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オートマチックミキサー機能により会議運営の音響ソリューションを強化 ヤマハ シグナルプロセッサー『MTX/MRXシリーズ V3.0』

バージョンアップにより『MTXシリーズ』に「Dan Duganオートマチックミキサー」を搭載

ヤマハ株式会社は、商業空間向け設備音響機器として発売中のシグナルプロセッサー『MTX3』『MTX5-D』『MRX7-D』をバージョンアップし、会議運営における音響ソリューションを強化します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/10701/61/resize/d10701-61-729260-4.jpg ]

<概要>
近年、オフィスやホールにおいて多彩なプレゼンテーションやインターネットを利用した遠隔会議などの需要が高まり、さまざまなニーズに対応できる音響システムの重要性が高まっています。

当社は、ライブSR(コンサート用音響)や劇場などの分野で培ってきた業務用音響機器のノウハウとテクノロジーを活かし、さまざまな音響ソリューションを提供しています。1987年にデジタルミキサー「DMP7」を発売して以来、30年の間にデジタルならではの斬新な機能と信頼性、拡張性により音響システムに革新をもたらし、設備音響の分野でも数々のソリューションの強化を行ってきました。

『MTX3』『MTX5-D』『MRX7-D』は、会議室や店舗・レストラン・宴会場などの商業空間向け設備音響の分野でトータルソリューションを実現するシグナルプロセッサーです。豊富な入出力と信号処理の機能により、スピーチやアナウンス用のマイクおよびCDなどの音楽ソースを複数入力しミックスできるだけでなく、レイアウトや来場者など現場の環境・用途に合わせた適切な処理を行うことができ、あらゆるサウンドシステムデザインをシンプルに実現できます。このたびのバージョンアップにより、カンファレンスやプレゼンテーションのための機能をより強化します。

『MTX/MRXシリーズ V3.0』では、複数の話者がいる場合に自動的にマイクの入力を調整し、安全で音の明瞭度の高いミキシングを実現するオートミキサー機能「Dan Duganオートマチックミキサー」を『MTX3』『MTX5-D』に搭載、これを従来より搭載している『MRX7-D』では機能を拡充します。複数のマイクが必要とされるプレゼンテーションや多くのマイクが必要とされるパネルディスカッションにおいて、煩雑なフェーダー操作が自動化され、効率的な会議運営の環境が実現できます。

また、壁などに設置してリモートコントロールできるデジタルコントロールパネル「DCPシリーズ」およびiPadやAndroidなどのスマートデバイスからリモートコントロールできるアプリケーション「Wireless DCP」において、『MTX/MRXシリーズ』の入力ソースの切り替えや優先マイクの設定、グループミュート機能の割り当てが可能になり、スムーズな会議運営や進行をサポートします。

さらに、使用環境やユーザーに合わせて操作画面をデザインし『MTX/MRXシリーズ』をリモートコントロールできるiPadアプリケーション「ProVisionaire Touch」や、『MTX/MRXシリーズ』の機能設定ソフトである「MTX-MRX Editor」も用意しており、システムの設計から設定・施工・日々の運用に至るまで、トータルのユーザビリティを向上しています。

当社は、今回の機能追加やスピーカー、パワーアンプなどの豊富なラインアップにより、設備音響の分野のソリューション強化を行っていきます。


<オートマチックミキサー機能について>
複数の話者によるプレゼンテーションやパネルディスカッションなど、多数のマイクを使用する際には、スピーカーの音をマイクで拾いハウリングと呼ばれる不快な音を出してしまったり、マイクがノイズを拾うことにより音声の明瞭度が下がってしまうことが問題になります。Dan Dugan Sound Design社が開発した「Dan Duganオートマチックミキサー」は、入力があるマイクのゲインを上げ、入力がないマイクのゲインを絞ることで、トータルのミキサーゲインを一定にするように各入力音声を自動的に調整するものです。煩雑なフェーダー操作が自動化され、安全で音の明瞭度の高いミキシングを実現します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10701/61/resize/d10701-61-700407-5.jpg ]


「Dan Duganオートマチックミキサー」は、オートマチックミキサーのスタンダードとして世界中で知られています。当社は、当社のデジタルミキサー用拡張カードとして「DUGAN-MY16」を発売以来Dan Dugan Sound Design社と協力し、デジタルミキサー「CLシリーズ」「QLシリーズ」、シグナルプロセッサー「MRX7-D」にこの機能を搭載し、高い評価を得てきました。

『MTX3』は、最大4チャンネルの「Dan Duganオートマチックミキサー」を使用できるようになり、フィードバックサプレッサー機能と共に活用することで専門的な知識やオペレーターを必要としないシンプルなプレゼンテーションシステムを構築できます。

また、『MTX5-D』は、「Dan Duganオートマチックミキサー」を最大8チャンネルまで使用できます。分割が可能な多目的スペースにおいて1つのスペースで使用するだけでなく、2つの部屋に分割してそれぞれで最大4チャンネルの音声をコントロールするなど、柔軟なスペースの活用が可能となります。

さらに、『MRX7-D』は、「Dan Duganオートマチックミキサー」を最大16チャンネルから24チャンネルに拡充しました。多くの参加者が見込まれ、多数のマイクが必要とされる会議などに余裕をもって対応することが可能となります。さらに「MRX7-D」内蔵のAEC(Acoustic Echo Canceller)機能も同時に活用することで、遠隔会議で問題となるエコーを除去し音声の明瞭度を高めた快適な遠隔会議システムを構築する等、さまざまな会議アプリケーションに便利な機能を提供します。


<システム例>
1.『MTX3』を使用したシンプルなプレゼンテーションシステム(レクチャールーム)

[画像3: https://prtimes.jp/i/10701/61/resize/d10701-61-348050-3.jpg ]



2.『MTX5-D』を使用した分割可能な多目的スペース

[画像4: https://prtimes.jp/i/10701/61/resize/d10701-61-954858-2.jpg ]



3.『MRX7-D』を使用した遠隔会議システム

[画像5: https://prtimes.jp/i/10701/61/resize/d10701-61-518566-1.jpg ]



※シグナルプロセッサー『MTX3』『MTX5-D』『MRX7-D』の詳細は、ヤマハ プロオーディオサイトをご参照ください。
 http://www.yamahaproaudio.com/japan/ja/products/processors/


ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/


※文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
※このニュースリリースに掲載されている情報などは、発表日現在の情報です。
 発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
 
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