オン・セミコンダクター、CES 2020で長距離および車室内の画像処理と検出技術を実演
[19/12/23]
提供元:PRTIMES
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最新のLiDAR技術により、光子検出効率(PDE)と画像解像度の性能を大幅に向上
[画像: https://prtimes.jp/i/35474/84/resize/d35474-84-392446-0.jpg ]
高効率エネルギーへのイノベーションを推進するオン・セミコンダクター(本社 米国アリゾナ州フェニックス、Nasdaq: ON)は、CES 2020において、同社の車載ソリューションにおける最先端のLiDARテクノロジーに注力した展示・実演を行います。オン・セミコンダクターは、LiDAR用検出器のリーディングカンパニーとして認知されており、短距離、中距離、および長距離 LiDARアプリケーション用に設計された、業界初の高解像度かつ広い視野(FoV)の単一光子アバランシェダイオード(Single Photon avalanche diode: SPAD)アレイファミリをデモ展示します。
SPADアレイとは、シーンのモノクロマティックイメージと深度マップを同時に生成する低照度光子検出機で、飛行時間(Time-of-Flight、ToF)アプリケーションに最適です。この技術の低密度バージョンは、民生アプリケーションで使用されていますが、2メートル超の距離では機能せず、また明るい照明条件では十分な信頼性を実現できません。オン・セミコンダクターの新しいデバイスは、高い柔軟性を持っており、スキャンやフラッシュなどToF用の様々なシーン照明アーキテクチャで使用できます。CES 2020では、この新技術を採用した評価キットを展示する予定です。
オン・セミコンダクターの、SPADベースのシリコンフォトマルチプライヤ(silicon photomultiplier: SiPM)技術は、アバランシェフォトダイオード(avalanche photodiode、APD)のような旧来の検出器に比べ、単一光子感度、高ゲインと高い光子検出効率、および高い製造均一性により、LiDAR業界で広く採用されている検出器です。CES 2020では、複数のLiDARセンサメーカーが、オン・セミコンダクターのSiPM検出器によって実現した製品を紹介する予定で、その中にはCESイノベーション賞を受賞したRoboSense社のRS-LiDAR-M1も含まれます。
RoboSense 社の共同パートナーであり、バイスプレジデントを務めるLeilei Shinohara博士は次のように述べています。、「CES 2020の賞を受賞したRS-LiDAR-M1は、車載品質に適合した設計において、優れた範囲、制度、市場をリードする価格性能比を提供します。当社はオン・セミコンダクターと協力し、RDシリーズのSiPMファミリーを活用することで、従来のLiDARメーカが提供する、古いAPDテクノロジーと機械的スキャンアーキテクチャを用いた性能をすぐに超えました。オン・セミコンダクターのSiPM検出器技術により、望ましいLiDAR性能を実現しました」
オン・セミコンダクターの、インテリジェントセンシンググループSensL部門でバイスプレジデントを務めるウェイド・アペルマン(Wade Appelman)は次のように述べています。「SiPMは、近赤外線(NIR)、905nmの波長で、ソリッドステイトLiDARシステムのAPDを急速に置き換えています。当社の最新AEC-Q101認定済のRシリーズ検出器で設計したLiDARパートナーが、市場で認められていることを嬉しく思います。 これは、15%の光子検出効率(photon detection efficiency、PDE)により市場をリードしているからです」
CES 2020では、車載イメージング技術の包括的なラインナップを完備する、他の数多くのデモを展示します。これには、RGB/NIR+モードで低照度および霧環境で動作する、先進運転支援システム(ADAS)向けの8.3MP車載イメージセンサ、新興のロボットタクシー市場のニーズへの対応を目的としたドライバおよび搭乗者者モニタ用の12MPイメージセンサが含まれます。テーブル上のレーストラックでは、HDR設定でのセンサのグローバルシャッタとローリングシャッタの性能のデモを実施します。
また、1個のセンサで長距離と短距離の両方の運用を可能にする、ADAS用の新しいマルチモーダルレーダ機能であるMIMO+も紹介します。このデモの中心は、オン・セミコンダクターの高性能レーダーmmICで、人や物体など検出されたターゲットの範囲、速度、角度を表示します。
車室内モニタは、セーフティアプリケーションとして重要度が高まっており、2.3MP RGB‐IRセンサを用いてそのソリューションを示します。このソリューションは、昼間のカラー画像と、夜間のNIR照明によるモノクロ画像を生成します。このデモでは、感情を認識する能力を含む身体動作分析と表情分析の両方の追跡を実演する予定です。
CES 2020で予定しているADAS/自動運転、車両電動化、IoT、産業&クラウドパワーのすべてのデモの詳細は、http:www.onsemi.com/ces2020をご覧ください。
デモンストレーションはオン・セミコンダクターのデモルーム(Venetian/Sandsコンベンションセンター内、Murrano 3302)でご紹介します。デモルームへの参加ご希望者は、メールでスケジュールをご相談ください (英文のみ。CESEvent@onsemi.com)。
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オン・セミコンダクターについて
オン・セミコンダクター(Nasdaq: ON)は、お客様にグローバルな省エネルギーを実現していただけるよう、高効率エネルギーへのイノベーションをリードしてまいります。オン・セミコンダクターは半導体をベースにしたソリューションのリーディング・サプライヤーで、エネルギー効率の高い、電力管理、アナログ、センサ、ロジック、タイミング、コネクティビティ、ディスクリート、SoCおよびカスタム・デバイスの包括的なポートフォリオを提供しています。オン・セミコンダクターの製品は、自動車、通信、コンピューティング、民生機器、産業用機器、医療機器、航空宇宙、防衛のアプリケーションにおける特有な設計上の課題を解決します。オン・セミコンダクターは、北米、ヨーロッパ、およびアジア太平洋地域の主要市場で、製造工場、営業所、デザイン・センターのネットワークを運営しています。迅速な対応、信頼性、世界クラスのサプライチェーンと品質保証プログラム、厳格な企業倫理とコンプライアンスを備え、お客様のご要望にお応えしていきます。詳細については、http://www.onsemi.jpをご覧ください。
• Twitterで @onsemi_jp をフォローしてください。
オン・セミコンダクターおよびオン・セミコンダクターのロゴは、Semiconductor Components Industries, LLCの登録商標です。本ドキュメントに記載されている、それ以外のブランド名および製品名はすべて、各所有者の登録商標または商標です。オン・セミコンダクターは、本ニュースリリースで同社Webサイトを参照していますが、Webサイト上の情報はここには記載されていません。
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高効率エネルギーへのイノベーションを推進するオン・セミコンダクター(本社 米国アリゾナ州フェニックス、Nasdaq: ON)は、CES 2020において、同社の車載ソリューションにおける最先端のLiDARテクノロジーに注力した展示・実演を行います。オン・セミコンダクターは、LiDAR用検出器のリーディングカンパニーとして認知されており、短距離、中距離、および長距離 LiDARアプリケーション用に設計された、業界初の高解像度かつ広い視野(FoV)の単一光子アバランシェダイオード(Single Photon avalanche diode: SPAD)アレイファミリをデモ展示します。
SPADアレイとは、シーンのモノクロマティックイメージと深度マップを同時に生成する低照度光子検出機で、飛行時間(Time-of-Flight、ToF)アプリケーションに最適です。この技術の低密度バージョンは、民生アプリケーションで使用されていますが、2メートル超の距離では機能せず、また明るい照明条件では十分な信頼性を実現できません。オン・セミコンダクターの新しいデバイスは、高い柔軟性を持っており、スキャンやフラッシュなどToF用の様々なシーン照明アーキテクチャで使用できます。CES 2020では、この新技術を採用した評価キットを展示する予定です。
オン・セミコンダクターの、SPADベースのシリコンフォトマルチプライヤ(silicon photomultiplier: SiPM)技術は、アバランシェフォトダイオード(avalanche photodiode、APD)のような旧来の検出器に比べ、単一光子感度、高ゲインと高い光子検出効率、および高い製造均一性により、LiDAR業界で広く採用されている検出器です。CES 2020では、複数のLiDARセンサメーカーが、オン・セミコンダクターのSiPM検出器によって実現した製品を紹介する予定で、その中にはCESイノベーション賞を受賞したRoboSense社のRS-LiDAR-M1も含まれます。
RoboSense 社の共同パートナーであり、バイスプレジデントを務めるLeilei Shinohara博士は次のように述べています。、「CES 2020の賞を受賞したRS-LiDAR-M1は、車載品質に適合した設計において、優れた範囲、制度、市場をリードする価格性能比を提供します。当社はオン・セミコンダクターと協力し、RDシリーズのSiPMファミリーを活用することで、従来のLiDARメーカが提供する、古いAPDテクノロジーと機械的スキャンアーキテクチャを用いた性能をすぐに超えました。オン・セミコンダクターのSiPM検出器技術により、望ましいLiDAR性能を実現しました」
オン・セミコンダクターの、インテリジェントセンシンググループSensL部門でバイスプレジデントを務めるウェイド・アペルマン(Wade Appelman)は次のように述べています。「SiPMは、近赤外線(NIR)、905nmの波長で、ソリッドステイトLiDARシステムのAPDを急速に置き換えています。当社の最新AEC-Q101認定済のRシリーズ検出器で設計したLiDARパートナーが、市場で認められていることを嬉しく思います。 これは、15%の光子検出効率(photon detection efficiency、PDE)により市場をリードしているからです」
CES 2020では、車載イメージング技術の包括的なラインナップを完備する、他の数多くのデモを展示します。これには、RGB/NIR+モードで低照度および霧環境で動作する、先進運転支援システム(ADAS)向けの8.3MP車載イメージセンサ、新興のロボットタクシー市場のニーズへの対応を目的としたドライバおよび搭乗者者モニタ用の12MPイメージセンサが含まれます。テーブル上のレーストラックでは、HDR設定でのセンサのグローバルシャッタとローリングシャッタの性能のデモを実施します。
また、1個のセンサで長距離と短距離の両方の運用を可能にする、ADAS用の新しいマルチモーダルレーダ機能であるMIMO+も紹介します。このデモの中心は、オン・セミコンダクターの高性能レーダーmmICで、人や物体など検出されたターゲットの範囲、速度、角度を表示します。
車室内モニタは、セーフティアプリケーションとして重要度が高まっており、2.3MP RGB‐IRセンサを用いてそのソリューションを示します。このソリューションは、昼間のカラー画像と、夜間のNIR照明によるモノクロ画像を生成します。このデモでは、感情を認識する能力を含む身体動作分析と表情分析の両方の追跡を実演する予定です。
CES 2020で予定しているADAS/自動運転、車両電動化、IoT、産業&クラウドパワーのすべてのデモの詳細は、http:www.onsemi.com/ces2020をご覧ください。
デモンストレーションはオン・セミコンダクターのデモルーム(Venetian/Sandsコンベンションセンター内、Murrano 3302)でご紹介します。デモルームへの参加ご希望者は、メールでスケジュールをご相談ください (英文のみ。CESEvent@onsemi.com)。
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オン・セミコンダクターについて
オン・セミコンダクター(Nasdaq: ON)は、お客様にグローバルな省エネルギーを実現していただけるよう、高効率エネルギーへのイノベーションをリードしてまいります。オン・セミコンダクターは半導体をベースにしたソリューションのリーディング・サプライヤーで、エネルギー効率の高い、電力管理、アナログ、センサ、ロジック、タイミング、コネクティビティ、ディスクリート、SoCおよびカスタム・デバイスの包括的なポートフォリオを提供しています。オン・セミコンダクターの製品は、自動車、通信、コンピューティング、民生機器、産業用機器、医療機器、航空宇宙、防衛のアプリケーションにおける特有な設計上の課題を解決します。オン・セミコンダクターは、北米、ヨーロッパ、およびアジア太平洋地域の主要市場で、製造工場、営業所、デザイン・センターのネットワークを運営しています。迅速な対応、信頼性、世界クラスのサプライチェーンと品質保証プログラム、厳格な企業倫理とコンプライアンスを備え、お客様のご要望にお応えしていきます。詳細については、http://www.onsemi.jpをご覧ください。
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オン・セミコンダクターおよびオン・セミコンダクターのロゴは、Semiconductor Components Industries, LLCの登録商標です。本ドキュメントに記載されている、それ以外のブランド名および製品名はすべて、各所有者の登録商標または商標です。オン・セミコンダクターは、本ニュースリリースで同社Webサイトを参照していますが、Webサイト上の情報はここには記載されていません。