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「世界22ヶ国 有給休暇・国際比較調査2012」 日本人は最も休暇をとれず、楽しめない休みベタ!? 今年も消化率世界ワースト1位!同僚や上司のプレッシャーが原因!?




世界最大のオンライン旅行会社、Expedia Inc.(本社:米ワシントン州)の日本語サイトエクスペディアジャパン(www.expedia.co.jp)は、毎年恒例の有給休暇・国際比較調査を行いました。22ヶ国の、16歳以上の有職者男女を対象とし計8,687名に2012年9月〜10月に実施し、有給休暇に関する日本、韓国、台湾、インド、欧米諸国などの様々な実態や変化が浮き彫りになりました。<調査結果詳細URL>:http://www.expedia.co.jp/corporate/holiday-deprivation2012.aspx

◎世界で唯一、有休支給日数が増加した日本!しかしながら、消化率は今年もワースト1位という結果に!
 各国の年間の有休支給日数を2011年度と比較したところ、日本は世界で唯一増加し、昨年より2日多い13日支給されたことがわかりました。その一方で、未消化日数は昨年の6日から8日と2日増えたため、消化率38%と引き続き世界ワースト1位という結果となりました。また、アメリカでは18%、日本では17%が、有休支給日数が0日であると回答しました。


■有給休暇をすべて消化しない理由は何ですか?

<日本人の有休未消化の理由1位は「経済的な余裕がない」 2位は「同僚から否定的な見方をされる」 > 
 日本人が有休を消化しない理由としては、1位「経済的な余裕がない」、2位「同僚から否定的な見方をされる」、3位「家族等とスケジュールが合わない」、4位「計画不足」、「繰越しができない」、となりました。
 一方世界では、1位「家族等とスケジュールが合わない」、「繰越しができない」、3位「経済的余裕がない」、4位「繰越ができない」、5位「消化しない場合、手当が支払われるから」という結果となりました。


「同僚から否定的な見方をされる」と感じている割合は、アジアが全体的に高く、その中でも主な理由として挙げているのは日本のみであり、「上司が有休に対して否定的である」と回答したのも世界で4位と上位であることから、日本の有休消化率の悪さは、物理的な問題よりも人間関係に起因するものが大きいといえるでしょう。


■有給休暇を何日間支給されますか?/何日間消化しますか?

<世界で有休支給日が少ないのは、1位 韓国・台湾10日 3位 アメリカ12日 3位 日本13日! 
アジア3カ国での未消化日数は1位 日本8日 2位 韓国3日 3位 台湾0日 と日本が最多結果に!>
 有休支給日数が少ないのは、1位が韓国・台湾の10日、3位がアメリカ12日、4位が日本13日、以降はマレーシアとシンガポールが14日間と続き、アメリカを除くとアジア圏が独占する結果となりました。
 その内韓国は7日間消化、台湾は10日間すべて消化している一方で、日本が消化しているのは5日間のみと圧倒的に少なく、支給数の少ないアジア諸国の中でも日本の未消化率は高いことがわかりました。


■仕事を残して休暇に入った場合、仕事を忘れてリラックスできるのはいつですか?

<世界で最も、仕事を忘れてリラックスできない割合日本人!世界一の仕事人間はインド人!?>
 休暇中も、「仕事のことを決して忘れない」と回答した割合は、日本が世界で最も多く、次いで韓国、インド、台湾、アメリカという結果に。また、休暇中に仕事のメールや電話を「確認する」と回答した割合は、インドが最も高く、次いでブラジル、イタリア、メキシコ、フランスと続き、日本は7位でした。
 この2つの結果に加え、有休未消化の理由として「仕事が人生だから」と回答した割合が世界で最も多かったことから、世界一の仕事人間はインド人だといえるかもしれません。


■有給休暇中に誰と旅行に行きますか?

<日本人は世界一のひとり旅好き!?世界平均の2倍!>
 有休中にひとり旅に行くと答えた割合は日本が世界で最も多く、世界平均の約2倍という結果となり、日本人のひとり旅好きが明らかとなりました。 
 また旅行に行く相手は、世界では1位「家族」、2位「恋人/配偶者」、3位「友人」、4位「親戚」、5位「一人」であったのに対し、日本は1位「恋人/配偶者」、2位「家族」、3位「友人」、4位「一人」、5位「親戚」という結果となりました。


■アンケート概要

■サンプル数 :計8,684名
■年 齢: 16歳以上の有職者男女
■調査対象:日本、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、インド、オーストラリア、メキシコ、ブラジル、カナダ、アメリカ、アイルランド、オランダ、ノルウェー、イギリス、スペイン、ドイツイタリア、フランス、デンマーク、スウェーデンアルゼンチン、        
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査会社:Harris interactive
■調査期間:2012年9月13日〜10月12日
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