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日本M&AセンターとZUU、経営者向けメディア開発についての業務提携および合弁会社設立のお知らせ

株式会社ZUU(東証マザーズ:4387)株式会社日本M&Aセンター(東証1部:2127)




 株式会社ZUU(本社:東京都目黒区 / 代表:冨田 和成 / URL:https://zuu.co.jp/)と株式会社日本M&Aセンター(本社:東京都千代田区 / 代表:三宅 卓 / URL:https://www.nihon-ma.co.jp/)は、経営者向けメディアの開発および運営について業務提携し、合弁会社である株式会社ZUUM-A(ズームエー)を設立いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。

 本提携により、“リアル”の世界で専門性を持つ日本M&Aセンターと“デジタル”の世界で専門性を持つZUUとで、総合的な経営課題解決型プラットフォームの構築を目指します。この枠組みにより、中堅中小企業の経営者向け「知る・調べる・相談する」経営課題解決型メディアプラットフォームを開発することを予定しております。
[画像1: https://prtimes.jp/i/31688/44/resize/d31688-44-969789-0.png ]

1.本提携の背景
 日本では、中堅中小企業の6割以上が後継者不在であり、事業承継問題を抱えています。その問題を解決する手段として、企業存続を果たす為のM&Aは一般化してまいりましたが、M&Aに関する情報が浸透する一方、玉石混交の情報の中で経営者が正しい判断を行うことは年々難しくなってきています。そこで、経営者の皆様にM&Aで経営課題を的確に解決していただくためには、適切な情報をタイムリーに提供することが重要であると考え、本提携を進めてまいりました。
 日本M&Aセンターは、創業以来、全国の金融機関や会計事務所とのネットワークを強化し、現在では日本最大規模の情報網を構築、累計で約4,500件の成約実績を誇るM&A業界No.1のリーディングカンパニーとなっています。これまでは、「提携先との連携強化」「全国でのセミナー展開」「新聞・雑誌への広告」など、“リアル”を中心とした営業活動を行ってまいりました。しかし、M&Aが一般化するとともに、顧客心理にも大きな変化が起き、経営者はWebを通じて自ら情報を取得し、自ら問い合わせを行うというスタイルに変わりつつあります。すなわち、中堅中小企業のM&A情報の流通においても「受動的」から「能動的」へ、「会社」から「個人」へ、といったパラダイムシフトが見られ、本格的なデジタルマーケットの参入の必要性が高まってきております。
 一方、ZUUは、金融機関やプライベートバンク出身者も多数在籍しており、富裕層(アッパーマス層)に属する個人の方々に対して金融に関する情報を、Webを通じて発信し、意思決定の手伝いを行ってきた金融メディア運営企業です。ZUUは、月間訪問者数650万人を超えるZUU onlineをはじめとしたメディア運営によって培ってきたプラットフォーム開発力に強みをもっており、そのノウハウを金融機関向けにフィンテック化支援として提供してきた実績があります。
 このように、“リアル”と“デジタル”で強みを持つ両社が提携することで、中堅中小企業経営者の「経営課題解決」を支援するサービスの開発が実現できると考えています。

2.本提携により目指す方向

[画像2: https://prtimes.jp/i/31688/44/resize/d31688-44-255844-1.png ]

【Stage1 中堅中小企業への浸透】
 まず、経営者向けメディア「THE OWNER(https://the-owner.jp/)」を新規リリースし、月間350万PVの達成を目指してまいります。メディア運営のノウハウを持つZUUが当該コンテンツを開発し、そこに累計約4,500件のM&A支援実績を有する日本M&Aセンターが提供する経営課題解決方法・手段を搭載することで、総合的な経営課題に役立つ情報発信の基盤整備と浸透を図ります。

【Stage2 プロ向け(M&A業務従事者向け)データベース構築】
 金融機関やファンド、士業など専門家との連携を強化しながらデータベース構築を進め、メディア経由での成長戦略型M&A支援、IPO支援や事業承継支援だけでなく、教育・セミナー事業や会員事業など、様々な事業の開発も行ってまいります。すべてのM&A業務従事者に対して、最大級の情報提供を行うサイトを目指します。

【Stage3 ASEAN向け展開】
 ASEAN展開のための多言語化対応、さらにはスモールM&Aやクラウドファンディングとの連携も進めてまいります。先進各国の中で最も少子高齢化が進んでいる日本は、事業承継に関しては最も先進的です。したがって、日本において蓄積したノウハウ・情報を海外(特にアジア各国)へ展開することで、本事業は大幅に拡大できると考えています。そのため、当メディアは英語・中国語への対応も行い、海外展開を行っていくことを予定しております。

3.両社の目的
 ZUUは、メディアプラットフォームの運営・メディアのコンテンツ作成や編集での収益の増加はもとより、経営者を課題解決に導くことで、“デジタル”の世界での情報発信にとどまらず、“リアル”な貢献を実現していくことが可能となります。また、今まで得意としていた金融と富裕層だけでなく、広く中堅中小企業をマーケットとして取り込むことが可能になります。
 一方、日本M&Aセンターは、既存の“リアル”のネットワークからのM&A相談及び受託に加え、“デジタル”を通じて中堅中小企業の経営者にダイレクトにアクセスする事によって、メディア経由でのM&A相談及び受託の増加を見込んでおります。

4.第一弾サービス「THE OWNER」詳細
 業務提携に基づく第一弾サービスである経営者向けメディア「THE OWNER」は2019年8月中ローンチ予定です。「THE OWNER」では経営者のライフスパンに寄り添い、それぞれの企業ステージの課題に合わせて、「事業承継」「業界情報」「資産管理」「ライフ」「成長戦略」「M&A」の各カテゴリで情報を配信してまいります。例えば、後継者問題を抱える企業に対しては事業承継に関する情報を発信し、中堅企業に対してはさらなる成長のためのM&A情報を発信していくことを考えています。
 個人における“創業”から、何百年続く企業の“イグジット”まで、企業ステージを始めから終わりまで捉え、経営者の興味関心に寄り添い、幅広い切り口で情報提供を行うメディアは、まだ存在しておりません。両社の強みを活かし、同分野でサービス展開することで、国内No.1の経営者向け経営課題解決型メディアプラットフォームの構築を目指します。

5. 今後の見通しについて 
 本業務提携に係るZUUの業績への影響は軽微と考えますが、今後業績に重大な影響を与えることが判明した場合には速やかに開示いたします。

【各社概要】
株式会社ZUUM-A 会社概要
事業内容:経営課題解決型メディアプラットフォームの運営
本社:東京都千代田区丸の内1-8-2 鉃鋼ビルディング 24階
設立:2019年7月30日
資本金:1,000万円(日本M&Aセンター500万円、ZUU500万円)
役員構成:
代表取締役会長:三宅 卓(株式会社日本M&Aセンター 代表取締役社長)
代表取締役社長:冨田 和成(株式会社ZUU 代表取締役社長)
取締役:辻 良繁(株式会社ZUU 執行役員兼サービス開発部)
取締役:菅野 陽平(株式会社ZUU ZUU online副編集長)
取締役:森山 隆一(株式会社日本M&Aセンター 執行役員兼ダイレクト・マーケティング部長)
取締役:小笠原 嘉紀(株式会社日本M&Aセンター 戦略マーケティング部長)
監査役:齊藤 慎也(株式会社ZUU 執行役員兼プラットフォームコンサルティング事業部)
監査役:竹内 直樹(株式会社日本M&Aセンター 取締役)

株式会社日本M&Aセンター 会社概要
事業内容:M&A(企業譲渡・譲受)支援業務
本社:東京都千代田区丸の内1-8-2 鉃鋼ビルディング 24階
設立:1991年4月25日
URL:https://www.nihon-ma.co.jp/

株式会社ZUU 会社概要
事業内容:アッパーマス〜富裕層向けフィンテック・プラットフォームの運営
本社:東京都目黒区青葉台3-6-28 住友不動産青葉台タワー9F
設立:2013年4月2日
URL:https://zuu.co.jp/company/info/
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