株式会社ジーンの完全子会社化について
[24/02/15]
提供元:PRTIMES
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株式会社NTT QONOQ(以下、コノキュー)は、業務用および家庭用コンピュータゲームソフトウェアの企画・開発などを行う株式会社ジーン(以下、ジーン) の完全子会社化を目的に、2024年2月9日(金)付で現株主と株式譲渡契約を締結いたしました。
1. 背景と目的
コノキューは、メタバース・デジタルツイン・デバイスの3つの事業領域において、リアルとデジタル空間を融合させた新しい体験を生み出すことをめざし、XR※市場での挑戦を続けています。そして、XRのソリューションやサービスを提供するにあたり、より迅速な開発と改善ができる効率的な開発体制が必要と考えてきました。これらのXRのソリューションやサービスの多くは、ゲーム業界で培われてきた3Dコンテンツ開発の技術をベースに制作されています。
※XRとは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)といった先端技術の総称です。
ジーンは、世界中のお客さまに楽しさを提供することを目標に、ゲームを中心に数多くの作品やコンテンツの開発を手がけてきた企業です。対応してきたプラットフォームは多岐にわたり、アーケードゲームから家庭用ゲーム、スマホアプリゲームまで、多様化するゲーム業界のニーズに対し、枠にとらわれず応えてきた技術と知見があります。また、ゲーム開発以外の事業への拡大もめざしており、近年はARやVRなどの技術を活用し、歴史・史跡などをテーマにしたXRコンテンツ開発にも力を入れています。
今回、コノキューグループにジーンを迎えることで、コノキューのソリューションやサービスおよびNTTグループを含めた営業力と、ジーンが得意とする3Dコンテンツ開発の技術力と知見を掛け合わせ、コノキューは開発体制を強化し、個人・法人のお客さまに向けてXRの新たな価値を提供していきます。また、ジーンもゲーム開発事業を主力として継続拡大を進めつつ、そのノウハウを活かしXR開発事業も拡大していきます。
2. 今後の協業予定
ジーンの完全子会社化後、コノキューとジーンは以下のような取り組みを検討・推進してまいります。
・ジーンがゲーム開発で培ってきたアイデアと技術を活用した新しいXRサービスの開発
・NTTグループが持つインフラ・技術力のゲームなどエンターテイメント領域への活用
・法人向けソリューション受託事業の強化、現行サービスの価値向上に向けた機能開発
3. 株式会社ジーン概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/110582/table/77_1_d1c872bac9863f5753d066f3e1195380.jpg ]
4. 株式取得の実行日
2024年4月1日 (予定)
5. ジーンの役員体制の変更
株式取得の実行後、元株式会社バンダイナムコオンライン取締役で現在コノキューに在籍する里見陽祐が、ジーンの代表取締役社長に就任する予定です。同時に、ジーンの現代表取締役社長である塩見一夫氏には、引き続きジーンの取締役として、事業拡大にご尽力いただきます。
コノキューはジーンとの協業を通して、日々進化を続けるXRの世界でリアルとデジタル空間が融合した”新”時代の実現に向け、今後も挑戦を続けてまいります。
■株式会社NTTコノキュー 企業概要
代表取締役社長:丸山 誠治
所在地:東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー7階
HP:https://www.nttqonoq.com/
2022年10月1日より株式会社NTTドコモ100%子会社として事業を開始いたしました。
個人のお客さま・法人のお客さまに対して、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、MR(複合現実)などXRを用いて、メタバース・デジタルツイン・XRデバイスの3つの事業を柱に、さまざまなサービス、ソリューションを提供いたします。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
株式会社NTTコノキュー
コーポレート部門 経営企画グループ
xr-alliance-contact@ml.nttqonoq.com