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【ドン・ウィンズロウ最新作!】『ザ・ボーダー』刊行のお知らせ

『犬の力』『ザ・カルテル』につづく問題作が登場!国境、人種、階級、法、あらゆる境界/限界(ボーダー)を超えた麻薬との戦い。「これこそが犯罪小説の完成形だ」 ――書評家・杉江松恋  

株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:フランク・フォーリー)は、『ザ・ボーダー』を2019年7月17日に刊行いたします。





“このミステリーがすごい!”海外編2010年第1位、2017年第2位に輝いた『犬の力』(東江一紀=訳 角川文庫)『ザ・カルテル』(峯村利哉=訳 角川文庫)で、30年にわたるメキシコの壮絶な麻薬戦争を描いたドン・ウィンズロウ。
[画像1: https://prtimes.jp/i/4274/57/resize/d4274-57-329836-1.png ]


本書『ザ・ボーダー』はシリーズ最終巻にふさわしく、舞台をアメリカ合衆国に移し、売人から警官、政財界トップまで、あらゆる人間を巻き込んだ仁義なき(ボーダーレス)な戦いが1600ページに及び繰り広げられます。緻密な取材をもとに社会の闇に迫る鋭い筆致は、最新作でも健在。麻薬、殺人、汚職……そして移民排斥や政治介入疑惑にいたるまで、アメリカの「今」、世界の「今」を渦巻く問題がページをめくるたびに立ち上ってきます。
海外ミステリー翻訳の第一人者、田口俊樹氏の名訳にも冒頭から鷲づかみされること必至。100年に一度の傑作と呼ぶにふさわしい大作となっています。

あらすじ
国境、人種、階級、法、
あらゆる境界/限界(ボーダー)を超えた麻薬との戦い――

これこそが犯罪小説の完成形。
――解説:杉江松恋

グアテマラの殺戮から1年。メキシコの麻薬王アダン・バレーラの死は、麻薬戦争の終結をもたらすどころか、新たな混沌と破壊を解き放っただけだった。後継者を指名する遺言が火種となり、カルテルの玉座をかけた血で血を洗う抗争が勃発。一方、ヘロイン流入が止まらぬアメリカでは、DEA局長に就任したアート・ケラーがニューヨーク市警麻薬捜査課とある極秘作戦に着手していた――。

[画像2: https://prtimes.jp/i/4274/57/resize/d4274-57-113947-0.png ]

ドン・ウィンズロウ(Don Winslow)
数々の賞を受賞し高い評価を受ける世界的ベストセラー作家。『犬の力』『ザ・カルテル』『野蛮なやつら』『フランキー・マシーンの冬』(以上KADOKAWA)『ダ・フォース』(ハーパーBOOKS)といったベストセラー作を含め、これまでに20冊を上梓。『野蛮なやつら』がオリヴァー・ストーン監督によって映画化(邦題『野蛮なやつら/SAVAGES』)されたほか、『犬の力』『ザ・カルテル』『ザ・ボーダー』の三部作はテレビドラマシリーズ化が決定している。私立探偵、テロ対策トレーナー、法律事務所や保険会社のコンサルタントとして働いた経歴を持つ。現在はカリフォルニア州とロードアイランド州で暮らす。


書誌情報
『ザ・ボーダー』 上 ・下
ドン・ウィンズロウ [著] 田口俊樹 [訳] 杉江松恋 [解説]
判型: 文庫版
価格:上巻 1,296円 (+税)/ 下巻 1,324円 (+税)
頁数:上巻 768ページ/ 下巻 816ページ
発売日:2019年7月17日


ISBN:上巻978-4-596-54118-5/ 下巻978-4-596-54119-2

ご購入は:
https://www.amazon.co.jp/dp/4596541183/

ハーパーコリンズ・ジャパン:
https://www.harpercollins.co.jp/
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