等を進めてまいります。
そして、数年以内に到来するとされる量子コンピュータの実応用を見据えて、QunaSysの量子コンピュータ向け量子計算クラウドサービス「Qamuy™ 」の世界的なデファクト化を目指してまいります。
QunaSysでは通年で積極的に採用活動を行っております。採用情報についての詳細はこちら(https://qunasys.com/careers)
調達概要
〇引受先
・ANRI
・HPCシステムズ株式会社
・Global Brain
・JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社
・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 出資型新事業創出支援プログラム(SUCCESS)
・新生企業投資が運営に関与するファンド
・日本ゼオン株式会社
・合同会社富士通ベンチャーズファンド※3
・三菱UFJキャピタル株式会社
(五十音順)
※3合同会社富士通ベンチャーズファンドは、富士通株式会社のCVCである富士通ベンチャーズ株式会社が運営するファンド
各投資家からのコメント
【新規株主】
・JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社 プリンシパル 桑原優樹氏
世界中で量子コンピュータのハードウェアの開発が進められていますが、実際にユーザーによって広く量子コンピュータが活用するためには、課題に応じた適切なアルゴリズムと、量子コンピュータを使いこなすためのインターフェースとなるソフトウェアの存在が不可欠です。QunaSysにはこれらを開発するのに必要な優秀な人材が集結しており、将来の国内での量子コンピュータ活用の普及に向けて不可欠な存在になると考えご出資をさせて頂きました。QunaSysが今後さらに事業を加速させ、国内のみならず海外でもご活躍頂けるように全力でご支援いたします。
・三菱UFJキャピタル株式会社 投資第三部次長 篠原健氏
量子コンピュータは今後高い成長が期待できる領域と考えています。QunaSysは当該領域の中でも、最も実用化の早いとされる化学計算領域に早い段階から着手し、高性能ソフトウェアの開発を実現しています。又、国内トップクラスのエンジニア、研究者で構成されるチームに大きな魅力を感じ、今般出資させて頂きました。同社の更なる発展に向けて、今後もMUFGのグループ力を駆使し、全力で支援をさせて頂きます。
・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 起業支援室 原口智全氏
QunaSysの提供するサービスではJSTの戦略的創造研究推進事業 さきがけにおける研究開発成果が活用されています。世界的に爆発的な発展を遂げようとしているグローバル量子コンピュータ市場で今後大いに活躍いただくことを期待しています。
・日本ゼオン株式会社 総合開発センター デジタル研究開発推進室長 高橋和弘氏
QunaSysは量子コンピュータアルゴリズムのフロントランナーであり、更にその『社会実装』への貢献をミッションとしています。この点、企業のオペレーション解析から、データ科学や量子コンピュータのブレイクスルーを見据えたデータ構造化、システム実装までできる事も強みです。弊社は今般の出資と共にデータを提供、研究プロセス全体への関与をいただき、創造的な研究開発の在り方を実現していくパートナーになりたいと考えています。
・HPCシステムズ株式会社 代表取締役 小野鉄平氏
量子コンピュータは、未だ解明されていない化学反応等の化学現象を解き明かし、革新的な素材や材料を創出する可能性を秘めています。QunaSys様の量子コンピュータ向けアルゴリズム、ソフトウェア技術とサービス、量子コンピュータ技術の普及活動は、すでに国内化学メーカーはじめ多くの大手メーカーから高く評価されており、日本のみならず世界の量子コンピュータソフトウェア業界においても、今後高いプレゼンスを確立していくものと確信しております。
2020年7月より、QunaSys様と当社は量子コンピュータ向け量子化学計算領域の技術開発、ユースケース探索に取り組んできましたが、この度、両社のシナジーが具体化されてきたことを踏まえ、更なる発展に向けた資本業務提携という形で、ご一緒できることを心から喜ばしく思っております。
両社の強みを活かした継続的且つ発展的な技術開発、コラボレーションを通して、学術と産業界の革新的な素材の研究開発に量子化学と量子コンピューティングのソリューションで貢献してまいります。
・富士通株式会社 研究本部 量子コンピューティング研究センター長 佐藤信太郎氏
量子コンピューティングによる将来の社会課題解決のためには、ハードウェア領域だけではなく、ソフトウェア領域への取り組みが大変重要です。QunaSysは量子化学計算の領域において非常に優れた技術、ソフトウェアを有しています。今後量子コンピューティングの実用化に向け、協力して取り組んでいきたいと考えています。
【既存株主】
・グローバル・ブレイン General Partner 百合本安彦氏
大型資金調達の成功、大変おめでとうございます。日々地道に研究開発と事業開拓を積み上げ、実績を出して来られた成果だと思います。汎用型量子コンピュータのソフトウェア分野において、国内随一のスタートアップとしてのポジションが確立されて来ていると思います。
今回の資金調達を通じ、国内はもとより、海外での事業展開も加速され、グローバルでのポジションを築いて行かれるのを大変楽しみにしています。GBとして、御社の成長により一層の貢献ができるよう支援して参ります。
・新生企業投資株式会社 ディレクター 大目晃弘氏
QunaSysは、量子コンピューターのソフトウェア・アルゴリズムを提供することで既存のテクノロジーでは成しえなかった課題を解決しようとしています。この度、楊さんを始めとしたQunaSysの皆様のこの挑戦を応援させていただきたく、追加出資させていただきました。
日本にとどまらずグローバルでの展開を目指すQunaSysの成長を今後も全力でご支援していきたいと思っております。
・ANRI ジェネラルパートナー 鮫島昌弘氏
あの日、あの時、あの場所で僕ら出会わなければQunaSysは誕生しなかったかもしれない。QunaSysの会社立ち上げから応援させてもらっている自分としてはここまで来れて関係者の皆様に感謝感激です。「QunaSysがいたからこそ日本で量子産業が立ち上がった」、そんな伝説的な会社になると信じています。
2050年のQunaSysの皆さんへ、世界のてっぺん取ってますか?
QunaSys代表 楊のコメント
QunaSysは、多くの投資家さまのおかげで、シリーズBの調達を無事クローズすることができました。
QunaSysを設立してから4年、これまで優秀なメンバーと業界の第一線にいる企業様に助けていただきながら、一歩ずつ、量子コンピュータの実用化に向けて歩んできました。これまでの積み重ねは小さなものだったかもしれませんが、改めて振り返ると、日本の量子コンピュータ産業立ち上げに不可欠な基盤を構築することにつながったのではないかと思います。
今回の調達を起爆剤として、今まで以上に量子コンピュータ実用化に向けた根本的な課題解決に真摯に取り組み、真に量子コンピュータが活用できる社会の実現を目指したいと思います。そのためにも、技術開発だけではなく社会全体とのコラボレーションをはかり、日本のみならず、世界でも活躍する会社になれるよう、また一歩ずつ歩んでいきます。
本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社QunaSysおよび各社の商標または登録商標です。
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【株式会社QunaSysについて】
株式会社QunaSysは量子コンピュータのアルゴリズム・アプリケーションエンジンの開発を行っています。量子コンピュータの新しい使い方・アルゴリズムを提案し、それらのアルゴリズムを実際の材料開発に活用するためのソフトウェアの開発等を行っております。また、エコシステム形成に向けた取り組みにも力を入れています。2020年7月より、量子コンピュータの応用検討コミュニティQPARCを運営し、国内主要企業50社と共に、実用化に向けたユースケース探索に取り組んでいます。
【お問い合わせ】株式会社QunaSys (担当: 楊、松岡)
URL: https://qunasys.com/ E-Mail: pr@qunasys.com