フリースケール、アメリカ航空宇宙/防衛市場向けにRFビジネスを拡張
[13/06/12]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
RFパワーのパイオニアが航空宇宙/防衛チームを結成、LDMOS/GaAs/GaN/製品ラインの利点を生かすマルチテクノロジ・アプローチを実現
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ、以下 フリースケール)は、新規や既存の民生用RFパワー/マイクロ波RFデバイスをアメリカの航空宇宙/防衛(A&D)市場に投入することを発表しました。大規模なイニシアチブにより、フリースケール製品が航空宇宙/防衛市場の要件を満たすことを実証します。
フリースケールは、新しいGaN(窒化ガリウム)RFパワー・トランジスタ製品と、優れた実績を誇る既存のLDMOS RFパワー・トランジスタやGaAs(ガリウム砒素)MMIC(モノリシック・マイクロ波集積回路)で構成される400種以上の製品ポートフォリオによって、航空宇宙/防衛アプリケーションを幅広くサポートする予定です。航空宇宙/防衛アプリケーション向けのフリースケール製品は、航空宇宙/防衛市場とその顧客に特化した専門チームによってサポートされます。
フリースケールの上席副社長兼RFディビジョン担当ジェネラル・マネージャであるリトゥ・ファブレは、次のように述べています。「フリースケールは60年以上にわたり、RFパワーの技術革新を牽引してきましたが、このたび、RFパワー・トランジスタ分野のリーダーシップを拡張し、成長著しい航空宇宙/防衛市場にも重点を置くことを決定しました。フリースケールはこれまで、お客様との密接な協業を通じて、比類のない性能、信頼性、堅牢性を兼ね備えつつ費用対効果にも優れたソリューションを開発してきました。今後は、航空宇宙/防衛機器メーカーにも大きなメリットを提供できるでしょう。」
市場調査会社ABI Researchによると、防衛市場(4GHz以下、出力4W以上)をターゲットとしたRFパワー・デバイスの売り上げは、2018年までに世界全体で1億4400万ドル(USD)に達すると見込まれています。
ABI ResearchのRFデバイス担当リサーチ・ディレクターであるLance Wilson氏は、次のように述べています。「フリースケールは、長年にわたり、ワイヤレス基地局向けのRFパワー・デバイス市場において確固たるリーダーの地位を築いてきました。その経験と知識は、航空宇宙/防衛を含む他のRFパワー市場分野に参入する際に大きな力となるでしょう。」
RF部門の技術革新の歴史:今後は航空宇宙/防衛分野にも拡張
フリースケールのRF部門は、前身のモトローラ半導体製品部門時代を含め、RFパワー・トランジスタの開発に関して60年以上にわたる歴史と経験を有しています。最初のデバイスを発表したのは1952年のことでした。それ以来、ワイヤレス基地局向けLDMOS RFパワー・トランジスタの世界的リーダーとなり、現在では年間3000万個以上のデバイスを出荷しています。フリースケールは、社内最終製造工場に加え、RFパワー市場で唯一となるアメリカ拠点のLDMOSデバイス製造工場を維持しています。
フリースケールのAirfast(TM) LDMOSデバイスは、高いリニアリティと広帯域特性を実現し、先進的なプラスチック・パッケージで提供されます。民生用アプリケーション向けに破壊耐量を強化したフリースケールのLDMOS製品は、65:1を超えるインピーダンス不整合(VSWR)に対応し、十分な静電放電(ESD)保護機能を備えているため、航空宇宙/防衛分野の要件にも完全に適合します。フリースケールのLDMOSデバイスは、最大で3GHz以上の周波数範囲、1250WのRF出力を実現します。フリースケールのGaAs MMICデバイスは、5GHz以上のアプリケーションを対象としており、ゲイン・ブロック・アンプ、パワー・アンプ(最大4W)、低ノイズ・アンプ(わずか0.35dBのNF)などが揃っています。2013年下期には、フリースケール初となるGaN RFパワー・トランジスタの出荷を開始する予定です。
航空宇宙/防衛市場に進出するにあたり、これまで培ってきた比類のない経験と世界クラスの技術に加え、この市場に特化した専門のRFチームを新たに結成し、技術やアプリケーションに関するサポートを提供します。フリースケールのRF航空宇宙/防衛チームは、設計エンジニアリングから経営管理まで、RFパワー・トランジスタ部門で30年を超える経験を有する上級技術スタッフが率います。そして、補佐役として、マーケティングや販売、流通に関して40年の経験を有するフリースケールRFパワー部門の前マーケティング・ディレクターが協力します。さらに、マーケティング、プログラム管理、アプリケーション、法規制順守といった領域に関しても、航空宇宙/防衛市場とその顧客に特化した専門チームが結成され、フリースケール製品をサポートします。
航空宇宙/防衛アプリケーション向けに販売される新しい製品は、フリースケールの長期製品供給プログラム(Product Longevity Program)の対象となる予定で、製品リリースから最低15年間の供給体制が保証されます。諸条件の詳細、ならびに利用可能な製品のリストについては、www.freescale.com/productlongevityのWebサイトをご覧ください。
フリースケールの航空宇宙/防衛向け製品の詳細については、www.freescale.com/rfmilitaryのWebサイトをご覧ください。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/jaをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマーク、およびFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
(C)2013Freescale Semiconductor, Inc.
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ、以下 フリースケール)は、新規や既存の民生用RFパワー/マイクロ波RFデバイスをアメリカの航空宇宙/防衛(A&D)市場に投入することを発表しました。大規模なイニシアチブにより、フリースケール製品が航空宇宙/防衛市場の要件を満たすことを実証します。
フリースケールは、新しいGaN(窒化ガリウム)RFパワー・トランジスタ製品と、優れた実績を誇る既存のLDMOS RFパワー・トランジスタやGaAs(ガリウム砒素)MMIC(モノリシック・マイクロ波集積回路)で構成される400種以上の製品ポートフォリオによって、航空宇宙/防衛アプリケーションを幅広くサポートする予定です。航空宇宙/防衛アプリケーション向けのフリースケール製品は、航空宇宙/防衛市場とその顧客に特化した専門チームによってサポートされます。
フリースケールの上席副社長兼RFディビジョン担当ジェネラル・マネージャであるリトゥ・ファブレは、次のように述べています。「フリースケールは60年以上にわたり、RFパワーの技術革新を牽引してきましたが、このたび、RFパワー・トランジスタ分野のリーダーシップを拡張し、成長著しい航空宇宙/防衛市場にも重点を置くことを決定しました。フリースケールはこれまで、お客様との密接な協業を通じて、比類のない性能、信頼性、堅牢性を兼ね備えつつ費用対効果にも優れたソリューションを開発してきました。今後は、航空宇宙/防衛機器メーカーにも大きなメリットを提供できるでしょう。」
市場調査会社ABI Researchによると、防衛市場(4GHz以下、出力4W以上)をターゲットとしたRFパワー・デバイスの売り上げは、2018年までに世界全体で1億4400万ドル(USD)に達すると見込まれています。
ABI ResearchのRFデバイス担当リサーチ・ディレクターであるLance Wilson氏は、次のように述べています。「フリースケールは、長年にわたり、ワイヤレス基地局向けのRFパワー・デバイス市場において確固たるリーダーの地位を築いてきました。その経験と知識は、航空宇宙/防衛を含む他のRFパワー市場分野に参入する際に大きな力となるでしょう。」
RF部門の技術革新の歴史:今後は航空宇宙/防衛分野にも拡張
フリースケールのRF部門は、前身のモトローラ半導体製品部門時代を含め、RFパワー・トランジスタの開発に関して60年以上にわたる歴史と経験を有しています。最初のデバイスを発表したのは1952年のことでした。それ以来、ワイヤレス基地局向けLDMOS RFパワー・トランジスタの世界的リーダーとなり、現在では年間3000万個以上のデバイスを出荷しています。フリースケールは、社内最終製造工場に加え、RFパワー市場で唯一となるアメリカ拠点のLDMOSデバイス製造工場を維持しています。
フリースケールのAirfast(TM) LDMOSデバイスは、高いリニアリティと広帯域特性を実現し、先進的なプラスチック・パッケージで提供されます。民生用アプリケーション向けに破壊耐量を強化したフリースケールのLDMOS製品は、65:1を超えるインピーダンス不整合(VSWR)に対応し、十分な静電放電(ESD)保護機能を備えているため、航空宇宙/防衛分野の要件にも完全に適合します。フリースケールのLDMOSデバイスは、最大で3GHz以上の周波数範囲、1250WのRF出力を実現します。フリースケールのGaAs MMICデバイスは、5GHz以上のアプリケーションを対象としており、ゲイン・ブロック・アンプ、パワー・アンプ(最大4W)、低ノイズ・アンプ(わずか0.35dBのNF)などが揃っています。2013年下期には、フリースケール初となるGaN RFパワー・トランジスタの出荷を開始する予定です。
航空宇宙/防衛市場に進出するにあたり、これまで培ってきた比類のない経験と世界クラスの技術に加え、この市場に特化した専門のRFチームを新たに結成し、技術やアプリケーションに関するサポートを提供します。フリースケールのRF航空宇宙/防衛チームは、設計エンジニアリングから経営管理まで、RFパワー・トランジスタ部門で30年を超える経験を有する上級技術スタッフが率います。そして、補佐役として、マーケティングや販売、流通に関して40年の経験を有するフリースケールRFパワー部門の前マーケティング・ディレクターが協力します。さらに、マーケティング、プログラム管理、アプリケーション、法規制順守といった領域に関しても、航空宇宙/防衛市場とその顧客に特化した専門チームが結成され、フリースケール製品をサポートします。
航空宇宙/防衛アプリケーション向けに販売される新しい製品は、フリースケールの長期製品供給プログラム(Product Longevity Program)の対象となる予定で、製品リリースから最低15年間の供給体制が保証されます。諸条件の詳細、ならびに利用可能な製品のリストについては、www.freescale.com/productlongevityのWebサイトをご覧ください。
フリースケールの航空宇宙/防衛向け製品の詳細については、www.freescale.com/rfmilitaryのWebサイトをご覧ください。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.com/jaをご覧ください。
FreescaleならびにFreescaleのロゴマーク、およびFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
(C)2013Freescale Semiconductor, Inc.