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日揮グローバルとNTTドコモ、大規模プラント建設現場のDX化を目指しプラットフォームの共同開発に向けた業務提携を締結

ー 海外プラント建設現場の4Dデジタル化を目指し、東南アジア・中東地域で利用開始 ー

日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO 佐藤 雅之)は、海外EPC事業会社の日揮グローバル株式会社(代表取締役社長執行役員 ファルハン・マジブ、以下「日揮グローバル」)と株式会社NTTドコモ(代表取締役社長 井伊 基之、以下「NTTドコモ」)が、海外プラント建設分野のデジタル化を目指し、2022年4月14日(木)にプラント建設管理プラットフォームの共同開発を目的とした業務提携契約(以下「本契約」)を締結いたしましたので、お知らせいたします。




[画像: https://prtimes.jp/i/65135/77/resize/d65135-77-0df4f6f2daf5fd1b3005-0.png ]

本契約により、両社はドローン、映像、AIなどのデジタル技術を活用することで国内にいながら海外の建設工事現場の進捗状況を正確、かつスピーディーに可視化、管理することが可能となるプラットフォームの共同開発に着手し、2022年中に東南アジア、中東における建設工事現場での実証、およびシステムの導入を行います。

日揮グローバルのプラント建設の進捗管理におけるプロジェクトの知見と、NTTドコモが保有するドローン、AI、セキュリティ、ネットワーク構築などの技術を組み合わせ、海外の建設工事現場の進捗管理を遠隔で行うことが可能なプラットフォームを開発します。具体的には、ドローンや360度カメラを用いて、米国Reconstruct※1社が提供しているビジュアル施工管理システムVisual Command Center TM ※2 を使用し、逐次撮影した建設工事現場の画像データを抽出し、3D設計データを組み合わせて工程スケジュールのデータと連動させる取り組みを進めます。

日揮グローバルとNTTドコモは、2019年8月からプラントの設備点検や建設工事の進捗管理のDX化を目指し、ドローンやIoTなどを活用したシステムの実証を行うなど、プラント建設の管理に関する課題抽出や新規事業創出に向けた検討を進めてまいりました。本契約を通じ、海外拠点や国内外の建設工事現場でのプラットフォーム導入と利用展開や、高機能化に向けた開発を進めるとともに、プラント建設業界におけるDX化推進に貢献するため、新たな事業創出に向けて取り組んでまいります。

※1 econstruct社は、イリノイ大学アーバナシャンペーン校の土木環境学科、コンピュータサイエンス科のマニ・ゴルパーハー准教授らが2016年に立ち上げたベンチャー企業です。
※2 Visual Command Center TM はReconstruct社が特許取得済のシステムです。主な機能は以下の通りです。
- ドローンや360度カメラで撮影した工事現場から3D点群モデルを作成
- 画像から3D3D点群モデルへの変換
- 画像とBIM/CIMデータや図面データを3D点群モデルと統合
- 工程表を統合することで4Dモデルを作成し、工事の遅延や定時性を含めた進捗管理の可視化
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