【COVID-19関連データ】機械学習で推定。自粛で訪問場所や滞在時間はどう変容したか
[20/04/24]
提供元:PRTIMES
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iPhone向けライフログアプリ「SilentLog(サイレントログ)」を提供する、レイ・フロンティア株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:田村建士 以下、レイ・フロンティア)は、COVID-19感染防止を目的ととした、人流データの分析を実施したことをご報告いたします。
※本プレスリリースはレイ・フロンティアが運営する「Rei Frontier Tech Blog」の転載となります。
Rei Frontier Tech Blog:
https://tech-blog.rei-frontier.jp/entry/2020/04/20/170519
弊社独自技術として機械学習を用いた訪問場所、居住地推定がございます。
訪問場所は一定時間滞在していたと推測される場所、居住地推定は1日の中で最も滞在時間が長いと推定される場所が指定されます。
また、プライバシーを配慮しこれらのデータは匿名処理を施した上で個人単位では無く傾向を分析しております。
今回は推定結果を応用して以下の2点について分析しました。
1.訪問場所数の変化(1ヶ月間に一定時間訪問した場所の数をカウントしています。)
2.居住地平均滞在時間
分析対象エリアは新型コロナの感染者数が増加しつつあり自粛傾向の高かった東京都と、感染者数が発生していない(2020/4/24現在)岩手県を選定しました。
【エリア】
東京都、岩手県
【日付】
■訪問場所数変化
2020年1月1日(水) ~ 2020年3月31日(火)
※月末にデータを処理する都合上3月までとなります
■居住地平均滞在時間
2020年1月1日(水) ~ 2020年4月13日(月)
【調査元】
弊社アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの
まずは東京都の訪問場所数の変化と居住地平均滞在時間です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/11357/38/resize/d11357-38-578652-0.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/11357/38/resize/d11357-38-690697-4.png ]
1月に最も多かった訪問場所数は60箇所前後でしたが3月では全体的に10箇所ほど減少し、全体的にグラフが訪問場所数の少ない方向に移動している事が分ります。
また、居住地平均滞在時間は徐々に増加傾向で3月から4月にかけて約30分増加しています。
東京都では外出先を極力限定し、自宅で過ごす時間が増加しているようです。
次に岩手県です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/11357/38/resize/d11357-38-350442-2.png ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/11357/38/resize/d11357-38-690697-4.png ]
岩手県では東京都と比較して人口密度が低い為か、訪問場所数が減少していますが東京都ほど大きな変化は見られません。居住地平均滞在時間は3月から4月にかけて約15分増加、こちらも東京都の半分ほどの増加量でした。
1月2月は雪の影響で居住地平均滞在時間が長かったと考えられます。
Googleが公開しているCOVID-19に関するデータでも東京都では居住地滞在時間が増加、岩手県ではほぼ変化無しという同様の結果が出ておりました。
■参考ページ
https://www.google.com/covid19/mobility/
訪問場所の減少は客先訪問だけではなく、気軽な店舗利用や寄り道を減少させた結果として考えられます。自粛が続き生活必需品では無い業種の苦境がますます顕著になる中、今後これらの業種とどのように共存していくかも課題となりそうです。
これから暖かくなりますが不要不急の外出は控え、ご自身や大切な人、このような状況の中で働いてくれている方の為にも混雑緩和を心かけて頂けたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
「Rei Frontier Tech Blog」では定期的に独自の人流分析データを公開しております。
https://tech-blog.rei-frontier.jp/
■SilentLog(サイレントログ)公式サイト
https://silentlog.com
■企業概要
◆レイ・フロンティア式会社
・本社:東京都台東区台東2-26-8 KSビル301
・代表取締役:田村 建士
・事業内容:
人工知能による位置情報分析プラットフォーム「SilentLog Analytics」の開発・運営
1)弊社が保有するデータの統計結果、AI分析推測結果の提供
2)行動データの収集手段(SDK)と、分析基盤一式および定期レポートの提供
3)位置情報分析技術による、既存のGPSデータの可視化と行動分析支援の提供
4)弊社アプリ(SilentLog等)を活用した行動分析、および実証実験支援の提供
5)行動データを活用した新規サービス、事業開発
■本プレスリリースに関するお問い合わせ
レイ・フロンティア株式会社 広報担当
E-mail:info@rei-frontier.jp
Web:https://www.rei-frontier.jp
※本プレスリリースはレイ・フロンティアが運営する「Rei Frontier Tech Blog」の転載となります。
Rei Frontier Tech Blog:
https://tech-blog.rei-frontier.jp/entry/2020/04/20/170519
弊社独自技術として機械学習を用いた訪問場所、居住地推定がございます。
訪問場所は一定時間滞在していたと推測される場所、居住地推定は1日の中で最も滞在時間が長いと推定される場所が指定されます。
また、プライバシーを配慮しこれらのデータは匿名処理を施した上で個人単位では無く傾向を分析しております。
今回は推定結果を応用して以下の2点について分析しました。
1.訪問場所数の変化(1ヶ月間に一定時間訪問した場所の数をカウントしています。)
2.居住地平均滞在時間
分析対象エリアは新型コロナの感染者数が増加しつつあり自粛傾向の高かった東京都と、感染者数が発生していない(2020/4/24現在)岩手県を選定しました。
【エリア】
東京都、岩手県
【日付】
■訪問場所数変化
2020年1月1日(水) ~ 2020年3月31日(火)
※月末にデータを処理する都合上3月までとなります
■居住地平均滞在時間
2020年1月1日(水) ~ 2020年4月13日(月)
【調査元】
弊社アプリSilentLogより収集したデータに匿名化処理を施したもの
まずは東京都の訪問場所数の変化と居住地平均滞在時間です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/11357/38/resize/d11357-38-578652-0.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/11357/38/resize/d11357-38-690697-4.png ]
1月に最も多かった訪問場所数は60箇所前後でしたが3月では全体的に10箇所ほど減少し、全体的にグラフが訪問場所数の少ない方向に移動している事が分ります。
また、居住地平均滞在時間は徐々に増加傾向で3月から4月にかけて約30分増加しています。
東京都では外出先を極力限定し、自宅で過ごす時間が増加しているようです。
次に岩手県です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/11357/38/resize/d11357-38-350442-2.png ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/11357/38/resize/d11357-38-690697-4.png ]
岩手県では東京都と比較して人口密度が低い為か、訪問場所数が減少していますが東京都ほど大きな変化は見られません。居住地平均滞在時間は3月から4月にかけて約15分増加、こちらも東京都の半分ほどの増加量でした。
1月2月は雪の影響で居住地平均滞在時間が長かったと考えられます。
Googleが公開しているCOVID-19に関するデータでも東京都では居住地滞在時間が増加、岩手県ではほぼ変化無しという同様の結果が出ておりました。
■参考ページ
https://www.google.com/covid19/mobility/
訪問場所の減少は客先訪問だけではなく、気軽な店舗利用や寄り道を減少させた結果として考えられます。自粛が続き生活必需品では無い業種の苦境がますます顕著になる中、今後これらの業種とどのように共存していくかも課題となりそうです。
これから暖かくなりますが不要不急の外出は控え、ご自身や大切な人、このような状況の中で働いてくれている方の為にも混雑緩和を心かけて頂けたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
「Rei Frontier Tech Blog」では定期的に独自の人流分析データを公開しております。
https://tech-blog.rei-frontier.jp/
■SilentLog(サイレントログ)公式サイト
https://silentlog.com
■企業概要
◆レイ・フロンティア式会社
・本社:東京都台東区台東2-26-8 KSビル301
・代表取締役:田村 建士
・事業内容:
人工知能による位置情報分析プラットフォーム「SilentLog Analytics」の開発・運営
1)弊社が保有するデータの統計結果、AI分析推測結果の提供
2)行動データの収集手段(SDK)と、分析基盤一式および定期レポートの提供
3)位置情報分析技術による、既存のGPSデータの可視化と行動分析支援の提供
4)弊社アプリ(SilentLog等)を活用した行動分析、および実証実験支援の提供
5)行動データを活用した新規サービス、事業開発
■本プレスリリースに関するお問い合わせ
レイ・フロンティア株式会社 広報担当
E-mail:info@rei-frontier.jp
Web:https://www.rei-frontier.jp