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第一線で活躍する建築家が選ぶ、優れた建築を生み出すことに貢献しうる建材・設備製品「みらいのたね賞」10製品と「ゲスト選考賞」1製品を決定!

住宅・建築関連専門展示会「Japan Home&Building Show 2023」で表彰・展示

 日本最大級の住宅・建築関連専門展示会「Japan Home&Building Show 2023」(2023年11月15日〜17日、東京ビッグサイト)を主催する一般社団法人日本能率協会(JMA、会長:中村正己)は、同展の開催を前に、優れた建築を生み出すことに貢献しうる優れた製品、未来への布石となる製品に贈られる「みらいのたね賞」10製品と「ゲスト選考賞」1製品を決定しました。

 同賞は「Japan Home&Building Show」の公式アワードで、建築分野で活躍する選考員が、毎年、同展の出展製品を対象に、テーマに基づき優れた建材・設備製品を選出しています。

 7回目となる今年は、ゲスト選考員として西田 司氏(オンデザイン/東京理科大学) を迎え、「スモールイノベーション」をテーマに、「Japan Home&Building Show 2023」の出展製品約300点の中から「みらいのたね賞」10製品を決定しました。「ゲスト選考賞」はゲスト選考員が注目する1製品を決定しました。




 今回受賞した製品は、「Japan Home&Building Show 2023」の各受賞企業ブースに展示されます。
 11月16日には、選考員による選評や建材を主としたトークセッションを実施。選考員らとともに受賞企業のブースを巡る「みらいのたね賞ツアー」も毎日開催します。

 実施スケジュールなどの詳細は、「Japan Home&Building Show 2023」公式サイトにてご案内いたします(https://www.jma.or.jp/homeshow/)。なお、本展をご取材につきましては7ページの詳細をご確認いただければ幸いです。

■「みらいのたね賞」受賞製品(順不同) ※3〜6ページで製品詳細、選評を紹介
[画像1: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-41198c5917bceea316a2-0.png ]

■「ゲスト選考賞」受賞製品 ※6ページで製品詳細、選評を紹介
[画像2: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-07815a516b34d5b9284c-0.png ]

「みらいのたね賞」概要


 「みらいのたね賞」は、建築家が選ぶ、優れた建築を生み出すことに貢献しうる優れた製品、未来への布石となる製品に贈られる賞です。一般社団法人HEADが開催してきた「HEADベストセレクション賞」を継承して、一般社団法人日本能率協会が「Japan Home&Building Show」の公式アワードとして2017年にスタートさせ、今年で7回目を迎えます。
 毎年ゲスト選考員を迎え、出展製品の中からテーマに基づき、約10製品を選定、表彰しています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-cae35d12cc359f244254-2.png ]

1.選考員


ゲスト選考員
[画像4: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-b936966fa815906c1692-3.png ]

オンデザイン
東京理科大学 准教授
西田 司氏

1976年 神奈川県生まれ。使い手の想像力を対話型手法で引き上げ、住宅からパブリックスペースまで
どの規模でもオープンでフラットな設計を実践する設計事務所オンデザイン創業者。
都市や建築における人の集まる場の実験やコミュニケーションの可能性を探る実践をおこなっている。
主な仕事として「ヨコハマアパートメント」(JIA新人賞、ベネチアビエンナーレ審査員特別表彰)、「湘南港江ノ島ヨットハウス」(日本建築学会作品選奨)、復興まちづくり「ISHINOMAKI 2.0」、プロ野球球団DeNAベイスターズが仕掛けるまちづくり「THE BAYSとコミュニティボールパーク化構想」、「街のような国際学生寮」(日本空間デザイン賞 金賞)、「Tokyo Midori Labo」など。

選考員
[画像5: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-d1f521b615b7af6dd80e-3.png ]

ビルディングランドスケープ
共同主宰 芝浦工業大学
建築学部建築学科 教授

山代 悟氏
1969年 島根県生まれ、1995年 東京大学大学院修士課程修了。1995-2002年 槇総合計画事務所、2002年 ビルディングランドスケープ設立 共同主宰。2002年-2007年 東京大学大学院建築学専攻 助手、2007年-2009年 東京大学大学院建築学専攻 助教、2010年-2018年 大連理工大学 建築与芸術学院 客座教授、2017年-2018年 芝浦工業大学建築学部建築学科 特任教授、2018年- 芝浦工業大学建築学部建築学科 教授、「Slanting CAVE」で2007年東京建築賞 第33回建築作品コンクール 戸建住宅部門 最優秀賞、「みやむら動物病院」で2016年第19回木材活用コンクール 林野庁長官賞、2017年東京建築賞一般一類 優秀賞、2019年(平成30年)ウッドシティTOKYOモデル建築賞 最優秀賞、「甲佐町住まいの復興拠点施設」でプロポーザル最優秀賞など。
[画像6: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-f4c816daef63cad8b4d2-3.png ]

山本想太郎設計アトリエ
代表
山本 想太郎 氏

1966年東京生まれ。1991年早稲田大学大学院修了。1991〜2003年坂倉建築研究所勤務。2004年山本想太郎設計アトリエ設立。現在、東洋大学・工学院大学・芝浦工業大学 非常勤講師。日本建築家協会デザイン部会長。HEAD研究会理事。主な建築作品として、南洋堂ルーフラウンジ、日本橋大伝馬町プラザビル、来迎寺本堂・庫裏、妻有田中文男文庫、越後妻有清津倉庫美術館など。主な著書・訳書として、『現代住居コンセプション』(共著、INAX出版)、『建築家を知る/建築家になる』(王国社)、『イラスト解剖図鑑 世界の遺跡と名建築』(監修・訳)など。主な受賞歴として、オーストラリア建築家協会賞、AACA賞、東京建築賞など。

2.選考方法


 みらいのたね賞は「スモールイノベーション」をテーマに、「Japan Home&Building Show 2023」出展製品約300点の中から、1次選考で選考員が34点に絞り、ゲスト選考員を加えた最終選考で10点を決定しました。ゲスト選考賞はゲスト選考員の注目する1製品を決定しました。

3.「みらいのたね賞」受賞製品 (※順不同)


「リフトロックキャスター」 
株式会社石黒製作所 (ブース番号:1-B01)
[画像7: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-ff894131adb4a06f0e99-6.png ]

「試作を重ね、数年がかりで誕生した「リフトロックキャスター」は、弊社オリジナルのキャスターです。
取付ボルトと同軸に降下するポリウレタン製ストップパッドを装備。車輪ではなく本体を固定するので、グラつきません。フリーロール付で車輪の向きを変えずに高さ調整が可能。通常タイプの他に、ビックレバータイプ、Φ60の大型径タイプ、細い脚の家具に対応したスリムタイプも仲間入り!」

【選評】
キャスターがリフトロックされるだけで、こんなにもストッパーとしての使い勝手が良くなるかということを、目から鱗のように感じた製品。テーブル等の足の重心の位置にリフトロックのレバーとストップパッドがくるようキャスターがデザインされており、リフトロックされるとタイヤが浮くことで安定状態を保持できる機構は、まさにスモールイノベーション。アジャスターの使い勝手の良さも含めてユーザーへの心配りが素晴らしい。(西田司)

「リノベライナー工法」
いずみテクノス株式会社 (ブース番号:2-E19)
[画像8: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-d7ba7adaff2f81abee89-6.png ]

「リノベライナー工法」は、埋設された排水管の更生に最適な工法です。形状記憶型の硬質塩ビ管が、高熱の蒸気で円筒状に戻り、管内部にピッタリ密着。新しく高品質・高耐久な管を形成します。更生管の内径は塩化ビニル樹脂の肉厚分だけ縮小しますが、塩化ビニル樹脂は平滑性が高いため流下性能は低下しません。リノベライナー工法は、地面を掘り返さない非開削工法なので、施工がスピーディーで工期短縮とコストの削減が図れます。
 
【選評】
縮小社会が叫ばれる中でも人々のくらしを安全で豊かなものにするためには、建設ストックを活かし、使い続けることが重要である。そのためには建築本体だけでなく、設備配管などのインフラを使い続けるこの工法のような技術が重要となる。団地敷地内の排水管などに、形状記憶性を持つ硬質塩化ビニル管を通し、蒸気で加熱して形状を大きく戻し既存配管に密着させることで配管を甦らせるユニークなものである。配管の交換のための地面を掘り返す必要がないため工期が短縮され、住民の利便性も向上するこの技術は、設備の更新工事を多く手がける企業と、素材メーカーの協力で生まれたものであり、協業がイノベーションを生む好例であると言える。(山代悟) 

「ZIPcurtain(R) W」 
株式会社SHY (ブース番号:1-K16)
[画像9: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-61871b45fb54b80bc490-6.png ]

ZIPcurtain(R) Wは操作音がとても静かなダブル仕様のカーテンレールです。ファスナーを使った新技術のランナーを使用。従来のカーテンレールに比べ、操作音を大幅に軽減。昨年グッドデザイン賞を受賞しましたZIPcurtainの進化版で、1本のカーテンレールでカーテンをダブル仕様にできます。病院や図書館等のカーテンの操作音が気になる場所に最適です。空間デザイン・リフォームにもご利用ください。

【選評】
カーテンの開け閉めの音は意外と大きいが、このカーテンレールはそれをほぼ「無音」にする。併せて薄いレール寸法とフラットでシンプルな形状は、カーテンボックスを設ける納まりのハードルを低くするだろう。それらが意味するものは、カーテンを設置する場所や状況の自由度が格段に増すということである。窓だけでなく、室内の間仕切りや目隠しとして、あらゆる建具と比較しても最も軽く、静音性が高い開閉装置を、このカーテンレールによってつくることができる。読書スペースや作業室、病室など静かさが求められる環境や、自然音や音楽を楽しむ空間のための「音のデザイン」においても、重要な役割を果たしうるだろう。性能、デザイン、そして空間に与える可能性という点で、非常に優れた製品である。(山本想太郎)


「囲柱ラーメン木構造」
有限会社ライン工業(岐阜県木材協同組合連合会ブース内)(ブース番号:1-U16)
[画像10: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-5278836034f5491b7c3c-9.png ]

一般流通スケール(120角)のヒノキ製材4本を専用金物で締結し、座屈に強く、強靭な「囲柱」を形成します。柱頭仕口ならびに柱脚の剛性をバランス良く上げ、耐力壁に頼らない木質ラーメンを構成、梁継手を鉄骨造のようにブラケット形式にし、力学的合理性と施工性・意匠性を併せもちます。
連続した大開口・大空間が、木造で可能となり、事務所・商業施設・コミュニティ施設等に採用されれば、人の営みを豊かにしていきます。

【選評】
中大規模木造建築の先進的な取り組みは増えているが、依然として非住宅の分野においては、一階建、二階建てであっても鉄骨造などでつくられるケースが大半である。これは生産や施工技術の問題もあるが、設計者が対応できていない部分も大きい。この製品のようにシステム化され、評定も取得した工法が増えることで、中大規模木造建築が取り組みやすくなる意味は大きい。一般流通材を金物で繋いで隙間のある囲い柱とする構造形式もユニークであり、梁との接合も合理的である。開発者は鉄工所であるが、異業種が木造の世界に進出することで革新が生まれる可能性を感じることができる。(山代悟)


「HIROMA」 
クリナップ株式会社(ブース番号:2-H11)
[画像11: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-6cdb1e0c8189c865a2e9-9.png ]

HIROMAは、キッチンメーカークリナップと、家具メーカー飛騨産業がコラボレーションした新しい考え方の「テーブルキッチン」です。間取りに暮らしを合わせるのではなく、暮らし方に合わせてフレキシブルに発想。「家事は省力化し、無理をしない暮らし方」といった現代のライフスタイルに合わせ、リビング・ダイニング・キッチンそれぞれの要素・機能をバラバラにして、合理的に再構築した空間を。そんな思いで誕生しました。


【選評】
キッチンメーカーと老舗家具メーカーである飛騨産業がタッグを組みリリースした本提案は、機能性と居住性のデザインが素晴らしい。家具を買うようにキッチンを選ぶ時代が来ており、HIROMAのラインナップを見ると、ワゴン収納やチェアなど、キッチン周囲にあるダイニング家具も一体でブランディングされており、世界観を空間に展開できるのが良い。キッチンという機能が、場所として、空間としてデザインされていくと、ダイニング・リビング・アウトドアと水平展開していく未来までも想像してしまう。(西田司)


「2段筋かい 新・つくば耐力壁」 
株式会社タナカ(ブース番号:1-J12)
[画像12: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-abd6d05d25ee154154c6-9.png ]

 新・つくば耐力壁は壁幅(450mm・455mm・500mm)で運用できる狭小耐力壁です。許容応力度計算をすることで、一般的な壁と同等以上の耐力(相当壁倍率:4.13倍/m〜6.91倍/m)が確保できます。プランニングの自由度と空間設計の可能性を拡げ、大開口や壁の少ないリビングの演出、狭小敷地でも余裕をもったガレージなどが実現できます。筋かい耐力壁ですので取り付けも簡単で、初めての職人さんでも迷わずに施工ができます。

【選評】
450幅で効く木造用耐震壁は、住宅スケールの木造を設計する際に、とても重宝するスモールイノベーションである。住宅の家具や収納のスケールとも一致し、インテリアデザインとの相性も抜群に良い。二重壁にして倍の強度をだしたり、450幅の壁柱として鉄骨やR Cのラーメン構造の柱のような見た目にして使用することも構造デザインの展開としており、今後の空間デザインが楽しみだ。タナカからは、金物と筋かい材の供給だけで、許容応力度計算により従来の軸組に適用できるのも魅力である。(西田司)


「ボルトラス」
ポラテック株式会社(ブース番号:1-E04)
[画像13: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-9e4aa374e6b6e189dc97-12.png ]

一般的な木造トラスは複雑な木材加工が必要となり、納期・工期に影響が出てしまうケースがあり、木造の大空間は難しいと判断されるケースも多くありました。「ボルトラス」は従来の木造トラスと違い、引張材にボルトを使用することで合理化かつ標準化したトラスを構成しています。一般流通材の長さ・大きさの梁、オリジナルの金物と自由設計で、安全かつスピーディーに大空間の実現をすることができます。


【選評】
これまで鉄骨造の採用が大半であったスパンの大きな空間であっても、木造を検討したいという案件は増えている。トラス形式を採用すれば設計は可能であるが、木造で行う場合、材の種類、樹種、強度、断面、そこで用いる接合金物の選択など選択肢は多く、その組み合わせは膨大である。それらをシステム化し、個別の案件に応じた設計支援と製造をパッケージ化することは、設計者の後押しとなり、中大規模木造の採用事例を増やすことにつながるだろう。引っ張り材など木材を採用する際に接合部の設計や施工の難易度が上がる部分にボルトを採用したり、ビス貫通式の鋼板金物接合とするなど、木材と金属のそれぞれの良さを活かした組み合わせも好ましい。(山代悟)


「堀商店建具金物kuroシリーズ」
合資会社堀商店(ブース番号:2-K14)
[画像14: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-9bc74a03b6dd556d7e57-12.png ]

一部商品で展開していた黒クローム仕上げに新しいラインナップを追加しました。
ロングセラーのレバーハンドルをはじめ、ドアノブ、建具金物、窓・家具金物に新登場。 真鍮やステンレスの素材に施す堀商店の黒クロームメッキはツヤのないマットブラックの質感で 和洋問わずご使用いただけます。    
その他にも真鍮つや消しの[soji]、ショットブラストシルバーの[suna]も同時発売予定。


【選評】


明治23年創業という歴史のある同社の金属製品は、機構の信頼性とフォルムの美しさを兼ね備えたものであり、特に建具金物は愛用する建築家も多い。また有難いのは仕上げバリエーションが豊富なことであり、10数種類の金属らしい上質な仕上げが、レバーハンドルだけでなく、丁番やステーなどのパーツにも共通でラインナップされている。今回ラインナップが増えたという「黒クローム」色も深みのある美しさである。シンプルで洗練された形状と色調の自由度は、空間の「異物」となりがちな建具金物を穏やかにその場に融合させる。そのような建築との関係性により空間デザインに可能性を与え続けている建材製品のシリーズとして、高く評価したい。(山本想太郎)


「ころやわ(R)?」
株式会社Magic Shields(ブース番号:1-A16)
[画像15: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-d51a9702d15c22ced47f-14.png ]

「ころやわ?(R)?」は転倒による骨折や頭部外傷リスクを低減するために必要な「衝撃吸収性」と、リハビリや移動時にはしっかりと歩ける「歩行安定性」の両立を実現した、転んだ時だけ衝撃を吸収する新しい床材です。 床材でありながら、椅子やベッドからの転落、車椅子への移乗時や歩行からの転倒時には大きく床が沈み込み、衝撃を吸収。「転ばせないための対策」から「転んでも骨折や外傷リスクを低減する環境づくり」を実現。

【選評】


バリアフリー対応の床材には、杖や車椅子の使用時に床面がへこまない「硬さ」と、万が一転倒した際に怪我をしにくくするための「柔らかさ」という相矛盾する性能が求められる。この製品はその問題に対する一つの回答として示されたものである。通常は硬い床だが、一定以上の衝撃は柔らかく受け止める、という着想を実現するための裏面形状は、かなりの試行錯誤を経て練り上げられたものと想像される。今後間違いなく重要となっていく生活空間のバリアフリーにおいて、建材製品は一つの性能を追求するだけでなく、多様な要求に同時に応えるという特性を持たなければならない。本製品はその好例だが、これから耐摩耗性、防汚性、意匠性のバリエーション、ケミカルフリーの健康性など、より多面的に進化していくことにも期待したい。(山本想太郎)


「Roof-1(ルーフワン)/ Home-1(ホームワン)」
株式会社モノクローム(ブース番号:2-Y10)
[画像16: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-bcb99134f97033e03f11-14.png ]


Roof-1は未来の屋根です。金属屋根に特殊加工した太陽光セルを組み込むことで、黒色の屋根にしか見えない美しいデザインを実現した、屋根一体型太陽光パネルです。
Home-1は未来のHEMSです。操作は、家の壁に美しく一体化したタッチパネル。太陽光発電や消費電力の状況が一目でわかり、空調や照明などの住宅設備も簡単にコントロールできます。これまでのHEMSと一味違う、毎日を便利にするデザインです。


【選評】
今まで別々であった太陽光パネルと屋根を、金属屋根に太陽光セルを組み込むことで一体化し、屋根にしか見えない、屋根一体型太陽光パネルという画期的な製品。今後新築住宅がZEHになっていく日本において、性能だけでなく、住宅風景を美しくデザインするきっかけとなるイノベーションである。専用アプリで太陽光の発電量だけでなく、家全体の設備ごとのエネルギー量をモニタリングし、家全体でエネルギーを考えるオペレーションデザインも興味深い。デザインとエネルギーのブリッジを考えたこれからの暮らしが楽しみである。(西田司)


4.「ゲスト選考賞」受賞製品


「VanAir / ヴァンエアー」
チャネルオリジナル株式会社(ブース番号:1-E03)
[画像17: https://prtimes.jp/i/16501/100/resize/d16501-100-db3b0fb6f665d26ec9c2-14.png ]

VanAirは、ドアそのものが通気経路となり、かつ防音性能を持つ新発想のプロダクトです。縦方向に設けたスリットによって、部屋上部に溜まりやすいCO2や匂い、湿気を含めた汚染物質を素早く排出します。また、空気が一定方向に安定して流れるため、換気不足になりがちな居室間の換気を常時促すことが可能です。新鮮な空気に満たされ、プライバシーも守られる快適な住まいづくりをサポートいたします。(特許取得製品)


【選評】
家全体の断熱性能と機密性能を高めたパッシブハウスをデザインするにあたり、これまで換気が難しいとされてきた居室の空気環境に対し、内外で位置をずらした縦型スリットにより、優れた防音性能と高い通気性能を両立させたスモールイノベーション。(西田司)


5.「みらいのたねトークセッション」開催概要


・開催日:2023年11月16日(木) 14:10〜15:10
・会場:東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場) 東2ホール内 JHBSステージB
・登壇者:西田司氏、山代悟氏、山本想太郎氏
・申込方法:https://www.jma-exhibition.com/autumn/jp_jhbs/registration_seminar.php
からの事前申込制(無料)

6.「みらいのたね賞 ツアー」開催概要


・開催日:2023年11月15日(水)11:40〜12:40
11月16日(木)15:20〜16:20
11月17日(金)11:00〜12:00
・同行者:西田司氏(16日のみ)、山代悟氏、山本想太郎氏

■詳細プレスリリースは下記からダウンロード可能です。
https://prtimes.jp/a/?f=d16501-100-98f13ba68f2b650ecc64ad4df9dd5dac.pdf
PRTIMESリリースへ
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