【イベント事後レポート】#消費変貌 "売ることを前提にモノを買う"フリマアプリ時代の消費行動とは
[18/04/18]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
〜モノを所有から利用へ「二次流通価値」が問われる時代〜
株式会社メルカリは、慶應義塾大学大学院経営管理研究科の山本晶准教授監修の元、全国のフリマアプリ利用者500名と非利用者500名の合計1,000名を対象に、「消費行動と意識の変化」に関する意識調査を実施しました。調査の結果、フリマアプリ利用者と非利用者の消費行動の違いやフリマアプリ出現による消費者の行動・意識・価値の変化が見えてきました。
本調査結果を元に、このたびメルカリは、報道関係者様と一般の皆様を対象としたセミナー「消費変貌"売ることを前提にモノを買う" フリマアプリ時代の消費行動とは」を4月16日(月)に開催しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/26386/27/resize/d26386-27-510509-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/26386/27/resize/d26386-27-934846-1.jpg ]
当日セミナーの第1部では『「ショッピング=新品」はもう古い フリマアプリがもたらしたあらたな"価値"とは』をテーマに、株式会社メルカリ取締役社長兼COO 小泉文明と慶應義塾大学准教授 山本晶さんに登壇頂き、調査や研究結果・メルカリ利用者の実態を元に消費者行動に関するディスカッションを行いました。山本さんは消費スタイルの変化に関して、「フリマアプリの影響により、モノを永続的に“所有”することから“利用”するという価値観の変化が起きている。このような循環型の消費者行動の変化は、ひとりの消費者の所有と消費を前提としてきた企業のマーケティング戦略にも影響を及ぼす可能性がある」などとコメントしています。
第2部では『「新品離れ」「ワンショット消費」・・変わりゆく若者のトレンド アパレル業界の対抗策は?』をテーマに、株式会社 gumi-gumiCEO 軍地彩弓さんと株式会社ウツワ代表取締役 ハヤカワ五味さんに登壇頂き、フリマアプリ出現によるアパレル業界の変化や若者のトレンドの変化などについてディスカッション頂きました。ハヤカワさんは、若者の消費行動に関して、『洋服を買おうとしたら妹に「それメルカリで売れないから買っちゃだめだよ。」と言われたことがあります。「商品の丈夫さ」や「周りの人が買いたいと思うか」が重要になってきていると思います。メルカリでは売却済みの商品も見られるので、どんな商品がどのくらいで売れるのかも見ているのだと思います。』と述べました。また、軍地さんは『ファッション誌などのメディアは、以前は「新しい」ということを伝えるものでしたが、今後は「なぜこの商品がいいのか」「どのようなストーリーがあるのか」など、より「モノの価値」を伝える存在に変わっていかなくてはならないです。』と今後のアパレル業界の対抗策についてコメントしました。
■セミナー内容
第1部:「ショッピング=新品」はもう古い フリマアプリがもたらしたあらたな"価値"とは
<調査結果に対する分析>
■フリマアプリの登場による、新しい消費行動(慶應義塾大学准教授 山本晶さんより発表)
これまで自分が習ってきたマーケティングの教科書にある姿は「消費者が購買する商品=新品」だったと言えます。ところが、フリマアプリの登場後は、「消費者が購買する商品」は「新品」に加えて「中古品」という新たな選択肢が加わりました。また、「一時的に必要なものはレンタルなどで済ませたい」という回答がありましたが、商品は「所有」するものから「利用」するものへとシフトしてきていると言えます。それに合わせて、タグや付属品は、これまでだと買った瞬間に捨てるものでしたが、リセールバリューを考え、「保管」するものに変わってきています。そして、以前は、商品を消費した後は処分する傾向にありましたが、今は消費後も一人の消費行動に終わらずに、別の消費者に販売するというような商品がバトンのように受け継がれていく動きが出てきました。購買時の基準も「価格」と「品質」に加え、「再販価格」も重要な基準の1つになってきていることが今回の発見です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/26386/27/resize/d26386-27-695382-2.jpg ]
<第1部のトピック>
■CtoCフリマアプリは売り買いだけでなく、コミュニケーション・自己表現の場へ
■フリマアプリによって誰でも売買出来る時代に…メルカリ内で商品が循環する“シェア倉庫化”
■自動車や不動産以外のモノの二次流通が当たり前の時代に…修理店の利用者が増加!?
※各トピックのディスカッション内容詳細はリリースをご確認ください。
第2部:「新品離れ」「ワンショット消費」・・変わりゆく若者のトレンド アパレル業界の対抗策は
<第2部のトピック>
■若者の新品離れ…中古という選択肢の広がりによる価値の多様化
■1回使ってメルカリで売る「ワンショット消費」…企業に問われる再販価値
■フリマアプリ時代のアパレルブランド商品開発
■フリマアプリ時代、新にモノの価値が問われる時代に
※各トピックのディスカッション内容詳細はリリースをご確認ください。
■イベント概要
日時:2018年4月16日(月)18:00〜20:00
会場:TECH PLAY SHIBUYA
登壇者:株式会社メルカリ取締役社長兼COO 小泉文明
慶應義塾大学准教授 山本晶氏
株式会社gumi-gumiCEO軍地彩弓氏
株式会社ウツワ代表取締役 ハヤカワ五味氏
内容:<1部>「ショッピング=新品」はもう古い フリマアプリがもたらしたあらたな"価値"とは
<2部>「新品離れ」「ワンショット消費」・・ 変わりゆく若者のトレンド アパレル業界の対抗策は?
■株式会社メルカリとは
[画像4: https://prtimes.jp/i/26386/27/resize/d26386-27-959699-3.jpg ]
株式会社メルカリは、多くのモノ・サービスが誰かには価値があるのに捨てられ、地球資源の無駄になっていることが多いと考えています。「捨てる」を無くすために、個人間で簡単かつ安全にモノを売買できるフリマアプリ「メルカリ」を日本とアメリカ、そしてイギリスで展開しています。
株式会社メルカリは、慶應義塾大学大学院経営管理研究科の山本晶准教授監修の元、全国のフリマアプリ利用者500名と非利用者500名の合計1,000名を対象に、「消費行動と意識の変化」に関する意識調査を実施しました。調査の結果、フリマアプリ利用者と非利用者の消費行動の違いやフリマアプリ出現による消費者の行動・意識・価値の変化が見えてきました。
本調査結果を元に、このたびメルカリは、報道関係者様と一般の皆様を対象としたセミナー「消費変貌"売ることを前提にモノを買う" フリマアプリ時代の消費行動とは」を4月16日(月)に開催しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/26386/27/resize/d26386-27-510509-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/26386/27/resize/d26386-27-934846-1.jpg ]
当日セミナーの第1部では『「ショッピング=新品」はもう古い フリマアプリがもたらしたあらたな"価値"とは』をテーマに、株式会社メルカリ取締役社長兼COO 小泉文明と慶應義塾大学准教授 山本晶さんに登壇頂き、調査や研究結果・メルカリ利用者の実態を元に消費者行動に関するディスカッションを行いました。山本さんは消費スタイルの変化に関して、「フリマアプリの影響により、モノを永続的に“所有”することから“利用”するという価値観の変化が起きている。このような循環型の消費者行動の変化は、ひとりの消費者の所有と消費を前提としてきた企業のマーケティング戦略にも影響を及ぼす可能性がある」などとコメントしています。
第2部では『「新品離れ」「ワンショット消費」・・変わりゆく若者のトレンド アパレル業界の対抗策は?』をテーマに、株式会社 gumi-gumiCEO 軍地彩弓さんと株式会社ウツワ代表取締役 ハヤカワ五味さんに登壇頂き、フリマアプリ出現によるアパレル業界の変化や若者のトレンドの変化などについてディスカッション頂きました。ハヤカワさんは、若者の消費行動に関して、『洋服を買おうとしたら妹に「それメルカリで売れないから買っちゃだめだよ。」と言われたことがあります。「商品の丈夫さ」や「周りの人が買いたいと思うか」が重要になってきていると思います。メルカリでは売却済みの商品も見られるので、どんな商品がどのくらいで売れるのかも見ているのだと思います。』と述べました。また、軍地さんは『ファッション誌などのメディアは、以前は「新しい」ということを伝えるものでしたが、今後は「なぜこの商品がいいのか」「どのようなストーリーがあるのか」など、より「モノの価値」を伝える存在に変わっていかなくてはならないです。』と今後のアパレル業界の対抗策についてコメントしました。
■セミナー内容
第1部:「ショッピング=新品」はもう古い フリマアプリがもたらしたあらたな"価値"とは
<調査結果に対する分析>
■フリマアプリの登場による、新しい消費行動(慶應義塾大学准教授 山本晶さんより発表)
これまで自分が習ってきたマーケティングの教科書にある姿は「消費者が購買する商品=新品」だったと言えます。ところが、フリマアプリの登場後は、「消費者が購買する商品」は「新品」に加えて「中古品」という新たな選択肢が加わりました。また、「一時的に必要なものはレンタルなどで済ませたい」という回答がありましたが、商品は「所有」するものから「利用」するものへとシフトしてきていると言えます。それに合わせて、タグや付属品は、これまでだと買った瞬間に捨てるものでしたが、リセールバリューを考え、「保管」するものに変わってきています。そして、以前は、商品を消費した後は処分する傾向にありましたが、今は消費後も一人の消費行動に終わらずに、別の消費者に販売するというような商品がバトンのように受け継がれていく動きが出てきました。購買時の基準も「価格」と「品質」に加え、「再販価格」も重要な基準の1つになってきていることが今回の発見です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/26386/27/resize/d26386-27-695382-2.jpg ]
<第1部のトピック>
■CtoCフリマアプリは売り買いだけでなく、コミュニケーション・自己表現の場へ
■フリマアプリによって誰でも売買出来る時代に…メルカリ内で商品が循環する“シェア倉庫化”
■自動車や不動産以外のモノの二次流通が当たり前の時代に…修理店の利用者が増加!?
※各トピックのディスカッション内容詳細はリリースをご確認ください。
第2部:「新品離れ」「ワンショット消費」・・変わりゆく若者のトレンド アパレル業界の対抗策は
<第2部のトピック>
■若者の新品離れ…中古という選択肢の広がりによる価値の多様化
■1回使ってメルカリで売る「ワンショット消費」…企業に問われる再販価値
■フリマアプリ時代のアパレルブランド商品開発
■フリマアプリ時代、新にモノの価値が問われる時代に
※各トピックのディスカッション内容詳細はリリースをご確認ください。
■イベント概要
日時:2018年4月16日(月)18:00〜20:00
会場:TECH PLAY SHIBUYA
登壇者:株式会社メルカリ取締役社長兼COO 小泉文明
慶應義塾大学准教授 山本晶氏
株式会社gumi-gumiCEO軍地彩弓氏
株式会社ウツワ代表取締役 ハヤカワ五味氏
内容:<1部>「ショッピング=新品」はもう古い フリマアプリがもたらしたあらたな"価値"とは
<2部>「新品離れ」「ワンショット消費」・・ 変わりゆく若者のトレンド アパレル業界の対抗策は?
■株式会社メルカリとは
[画像4: https://prtimes.jp/i/26386/27/resize/d26386-27-959699-3.jpg ]
株式会社メルカリは、多くのモノ・サービスが誰かには価値があるのに捨てられ、地球資源の無駄になっていることが多いと考えています。「捨てる」を無くすために、個人間で簡単かつ安全にモノを売買できるフリマアプリ「メルカリ」を日本とアメリカ、そしてイギリスで展開しています。