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家族の一員であるペットと安心して暮らしたい! ペット保険(損害保険)のWebサイト使い勝手1位はアイペット損保

〜保険業界全体のWebユーザビリティは成熟レベルに〜

トライベック・ストラテジー株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:後藤 洋 以下 トライベック・ストラテジー)は、グループ子会社である株式会社トライベック・ブランド戦略研究所(所在地:東京都港区、代表取締役社長:後藤 洋、以下 トライベック・ブランド戦略研究所)のユーザビリティ診断プログラムを用いて「Webユーザビリティランキング<ペット保険(損害保険)編 2017>」を実施し、ペット保険商品を取り扱う損害保険会社4社(*1)の公式Webサイトを対象にユーザビリティ(使い勝手や安全性など)について評価しました。調査は2017年8月上旬から8月下旬にかけて実施しました。




*1 ペット保険の取り扱い会社には「損害保険会社」と「少額短期保険会社」があり、本調査の対象は損害保険会社に分類される「アニコム損保」、「アイペット損保」、「アクサダイレクト」、「au損保」の4社。

■■POINT■■
1.ペット保険(損害保険)4社のWebサイト使い勝手1位は「アイペット損保」
2.いずれのWebサイトも高評価、保険業界全体のWebユーザビリティが成熟レベルに
3.今後のペット保険加入率上昇のカギを握るのは、Webサイトによる適切な啓蒙活動


■調査実施の背景
昨今のペット人気にともない“ペットは家族の一員”という価値観が世間に定着してきました。一方、医療技術の成熟によってペットの寿命が伸び、これまでよりも長生きするようになりました。そんな中、ペットと安心して暮らしたいペットオーナーの経済的な問題をカバーしてくれる「ペット保険」のニーズが高まりつつあります。そこで、今回はペット保険を取り扱う損害保険会社4社の公式Webサイトを対象としたユーザビリティ調査を実施、ランキングとして発表します。


■調査結果の概要
<ランキング>
1位:アイペット損保
2位:アニコム損保
3位:アクサダイレクト
4位:au損保

ランキング1位は「アイペット損保」となりました。「A.アクセス性」の評価が若干低いものの、それ以外のすべての評価軸において80点を超えるなど、全体的に高い評価となりました。なかでも「E.ヘルプ・安全性」は他社が軒並み伸び悩む中、81点の高評価を獲得することができました。消費者がWebサイトを訪れた際、最初にとる重要なアクションとなり得る「資料請求」や「見積り」等の各種フォームは、初心者にも使い勝手が良く、安心して利用できることが高評価に繋がりました。

[画像: https://prtimes.jp/i/13916/30/resize/d13916-30-938295-0.jpg ]

ランキング2位の「アニコム損保」は「B.サイト全体の明快性」と「D.コンテンツの適切性」で、またランキング3位の「アクサダイレクト」は「C.ナビゲーションの使いやすさ」と「D.コンテンツの適切性」でそれぞれ90点を超える高評価を獲得しましたが、ともに「A.アクセス性」、「E.ヘルプ・安全性」の評価が伸び悩んだ結果、僅差で総合1位には届きませんでした。4位の「au損保」は「A.アクセス性」を除く4つの評価軸で評価が最下位となり、他の3社のスコアからは水をあけられる結果となりました。


■ペット保険(損害保険)サイトの傾向と課題
1.全体的に高評価、ペット保険を含めた保険業界全体のWebユーザビリティが成熟レベルに
ペット保険(損害保険)の4社が獲得したスコアを「Webユーザビリティランキング2016<企業サイト編>」の150社ランキングに当てはめた場合、トップの「アイペット損保」は20位に相当する順位となります。次いで「アニコム損保」が25位、「アクサダイレクト」が27位相当と、僅差でかなりの高評価となっています。もともと保険業界のWebサイトは、企業サイト編における150社ランキングの10位圏内に2社が入る(「損保ジャパン日本興亜」6位、「三井住友海上火災」8位)など各社レベルが高く、ペット保険を含めた保険業界全体のWebユーザビリティが成熟レベルに達しているといえるでしょう。

2.多様化するペット保険ニーズにWebサイトが対応できているか
空前の「猫ブーム」が取りざたされる昨今、全国犬猫飼育実態調査(一般社団法人ペットフード協会)によると、2010年には犬が猫よりも約225万頭も多かった飼育頭数も、2016年には犬が約988万頭、猫が約985万頭と、その差はごくわずかとなっています。各社とも犬・猫の双方に対応する保険商品を取り揃えていますが、アクサダイレクトのWebサイトでは、訪問時にまず「ペットの種類(犬・猫)」を選択することで、それに応じた内容を表示する方法を採用しています。ユーザーの目的にあわせて内容を出し分けることで、Webサイトの使い勝手を向上させている好例といえます。

3.今後のペット保険加入率上昇のカギを握るのは、Webサイトによる適切な啓蒙活動
動物医療技術の高度化・先進化にともない、ペットの高齢化はますます進み、治療にかかる費用も更に増大することが予想されます。しかし、認知度こそ高まりつつあるペット保険ですが、2016年の国内ペット保険加入率は、まだ5%程度にとどまっています(2017/7/5日経新聞記事より)。人とペットが安心して暮らせるより良い社会を実現するためにも、ペット保険各社にはWebサイトを通じてペット保険の重要性をしっかりと啓蒙していくことが求められるのではないでしょうか。


■評価対象
ペット保険商品を取り扱う損害保険会社4社(アニコム損保、アイペット損保、アクサダイレクト、au損保)の公式Webサイト。


■評価方法
トライベック・ブランド戦略研究所のユーザビリティ診断プログラムを用いて、「A.アクセス性」、「B.サイト全体の明快性」、「C.ナビゲーションの使いやすさ」、「D.コンテンツの適切性」、「E.ヘルプ・安全性」の5評価軸、全98項目について評価しました。


■Webユーザビリティランキングについて
トライベック・ストラテジーおよびグループ子会社のトライベック・ブランド戦略研究所では、国内主要企業150社のWebサイトを対象とした「主要企業Webユーザビリティランキング」を毎年発表しています。また、季節や時流にあわせたテーマでグルーピングしたWebサイトを対象とした小規模な調査を短期間で実施することで、さらにタイムリーかつ詳細なトレンドを定期的に情報発信しています。


<参考資料>
ペット保険(損害保険)ランキング
1位 アイペット損保(20位)
総合スコア:81.82 A軸:68.65 B軸:90.18 C軸:80.10 D軸:81.48 E軸:81.00

2位 アニコム損保(25位)
総合スコア:80.63 A軸:47.23 B軸:90.44 C軸:78.47 D軸:92.88 E軸:79.37

3位 アクサダイレクト(27位)
総合スコア:80.26 A軸:53.73 B軸:78.44 C軸:90.00 D軸:83.25 E軸:65.29

4位 au損保(139位)
総合スコア:61.12 A軸:47.63 B軸:59.28 C軸:60.58 D軸:74.13 E軸:61.19

※ ()内の順位は「Webユーザビリティランキング2016<企業サイト編>」の150社相当順位
※ A軸:アクセス性、B軸:サイト全体の明快性、C軸:ナビゲーションの使いやすさ、D軸:コンテンツの適切性、E軸:ヘルプ・安全性
※ 総合スコアは、5軸に傾斜配分をかけて割り出したものであり、5軸の単純平均ではありません。(満点=100点)

※ 本資料の配布先:総務省記者クラブ

【会社概要】
会社名 :トライベック・ストラテジー株式会社
所在地 :東京都港区赤坂7丁目1番1号 青山安田ビル3階
代表者 :代表取締役社長 後藤 洋
設立  :2001年9月4日
資本金 :1億500万円
事業内容:デジタルマーケティング支援事業、マーケティングプラットフォーム事業
URL :https://www.tribeck.jp/
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