仏洋酒メーカー ペルノ・リカール、POS用使い捨てプラスチック製品廃止の取り組みを加速、2021年までに完全廃止
[20/06/24]
提供元:PRTIMES
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「サステナビリティ・企業の責任に関する2030年までのロードマップ――楽しい時を安心の現場から」の取り組みの一環
ペルノ・リカール(本部:フランス・パリ 会長兼CEO:アレクサンドル・リカール)はこの度、POS(販促品)用使い捨てプラスチック製品1の使用を2021年までに終了することを決定いたしました。この10年で達成予定の他の取り組み*と同様、プラスチック製品廃止は、弊社グループの戦略的計画「Transform & Accelerate」(変革と加速)の一環である、「サステナビリティ・企業の責任に関する2030年までのロードマップ――楽しい時を安心の現場から」の大きな目標のひとつです。当初は2025年に完了を目指していましたが、予定より4年前倒しで実施されることになります。
[画像: https://prtimes.jp/i/4201/107/resize/d4201-107-436875-0.png ]
ペルノ・リカールでは、グループ全体でイノベーションを推進し指針を提示するため、「グローバル・サステナブルPOSガイドライン」をグループ企業90社で共有しています。このガイドラインには、すでに使用できない原材料や、その原材料を他のものに置き換える方法が具体的に示されており、5つのR - Rethink(よく考える)、Reduce(減らす)、Reuse(再利用する)、Recycle(リサイクルする)、Respect(尊重する)- に基づき考えられています。
今回の決定は、最近仏紙「ル・モンド」でペルノ・リカール会長兼CEO、アレクサンドル・リカールが名を連ねた、新型コロナウイルス感染症COVID-19のパンデミックに対する行動喚起にも関連するものです。「根本的な生産方法の変容と、行動および消費習慣の変革が必要」であり、それが「自然との新しい関係」につながるのです。
本日の発表にあたり、アレクサンドル・リカールはこのように述べています。「この2年間、私たちは事業のあらゆる活動の促進に取り組んできました。現在の危機を脅威と捉えるのではなく、『サステナビリティ・企業の責任』のロードマップの実施を加速させるチャンスに変えなければなりません」
「私たちが暮らすこの世界に良い変化をもたらすため、ペルノ・リカールが貢献する方法は様々です。POS用使い捨てプラスチック製品の廃止は、そのひとつです。この目標を4年前倒して実現することで、私たちのスタッフの強い意志が明確に伝わるでしょう」
世界各地に拡大した拠点と、強力なチャネル網のおかげで、ペルノ・リカールのブランドは世界中のさまざまな販売店で取り扱われており、廃棄物管理の課題も販売と切り離して考えることはできません。そのため、今回の取り組みは、使い捨てプラスチック製品の使用を世界規模で削減する大きな一歩となります。さらには、ペルノ・リカールがグループをあげてこれまで取り組んできた、エレン・マッカーサー財団の「新プラスチック経済グローバル・コミットメント」に対する活動の強化にもつながります。
2018年初め、ペルノ・リカールは、すべての自社イベントにおけるプラスチック製ストローおよびマドラーの使用を廃止しました。また、「サステナビリティ・企業の責任に関する2030年までのロードマップ」の一環として、グループとして2030年までにPOS用品の100%再利用・リサイクル・堆肥化を可能にする取り組みを進めています。
*「サステナビリティ・企業の責任に関する2030年までのロードマップ」の一環として、ペルノ・リカール・グループは次の環境目標にも取り組んでいます。
生産地で消費した水を100%補充して、ハイリスク流域における水収支を健全に保つ(2030年までに実現)
SBT(Science-based Targets/科学的環境に基づく目標)イニシアチブに基づき、カーボンフットプリントの炭素集約度を50%削減する(2030年)
ブドウ畑の表土や水、生態系の質を向上させるため、自然の工程を真似て、8カ所のワイン産地にあるグループ所有のブドウ畑で環境再生型農業のパイロットプログラムを開発する(2025年)。その後、5,000を超える農家の人々と提携し、蓄積した情報や知恵を共有する(2030年)
世界中にあるグループ企業全社において、各社の地元地域が抱える生物多様性の緊急課題を解決するため、戦略的プロジェクトを策定する(2030年)
ペルノ・リカールの「サステナビリティ・企業の責任に関する2030年までのロードマップ」の詳細はこちらでご覧いただけます。
https://www.pernod-ricard.com/en/our-commitments/our-model-our-4-commitments/
消費者に向けたイノベーションとしては、グループの環境戦略の一環として、ペルノ・リカール初のオーガニック製品(フランス農務省認定)である、リカール・グリーン・アニス&アーモンド、リカール・グリーン・アニス&レモンをフランスで発売しました。
1. 試飲用カップは除く
ペルノ・リカールについて
ペルノ・リカールは、スピリッツとワインの世界市場において第2位のメーカーです。2019年度の連結売上は91億8,200万ユーロでした。1975年に、リカール社とペルノ社の合併により設立された後、本業での成長と、シーグラム(2001年)、アライド・ドメック(2005年)、ヴィン&スプリト(2008年)などの買収を経て、現在に至ります。
世界のトップ100スピリッツブランドのうち16を保持しており、アブソルートウオッカ、リカール(パスティス)、バランタイン/シーバスリーガル/ローヤルサルート/ザ・グレンリベット(スコッチウイスキー)、ジェムソン(アイリッシュウイスキー)、マーテル(コニャック)、ハバナクラブ(ラム)、ビーフィーター(ジン)、マリブ(リキュール)、メゾンマム/ペリエジュエ(シャンパーニュ)、ジェイコブス・クリーク/ブランコット・エステート/カンポ・ヴィエホ/ケンウッド・ヴィンヤーズ(ワイン)など、業界でも最高級の充実したブランドを保有しています。全世界160余りの市場で展開し、73の市場では自社で直接販売を行っています。
2018年に始まったグループの3か年戦略計画「Transform & Accelerate」(変革と加速)の一環として、持続可能な成長と適正飲酒、責任ある消費にも取り組んできましたが、これらが評価され、エコヴァディス社のサステナビリティ調査においてゴールド評価を、またESG調査のVigeo Eirisにより飲料部門第1位となりました。また、ペルノ・リカールは国連グローバル・コンパクト・リード企業に認定されています。ユーロネクストに上場しており(ティッカー:RI、ISINコード:FR0000120693)、CAC40指数の銘柄に含まれています。詳細情報はこちらでご確認ください。
http://www.pernod-ricard.com
ペルノ・リカール(本部:フランス・パリ 会長兼CEO:アレクサンドル・リカール)はこの度、POS(販促品)用使い捨てプラスチック製品1の使用を2021年までに終了することを決定いたしました。この10年で達成予定の他の取り組み*と同様、プラスチック製品廃止は、弊社グループの戦略的計画「Transform & Accelerate」(変革と加速)の一環である、「サステナビリティ・企業の責任に関する2030年までのロードマップ――楽しい時を安心の現場から」の大きな目標のひとつです。当初は2025年に完了を目指していましたが、予定より4年前倒しで実施されることになります。
[画像: https://prtimes.jp/i/4201/107/resize/d4201-107-436875-0.png ]
ペルノ・リカールでは、グループ全体でイノベーションを推進し指針を提示するため、「グローバル・サステナブルPOSガイドライン」をグループ企業90社で共有しています。このガイドラインには、すでに使用できない原材料や、その原材料を他のものに置き換える方法が具体的に示されており、5つのR - Rethink(よく考える)、Reduce(減らす)、Reuse(再利用する)、Recycle(リサイクルする)、Respect(尊重する)- に基づき考えられています。
今回の決定は、最近仏紙「ル・モンド」でペルノ・リカール会長兼CEO、アレクサンドル・リカールが名を連ねた、新型コロナウイルス感染症COVID-19のパンデミックに対する行動喚起にも関連するものです。「根本的な生産方法の変容と、行動および消費習慣の変革が必要」であり、それが「自然との新しい関係」につながるのです。
本日の発表にあたり、アレクサンドル・リカールはこのように述べています。「この2年間、私たちは事業のあらゆる活動の促進に取り組んできました。現在の危機を脅威と捉えるのではなく、『サステナビリティ・企業の責任』のロードマップの実施を加速させるチャンスに変えなければなりません」
「私たちが暮らすこの世界に良い変化をもたらすため、ペルノ・リカールが貢献する方法は様々です。POS用使い捨てプラスチック製品の廃止は、そのひとつです。この目標を4年前倒して実現することで、私たちのスタッフの強い意志が明確に伝わるでしょう」
世界各地に拡大した拠点と、強力なチャネル網のおかげで、ペルノ・リカールのブランドは世界中のさまざまな販売店で取り扱われており、廃棄物管理の課題も販売と切り離して考えることはできません。そのため、今回の取り組みは、使い捨てプラスチック製品の使用を世界規模で削減する大きな一歩となります。さらには、ペルノ・リカールがグループをあげてこれまで取り組んできた、エレン・マッカーサー財団の「新プラスチック経済グローバル・コミットメント」に対する活動の強化にもつながります。
2018年初め、ペルノ・リカールは、すべての自社イベントにおけるプラスチック製ストローおよびマドラーの使用を廃止しました。また、「サステナビリティ・企業の責任に関する2030年までのロードマップ」の一環として、グループとして2030年までにPOS用品の100%再利用・リサイクル・堆肥化を可能にする取り組みを進めています。
*「サステナビリティ・企業の責任に関する2030年までのロードマップ」の一環として、ペルノ・リカール・グループは次の環境目標にも取り組んでいます。
生産地で消費した水を100%補充して、ハイリスク流域における水収支を健全に保つ(2030年までに実現)
SBT(Science-based Targets/科学的環境に基づく目標)イニシアチブに基づき、カーボンフットプリントの炭素集約度を50%削減する(2030年)
ブドウ畑の表土や水、生態系の質を向上させるため、自然の工程を真似て、8カ所のワイン産地にあるグループ所有のブドウ畑で環境再生型農業のパイロットプログラムを開発する(2025年)。その後、5,000を超える農家の人々と提携し、蓄積した情報や知恵を共有する(2030年)
世界中にあるグループ企業全社において、各社の地元地域が抱える生物多様性の緊急課題を解決するため、戦略的プロジェクトを策定する(2030年)
ペルノ・リカールの「サステナビリティ・企業の責任に関する2030年までのロードマップ」の詳細はこちらでご覧いただけます。
https://www.pernod-ricard.com/en/our-commitments/our-model-our-4-commitments/
消費者に向けたイノベーションとしては、グループの環境戦略の一環として、ペルノ・リカール初のオーガニック製品(フランス農務省認定)である、リカール・グリーン・アニス&アーモンド、リカール・グリーン・アニス&レモンをフランスで発売しました。
1. 試飲用カップは除く
ペルノ・リカールについて
ペルノ・リカールは、スピリッツとワインの世界市場において第2位のメーカーです。2019年度の連結売上は91億8,200万ユーロでした。1975年に、リカール社とペルノ社の合併により設立された後、本業での成長と、シーグラム(2001年)、アライド・ドメック(2005年)、ヴィン&スプリト(2008年)などの買収を経て、現在に至ります。
世界のトップ100スピリッツブランドのうち16を保持しており、アブソルートウオッカ、リカール(パスティス)、バランタイン/シーバスリーガル/ローヤルサルート/ザ・グレンリベット(スコッチウイスキー)、ジェムソン(アイリッシュウイスキー)、マーテル(コニャック)、ハバナクラブ(ラム)、ビーフィーター(ジン)、マリブ(リキュール)、メゾンマム/ペリエジュエ(シャンパーニュ)、ジェイコブス・クリーク/ブランコット・エステート/カンポ・ヴィエホ/ケンウッド・ヴィンヤーズ(ワイン)など、業界でも最高級の充実したブランドを保有しています。全世界160余りの市場で展開し、73の市場では自社で直接販売を行っています。
2018年に始まったグループの3か年戦略計画「Transform & Accelerate」(変革と加速)の一環として、持続可能な成長と適正飲酒、責任ある消費にも取り組んできましたが、これらが評価され、エコヴァディス社のサステナビリティ調査においてゴールド評価を、またESG調査のVigeo Eirisにより飲料部門第1位となりました。また、ペルノ・リカールは国連グローバル・コンパクト・リード企業に認定されています。ユーロネクストに上場しており(ティッカー:RI、ISINコード:FR0000120693)、CAC40指数の銘柄に含まれています。詳細情報はこちらでご確認ください。
http://www.pernod-ricard.com