1万人データから探る、社員の離職要因とエンゲージメント(愛着心・思い入れ)に関する分析レポート(※セミナー同時開催)
[19/05/20]
提供元:PRTIMES
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全体の満足度は4割未満、約4人に1人が離職意向を持っている。
マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(旧株式会社マーシュ)(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、同社が運営する「D style web」のアンケートモニター会員1万1,888人(※1)に対して、当社が開発したES調査(ASQ)と同内容のアンケートを2019年3月14日〜2019年5月7日の期間で実施し、離職意向とエンゲージメント(愛着心・思い入れ)に関する分析レポートを公開しました。
(※1)会社経営・役員、フリーランス・自営業、パート・アルバイト、無職の方を除く全国15歳以上の男女
【 背景 】
日本企業において人材不足が最重要課題のひとつだと捉えられている昨今、人事戦略のひとつとして、従業員の会社に対するエンゲージメント(愛着心・思い入れ)、モチベーションの把握と組織がどうあるべきなのかを知るために、多くの企業が従業員満足度調査(以下、「ES調査」)を導入しています。
ES調査で指標のひとつとなるのが、業界のベンチマークデータです。
この度、当社が開発したES調査(ASQ)のリリースにあたり、ベンチマークデータの分析レポートから見えた傾向について一部公開いたします。
【 総括 】
満足度は職種によって水準が大きく異なる(例:研究開発45.6%--販売・サービス32.2%、製造30.3%)。
そのため、ES調査において「自社の満足度は〇〇%だった」等、満足度水準を一括りに比べる事はナンセンスである。そもそも職種の特徴が反映されており、同職種とのベンチマーク比較が客観的な満足度水準の判断には不可欠であることがわかる。
同様に職位・業種等についても同様の事が言え、ベンチマーク比較が有効であろう(※尚、アスマークでは様々な属性ごとのベンチマークデータを今回取得しています)。
離職意向についても同様の事が言える。職種・職位などにより水準が大きく異なる。これらを無視した値の単純比較はナンセンスである。
また、満足度と離職意向について関係性を見ると、ほぼ反比例の関係性が見える。満足度が高い程、離職意向は低い。逆に満足度が低いと、離職意向は高い。
職種毎に満足度と離職意向の関係性をみると、満足度の割に離職意向が高い職種と、満足度の割に離職意向が低い職種といった特徴も見られる。例えば、販売・サービス職は満足度の割に離職意向は高めであり、製造職は低めである。当該職種につく人々の特性といった内部要因と、当該職種を取り巻く転職環境等の外部要因が影響しているものと考えられる。
【 満足度 】
全体の満足度は4割未満。
[画像1: https://prtimes.jp/i/18991/40/resize/d18991-40-594755-0.png ]
全体の満足度は、38.7%で4割を下回り、満足していない層が30.5%と3割強存在する結果に。
職種別では、「製造・現業職・作業職」が30.3%と最も低い結果となった。
役職別では、事業部長・本部長クラスの満足度が67.2%と、他の役職に比べて高い傾向が見られた。(※2)
【 離職意向 】
約4人に1人が離職意向を持っている。
[画像2: https://prtimes.jp/i/18991/40/resize/d18991-40-436760-1.png ]
全体の離職意向は25.6%で、約4人に1人が離職意向を持っているという結果であった。
職種別では、「販売・サービス職」が32.7%と最も離職意向が高い結果となった。
役職別では、課長クラス以上にポストが上がるにつれて23.2%(課長クラス)→16.9%(部長クラス)→12.2%(事業部長・本部長クラス)と離職意向が下がっていく傾向が見られた。(※2)
(※2)
【 職種別・役職別分析結果はこちら 】
https://www.asmarq.co.jp/mini_research/mr201905es.html
※上記ページにて、職種別・役職別分析レポート含む全レポートを無料でダウンロードしていただけます。
また、有職者1万1,888人に対して、ASQの全83問全てを分析した結果については、当社が主催する下記のセミナーにて報告会をいたします。
お申し込み・詳細はこちらから
https://www.asmarq.co.jp/form/seminar/
【 セミナー概要 】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/18991/table/40_1.jpg ]
マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(旧株式会社マーシュ)(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、同社が運営する「D style web」のアンケートモニター会員1万1,888人(※1)に対して、当社が開発したES調査(ASQ)と同内容のアンケートを2019年3月14日〜2019年5月7日の期間で実施し、離職意向とエンゲージメント(愛着心・思い入れ)に関する分析レポートを公開しました。
(※1)会社経営・役員、フリーランス・自営業、パート・アルバイト、無職の方を除く全国15歳以上の男女
【 背景 】
日本企業において人材不足が最重要課題のひとつだと捉えられている昨今、人事戦略のひとつとして、従業員の会社に対するエンゲージメント(愛着心・思い入れ)、モチベーションの把握と組織がどうあるべきなのかを知るために、多くの企業が従業員満足度調査(以下、「ES調査」)を導入しています。
ES調査で指標のひとつとなるのが、業界のベンチマークデータです。
この度、当社が開発したES調査(ASQ)のリリースにあたり、ベンチマークデータの分析レポートから見えた傾向について一部公開いたします。
【 総括 】
満足度は職種によって水準が大きく異なる(例:研究開発45.6%--販売・サービス32.2%、製造30.3%)。
そのため、ES調査において「自社の満足度は〇〇%だった」等、満足度水準を一括りに比べる事はナンセンスである。そもそも職種の特徴が反映されており、同職種とのベンチマーク比較が客観的な満足度水準の判断には不可欠であることがわかる。
同様に職位・業種等についても同様の事が言え、ベンチマーク比較が有効であろう(※尚、アスマークでは様々な属性ごとのベンチマークデータを今回取得しています)。
離職意向についても同様の事が言える。職種・職位などにより水準が大きく異なる。これらを無視した値の単純比較はナンセンスである。
また、満足度と離職意向について関係性を見ると、ほぼ反比例の関係性が見える。満足度が高い程、離職意向は低い。逆に満足度が低いと、離職意向は高い。
職種毎に満足度と離職意向の関係性をみると、満足度の割に離職意向が高い職種と、満足度の割に離職意向が低い職種といった特徴も見られる。例えば、販売・サービス職は満足度の割に離職意向は高めであり、製造職は低めである。当該職種につく人々の特性といった内部要因と、当該職種を取り巻く転職環境等の外部要因が影響しているものと考えられる。
【 満足度 】
全体の満足度は4割未満。
[画像1: https://prtimes.jp/i/18991/40/resize/d18991-40-594755-0.png ]
全体の満足度は、38.7%で4割を下回り、満足していない層が30.5%と3割強存在する結果に。
職種別では、「製造・現業職・作業職」が30.3%と最も低い結果となった。
役職別では、事業部長・本部長クラスの満足度が67.2%と、他の役職に比べて高い傾向が見られた。(※2)
【 離職意向 】
約4人に1人が離職意向を持っている。
[画像2: https://prtimes.jp/i/18991/40/resize/d18991-40-436760-1.png ]
全体の離職意向は25.6%で、約4人に1人が離職意向を持っているという結果であった。
職種別では、「販売・サービス職」が32.7%と最も離職意向が高い結果となった。
役職別では、課長クラス以上にポストが上がるにつれて23.2%(課長クラス)→16.9%(部長クラス)→12.2%(事業部長・本部長クラス)と離職意向が下がっていく傾向が見られた。(※2)
(※2)
【 職種別・役職別分析結果はこちら 】
https://www.asmarq.co.jp/mini_research/mr201905es.html
※上記ページにて、職種別・役職別分析レポート含む全レポートを無料でダウンロードしていただけます。
また、有職者1万1,888人に対して、ASQの全83問全てを分析した結果については、当社が主催する下記のセミナーにて報告会をいたします。
お申し込み・詳細はこちらから
https://www.asmarq.co.jp/form/seminar/
【 セミナー概要 】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/18991/table/40_1.jpg ]