【ネット炎上速報2015年11月版/「ネット炎上」について毎月レポート】前年同月比 約29%の増加11月の炎上件数は102件
[15/12/01]
提供元:PRTIMES
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今月の解説:“2歳の長男にタバコを吸わせている様子を撮影した動画を投稿し炎上した父親が逮捕へ”
リスク検知に特化したビッグデータ解析によるソリューションを手掛ける株式会社エルテス(代表取締役:菅原貴弘、東京都港区)は、2015年11月のネット炎上についてまとめた、「ネット炎上速報2015年11月版」を発表いたします。
ネット炎上速報とは、リスクに特化したビッグデータ解析を得意とする当社が、前月のネット炎上件数を独自に算出し発表するマンスリーレポートです。本レポートを毎月公開していく事で、企業や社会が抱えるデジタルリスクへの意識喚起を行ってまいります。
※ネット炎上とは…ツイッターで50回以上のリツイートがされ、特定のまとめサイトにまとめられたものから当社が“炎上”としたもの
■2015年11月の概況
11月のネット炎上件数は前年同月比29%増の102件となりました。昨年同月件数(79件)を上回る結果です。異物混入や商品回収など食品に関する炎上が多く全体の38.2%を占めました。その他で目立ったのは、政治家の発言を発端とした炎上です。これは同月にパリで起こった同時多発テロが影響して多くなっていると考えられます。パリ同時多発テロに対して多くの政治家がコメントをしましたが、それが不適切な内容であったり、人種問題や領土問題の考え方に触れたことから炎上しています。
[画像: http://prtimes.jp/i/4487/44/resize/d4487-44-596488-1.jpg ]
<今月のTOPICS>
・2歳の長男にタバコを吸わせている様子を撮影した動画を投稿し炎上した父親が逮捕へ
2歳の男児にタバコを吸わせた様子を撮影した動画をFacebookに投稿し炎上していた件で、愛知県警は父親とその交際相手である16歳の少女を暴力行為等処罰法違反の容疑で逮捕しました。
【解説】
この炎上から2つのことが分かります。
1. 削除の難しさ
炎上が発生すると、その発端となった投稿者は投稿した内容や自身のアカウントを削除して炎上を鎮火させようとすることが多いですが、炎上した瞬間に投稿した内容(画像・動画を含む)やプロフィール欄、本人の顔写真等は画面ショットで保存され拡散されるため、炎上後の削除は困難を極めます。また、突如投稿内容やアカウントを削除してしまうと、その行為自体が批判の対象となり、さらなる炎上を生んでしまうため逆効果といえます。
2. 監視するユーザー
政治家や有名人などフォロワー数の多いユーザーだけでなく、今回の事件のようなフォロワー数が比較的少なく知名度も低い一般人の投稿が発見されて炎上するケースには、「監視するユーザー」が影響していることが多いです。「監視するユーザー」とは、独自開発した監視ツールを使用し、炎上の火種となる投稿を常時監視しているユーザーを指します。愉快犯、あるいは社会正義からなど動機は様々ですがネット上にはこのようなユーザーが存在することがあまり知られていません。
<解説者>
株式会社エルテス ソーシャルリスクアナリスト 清澤 秀彰
プロフィール:
東京大学法学部卒業後、株式会社エルテスに入社。予防ソリューショングループで数多くの案件のリスク分析を行う。特に炎上案件の分析を得意とする。
■株式会社エルテスについて
リスクに特化したビッグデータ解析を強みに、ソーシャルリスクを中心としたデジタルリスクを検知・解決するテクノロジー企業です。デジタルリスクとは、インターネット上の風評・情報漏洩・従業員の不正・産業スパイ等、企業の競争力にも影響を与える重大なリスクを指し、当社ではそのデジタルリスクを分析する事で、企業が抱える課題を解決するサービスを300社以上に提供しています。
[会社概要]
社名 :株式会社エルテス
代表者 :代表取締役 菅原貴弘
所在地 :東京都港区新橋五丁目14番10号
設立 :2004年4月28日
資本金 :454,910,400円 (2015年10月2日現在。資本金準備金を含みません。)
URL :https://eltes.co.jp/
主要株主 :菅原貴弘、株式会社産業革新機構、株式会社電通、株式会社NTTドコモベンチャーズ等
事業内容 :リスク検知に特化したビッグデータ解析によるソリューションの提供
リスク検知に特化したビッグデータ解析によるソリューションを手掛ける株式会社エルテス(代表取締役:菅原貴弘、東京都港区)は、2015年11月のネット炎上についてまとめた、「ネット炎上速報2015年11月版」を発表いたします。
ネット炎上速報とは、リスクに特化したビッグデータ解析を得意とする当社が、前月のネット炎上件数を独自に算出し発表するマンスリーレポートです。本レポートを毎月公開していく事で、企業や社会が抱えるデジタルリスクへの意識喚起を行ってまいります。
※ネット炎上とは…ツイッターで50回以上のリツイートがされ、特定のまとめサイトにまとめられたものから当社が“炎上”としたもの
■2015年11月の概況
11月のネット炎上件数は前年同月比29%増の102件となりました。昨年同月件数(79件)を上回る結果です。異物混入や商品回収など食品に関する炎上が多く全体の38.2%を占めました。その他で目立ったのは、政治家の発言を発端とした炎上です。これは同月にパリで起こった同時多発テロが影響して多くなっていると考えられます。パリ同時多発テロに対して多くの政治家がコメントをしましたが、それが不適切な内容であったり、人種問題や領土問題の考え方に触れたことから炎上しています。
[画像: http://prtimes.jp/i/4487/44/resize/d4487-44-596488-1.jpg ]
<今月のTOPICS>
・2歳の長男にタバコを吸わせている様子を撮影した動画を投稿し炎上した父親が逮捕へ
2歳の男児にタバコを吸わせた様子を撮影した動画をFacebookに投稿し炎上していた件で、愛知県警は父親とその交際相手である16歳の少女を暴力行為等処罰法違反の容疑で逮捕しました。
【解説】
この炎上から2つのことが分かります。
1. 削除の難しさ
炎上が発生すると、その発端となった投稿者は投稿した内容や自身のアカウントを削除して炎上を鎮火させようとすることが多いですが、炎上した瞬間に投稿した内容(画像・動画を含む)やプロフィール欄、本人の顔写真等は画面ショットで保存され拡散されるため、炎上後の削除は困難を極めます。また、突如投稿内容やアカウントを削除してしまうと、その行為自体が批判の対象となり、さらなる炎上を生んでしまうため逆効果といえます。
2. 監視するユーザー
政治家や有名人などフォロワー数の多いユーザーだけでなく、今回の事件のようなフォロワー数が比較的少なく知名度も低い一般人の投稿が発見されて炎上するケースには、「監視するユーザー」が影響していることが多いです。「監視するユーザー」とは、独自開発した監視ツールを使用し、炎上の火種となる投稿を常時監視しているユーザーを指します。愉快犯、あるいは社会正義からなど動機は様々ですがネット上にはこのようなユーザーが存在することがあまり知られていません。
<解説者>
株式会社エルテス ソーシャルリスクアナリスト 清澤 秀彰
プロフィール:
東京大学法学部卒業後、株式会社エルテスに入社。予防ソリューショングループで数多くの案件のリスク分析を行う。特に炎上案件の分析を得意とする。
■株式会社エルテスについて
リスクに特化したビッグデータ解析を強みに、ソーシャルリスクを中心としたデジタルリスクを検知・解決するテクノロジー企業です。デジタルリスクとは、インターネット上の風評・情報漏洩・従業員の不正・産業スパイ等、企業の競争力にも影響を与える重大なリスクを指し、当社ではそのデジタルリスクを分析する事で、企業が抱える課題を解決するサービスを300社以上に提供しています。
[会社概要]
社名 :株式会社エルテス
代表者 :代表取締役 菅原貴弘
所在地 :東京都港区新橋五丁目14番10号
設立 :2004年4月28日
資本金 :454,910,400円 (2015年10月2日現在。資本金準備金を含みません。)
URL :https://eltes.co.jp/
主要株主 :菅原貴弘、株式会社産業革新機構、株式会社電通、株式会社NTTドコモベンチャーズ等
事業内容 :リスク検知に特化したビッグデータ解析によるソリューションの提供