年間800万枚以上販売されている「やわらか」のロゴを揮毫してくださった書家・文字文化文筆家 宇佐美志都氏と梅林堂栗原社長が「アートと経営・そのエネルギーの源」について対談。
[23/11/21]
提供元:PRTIMES
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2023年11月14日(火) 梅林堂(熊谷市)箱田本店にて書家・文字文化文筆家 宇佐美志都氏と梅林堂社長栗原良太が2回目となる対談を行いました。
梅林堂対談企画第3弾となる今回は人気商品「やわらか」の文字を揮毫してくださった書家・文字文化文筆家 宇佐美志都氏と対談。アートと経営のエネルギーについて語り合いました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-848d10318cfc926d371b-17.png ]
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?書家・文字文化文筆家 宇佐美志都氏
福岡県・北九州市出身
書家・文字文化文筆家。福岡教育大学特設書道科卒業の後、漢字学者・ 白川静博士の漢字文化研究機関(文字文化研究所)より、文字文化認定 講師を拝命。2009 年ロンドン芸術大学(セントマーチン校)留学。 官公庁・企業等の出版物・書籍・CMなどの書揮毫、漢字の成り立ちを 全国で講演してきた活動を基盤に、漢字の成り立ちを解説するYouTubeを 配信している。加えて、「墨を磨って書く」ことの啓蒙、2014年より、活動の 拠点を米国(シアトル)にも置き、在外子女(漢字・日本語)教育支援活動 も行なっている。
宇佐美志都氏HP https://www.shizuusami.com/
[画像3: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-0ac612e72f44f345bcd9-1.jpg ]
「やわらか」のロゴを揮毫してくださいました。
2010年「やわらか」のやわらかさを表現するのに、「にじみ」や「かすれ」で表現。割って食べた時のサブレの特徴な割れ口のギザギザを「わ」や「ら」の擦れた感じで表し、でも「生」だからしっとりしているのを「や」のうるおった筆づかいで書きました。
「やわらか」の味を私の腕と感性を使って梅林堂さんの思いを書きました。
(2012年第一回対談 宇佐美志都氏)
対談内容
?「やわらか」の揮毫について
[画像4: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-5bc7b2e80cdb19192655-8.png ]
まずは、「やわらか」を何枚も食べました。感じたことは、やわらかの表面の包まれた感触と、割った時の中の感触や断層が、墨の塊の構造と同じこと。両者ともに、外と中の役割がありますね。墨を磨ると、幾多の粒子の結集で、ひとつの墨が成されていることが如実に分かるのですが、同じく「やわらか」にも、その無数な味の粒子を感じました。この書には、「やわらか」が作り上げられる過程の中で、数字では語ることのできない作り手のこだわりの部分をも、書で文字化し伝えたいと思い、書に向かわせて頂きました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-4b16732fa01c2064ed91-17.png ]
冥利に尽きるお言葉有難うございます。
当初は洋風サブレを造ろうとしたのですが実は製法はお饅頭なんです。
和菓子の製法ならではの繊細な味をご理解をいただき、書で表現された事。またそのこだわりがお客様に感じていただいていると思うと大変嬉しく思います。そして今では年間800万枚販売される大ヒット商品になりました。
やわらかは、お饅頭、そして埼玉の大地、お菓子は袋に詰めたお母さんの心のあたたかさ、そんな思いで造らせていただいております。
?アートと経営のエネルギーについて
[画像6: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-b2fdb7bee8d5da11ab6d-16.png ]
アート活動のエネルギーはどこから生まれるのか。様々なご活躍をされて、更に各分野で発信されていてそのパワーは素晴らしいと思います。
私はお菓子を造る時に商品や商品名を考える際にすごいパワーを使います。この掻き立てているものはいったい何なのか。宇佐美さんは人生や経験の中で掻き立てられるものが何なのか意識したことはありますか。
[画像7: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-0b0cc1e452daa738f0fc-9.png ]
私は「追及」、「執念」だと思います。
文字にはそれぞれ成り立ちがあり、それは一遍の物語のようです。幼少期の時は整正美を学び、その過程の中でやがて、なぜ文字の“あ”はこの形になったのだろうと深く不思議に思うようになりました。「あ」は「安」から作られた文字で、「安」は、ウかんむりで「屋根のあるところ」を表わし、その屋内に「女」が居る象形、つまり女性がいることを「安」と意味付けたのです。その状態は、安らか、安心ということです。こういった事を知ると、もっと追及したくなる。その追及を、ある種執念とでもいえるほどに続けている、その核を持っていることが、エネルギーの源泉かと思います。追及し続ける執念は、もはや誇りでもあります。
[画像8: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-e6b3bf39ab57f9f1cc62-16.png ]
私もお菓子を美味しくする事を常に追求をしています。もっと美味しくするために日々探求・磨きをかけています。それが商品に対して責任もあると思っています。どこまで追求すればいいのだろうと思う事もあります。
またお客様や従業員の幸せがエネルギーの源だと思います。
何か今よりも少しでも幸せになってもらえればいい。
そして、誰かに喜んでもらえる自分になる。あの人がいて良かったと一人の人でも思ってもらえるような人になろうと伝えています。その一人一人が集まればきっと大きな幸せに繋がると信じています。
[画像9: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-56467edb331688f5cff3-11.png ]
味を完成させ販売しながらも、さらに探求・磨きをかけていく歳月は、お菓子と会社が、お客様と共に歩んでいる軌跡でもあり、共に更に躍進している過程。その間にも、笑顔で満ちたり、時には何かご意見を賜ったりすることがあるかも知れませんが、それらは双方一体となった素晴らしい道中だと思います。また、エネルギーはどこからと言うと、「食らう事」「食す事」だと思います。それは相手を、自分の体に入れる事、心に入れる事。ただ会って相手と「話す」のではなく、相手を食べる勢いで話し合う事。そこの部分を、本気で話し、受け止め合えれば、次のエネルギーに繋がると思っています。
[画像10: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-8d0647555326830e3036-16.png ]
今回の対談をさせていただき、共感をしいろいろ学びがありました。
お菓子を作る事と作品を作る事のエネルギーについては、共通する部分があると気づきました。
宇佐美さんは素晴らしいパワーをお持ちの方で常に理念・哲学もちながら活躍されているのだと思います。これからもご活躍をご祈念致します。
[画像11: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-3d27e2133b25ae0d15f8-6.jpg ]
?お菓子のまごごろ 生サブレ やわらかゴールドプレーンの思い
思いを込めて造る美味しいお菓子。そこにどんな思いがあるのでしょう。ふと胸に手を当ててみるとそれは、「お母さんの心のあたたかさ」でした。造り手の心の奥底にそんな気持ちが見えてきます。お母さんの愛に包まれすべての人が笑顔になりますように。という思いを込めて日々お作りしています。浅炒りきなことバターの香り引き立つ生地で包んだホワイトチョコのバランスが食べたらやみつきになる生サブレです。大切な方への贈り物に大変喜ばれています。
https://www.bairindo.co.jp/category/YAWARAKA_GOLD/
[画像12: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-259d35f6d1b3802ef6ee-4.jpg ]
?株式会社梅林堂とは
元治元年(1864年)創業。お菓子のおいしさを追求しつ創意工夫を加えながら、埼玉・群馬・東京 多摩地区 全37店舗展開。先あじ、中あじ、後あじ。風味、余韻。そのどれもが梅林堂ならではの色彩。お菓子作りの技術や技能を磨き続け邁進している。箱田本店・北本東間店・菖蒲店・東浦和店では絵画、書道などを店舗に飾り、様々な分野の芸術家の方も応援し続けています。
?【今回のプレスリリースに対する お問合せ】
株式会社 梅林堂 〒360-0023 埼玉県熊谷市佐谷田1000-1
フリーダイヤル 0120-889-449 (月〜土)10:00〜18:00(受付)
梅林堂ホームページ https://www.bairindo.co.jp/
梅林堂対談企画第3弾となる今回は人気商品「やわらか」の文字を揮毫してくださった書家・文字文化文筆家 宇佐美志都氏と対談。アートと経営のエネルギーについて語り合いました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-848d10318cfc926d371b-17.png ]
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?書家・文字文化文筆家 宇佐美志都氏
福岡県・北九州市出身
書家・文字文化文筆家。福岡教育大学特設書道科卒業の後、漢字学者・ 白川静博士の漢字文化研究機関(文字文化研究所)より、文字文化認定 講師を拝命。2009 年ロンドン芸術大学(セントマーチン校)留学。 官公庁・企業等の出版物・書籍・CMなどの書揮毫、漢字の成り立ちを 全国で講演してきた活動を基盤に、漢字の成り立ちを解説するYouTubeを 配信している。加えて、「墨を磨って書く」ことの啓蒙、2014年より、活動の 拠点を米国(シアトル)にも置き、在外子女(漢字・日本語)教育支援活動 も行なっている。
宇佐美志都氏HP https://www.shizuusami.com/
[画像3: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-0ac612e72f44f345bcd9-1.jpg ]
「やわらか」のロゴを揮毫してくださいました。
2010年「やわらか」のやわらかさを表現するのに、「にじみ」や「かすれ」で表現。割って食べた時のサブレの特徴な割れ口のギザギザを「わ」や「ら」の擦れた感じで表し、でも「生」だからしっとりしているのを「や」のうるおった筆づかいで書きました。
「やわらか」の味を私の腕と感性を使って梅林堂さんの思いを書きました。
(2012年第一回対談 宇佐美志都氏)
対談内容
?「やわらか」の揮毫について
[画像4: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-5bc7b2e80cdb19192655-8.png ]
まずは、「やわらか」を何枚も食べました。感じたことは、やわらかの表面の包まれた感触と、割った時の中の感触や断層が、墨の塊の構造と同じこと。両者ともに、外と中の役割がありますね。墨を磨ると、幾多の粒子の結集で、ひとつの墨が成されていることが如実に分かるのですが、同じく「やわらか」にも、その無数な味の粒子を感じました。この書には、「やわらか」が作り上げられる過程の中で、数字では語ることのできない作り手のこだわりの部分をも、書で文字化し伝えたいと思い、書に向かわせて頂きました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-4b16732fa01c2064ed91-17.png ]
冥利に尽きるお言葉有難うございます。
当初は洋風サブレを造ろうとしたのですが実は製法はお饅頭なんです。
和菓子の製法ならではの繊細な味をご理解をいただき、書で表現された事。またそのこだわりがお客様に感じていただいていると思うと大変嬉しく思います。そして今では年間800万枚販売される大ヒット商品になりました。
やわらかは、お饅頭、そして埼玉の大地、お菓子は袋に詰めたお母さんの心のあたたかさ、そんな思いで造らせていただいております。
?アートと経営のエネルギーについて
[画像6: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-b2fdb7bee8d5da11ab6d-16.png ]
アート活動のエネルギーはどこから生まれるのか。様々なご活躍をされて、更に各分野で発信されていてそのパワーは素晴らしいと思います。
私はお菓子を造る時に商品や商品名を考える際にすごいパワーを使います。この掻き立てているものはいったい何なのか。宇佐美さんは人生や経験の中で掻き立てられるものが何なのか意識したことはありますか。
[画像7: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-0b0cc1e452daa738f0fc-9.png ]
私は「追及」、「執念」だと思います。
文字にはそれぞれ成り立ちがあり、それは一遍の物語のようです。幼少期の時は整正美を学び、その過程の中でやがて、なぜ文字の“あ”はこの形になったのだろうと深く不思議に思うようになりました。「あ」は「安」から作られた文字で、「安」は、ウかんむりで「屋根のあるところ」を表わし、その屋内に「女」が居る象形、つまり女性がいることを「安」と意味付けたのです。その状態は、安らか、安心ということです。こういった事を知ると、もっと追及したくなる。その追及を、ある種執念とでもいえるほどに続けている、その核を持っていることが、エネルギーの源泉かと思います。追及し続ける執念は、もはや誇りでもあります。
[画像8: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-e6b3bf39ab57f9f1cc62-16.png ]
私もお菓子を美味しくする事を常に追求をしています。もっと美味しくするために日々探求・磨きをかけています。それが商品に対して責任もあると思っています。どこまで追求すればいいのだろうと思う事もあります。
またお客様や従業員の幸せがエネルギーの源だと思います。
何か今よりも少しでも幸せになってもらえればいい。
そして、誰かに喜んでもらえる自分になる。あの人がいて良かったと一人の人でも思ってもらえるような人になろうと伝えています。その一人一人が集まればきっと大きな幸せに繋がると信じています。
[画像9: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-56467edb331688f5cff3-11.png ]
味を完成させ販売しながらも、さらに探求・磨きをかけていく歳月は、お菓子と会社が、お客様と共に歩んでいる軌跡でもあり、共に更に躍進している過程。その間にも、笑顔で満ちたり、時には何かご意見を賜ったりすることがあるかも知れませんが、それらは双方一体となった素晴らしい道中だと思います。また、エネルギーはどこからと言うと、「食らう事」「食す事」だと思います。それは相手を、自分の体に入れる事、心に入れる事。ただ会って相手と「話す」のではなく、相手を食べる勢いで話し合う事。そこの部分を、本気で話し、受け止め合えれば、次のエネルギーに繋がると思っています。
[画像10: https://prtimes.jp/i/67261/43/resize/d67261-43-8d0647555326830e3036-16.png ]
今回の対談をさせていただき、共感をしいろいろ学びがありました。
お菓子を作る事と作品を作る事のエネルギーについては、共通する部分があると気づきました。
宇佐美さんは素晴らしいパワーをお持ちの方で常に理念・哲学もちながら活躍されているのだと思います。これからもご活躍をご祈念致します。
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?お菓子のまごごろ 生サブレ やわらかゴールドプレーンの思い
思いを込めて造る美味しいお菓子。そこにどんな思いがあるのでしょう。ふと胸に手を当ててみるとそれは、「お母さんの心のあたたかさ」でした。造り手の心の奥底にそんな気持ちが見えてきます。お母さんの愛に包まれすべての人が笑顔になりますように。という思いを込めて日々お作りしています。浅炒りきなことバターの香り引き立つ生地で包んだホワイトチョコのバランスが食べたらやみつきになる生サブレです。大切な方への贈り物に大変喜ばれています。
https://www.bairindo.co.jp/category/YAWARAKA_GOLD/
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?株式会社梅林堂とは
元治元年(1864年)創業。お菓子のおいしさを追求しつ創意工夫を加えながら、埼玉・群馬・東京 多摩地区 全37店舗展開。先あじ、中あじ、後あじ。風味、余韻。そのどれもが梅林堂ならではの色彩。お菓子作りの技術や技能を磨き続け邁進している。箱田本店・北本東間店・菖蒲店・東浦和店では絵画、書道などを店舗に飾り、様々な分野の芸術家の方も応援し続けています。
?【今回のプレスリリースに対する お問合せ】
株式会社 梅林堂 〒360-0023 埼玉県熊谷市佐谷田1000-1
フリーダイヤル 0120-889-449 (月〜土)10:00〜18:00(受付)
梅林堂ホームページ https://www.bairindo.co.jp/