「オンライン診療勧めたい」ケアマネ8割 高齢者の感染予防に
[20/03/04]
提供元:PRTIMES
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―ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査『CMNRメディカル』第9回―
全国のケアマネジャー9万人が登録するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」(https://www.caremanagement.jp/)、全国にリハビリ型デイサービス「レコードブック」(https://www.recordbook.jp/)を展開するなど、健康寿命の延伸に向け、様々なヘルスケアサービスを運営する株式会社インターネットインフィニティー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:別宮 圭一)は、ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査サービス『CMNRメディカル』第9回調査(オンライン診療に関するアンケート)を実施しました。
■調査概要
調査名:CMNRメディカル(第9回) 「オンライン診療に関するアンケート」
期間:2020年2月25日〜2020年2月27日
調査パネル:「ケアマネジメント・オンライン」に登録する会員ケアマネジャー
調査サンプル数:683名
調査方法:WEBアンケート
■調査結果(サマリー)
高齢者は医療機関受診の機会が多い分、感染症患者と同じ空間に暴露されることも多くなります。それを避けるための手段としてオンライン診療が考えられますが、現在オンライン診療を実施している施設は病院24.3%、診療所16.1%1)とまだ普及しているとはいえない状況です。
本調査では、約9割のケアマネが利用者・同伴家族などの医療機関受診時における他患者からの感染を懸念していました。要支援・要介護高齢者の健康的な生活を支える役割を担っているだけに、重症化しやすい高齢利用者への感染を気にしていることがうかがえます。また、約8割のケアマネが医療機関での感染予防のために、利用者にオンライン診療を勧めたいと答えました。利用者や利用者家族がオンライン診療を希望する場合に受診のサポートはできそうかと聞いたところ、約8割のケアマネが何かしらのサポートができると回答しました。オンライン診療の普及サポートへの介護保険利用に反対と答えたケアマネは約1割で、介護保険の利用について否定的なケアマネは少ないようです。これらの結果から、ケアマネは感染症予防にオンライン診療が有効であると考えており、その需要も高いということが示唆されました。
1)"かかりつけ医機能に関する評価等の影響調査(施設調査)の結果7.".平成30年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和元年度調査).厚生労働省,2019,p.10.
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000566798.pdf ,(参照 2020-2-27)
■調査結果
[画像1: https://prtimes.jp/i/12000/82/resize/d12000-82-487313-0.png ]
利用者の医療機関受診の際、他の患者からの利用者・同伴家族・介護従事者への病気の感染について、どれくらい気になるかと質問したところ、「少し気になる」(49.9%)「とても気になる」(39.1%)と回答した人は約9割にのぼりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/12000/82/resize/d12000-82-409991-1.png ]
病院での他患者からの感染を予防するためにオンライン診療を利用できるとしたら、利用者にオンライン診療を勧めたいかと質問したところ「ぜひ勧めたい」(14.9%)「勧めたい」(60.6%)と回答した人が約8割を占めました。逆に「あまり勧めたくない」は20.1%、「勧めたくない」は4.4%でした。
[画像3: https://prtimes.jp/i/12000/82/resize/d12000-82-908425-2.png ]
利用者や利用者家族がオンライン診療を希望する場合、ケアマネとして受診までのサポートができそうかという問いに対しては、約8割が「何かしらのサポートができる」と回答しました(細かいサポート内容とその内訳は詳細レポートに記載しています)。
[画像4: https://prtimes.jp/i/12000/82/resize/d12000-82-658410-3.png ]
オンライン診療を普及させるため、スマホやパソコンの操作が苦手な利用者やその家族に対するアプリインストールやオンライン受診のサポートに介護保険を使えるようにすることに賛成ですか?反対ですか?という質問に対しては「賛成」が37.5%、「どちらでもない」が48.8%、「反対」が13.8%でした。
まだ普及率が低く適応疾患も限られているオンライン診療ですが、要支援・要介護高齢者の感染症対策の観点で大きな潜在需要があると考えられます。感染症の罹患・重症化リスクが高い高齢者にとってオンライン診療が予防に有効であると考えるケアマネは多く、導入の障壁を取り除いていくことが望まれます。
■調査レポート販売のご案内
本調査結果を、詳細レポートとして3月4日より販売いたします。上記掲載以外にも、
・各オンライン診療システムの認知度
・実際に追加で支払っても良いオンライン診療の自己負担額
・利用者のオンライン診療利用状況
・実際にオンライン診療を導入するにあたって必要なサポート
等の内容が収載されています。
※オンライン診療システムマーケティングご担当者様※
本調査レポートの内容、価格等につきましては、下記窓口までお問い合わせください。
■お問い合わせ窓口■
株式会社インターネットインフィニティー Webソリューション部(担当:酒井)
TEL:03-6697-5505 FAX:03-6779-5055 MAIL: ssakai@iif.jp
■CMNRメディカルについて■
『CMNR(CareManager Network Research)メディカル』は、医療と介護連携のキーマンであるケアマネジャーをパネルとした調査サービスです。複数の医療機関を受診することが多い要介護・要支援高齢患者の処方薬や、服薬管理状況など、医師や薬剤師をパネルとした調査ではなかなか把握しにくい医薬品使用の実態を調査できます。
専門サイト「ケアマネジメント・オンライン」に登録する、日本のケアマネジャー16万人のうち6割に相当する9万人のネットワークを『CMNRメディカル』では活用しています。
※ケアマネジャー(介護支援専門員)は、適切な介護サービスを受けられるように高齢者とその家族の支援をしており、医療と介護の連携の要を担っています。
■調査のご依頼について■
「ケアマネジメント・オンライン」では、『CMNRメディカル』をはじめ、ケアマネジャーを対象にした様々な調査を常時行い、企業やメディア、行政などにお届けしています。今後調査を実施してほしい疾患や医薬品のリクエスト等ございましたら、下記窓口までお気軽にお問い合わせください。
■記事引用時のお願い■
・「ケアマネジメント・オンライン」調べ、と明記ください。
・WEB上での引用に際しましては、「ケアマネジメント・オンライン」にhttps://www.caremanagement.jp/へのリンク付与をお願いいたします。
■■■ニュースリリース及びサービスに関するお問合せ先■■■
株式会社インターネットインフィニティー Webソリューション部(担当:酒井)
TEL:03-6697-5505 FAX:03-6779-5055 MAIL: ssakai@iif.jp
■■■その他IRに関するお問合せ先■■■
株式会社インターネットインフィニティー IR担当
TEL:03-6779-4777 MAIL: ir@iif.jp
全国のケアマネジャー9万人が登録するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」(https://www.caremanagement.jp/)、全国にリハビリ型デイサービス「レコードブック」(https://www.recordbook.jp/)を展開するなど、健康寿命の延伸に向け、様々なヘルスケアサービスを運営する株式会社インターネットインフィニティー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:別宮 圭一)は、ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査サービス『CMNRメディカル』第9回調査(オンライン診療に関するアンケート)を実施しました。
■調査概要
調査名:CMNRメディカル(第9回) 「オンライン診療に関するアンケート」
期間:2020年2月25日〜2020年2月27日
調査パネル:「ケアマネジメント・オンライン」に登録する会員ケアマネジャー
調査サンプル数:683名
調査方法:WEBアンケート
■調査結果(サマリー)
高齢者は医療機関受診の機会が多い分、感染症患者と同じ空間に暴露されることも多くなります。それを避けるための手段としてオンライン診療が考えられますが、現在オンライン診療を実施している施設は病院24.3%、診療所16.1%1)とまだ普及しているとはいえない状況です。
本調査では、約9割のケアマネが利用者・同伴家族などの医療機関受診時における他患者からの感染を懸念していました。要支援・要介護高齢者の健康的な生活を支える役割を担っているだけに、重症化しやすい高齢利用者への感染を気にしていることがうかがえます。また、約8割のケアマネが医療機関での感染予防のために、利用者にオンライン診療を勧めたいと答えました。利用者や利用者家族がオンライン診療を希望する場合に受診のサポートはできそうかと聞いたところ、約8割のケアマネが何かしらのサポートができると回答しました。オンライン診療の普及サポートへの介護保険利用に反対と答えたケアマネは約1割で、介護保険の利用について否定的なケアマネは少ないようです。これらの結果から、ケアマネは感染症予防にオンライン診療が有効であると考えており、その需要も高いということが示唆されました。
1)"かかりつけ医機能に関する評価等の影響調査(施設調査)の結果7.".平成30年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和元年度調査).厚生労働省,2019,p.10.
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000566798.pdf ,(参照 2020-2-27)
■調査結果
[画像1: https://prtimes.jp/i/12000/82/resize/d12000-82-487313-0.png ]
利用者の医療機関受診の際、他の患者からの利用者・同伴家族・介護従事者への病気の感染について、どれくらい気になるかと質問したところ、「少し気になる」(49.9%)「とても気になる」(39.1%)と回答した人は約9割にのぼりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/12000/82/resize/d12000-82-409991-1.png ]
病院での他患者からの感染を予防するためにオンライン診療を利用できるとしたら、利用者にオンライン診療を勧めたいかと質問したところ「ぜひ勧めたい」(14.9%)「勧めたい」(60.6%)と回答した人が約8割を占めました。逆に「あまり勧めたくない」は20.1%、「勧めたくない」は4.4%でした。
[画像3: https://prtimes.jp/i/12000/82/resize/d12000-82-908425-2.png ]
利用者や利用者家族がオンライン診療を希望する場合、ケアマネとして受診までのサポートができそうかという問いに対しては、約8割が「何かしらのサポートができる」と回答しました(細かいサポート内容とその内訳は詳細レポートに記載しています)。
[画像4: https://prtimes.jp/i/12000/82/resize/d12000-82-658410-3.png ]
オンライン診療を普及させるため、スマホやパソコンの操作が苦手な利用者やその家族に対するアプリインストールやオンライン受診のサポートに介護保険を使えるようにすることに賛成ですか?反対ですか?という質問に対しては「賛成」が37.5%、「どちらでもない」が48.8%、「反対」が13.8%でした。
まだ普及率が低く適応疾患も限られているオンライン診療ですが、要支援・要介護高齢者の感染症対策の観点で大きな潜在需要があると考えられます。感染症の罹患・重症化リスクが高い高齢者にとってオンライン診療が予防に有効であると考えるケアマネは多く、導入の障壁を取り除いていくことが望まれます。
■調査レポート販売のご案内
本調査結果を、詳細レポートとして3月4日より販売いたします。上記掲載以外にも、
・各オンライン診療システムの認知度
・実際に追加で支払っても良いオンライン診療の自己負担額
・利用者のオンライン診療利用状況
・実際にオンライン診療を導入するにあたって必要なサポート
等の内容が収載されています。
※オンライン診療システムマーケティングご担当者様※
本調査レポートの内容、価格等につきましては、下記窓口までお問い合わせください。
■お問い合わせ窓口■
株式会社インターネットインフィニティー Webソリューション部(担当:酒井)
TEL:03-6697-5505 FAX:03-6779-5055 MAIL: ssakai@iif.jp
■CMNRメディカルについて■
『CMNR(CareManager Network Research)メディカル』は、医療と介護連携のキーマンであるケアマネジャーをパネルとした調査サービスです。複数の医療機関を受診することが多い要介護・要支援高齢患者の処方薬や、服薬管理状況など、医師や薬剤師をパネルとした調査ではなかなか把握しにくい医薬品使用の実態を調査できます。
専門サイト「ケアマネジメント・オンライン」に登録する、日本のケアマネジャー16万人のうち6割に相当する9万人のネットワークを『CMNRメディカル』では活用しています。
※ケアマネジャー(介護支援専門員)は、適切な介護サービスを受けられるように高齢者とその家族の支援をしており、医療と介護の連携の要を担っています。
■調査のご依頼について■
「ケアマネジメント・オンライン」では、『CMNRメディカル』をはじめ、ケアマネジャーを対象にした様々な調査を常時行い、企業やメディア、行政などにお届けしています。今後調査を実施してほしい疾患や医薬品のリクエスト等ございましたら、下記窓口までお気軽にお問い合わせください。
■記事引用時のお願い■
・「ケアマネジメント・オンライン」調べ、と明記ください。
・WEB上での引用に際しましては、「ケアマネジメント・オンライン」にhttps://www.caremanagement.jp/へのリンク付与をお願いいたします。
■■■ニュースリリース及びサービスに関するお問合せ先■■■
株式会社インターネットインフィニティー Webソリューション部(担当:酒井)
TEL:03-6697-5505 FAX:03-6779-5055 MAIL: ssakai@iif.jp
■■■その他IRに関するお問合せ先■■■
株式会社インターネットインフィニティー IR担当
TEL:03-6779-4777 MAIL: ir@iif.jp