YKK AP「窓研究所」主催 「窓学“WINDOWSCAPE”展」 2014年5月31日(土)スタート
[14/04/25]
提供元:PRTIMES
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“窓”の魅力と可能性を東京ミッドタウンから発信!
YKK AP株式会社(社長:堀 秀充、本社:東京都千代田区、資本金:100億円)の「窓研究所(所長:山本 絹子)」は、“窓”を学問として多角的に探求する研究活動「窓学」の成果を国内で初めて発表する場として、2014年5月31日(土)より、東京ミッドタウン・デザインハブで「窓学“WINDOWSCAPE”展 〜窓の研究プロセスからミラノサローネまで〜」を主催します。
窓を考える会社、YKK APが2007年より取り組む「窓学」は、窓に特化した独自の研究活動です。窓を歴史的、文化的に位置づけると同時に、その意味や役割を見極め、窓の新たな魅力や可能性を提示することで、よりよい建築、都市、社会の構築に貢献することを目指して活動しています。
今回主催する「窓学“WINDOWSCAPE”展」は、国内では初めての「窓学」研究展示です。東京工業大学 塚本研究室とYKK APの約7年にわたる共同研究成果を、豊富な資料とエピソードを交えて紹介します。また、本展示は、今年4月に行われた世界最大規模のデザインの祭典「ミラノサローネ」で発表した“WINDOWSCAPE”展の帰国展も兼ねており、多くの来場者を魅了したアトリエ・ワン設計の窓のインスタレーション(空間展示)や現地での模様を、模型や記録映像などにより紹介します。さらに、会期中は、窓に関する講演やトークセッション、ワークショップを多数開催します。
窓研究所は、「窓学“WINDOWSCAPE”展」を皮切りに、窓学での研究成果を広める活動を推進するとともに、今後も窓の文化的価値向上を目指し、窓の魅力と可能性を積極的に社会に向けて発信してまいります。
※ WINDOWSCAPE(ウィンドウスケープ)とは、「窓景」を意味する造語です。
<「窓学“WINDOWSCAPE”展 〜窓の研究プロセスからミラノサローネまで〜 」開催概要>
■展覧会タイトル
東京ミッドタウン・デザインハブ特別展
「窓学“WINDOWSCAPE”展 〜窓の研究プロセスからミラノサローネまで〜 」
■会場
東京ミッドタウン・デザインハブ ミッドタウン・タワー5F
(住所 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
■開催期間
2014年5月31日(土)〜6月15日(日)11:00-19:00 (入場無料)
■展覧会の構成
1.展示コンテンツ
「窓のふるまい学」「窓の街並学」「窓の系譜学」をテーマに、東京工業大学 塚本由晴研究室が世界約30カ国で採取した窓の写真、図面、スケッチ等の豊富な資料を、フィールドワークのプロセスや調査エピソードとともに公開します。
また、今年4月にイタリア・ミラノで行われた世界最大規模のデザインの祭典「ミラノサローネ」に出展した“WINDOWSCAPE”展において、塚本由晴氏率いる建築家ユニット、アトリエ・ワンが設計した窓のインスタレーション(空間展示)や、「窓学」研究成果の展示、現地での模様も併せて紹介します。
【ミラノサローネ “WINDOWSCAPE”展の様子】
インスタレーション“Kaleido-window”(内観写真)
約60もの鏡面仕上げの窓からなる幻想的な空間。このインパクトのある窓の空間展示は会場でも人気となり、連日、記念写真を撮る多くの来場者で賑わいました。子供から大人まで、無意識のうちに窓に惹きつけられ覗き込んでしまう。多くの人が 窓の世界を体感し、窓の力を再発見しました。
帰国展では、この展示の模様を模型や図面、映像等で紹介します。
「窓学」研究展示風景(写真)
ミラノサローネでは、「窓学」研究成果から、世界の窓の写真と図面資料をポスターとして展示し、持ち帰れる仕掛けにしたところ、用意した約4万枚の窓のポスターは早々になくなりました。このポスターによる研究展示は、帰国展でも一部再現します。来場者はミラノと同じ美しい窓のポスターを実際にお持ち帰りいただけます。部屋に貼れば、そこに、新たな窓が生まれます。
2.窓のトークセッション&ワークショップ
多彩なフィールドの最前線で活躍する方々を迎え、下記の通り、窓に関するトークセッションとワークショップを多数開催します。
5月31日(土)17:00-19:00(定員100名、当日先着順、無料)
トークセッション1. 『窓とアート』
登壇者:五十嵐太郎(東北大学大学院教授、建築批評家)、 保坂健二朗(東京国立近代美術館主任研究員)、鎌田友介(アーティスト)
6月7日(土)17:00-19:00(定員100名、当日先着順、無料)
トークセッション2.『窓のフィールドワーク』
登壇者:能作文徳(東京工業大学助教、建築家)、金野千恵(KONNO代表、日本工業大学助教、建築家)、川勝真一(RADディレクター、リサーチャー)
6月14日(土)17:00-19:00(定員100名、当日先着順、無料)
トークセッション3.『窓を語る』
登壇者:塚本由晴(東京工業大学大学院准教授、アトリエ・ワン)、佐藤浩司(国立民族学博物館准教授、建築人類学者)、中谷礼仁(早稲田大学教授、歴史工学研究)
6月1日(日)10:00-17:00、6月7日(土)10:00-16:00(各回先着20名、事前申込制、参加費無料)
ワークショップ『窓のフィールドワーク(実践編)』
[概要]東京の街を歩きながら魅力的な“窓”を採取します。参加者が見つけたサンプルから“窓”の魅力を伝えるドローイングを作成します。講師らが世界中で行ってきたフィールドワークを、東京を舞台に体験できるワークショップです。
[講師]能作文徳、金野千恵
※「窓学」とは
YKK APは「窓は文明であり、文化である」という思想のもと、窓に特化した独自の調査研究「窓学」に取り組んでいます。2007年からスタートしたこの活動をさらに推進する目的で、2013年には「窓研究所」を設立。窓文化創造に向けて、窓の専門知識を収集・保存し、その魅力や新しい可能性を社会へと発信・提言しています。今回の企画展示の他、窓学での研究成果は一部、書籍化されています。
YKK AP 窓研究所ホームページ: http://www.ykkap.co.jp/madoken/
※東京工業大学 塚本由晴研究室
アトリエ・ワンの塚本由晴氏は、教鞭を執る東京工業大学塚本研究室において建築設計、学術論文、都市リサーチなどの幅広い教育活動を行っています。『ペットアーキテクチャー・ガイドブック』『メイド・イン・トーキョー』などリサーチをまとめた著作の他、『ガエ・ハウス』『みやしたこうえん』『東京工業大学 環境エネルギーイノベーション棟』などの建築作品があります。YKK APとの共同研究「窓学」の関連書籍は、2010年『WindowScape 窓のふるまい学』(フィルムアート社)があり、本年2月には待望の第二弾『WindowScape2 窓と街並の系譜学』(フィルムアート社)が出版されました。
YKK AP株式会社(社長:堀 秀充、本社:東京都千代田区、資本金:100億円)の「窓研究所(所長:山本 絹子)」は、“窓”を学問として多角的に探求する研究活動「窓学」の成果を国内で初めて発表する場として、2014年5月31日(土)より、東京ミッドタウン・デザインハブで「窓学“WINDOWSCAPE”展 〜窓の研究プロセスからミラノサローネまで〜」を主催します。
窓を考える会社、YKK APが2007年より取り組む「窓学」は、窓に特化した独自の研究活動です。窓を歴史的、文化的に位置づけると同時に、その意味や役割を見極め、窓の新たな魅力や可能性を提示することで、よりよい建築、都市、社会の構築に貢献することを目指して活動しています。
今回主催する「窓学“WINDOWSCAPE”展」は、国内では初めての「窓学」研究展示です。東京工業大学 塚本研究室とYKK APの約7年にわたる共同研究成果を、豊富な資料とエピソードを交えて紹介します。また、本展示は、今年4月に行われた世界最大規模のデザインの祭典「ミラノサローネ」で発表した“WINDOWSCAPE”展の帰国展も兼ねており、多くの来場者を魅了したアトリエ・ワン設計の窓のインスタレーション(空間展示)や現地での模様を、模型や記録映像などにより紹介します。さらに、会期中は、窓に関する講演やトークセッション、ワークショップを多数開催します。
窓研究所は、「窓学“WINDOWSCAPE”展」を皮切りに、窓学での研究成果を広める活動を推進するとともに、今後も窓の文化的価値向上を目指し、窓の魅力と可能性を積極的に社会に向けて発信してまいります。
※ WINDOWSCAPE(ウィンドウスケープ)とは、「窓景」を意味する造語です。
<「窓学“WINDOWSCAPE”展 〜窓の研究プロセスからミラノサローネまで〜 」開催概要>
■展覧会タイトル
東京ミッドタウン・デザインハブ特別展
「窓学“WINDOWSCAPE”展 〜窓の研究プロセスからミラノサローネまで〜 」
■会場
東京ミッドタウン・デザインハブ ミッドタウン・タワー5F
(住所 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
■開催期間
2014年5月31日(土)〜6月15日(日)11:00-19:00 (入場無料)
■展覧会の構成
1.展示コンテンツ
「窓のふるまい学」「窓の街並学」「窓の系譜学」をテーマに、東京工業大学 塚本由晴研究室が世界約30カ国で採取した窓の写真、図面、スケッチ等の豊富な資料を、フィールドワークのプロセスや調査エピソードとともに公開します。
また、今年4月にイタリア・ミラノで行われた世界最大規模のデザインの祭典「ミラノサローネ」に出展した“WINDOWSCAPE”展において、塚本由晴氏率いる建築家ユニット、アトリエ・ワンが設計した窓のインスタレーション(空間展示)や、「窓学」研究成果の展示、現地での模様も併せて紹介します。
【ミラノサローネ “WINDOWSCAPE”展の様子】
インスタレーション“Kaleido-window”(内観写真)
約60もの鏡面仕上げの窓からなる幻想的な空間。このインパクトのある窓の空間展示は会場でも人気となり、連日、記念写真を撮る多くの来場者で賑わいました。子供から大人まで、無意識のうちに窓に惹きつけられ覗き込んでしまう。多くの人が 窓の世界を体感し、窓の力を再発見しました。
帰国展では、この展示の模様を模型や図面、映像等で紹介します。
「窓学」研究展示風景(写真)
ミラノサローネでは、「窓学」研究成果から、世界の窓の写真と図面資料をポスターとして展示し、持ち帰れる仕掛けにしたところ、用意した約4万枚の窓のポスターは早々になくなりました。このポスターによる研究展示は、帰国展でも一部再現します。来場者はミラノと同じ美しい窓のポスターを実際にお持ち帰りいただけます。部屋に貼れば、そこに、新たな窓が生まれます。
2.窓のトークセッション&ワークショップ
多彩なフィールドの最前線で活躍する方々を迎え、下記の通り、窓に関するトークセッションとワークショップを多数開催します。
5月31日(土)17:00-19:00(定員100名、当日先着順、無料)
トークセッション1. 『窓とアート』
登壇者:五十嵐太郎(東北大学大学院教授、建築批評家)、 保坂健二朗(東京国立近代美術館主任研究員)、鎌田友介(アーティスト)
6月7日(土)17:00-19:00(定員100名、当日先着順、無料)
トークセッション2.『窓のフィールドワーク』
登壇者:能作文徳(東京工業大学助教、建築家)、金野千恵(KONNO代表、日本工業大学助教、建築家)、川勝真一(RADディレクター、リサーチャー)
6月14日(土)17:00-19:00(定員100名、当日先着順、無料)
トークセッション3.『窓を語る』
登壇者:塚本由晴(東京工業大学大学院准教授、アトリエ・ワン)、佐藤浩司(国立民族学博物館准教授、建築人類学者)、中谷礼仁(早稲田大学教授、歴史工学研究)
6月1日(日)10:00-17:00、6月7日(土)10:00-16:00(各回先着20名、事前申込制、参加費無料)
ワークショップ『窓のフィールドワーク(実践編)』
[概要]東京の街を歩きながら魅力的な“窓”を採取します。参加者が見つけたサンプルから“窓”の魅力を伝えるドローイングを作成します。講師らが世界中で行ってきたフィールドワークを、東京を舞台に体験できるワークショップです。
[講師]能作文徳、金野千恵
※「窓学」とは
YKK APは「窓は文明であり、文化である」という思想のもと、窓に特化した独自の調査研究「窓学」に取り組んでいます。2007年からスタートしたこの活動をさらに推進する目的で、2013年には「窓研究所」を設立。窓文化創造に向けて、窓の専門知識を収集・保存し、その魅力や新しい可能性を社会へと発信・提言しています。今回の企画展示の他、窓学での研究成果は一部、書籍化されています。
YKK AP 窓研究所ホームページ: http://www.ykkap.co.jp/madoken/
※東京工業大学 塚本由晴研究室
アトリエ・ワンの塚本由晴氏は、教鞭を執る東京工業大学塚本研究室において建築設計、学術論文、都市リサーチなどの幅広い教育活動を行っています。『ペットアーキテクチャー・ガイドブック』『メイド・イン・トーキョー』などリサーチをまとめた著作の他、『ガエ・ハウス』『みやしたこうえん』『東京工業大学 環境エネルギーイノベーション棟』などの建築作品があります。YKK APとの共同研究「窓学」の関連書籍は、2010年『WindowScape 窓のふるまい学』(フィルムアート社)があり、本年2月には待望の第二弾『WindowScape2 窓と街並の系譜学』(フィルムアート社)が出版されました。