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「時間をかけて商品を探すワクワク感」「フラッと入店しやすい気軽さ」を魅力に感じている

事実新聞61号に「ドラッグストアの魅力」を掲載

株式会社ドゥ・ハウス(東京都港区 代表取締役社長:稲垣佳伸)は「ドラッグストア」に関するWEBアンケートを実施し、「普段ドラッグストアを利用している」と回答した全国の20歳以上の男女759名より回答を得ました。

「ドラッグストア=薬屋」という概念が弱くなり、様々なタイプのドラッグストアが誕生しています。最近では、コンビニエンスストアで医薬品の取り扱いが進められるなど、販売商品では業態間の違いが見られなくなってきた中で、ドラッグストアの魅力にスポットをあて、価値を探っていきました。
※詳細は、2015年7月発行の『事実新聞 第61号』(季刊発行 発行ドゥ・ハウス)でご覧になれます。




スーパーよりも時間をかけて選ぶ楽しさがある
まずは、普段利用しているドラッグストアのタイプについて注目しました (図1)。ドラッグストアが取り扱う商品でみると、「食品・飲料の扱いもあるタイプ」を利用している人は全体の約6割を占め、次いで「日用品・生活用品を扱うタイプ」が約3割、市販薬、処方箋のみを扱う「調剤薬局タイプ」の利用者は約1割となります。多くの人が幅広い商品を取り扱う店舗を利用しており、「ドラッグストアはスーパーにはないお菓子があったり、特売になっている日用品を見つけることができるのでワクワクした気持ちになる(36歳女性)」のように、ワクワクしながら幅広い商品を探していたり、「ドラッグストアでは商品一点だけ買うのではなくキッチン周りやトイレ周り、日用品などをまとめて複数購入する。スーパーで買物するより時間はかけている(65歳女性)」と、時間をかけて様々な商品を選んでいる様子も伺えました。
[画像1: http://prtimes.jp/i/11141/34/resize/d11141-34-426220-1.jpg ]



POP、テスター、店員と多くの情報を参考にした購買行動になる
図2は、今回の対象であるドラッグストアに加え、スーパーマーケットとコンビニエンスストアを比較対象に、商品購入時に参考にする情報をまとめています。ドラッグストアに注目すると、他業態と同様に、「価格(64.0%)」「商品パッケージ(59.2%)」を参考にする割合が高くなっています。しかし、「店舗POP(24.1%)」「『機能』や『効果』に関するPOP(17.9%)」「テスター(12.6%)」「店員の話(5.5%)」はスーパーやコンビニエンスストアに比べて割合が高いことが特徴的です。「いつも購入している洗剤や入浴剤などの商品であれば迷うことはないが、たまにしか買わない目薬やヘアクリームは、商品のラベルや店のPOPなどを参考にする(64歳男性)」のように、購入頻度の違いによって参考にする情報を変えていたり、「化粧品はなるべく失敗したくないから、POPやTVイメージ、テスター、店員さんの話を聞く事がある(56歳女性)」など、失敗したくない気持ちから様々な情報を頼りに吟味しながら商品を選んでいるようでした。

[画像2: http://prtimes.jp/i/11141/34/resize/d11141-34-371121-2.jpg ]



フラッと入店しやすい気軽さがある
ドラッグストアで購入する商品は、「市販薬(87.7%)」が最も高く、次いで、「ヘアケア用品(74.7%)」、「オーラルケア用品(74.6%)」と続きました。(図3)

購入されている商品について、【ついで買い】の割合が高いものとしては、「お菓子(24.7%)」「アルコールを除く飲料(18.6%)」といった、スーパーやコンビニエンスストアでも購入されている食品類となっています。利用者は「スーパーはエコバッグを忘れたり、荷物が多くなると袋を購入しなければいけないが、ドラッグストアは無料だし、商品も入れてくれるので良い(52歳女性)」「コンビニは何か買わないと店を出られない雰囲気があるが、ドラッグストアは何も買わなくてもよい気軽さがある(50歳女性)」など、スーパーやコンビニエンスストアと違って気軽な気持ちで商品を選べる点に魅力を感じているようでした。

[画像3: http://prtimes.jp/i/11141/34/resize/d11141-34-780364-3.jpg ]

ポイントカードやクーポン、セールなど、来店を促す取り組みが目立つ中、他業態ではなくドラッグストアで購入したくなる、売場の工夫や接客サービスの良さも利用者の魅力となっています。また、ついで買いを促進させる店内の居心地の良さや、商品を探すワクワクとした気持ちを利用者に与え続けていることも、ドラッグストアの魅力と言えます。取り扱う商品で差別化を図るのではなく、ドラッグストアという場を構成する店員、売場、商品といったそれぞれの組み合わせが、他業態にはない魅力を生み出しているのかもしれません。


詳しい調査結果は「事実新聞第61号」特集ページにて、掲載しています
「事実新聞」は、様々な切り口で生活者の買い物行動を取り上げ、売場作りや販促企画作りを強力にサポートする情報紙です。

<事実新聞第61号 紙面>
1.ドラッグストアの魅力
2.3ヵ月後の食卓:10月〜12月
3.3ヵ月後のチラシ:12月
4.来店動機【福島屋】
5.真の購買動機・3秒間【バター・マーガリン類売場】
6.トレンドレポート【ウイスキー】

発行:ドゥ・ハウス(年4回発行)
WEBサイト: http://www.dohouse.co.jp/factnews/

[画像4: http://prtimes.jp/i/11141/34/resize/d11141-34-566274-0.jpg ]



株式会社ドゥ・ハウスについて
株式会社ドゥ・ハウスは、首都圏を中心に、マーケティングサービス事業を展開しています。生活フィールドと流通フィールドの2つのマーケティングフィールドに対して、クチコミプロモーションと定性情報リサーチを実施しています。
設立    : 1980年7月7日
資本金   : 687百万円(資本準備金含む)
従業員数  : 110名(2015年4月)
お取引企業数: 約500社/年間プロジェクト数 約2,500件
年間売上  : 2,214百万円(2014年9月期)
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