Ubieとアキュリスファーマ、「睡眠エコシステム」の構築を目指し協業を開始
[22/06/29]
提供元:PRTIMES
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第一弾として睡眠関連疾患の患者実態調査を実施
Ubie株式会社(本社:東京都中央区、共同代表取締役:阿部吉倫・久保恒太、以下「Ubie」)と、アキュリスファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:綱場一成、以下「アキュリスファーマ」)は、睡眠関連疾患に関する協業を開始しました。両社は睡眠不足や睡眠関連疾患(*)など、睡眠に関わる社会課題の解決を目的とした「睡眠エコシステム」の形成を今後目指します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/48083/37/resize/d48083-37-c83376b57ebc1a3f8daa-0.png ]
睡眠に関連する諸問題が日本社会に及ぼしている影響は甚大です。睡眠不足に伴うプレゼンティーズム(健康問題による出勤時の生産性の低下)やアブセンティーズム(健康問題による欠勤)によって、GDPの約3%、およそ15兆円相当の経済損失が生じているとの調査報告もあります(1)。諸外国に比べて日本人の睡眠時間は短く、その背景にストレスや睡眠に関する正しい知識の不足などがあることから、国が推進する「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」においても睡眠は主要なテーマの一つに掲げられ、啓発の強化が謳われています(2-3)。
また、適切な睡眠と日中の覚醒を妨げる要因として、睡眠関連疾患に関わる問題も挙げられます。睡眠関連疾患や、睡眠関連疾患に伴う合併症(心血管疾患やうつ病など)に対し、適切な医療的介入が遅れることにより、医療費等のコストが増大することが報告されています(4-7)。患者さんのQoL(生活の質)、生命予後、生産性の改善を図り、社会的な損失を低減するために、関連疾患が疑われる方を早期に発見し、適切な医療を届けることが求められています。
Ubieは、生活者がスマートフォンやPCから質問に回答することで、症状に関連する病名と相談可能な近隣の医療機関を調べられるサービスである症状検索エンジン「ユビー」等を提供しています。また、アキュリスファーマは、複数の睡眠関連疾患における新薬の開発・商業化に向けた活動を日本国内で行うとともに、睡眠に関わる社会課題を解決するための「睡眠エコシステム」構想を掲げ、その実現に向けた取り組みを展開しています。
今回両社は、睡眠関連疾患患者さんの発症〜治療導入後までのペイシェントジャーニー(**)における課題解決に向けたエコシステムの形成に取り組みます。その第一弾として両社は、睡眠関連疾患のうち、未受診・未診断の方が多く、その実態が明らかになっていないと考えられる閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)とナルコレプシーの患者さんを対象に、Ubieが提供する「ユビー」をはじめとするデジタルソリューションを活用した、患者さんのケアフローの実態調査および関連データの分析を実施します。調査活動を通じ患者さんが辿るペイシェントジャーニーにおける課題を特定し、AI技術を活用した潜在患者の発掘・受診の促進、デジタルデバイスを用いた睡眠の客観的評価など、今後の課題解決に向けたプログラムの策定とエコシステム形成による利活用を目指してまいります。
*不眠症、睡眠関連呼吸障害(OSASなど)、中枢性過眠症(ナルコレプシーなど)など、眠りに関わる病気の総称
**患者さんが疾患や症状を認識し、病院での受診や服薬等の治療を受け、その後疾患と付き合っていく一連の体験と、その時時の「行動」、「思考」、「感情」を可視化したもの
1 Hafner M et al. Why Sleep Matters-The Economic Costs of Insufficient Sleep. Cambridge, UK: RAND Europe; 2016
2 OECD (2009), Society at a Glance 2009: OECD Social Indicators, OECD Publishing, Paris.
3 2019年 国民健康・栄養調査報告(厚生労働省)
4 Lyons MM, et al. Global burden of sleep-disordered breathing and its implications. Respirology 2020 Jul;25(7):690-702.
5 Skaer TL, Sclar DA. Economic implications of sleep disorders. Pharmacoeconomics 2010;28(11):1015–23.
6 Leger D, Bayon V, Laaban JP, et al. Impact of sleep apnea on economics. Sleep Med Rev 2012;16: 455–62.
7 Flores NM, Villa KF, Black J, Chervin RD, Witt EA. The humanistic and economic burden of narcolepsy. J Clin Sleep
[画像2: https://prtimes.jp/i/48083/37/resize/d48083-37-f658d545cba3e8d6da36-1.png ]
【アキュリスファーマ株式会社について】
アキュリスファーマ株式会社は“Catalyst to Access”(革新的な医療への橋渡しを担う)という理念から創られたAculysを社名とする日本発のバイオベンチャー企業です。神経・精神疾患領域において革新的な医療手段への橋渡し役となり、患者さんとご家族、医療関係者、社会により良い医療を届けるため、欧米諸国から革新的で優れた医薬品を導入し、開発・販売を担い、さらに疾患を取り巻くさまざまな課題に対するソリューションを提供します。
会社名:アキュリスファーマ株式会社
所在地:東京都港区北青山2-14-4
代表者:代表取締役社長兼CEO 綱場 一成
設立日:2021年1月
URL:https://aculys.com/
【Ubie株式会社について】
「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに掲げ、医師とエンジニアが2017年5月に創業したヘルステックスタートアップです。AIをコア技術とし、症状から適切な医療へと案内する「ユビー」と、医療現場の業務効率化を図る「ユビーAI問診」を開発・提供。誰もが自分にあった医療にアクセスできる社会づくりを進めています。
所在地 :〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル6階
設立 :2017年5月
代表者 :共同代表取締役 医師 阿部 吉倫・共同代表取締役 エンジニア 久保 恒太
URL :https://ubie.life
【生活者向け 症状検索エンジン「ユビー」について】
「ユビ―」は生活者の適切な医療へのかかり方をサポートするWeb医療情報提供サービスです。いつでもどこでも気になる症状から、関連する病名と適切な受診先を調べることができます。かかりつけ医等地域の医療機関や、#7119等の救急車対応、厚生労働省等の公的な電話相談窓口への適切な受診行動を支援します。 2022年6月時点で、月間500万人以上の方々に利用いただいています。
日本版URL:https://ubie.app/
英語版URL:https://ubiehealth.com
Ubie株式会社(本社:東京都中央区、共同代表取締役:阿部吉倫・久保恒太、以下「Ubie」)と、アキュリスファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:綱場一成、以下「アキュリスファーマ」)は、睡眠関連疾患に関する協業を開始しました。両社は睡眠不足や睡眠関連疾患(*)など、睡眠に関わる社会課題の解決を目的とした「睡眠エコシステム」の形成を今後目指します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/48083/37/resize/d48083-37-c83376b57ebc1a3f8daa-0.png ]
睡眠に関連する諸問題が日本社会に及ぼしている影響は甚大です。睡眠不足に伴うプレゼンティーズム(健康問題による出勤時の生産性の低下)やアブセンティーズム(健康問題による欠勤)によって、GDPの約3%、およそ15兆円相当の経済損失が生じているとの調査報告もあります(1)。諸外国に比べて日本人の睡眠時間は短く、その背景にストレスや睡眠に関する正しい知識の不足などがあることから、国が推進する「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」においても睡眠は主要なテーマの一つに掲げられ、啓発の強化が謳われています(2-3)。
また、適切な睡眠と日中の覚醒を妨げる要因として、睡眠関連疾患に関わる問題も挙げられます。睡眠関連疾患や、睡眠関連疾患に伴う合併症(心血管疾患やうつ病など)に対し、適切な医療的介入が遅れることにより、医療費等のコストが増大することが報告されています(4-7)。患者さんのQoL(生活の質)、生命予後、生産性の改善を図り、社会的な損失を低減するために、関連疾患が疑われる方を早期に発見し、適切な医療を届けることが求められています。
Ubieは、生活者がスマートフォンやPCから質問に回答することで、症状に関連する病名と相談可能な近隣の医療機関を調べられるサービスである症状検索エンジン「ユビー」等を提供しています。また、アキュリスファーマは、複数の睡眠関連疾患における新薬の開発・商業化に向けた活動を日本国内で行うとともに、睡眠に関わる社会課題を解決するための「睡眠エコシステム」構想を掲げ、その実現に向けた取り組みを展開しています。
今回両社は、睡眠関連疾患患者さんの発症〜治療導入後までのペイシェントジャーニー(**)における課題解決に向けたエコシステムの形成に取り組みます。その第一弾として両社は、睡眠関連疾患のうち、未受診・未診断の方が多く、その実態が明らかになっていないと考えられる閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)とナルコレプシーの患者さんを対象に、Ubieが提供する「ユビー」をはじめとするデジタルソリューションを活用した、患者さんのケアフローの実態調査および関連データの分析を実施します。調査活動を通じ患者さんが辿るペイシェントジャーニーにおける課題を特定し、AI技術を活用した潜在患者の発掘・受診の促進、デジタルデバイスを用いた睡眠の客観的評価など、今後の課題解決に向けたプログラムの策定とエコシステム形成による利活用を目指してまいります。
*不眠症、睡眠関連呼吸障害(OSASなど)、中枢性過眠症(ナルコレプシーなど)など、眠りに関わる病気の総称
**患者さんが疾患や症状を認識し、病院での受診や服薬等の治療を受け、その後疾患と付き合っていく一連の体験と、その時時の「行動」、「思考」、「感情」を可視化したもの
1 Hafner M et al. Why Sleep Matters-The Economic Costs of Insufficient Sleep. Cambridge, UK: RAND Europe; 2016
2 OECD (2009), Society at a Glance 2009: OECD Social Indicators, OECD Publishing, Paris.
3 2019年 国民健康・栄養調査報告(厚生労働省)
4 Lyons MM, et al. Global burden of sleep-disordered breathing and its implications. Respirology 2020 Jul;25(7):690-702.
5 Skaer TL, Sclar DA. Economic implications of sleep disorders. Pharmacoeconomics 2010;28(11):1015–23.
6 Leger D, Bayon V, Laaban JP, et al. Impact of sleep apnea on economics. Sleep Med Rev 2012;16: 455–62.
7 Flores NM, Villa KF, Black J, Chervin RD, Witt EA. The humanistic and economic burden of narcolepsy. J Clin Sleep
[画像2: https://prtimes.jp/i/48083/37/resize/d48083-37-f658d545cba3e8d6da36-1.png ]
【アキュリスファーマ株式会社について】
アキュリスファーマ株式会社は“Catalyst to Access”(革新的な医療への橋渡しを担う)という理念から創られたAculysを社名とする日本発のバイオベンチャー企業です。神経・精神疾患領域において革新的な医療手段への橋渡し役となり、患者さんとご家族、医療関係者、社会により良い医療を届けるため、欧米諸国から革新的で優れた医薬品を導入し、開発・販売を担い、さらに疾患を取り巻くさまざまな課題に対するソリューションを提供します。
会社名:アキュリスファーマ株式会社
所在地:東京都港区北青山2-14-4
代表者:代表取締役社長兼CEO 綱場 一成
設立日:2021年1月
URL:https://aculys.com/
【Ubie株式会社について】
「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに掲げ、医師とエンジニアが2017年5月に創業したヘルステックスタートアップです。AIをコア技術とし、症状から適切な医療へと案内する「ユビー」と、医療現場の業務効率化を図る「ユビーAI問診」を開発・提供。誰もが自分にあった医療にアクセスできる社会づくりを進めています。
所在地 :〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル6階
設立 :2017年5月
代表者 :共同代表取締役 医師 阿部 吉倫・共同代表取締役 エンジニア 久保 恒太
URL :https://ubie.life
【生活者向け 症状検索エンジン「ユビー」について】
「ユビ―」は生活者の適切な医療へのかかり方をサポートするWeb医療情報提供サービスです。いつでもどこでも気になる症状から、関連する病名と適切な受診先を調べることができます。かかりつけ医等地域の医療機関や、#7119等の救急車対応、厚生労働省等の公的な電話相談窓口への適切な受診行動を支援します。 2022年6月時点で、月間500万人以上の方々に利用いただいています。
日本版URL:https://ubie.app/
英語版URL:https://ubiehealth.com