ヒューマンタッチ「国内の人材市場動向数値 (建設業界編)5月」発表
[15/05/27]
提供元:PRTIMES
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建設業界の転職支援と人材育成のヒューマンタッチまとめ
ヒューマンホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤朋也)の事業子会社で、人材紹介・エンジニア派遣・行政自治体向けアウトソーシング事業などを行うヒューマンタッチ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:高本和幸)は、最新の人材市場に関する公的データをまとめたレポート 『ヒューマンタッチ総研〜Monthly Report 2015年5月(http://human-touch.jp/news/ht_soken/m_Report201505pdf)』 を発表しました。
建設業に特化した人材関連の様々な情報、最新の雇用関連データもまとめています。
ダイジェスト
1.建設業界のトピックス
◆転職エージェントを活用するのは35〜44歳の中堅建設技術者
2013年の「雇用動向調査」の結果から建設業界の転職者数の年齢層別の比率を見ると下記の図表1となり、55歳以上の構成比が最も高く25.1%となっている。一方、建設業界でキャリアアップを図ろうとする年齢層だと考えられる30〜34歳は12.0%、35〜39歳は12.6%と余り構成比は高くない。
建設業では高齢化が進み、55歳以上の従業者が約34%を占めるという実態(労働力調査より)と合わせて考えると、転職者に占める55歳以上の比率が高いことは当然かもしれないが、今後の建設業界の発展を考えるとキャリアアップを目指す若年層の転職が増加することが望まれるのではないだろうか。
[画像1: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-504821-0.jpg ]
一方、当社における建設技術者の転職成約実績を見ると図表2となり、55歳以上の比率は6.8%と少ない。
転職成約者で最も比率が高いのは40〜44歳であり構成比は30.2%となっている。次いで35〜39歳が19.8%であり、35〜44歳で50%を占めている。
ここからは、建設業界でキャリアアップ、収入アップを目指す35〜44歳の建設技術者が当社のような転職エージェントを活用して転職する比率が高いと思われる。
一昔前は、3K(きつい、危険、きたない)職場として若者には余り人気がないと言われた建設業界であるが、近年は、建築設計をはじめとする技術職の人気が高まっていると共に、国土交通省と厚生労働省の連携のもと優秀人材確保のための就労環境の整備・改善が進められている。
今後は、就労環境の整備・改善が進みより魅力的な業界になるにつれ、20歳代から30歳代前半の若手層においても、転職によってキャリアアップや収入アップを目指す人が増加するのではないかと予測される。そのようなキャリアアップを目指す転職希望者がより自分の希望にマッチした企業への転職を実現するために、転職エージェントの果たすべき役割は更に大きくなると考えられる。ヒューマンタッチでは業界・種別に精通したキャリアコンサルタントが担当する転職支援の他に、建設・不動産業界における有資格者を育てるため通信講座を開設し、「教育」という観点からも建設・不動産業界の深刻な人材不足解消、人材育成・市場の活性化に力を入れている。
<図表1 建設業の年齢層別転職者数の構成比>
[画像2: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-261843-2.jpg ]
出典:厚生労働省「2013年雇用動向調査」より作成
<図表2 建設技術者の年齢層別転職成約者数の構成比(当社)>
[画像3: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-647958-1.jpg ]
出典:当社社内データより作成
2.建設業界の最新雇用関連データ(2015年5月1日公表)
(1)就業者数と雇用者数
建設業の2015年3月の就業者数は498万人(前年同月比97.8%)、雇用者数は404万人(同97.1%)と、いずれも3カ月連続の前年割れとなっている。復興需要や東京オリンピックの需要を背景により多くの人材を必要としている建設業界において、必要な人材を確保できていない状況が続いている。
[画像4: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-647366-6.jpg ]
出典:総務省「労働力調査」より作成
(2)建設業の新規求人数
建設業の2015年3月の新規求人数は56,917人(前年同月比95.7%)と、8カ月連続で前年割れとなり、やや落ち着いてきた。
[画像5: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-649589-5.jpg ]
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
(3)建設専門職の雇用動向
建築・土木・測量技術者の2015年3月の有効求人倍率は4.06倍(前年同月比マイナス0.01ポイント)となり、依然として人手不足の状況が続いている。
<実績(常用・除くパート)>
[画像6: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-305063-8.jpg ]
<対前年同月比>
[画像7: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-200475-7.jpg ]
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
(4)建設技能工の雇用動向
建設・採掘の職業の2015年3月の有効求人倍率は2.92倍(前年同月比プラス0.66ポイント)となった。有効求職者数が前年同月比で81.4%まで落ち込んでおり、人手不足が深刻化している。
<実績(常用・除くパート)>
[画像8: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-285660-3.jpg ]
<対前年同月比>
[画像9: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-968434-4.jpg ]
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
【本レポートの全文はこちらから】
ヒューマンタッチ総研 Monthly Report (2015年5月)
http://human-touch.jp/news/ht_soken/m_Report201505pdf
※ヒューマンタッチ(株)は、クライアントをはじめとした各種企業のよりよい人材獲得につながる資料提供を目的に、公的なデータを集計してまとめた当レポートを、毎月発表しています。
ヒューマンタッチ株式会社 会社概要 -----------------
●代表者:代表取締役 高本 和幸
●所在地:東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿木村屋ビル1F
●資本金:1億円
●URL:http://human-touch.jp/
ヒューマンホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤朋也)の事業子会社で、人材紹介・エンジニア派遣・行政自治体向けアウトソーシング事業などを行うヒューマンタッチ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:高本和幸)は、最新の人材市場に関する公的データをまとめたレポート 『ヒューマンタッチ総研〜Monthly Report 2015年5月(http://human-touch.jp/news/ht_soken/m_Report201505pdf)』 を発表しました。
建設業に特化した人材関連の様々な情報、最新の雇用関連データもまとめています。
ダイジェスト
1.建設業界のトピックス
◆転職エージェントを活用するのは35〜44歳の中堅建設技術者
2013年の「雇用動向調査」の結果から建設業界の転職者数の年齢層別の比率を見ると下記の図表1となり、55歳以上の構成比が最も高く25.1%となっている。一方、建設業界でキャリアアップを図ろうとする年齢層だと考えられる30〜34歳は12.0%、35〜39歳は12.6%と余り構成比は高くない。
建設業では高齢化が進み、55歳以上の従業者が約34%を占めるという実態(労働力調査より)と合わせて考えると、転職者に占める55歳以上の比率が高いことは当然かもしれないが、今後の建設業界の発展を考えるとキャリアアップを目指す若年層の転職が増加することが望まれるのではないだろうか。
[画像1: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-504821-0.jpg ]
一方、当社における建設技術者の転職成約実績を見ると図表2となり、55歳以上の比率は6.8%と少ない。
転職成約者で最も比率が高いのは40〜44歳であり構成比は30.2%となっている。次いで35〜39歳が19.8%であり、35〜44歳で50%を占めている。
ここからは、建設業界でキャリアアップ、収入アップを目指す35〜44歳の建設技術者が当社のような転職エージェントを活用して転職する比率が高いと思われる。
一昔前は、3K(きつい、危険、きたない)職場として若者には余り人気がないと言われた建設業界であるが、近年は、建築設計をはじめとする技術職の人気が高まっていると共に、国土交通省と厚生労働省の連携のもと優秀人材確保のための就労環境の整備・改善が進められている。
今後は、就労環境の整備・改善が進みより魅力的な業界になるにつれ、20歳代から30歳代前半の若手層においても、転職によってキャリアアップや収入アップを目指す人が増加するのではないかと予測される。そのようなキャリアアップを目指す転職希望者がより自分の希望にマッチした企業への転職を実現するために、転職エージェントの果たすべき役割は更に大きくなると考えられる。ヒューマンタッチでは業界・種別に精通したキャリアコンサルタントが担当する転職支援の他に、建設・不動産業界における有資格者を育てるため通信講座を開設し、「教育」という観点からも建設・不動産業界の深刻な人材不足解消、人材育成・市場の活性化に力を入れている。
<図表1 建設業の年齢層別転職者数の構成比>
[画像2: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-261843-2.jpg ]
出典:厚生労働省「2013年雇用動向調査」より作成
<図表2 建設技術者の年齢層別転職成約者数の構成比(当社)>
[画像3: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-647958-1.jpg ]
出典:当社社内データより作成
2.建設業界の最新雇用関連データ(2015年5月1日公表)
(1)就業者数と雇用者数
建設業の2015年3月の就業者数は498万人(前年同月比97.8%)、雇用者数は404万人(同97.1%)と、いずれも3カ月連続の前年割れとなっている。復興需要や東京オリンピックの需要を背景により多くの人材を必要としている建設業界において、必要な人材を確保できていない状況が続いている。
[画像4: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-647366-6.jpg ]
出典:総務省「労働力調査」より作成
(2)建設業の新規求人数
建設業の2015年3月の新規求人数は56,917人(前年同月比95.7%)と、8カ月連続で前年割れとなり、やや落ち着いてきた。
[画像5: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-649589-5.jpg ]
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
(3)建設専門職の雇用動向
建築・土木・測量技術者の2015年3月の有効求人倍率は4.06倍(前年同月比マイナス0.01ポイント)となり、依然として人手不足の状況が続いている。
<実績(常用・除くパート)>
[画像6: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-305063-8.jpg ]
<対前年同月比>
[画像7: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-200475-7.jpg ]
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
(4)建設技能工の雇用動向
建設・採掘の職業の2015年3月の有効求人倍率は2.92倍(前年同月比プラス0.66ポイント)となった。有効求職者数が前年同月比で81.4%まで落ち込んでおり、人手不足が深刻化している。
<実績(常用・除くパート)>
[画像8: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-285660-3.jpg ]
<対前年同月比>
[画像9: http://prtimes.jp/i/5089/57/resize/d5089-57-968434-4.jpg ]
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
【本レポートの全文はこちらから】
ヒューマンタッチ総研 Monthly Report (2015年5月)
http://human-touch.jp/news/ht_soken/m_Report201505pdf
※ヒューマンタッチ(株)は、クライアントをはじめとした各種企業のよりよい人材獲得につながる資料提供を目的に、公的なデータを集計してまとめた当レポートを、毎月発表しています。
ヒューマンタッチ株式会社 会社概要 -----------------
●代表者:代表取締役 高本 和幸
●所在地:東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿木村屋ビル1F
●資本金:1億円
●URL:http://human-touch.jp/