TBM、グローバル展開のモデルとなる「多賀城工場」を着工
[19/08/27]
提供元:PRTIMES
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〜2020年冬に宮城県内の地元雇用による国内第二プラントを稼働開始〜
石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発・製造・販売する株式会社TBM(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:山崎敦義、以下TBM)は、2019年8月26日に宮城県多賀城市に国内第二プラントとなる「多賀城工場」を着工したことを発表致します。本工場は、LIMEX事業のグローバル展開のモデルとなる量産工場です。多賀城工場の完成によりLIMEXの国内生産量を大幅に向上させ、LIMEXシートを用いた紙やプラスチックの代替製品を普及させて参ります。また、2020年冬の稼働開始に向けて今年から宮城県内での採用活動を強化し、地元雇用による生産体制の構築を目指します。さらに、TBMの県内での活動の情報発信を目的とした「Bridge for 2020」プロジェクトを発足させ、地元との連携を強化し、東北エリアへのLIMEX製品のセールス強化も取り組んで参ります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/16815/83/resize/d16815-83-616840-0.jpg ]
■ 背景
持続可能な開発目標(SDGs)やプラスチック問題の課題解決に向けて、企業の対応が求められています。TBMは2015年に経済産業省の支援を受けて、新素材LIMEX を生産する第一号プラント(宮城県白石市)を完成。シリコンバレーの3大アクセラレーターの1つである、Plug and Play において年間を通して「世の中に最も社会的影響を与える企業-ソーシャルインパクトアワード-を受賞。LIMEX 製品の実用化に向けて大手事業会社との共同開発やパートナーシップを強化し、4,500社を超える企業にLIMEX製品を導入いただいています。紙の代替の導入事例としては、「吉野家」や「いきなり!ステーキ」、「スシロー」など全国の飲食店でのメニュー表に採用、東京マラソンで配布された公式マップ、Brussels SDG Summitの公式冊子、野村総合研究所のサステナビリティブックなど企画印刷物で採用が進んでいます。また、世界各地でプラスチック規制が高まる中、プラスチック袋の代替素材として、石灰石を主原料にした「LIMEX Bag」は、G20の大阪サミットのごみ袋で採用される他、全国のアパレル店舗の袋(ショッパー)や自治体のイベント時の袋として導入も進んでいます。なお、昨年12 月、ポーランドで開催されたCOP24(第 24 回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加。本年6月には「G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」の「G20 イノベーション展」へ「LIMEX Bag」を出展いたしました。現在、LIMEXは、世界中から500 件以上の引き合いを頂くなど注目を集めています。
■ 国内第二プラント「多賀城工場」概要
TBMは、2019年8月26日に、LIMEXの量産専用プラントとなる多賀城工場を着工致しました。工場の建設に際しては、2015年に経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択され、多賀城市と立地協定を行い、同市が復興牽引拠点と位置付けている「さんみらい多賀城・復興団地(一本柳工業団地)」内に、敷地面積27,500m²の用地を確保致しました。多賀城工場では、復興支援の一助となるべく工場稼働開始時に約60名の地元雇用による生産体制を構築します。また本工場では主にメニュー表やマップなどの印刷物をつくるLIMEXシートの製造を強化し、白石工場の約4倍となる年産約25,000tの生産量を予定しています。さらに、海外からのニーズにも応えるべく、海外への技術輸出に向けたLIMEX量産のモデル工場として製造における技術・システムの確立を目指します。多賀城工場の完成を通じて、国内外でのLIMEX事業を加速させ、エコロジーとエコノミーが両立する循環型社会への移行を目指す取り組みを推進して参ります。
(地鎮祭の様子)
[画像2: https://prtimes.jp/i/16815/83/resize/d16815-83-724409-3.jpg ]
[多賀城工場 概要]
・所在地|宮城県多賀城市さんみらい多賀城・復興団地
・敷地面積|27,500平方メートル
・建物床面積|7,736平方メートル
・生産量|年間約25,000t
・稼働開始月|2020年冬(予定)
■「Bridge for 2020」プロジェクト
TBMは、宮城県白石市に国内第一プラントの完成を契機にLIMEXの開発・製造・販売を強化し、2018年に実施された日本経済新聞 「NEXTユニコーン調査」で、国内未上場の評価額4位、研究開発型として1位にランクインしました。この度、多賀城工場の着工を契機に、宮城から世界へ、持続可能な未来に橋を架けるべく、「Bridge for 2020」プロジェクトを発足致しました。宮城エリアでのTBMの活動及びLIMEX製品の導入に関する情報発信を通じて地元との連携を強化して参ります。また、1年後の未来に橋を架けるメンバーの輪を広げるべく、名刺型の招待カードからプロジェクトサイトにアクセスし、工場完成式典への参加応募も可能です。右記のQRコードから奮ってご参加の程、宜しくお願いします。
[画像3: https://prtimes.jp/i/16815/83/resize/d16815-83-132742-4.jpg ]
・「Bridge for 2020」プロジェクトサイト
http://bridge2020.tb-m.com/
■ 新素材「LIMEX(ライメックス)」について
[ LIMEXとは ]
・ LIMEXは炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合材料であり、日本発の新素材。
・ 2013 年、経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択。
・ 2014 年、国内特許を取得。現在、日中米欧を含む30か国以上で登録済。
・ 2015 年、宮城県白石市に年産 6,000 トンの LIMEX を製造する第一工場を建設。
・ 2016 年、米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャル
インパクトアワード』を受賞。
・ 2017 年、「第7回日米イノベーションアワード」において『イノベーション・ショーケース』を受賞。
・ 2018 年、COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加。
・ 2019 年、経済産業省・環境省による「G20 持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」における「G20イノベーション展」に出展。
[ 紙の代替として ]
・ 通常、普通紙1トン生産する場合、樹木を約 20 本、水を約85トン使うが、LIMEX は原料に木や水を使
用せず、石灰石 0.6〜0.8 トンとポリオレフィン約 0.2〜0.4 トンから LIMEX の紙代替製品(LIMEXシート)
1トンを生産可能。
※国内の製紙業界においては、単に伐採するだけでなく海外で植林活動を実施。
※使用済みの LIMEX の紙代替製品を廃棄する場合は可燃ごみ扱い。(古紙回収に出さない)
[ プラスチックの代替として ]
・ 従来のプラスチックの原料は石油由来樹脂 100%であるが、LIMEX では主原料が石灰石であり、石油由来樹脂
の使用量を大きく削減可能。
・ LIMEXは、石灰石を主原料に石油由来樹脂と構成されているが、石油由来樹脂を100%バイオ由来の素材に置きかえたBio LIMEX製品を発表(袋の代替製品)。
・ 単価の安い石灰石を主原料とすることで価格競争力を有する。
・ LIMEX の印刷物等のリサイクル材から、LIMEX 製のプラスチック成型品(LIMEXペレットを加工)を製造する
ことが可能。(LIMEXのアップサイクル)
[ 資源としての石灰石の埋蔵量 ]
・ 日本でも 100%自給自足できる資源。世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵。
■ 株式会社TBM
代表取締役CEO :山崎 敦義
本社 :東京都中央区銀座 2-7-17-6F
設立 :2011 年
資本金 :107 億 4,480 万円(資本準備金含む)/ 2019 年 2月時点
事業内容 :LIMEX 及び LIMEX 製品の開発・製造・販売
URL :https://tb-m.com/
*本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発・製造・販売する株式会社TBM(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:山崎敦義、以下TBM)は、2019年8月26日に宮城県多賀城市に国内第二プラントとなる「多賀城工場」を着工したことを発表致します。本工場は、LIMEX事業のグローバル展開のモデルとなる量産工場です。多賀城工場の完成によりLIMEXの国内生産量を大幅に向上させ、LIMEXシートを用いた紙やプラスチックの代替製品を普及させて参ります。また、2020年冬の稼働開始に向けて今年から宮城県内での採用活動を強化し、地元雇用による生産体制の構築を目指します。さらに、TBMの県内での活動の情報発信を目的とした「Bridge for 2020」プロジェクトを発足させ、地元との連携を強化し、東北エリアへのLIMEX製品のセールス強化も取り組んで参ります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/16815/83/resize/d16815-83-616840-0.jpg ]
■ 背景
持続可能な開発目標(SDGs)やプラスチック問題の課題解決に向けて、企業の対応が求められています。TBMは2015年に経済産業省の支援を受けて、新素材LIMEX を生産する第一号プラント(宮城県白石市)を完成。シリコンバレーの3大アクセラレーターの1つである、Plug and Play において年間を通して「世の中に最も社会的影響を与える企業-ソーシャルインパクトアワード-を受賞。LIMEX 製品の実用化に向けて大手事業会社との共同開発やパートナーシップを強化し、4,500社を超える企業にLIMEX製品を導入いただいています。紙の代替の導入事例としては、「吉野家」や「いきなり!ステーキ」、「スシロー」など全国の飲食店でのメニュー表に採用、東京マラソンで配布された公式マップ、Brussels SDG Summitの公式冊子、野村総合研究所のサステナビリティブックなど企画印刷物で採用が進んでいます。また、世界各地でプラスチック規制が高まる中、プラスチック袋の代替素材として、石灰石を主原料にした「LIMEX Bag」は、G20の大阪サミットのごみ袋で採用される他、全国のアパレル店舗の袋(ショッパー)や自治体のイベント時の袋として導入も進んでいます。なお、昨年12 月、ポーランドで開催されたCOP24(第 24 回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加。本年6月には「G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」の「G20 イノベーション展」へ「LIMEX Bag」を出展いたしました。現在、LIMEXは、世界中から500 件以上の引き合いを頂くなど注目を集めています。
■ 国内第二プラント「多賀城工場」概要
TBMは、2019年8月26日に、LIMEXの量産専用プラントとなる多賀城工場を着工致しました。工場の建設に際しては、2015年に経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択され、多賀城市と立地協定を行い、同市が復興牽引拠点と位置付けている「さんみらい多賀城・復興団地(一本柳工業団地)」内に、敷地面積27,500m²の用地を確保致しました。多賀城工場では、復興支援の一助となるべく工場稼働開始時に約60名の地元雇用による生産体制を構築します。また本工場では主にメニュー表やマップなどの印刷物をつくるLIMEXシートの製造を強化し、白石工場の約4倍となる年産約25,000tの生産量を予定しています。さらに、海外からのニーズにも応えるべく、海外への技術輸出に向けたLIMEX量産のモデル工場として製造における技術・システムの確立を目指します。多賀城工場の完成を通じて、国内外でのLIMEX事業を加速させ、エコロジーとエコノミーが両立する循環型社会への移行を目指す取り組みを推進して参ります。
(地鎮祭の様子)
[画像2: https://prtimes.jp/i/16815/83/resize/d16815-83-724409-3.jpg ]
[多賀城工場 概要]
・所在地|宮城県多賀城市さんみらい多賀城・復興団地
・敷地面積|27,500平方メートル
・建物床面積|7,736平方メートル
・生産量|年間約25,000t
・稼働開始月|2020年冬(予定)
■「Bridge for 2020」プロジェクト
TBMは、宮城県白石市に国内第一プラントの完成を契機にLIMEXの開発・製造・販売を強化し、2018年に実施された日本経済新聞 「NEXTユニコーン調査」で、国内未上場の評価額4位、研究開発型として1位にランクインしました。この度、多賀城工場の着工を契機に、宮城から世界へ、持続可能な未来に橋を架けるべく、「Bridge for 2020」プロジェクトを発足致しました。宮城エリアでのTBMの活動及びLIMEX製品の導入に関する情報発信を通じて地元との連携を強化して参ります。また、1年後の未来に橋を架けるメンバーの輪を広げるべく、名刺型の招待カードからプロジェクトサイトにアクセスし、工場完成式典への参加応募も可能です。右記のQRコードから奮ってご参加の程、宜しくお願いします。
[画像3: https://prtimes.jp/i/16815/83/resize/d16815-83-132742-4.jpg ]
・「Bridge for 2020」プロジェクトサイト
http://bridge2020.tb-m.com/
■ 新素材「LIMEX(ライメックス)」について
[ LIMEXとは ]
・ LIMEXは炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合材料であり、日本発の新素材。
・ 2013 年、経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択。
・ 2014 年、国内特許を取得。現在、日中米欧を含む30か国以上で登録済。
・ 2015 年、宮城県白石市に年産 6,000 トンの LIMEX を製造する第一工場を建設。
・ 2016 年、米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャル
インパクトアワード』を受賞。
・ 2017 年、「第7回日米イノベーションアワード」において『イノベーション・ショーケース』を受賞。
・ 2018 年、COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加。
・ 2019 年、経済産業省・環境省による「G20 持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」における「G20イノベーション展」に出展。
[ 紙の代替として ]
・ 通常、普通紙1トン生産する場合、樹木を約 20 本、水を約85トン使うが、LIMEX は原料に木や水を使
用せず、石灰石 0.6〜0.8 トンとポリオレフィン約 0.2〜0.4 トンから LIMEX の紙代替製品(LIMEXシート)
1トンを生産可能。
※国内の製紙業界においては、単に伐採するだけでなく海外で植林活動を実施。
※使用済みの LIMEX の紙代替製品を廃棄する場合は可燃ごみ扱い。(古紙回収に出さない)
[ プラスチックの代替として ]
・ 従来のプラスチックの原料は石油由来樹脂 100%であるが、LIMEX では主原料が石灰石であり、石油由来樹脂
の使用量を大きく削減可能。
・ LIMEXは、石灰石を主原料に石油由来樹脂と構成されているが、石油由来樹脂を100%バイオ由来の素材に置きかえたBio LIMEX製品を発表(袋の代替製品)。
・ 単価の安い石灰石を主原料とすることで価格競争力を有する。
・ LIMEX の印刷物等のリサイクル材から、LIMEX 製のプラスチック成型品(LIMEXペレットを加工)を製造する
ことが可能。(LIMEXのアップサイクル)
[ 資源としての石灰石の埋蔵量 ]
・ 日本でも 100%自給自足できる資源。世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵。
■ 株式会社TBM
代表取締役CEO :山崎 敦義
本社 :東京都中央区銀座 2-7-17-6F
設立 :2011 年
資本金 :107 億 4,480 万円(資本準備金含む)/ 2019 年 2月時点
事業内容 :LIMEX 及び LIMEX 製品の開発・製造・販売
URL :https://tb-m.com/
*本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。