経験ゼロから、協働ロボットを活用した工程自動化の内製に成功
[24/01/21]
提供元:PRTIMES
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大久保歯車工業(株)が、建機車両向け駆動部ギヤの歯切り、刻印、面取り作業を自動化 遊休時間の解消で、生産性を30%向上
ユニバーサルロボット(本社:デンマーク、日本支社:東京都港区、代表:山根 剛、以下「UR」)は本日、同社の協働ロボット UR10eが大久保歯車工業(株)(本社:神奈川県厚木市、代表取締役社長:大久保 利彦氏、以下「大久保歯車工業」)に導入されたことを発表します。大久保歯車工業では、ロボットのプログラミング経験を持たない現場の作業員が自動化システムの構築に取り組み、加工機へのワークの投入・取り出し作業を自動化することに成功しました。URロボットの導入により、大久保歯車工業は対象設備における30%の生産性向上を達成。1名分の省人化にも成功し、人海戦術で生産増に対応する体制からの変革を図ることができました。
[画像: https://prtimes.jp/i/45878/65/resize/d45878-65-cb8ba0dbf7ba2585c1fd-0.png ]
大久保歯車工業では、従来は人手を増やすことで生産増に対応していましたが、人材確保の難しさから自動化・省人化に取り組むことを決定しました。従来型の産業用ロボットは大掛かりな安全対策が必要で、設置スペースを確保するのも難しい状況でした。2019年の国際ロボット展でURの協働ロボットに出会い、その柔軟性や自力でシステム構築も可能な点に着目し、自動化プロジェクトに着手します。
現場の担当者が自動化できそうな工程を洗い出し、歯切り加工前後の工程を対象に選定しました。一連の工程の自動化を、システムインテグレータ等外部の専門家の協力を得ずに5か月間で実行したのです。
歯切工程では、従来7台の設備に2名体制でしたが、協働ロボットの導入により1名の省人化に成功。2名体制の時には交替時や昼休憩時に発生していた設備の遊休時間が解消され、稼働時間を増やした結果、生産性が30%向上しました。
ロボットシステム構築を担当した歯車製造部 製造二課 アシスタントマネージャの新田 誠氏は述べています。「ロボットを扱うのは初めてでしたが、URが提供している無料のオンライントレーニング『URアカデミー』や実機を使う『コアトレーニング』で基本動作を学びました。さらに日々製造部で仕事する傍ら、自席の前にロボットを置き常に触る習慣を付けて取り組みました」
同社 代表取締役の大久保 利彦氏は述べています。「今後もURロボットを導入し、作業者が展示会や技術研修などに参加できるようにすることで、社員のスキルアップと成長を促進し、より良い作業環境を提供していきたいと考えています」
大久保歯車工業に導入されたURロボットの概要
・製品名:UR10e
・製品スペック:可搬重量12.5kg、動作半径 1,300mm、設置面積φ190mm、重量33.5kg
・製品サイトURL:http://urrobots.com/ik8
・事例の詳細:http://urrobots.com/ikX
・事例の動画:導入プロセス編 http://urrobots.com/il1、アプリケーション詳細編 http://urrobots.com/il2
ユニバーサルロボット 会社概要
ユニバーサルロボットは、最先端のロボティクスプラットフォームを活用し、製造現場における人々の働き方を変革する一助となることを目指しています。
2008年に世界初の商用協働ロボットを発表して以来、リーチや可搬重量が異なるUR3e、UR5e、UR10e、UR16e、UR20、UR30を開発してまいりました。各モデルは、プラグ&プロデュースで使えるUR+エコシステムのエンドエフェクタやソフトウェア、アクセサリ群でサポートされており、1台のロボットを用途に応じて柔軟に配置転換できます。
ユニバーサルロボットは米Teradyne Inc.傘下の企業です。デンマーク、オーデンセに本社を置き、米国、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、チェコ共和国、トルコ、中国、インド、シンガポール、日本、韓国、台湾、メキシコに子会社や支社を擁しています。これまでに75,000台を超える協働ロボットを世界中に販売しています。
www.universal-robots.com/ja
ユニバーサルロボット(本社:デンマーク、日本支社:東京都港区、代表:山根 剛、以下「UR」)は本日、同社の協働ロボット UR10eが大久保歯車工業(株)(本社:神奈川県厚木市、代表取締役社長:大久保 利彦氏、以下「大久保歯車工業」)に導入されたことを発表します。大久保歯車工業では、ロボットのプログラミング経験を持たない現場の作業員が自動化システムの構築に取り組み、加工機へのワークの投入・取り出し作業を自動化することに成功しました。URロボットの導入により、大久保歯車工業は対象設備における30%の生産性向上を達成。1名分の省人化にも成功し、人海戦術で生産増に対応する体制からの変革を図ることができました。
[画像: https://prtimes.jp/i/45878/65/resize/d45878-65-cb8ba0dbf7ba2585c1fd-0.png ]
大久保歯車工業では、従来は人手を増やすことで生産増に対応していましたが、人材確保の難しさから自動化・省人化に取り組むことを決定しました。従来型の産業用ロボットは大掛かりな安全対策が必要で、設置スペースを確保するのも難しい状況でした。2019年の国際ロボット展でURの協働ロボットに出会い、その柔軟性や自力でシステム構築も可能な点に着目し、自動化プロジェクトに着手します。
現場の担当者が自動化できそうな工程を洗い出し、歯切り加工前後の工程を対象に選定しました。一連の工程の自動化を、システムインテグレータ等外部の専門家の協力を得ずに5か月間で実行したのです。
歯切工程では、従来7台の設備に2名体制でしたが、協働ロボットの導入により1名の省人化に成功。2名体制の時には交替時や昼休憩時に発生していた設備の遊休時間が解消され、稼働時間を増やした結果、生産性が30%向上しました。
ロボットシステム構築を担当した歯車製造部 製造二課 アシスタントマネージャの新田 誠氏は述べています。「ロボットを扱うのは初めてでしたが、URが提供している無料のオンライントレーニング『URアカデミー』や実機を使う『コアトレーニング』で基本動作を学びました。さらに日々製造部で仕事する傍ら、自席の前にロボットを置き常に触る習慣を付けて取り組みました」
同社 代表取締役の大久保 利彦氏は述べています。「今後もURロボットを導入し、作業者が展示会や技術研修などに参加できるようにすることで、社員のスキルアップと成長を促進し、より良い作業環境を提供していきたいと考えています」
大久保歯車工業に導入されたURロボットの概要
・製品名:UR10e
・製品スペック:可搬重量12.5kg、動作半径 1,300mm、設置面積φ190mm、重量33.5kg
・製品サイトURL:http://urrobots.com/ik8
・事例の詳細:http://urrobots.com/ikX
・事例の動画:導入プロセス編 http://urrobots.com/il1、アプリケーション詳細編 http://urrobots.com/il2
ユニバーサルロボット 会社概要
ユニバーサルロボットは、最先端のロボティクスプラットフォームを活用し、製造現場における人々の働き方を変革する一助となることを目指しています。
2008年に世界初の商用協働ロボットを発表して以来、リーチや可搬重量が異なるUR3e、UR5e、UR10e、UR16e、UR20、UR30を開発してまいりました。各モデルは、プラグ&プロデュースで使えるUR+エコシステムのエンドエフェクタやソフトウェア、アクセサリ群でサポートされており、1台のロボットを用途に応じて柔軟に配置転換できます。
ユニバーサルロボットは米Teradyne Inc.傘下の企業です。デンマーク、オーデンセに本社を置き、米国、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、チェコ共和国、トルコ、中国、インド、シンガポール、日本、韓国、台湾、メキシコに子会社や支社を擁しています。これまでに75,000台を超える協働ロボットを世界中に販売しています。
www.universal-robots.com/ja